2007/08/11

◎満を持して・・・この体たらく・・・


にしても、満を持してのはずが、この体たらく・・・、あぁ!!!
いまのサービスアパートメントに着いた時から気がついていたのだが、6階のエレベーターホールの窓からこれまで行きつけのMP、“リビエラ”の屋上広告塔が見えたのだ。これは、東京でHPを見ていた時から、ひょっとしたらとは直感していた。でも、ほんとにそうなのか、いずれは確かめようと思っていたら・・・、今朝の間違えモーニングコールがきっかけになった。
午前3時40分・・・、その際、ションベンはいつものことだが、そこで実に久々の朝勃ちを見た。勿論、ションベンまでの命やったが、暫し、故知れず、奮い立つ、奮い立つ。今日こそは・・・の思いが湧き上がった。でも、焦らず、慌てず、急がずの3ズ主義は忘れるな、だ。
サービスの朝飯を済ませ、昼は近所で見つけた「ランチやってます」の日本料理店でミンチカツのランチには食指が動かず、カツ丼。ちと、高かったか・・・。
あとは、バスに乗って、実は2駅目なのだが、まだいくらなんでも早過ぎると思い、延々、でもないか? 地下鉄の駅との合流点で降り、時間潰しに20BT地下鉄に乗って降りたら、何と駅前の一角がMPのメッカ。これは、知らなかった(この件は改めてレポートしたい)。グルッとひと回りして地下鉄に乗り、再び同じコースを戻り、ほっ、ご存知、カメご贔屓のリビエラ・・・。
4時30分ごろだったか・・・。多分、いい時間帯なのだろう。金魚鉢のひな壇には泡姫が15、6名。結構いいタマが揃っているように見えた。
ススッと寄ってきた日本語が少しできるというコンチアが「2時間、1600BT」と耳打ちしてくれた。コレを高いというのか、安いというのか・・・。カメは断然安いと思っているからリピートしているのだが。
で、暫し息を整えようとビールをオーダー。ここは、大瓶のビール(150BT)が届く。このビールも安い(泡姫と一緒の部屋まで持ち込み可)と思うのだが・・・。なんせ、ビールを飲んで泡姫の品評をしてそのまま帰っても、ビール代だけでOKというシステムも気に入っている。といって、それを実践したことはまだないが・・・。
そのうち、何度か来て馴染みになっているつもりのコンチアが来て、カメは懐かしげに「サワディーカップ」。コンチアは「また来ましたね、お好きなんだから・・・」とばかりにニッコリ。先ほどのコンチアとは別の泡姫を勧める。といって、老眼鏡をかけても、それほど判別できない。
とと、席を移動させられ、ほれ、この泡姫ですよ、チャイディー・・・と。
ま、いいか、とフロントで1600BTを払うと、ご指名の泡姫が現れたが、さすが、予想以上の上玉。何より、美人だし、トランジスタグラマか(フラッシュのせいか。実物はもっといい)。
30歳ぐらい? ちょっと歳がいっているのがマイナスになるのか? カメにとっては、問題なしだし、こんな上玉が残っているなんてと、えらい感激、感動の始まりなのだが・・・。
ま、そのコースの詳述は避けるが、というより、あまりにも情けなくて情けなくて・・・、思い出したくもない、でも、嵌ることは嵌っていたし、泡姫には日本語で「大きい、大きい」ともいわれつつ、逝かれてしまい、中折れ状態のカメはそっちが気になってやはり集中できず。抜けないようにじっとしているのがやっと。あとは、いささか努力してみたが、所詮は無駄な努力と承知の助・・・。で、あっさり外して、手ゴキに移行し、腰を身悶えつつ、逝く。
満を持してのはずが・・・この体たらく・・・。あぁ!!! なのだ。

◎タイ語で伝えられないと暮らせない・・・

にしても、タイで暮らしはじめれば、いずれタイ語を喋らざるを得なくなる。当然の理なのだが、それがなかなか実践されないのだ。
今朝は、さすがに参った。昨朝に続きまたモーニングコール。それも、午前3時40分。日本行きの旅客機に早朝便があり、多分、そんなところだろうと推察している分にはよかったが、2日連続となればかなわない。
設定解除してもらわねば・・・。昨日も電話機を見たがそれらしい機能のボタンなどはついていなかったし、そのうち忘れていた。
散々お世話になっている「指差し会話帳」を開いてみたが、なんと「モーニングコール」「設定」「解除」といったキーワードが見つからない。電話だけは「トーラサップ」で覚えたばかりだが、さて、その電話がどうしたのか、これでは説明がつかない。
朝食後、意を決して、フロントで女性スタッフにモーニングコールの設定を解除して欲しいと訴えるも、翻弄されるばかりでラチが明かず、困惑の極みなれど、残念なことに、この苦悩伝わらず・・・。
というより、途中で投げ出されたのか、解ろう、解ってやろうという気が全然感じられない。カメにとっては、ここでの“聖書”である「指差し会話帳」を自分でパラパラめくってみせて「ほら、もっとよくお探し・・・」といった按配。こんな些細なことも伝えられないで、いや、はや、参った。
と、もう長い滞在になるのだろう、日本人「○○さん」なる方が現れ・・・、居住者風でもあり、奥の事務所のスタッフ兼アルバイト風でもあり・・・、とりあえず、ほっと。
前任者が設定したのか、この二日間午前3時40分にモーニングコールが鳴るので解除して欲しいんですけど・・・。ほう、ほう、でスタッフに話すとたちまち了解して、わかりましたぁ!ってなもんで。と、ほほほ・・・。

2007/08/09

◎何と湯沸かし器を衝動買い・・・


にしても、バックパッカーが家電製品を新たに買い込むようになるとは驚いた。荷物は極力減らすのが鉄則ではなかったのか。これって、結局、ブルーテント生活と一緒になってくるんだよ、なぁ、多分・・・。一歩前進?ってとこか。

購入したのは瞬間湯沸かし器・・・。お湯を自由に沸かし、使えると生活の幅が一気に広がる。今朝は起き抜けにマグカップにたっぷりのモーニングホットコーヒー。こりゃ、旨いぜ。コーヒーは2本パックで良さそう。

お湯を使ったのはパタヤのゲスハが最初・・・。過去ログに写真はアップしているが、テーブルの上にサービスで置いてあった。操作は簡単そうだったが、直ぐに使う気はなかった。が、近所のスーパーでインスタントコーヒーのパックを見て、試してみたくなった。水は冷蔵庫もあるし、ミネラルの1.5Lボトルを買った。カップも用意されていたし、湯沸かし器に水を入れてスイッチを入れればいいだけだ。時間も余りかからない。
インスタントとはいえ、自分で入れたコーヒーは旨かった。お湯も沸かせたし、こりゃ何にもしないでゴロゴロの生活にピッタリだ。

バンコクに戻り、ちょい古めのサービスアパートメントに落ち着いた昼下がり、バスで近くのBTS駅まで様子を見に出かけ、ブラブラ歩きながらバス通りを戻る途中、大型スーパーをのぞいてみた。食品、衣料、家電など何でもありの店で、ワゴンセールの中に湯沸かし器を見つけた。「259BT」は何より魅力だった。単純に暗算しても、900円余、1000円しない買い物だ。こりゃ買わない手はないと、大好きな衝動買いの癖が出てしまった。
朝のホットコーヒーは、やはり生活がちょっと豊かになった気がした。

◎借りるか、買うか・・・いずれも大問題?


にしても、焦らず、急がず、慌てず、じっくり探せば、結構いい終の棲家は見つかりそうな気がしてきた。
翌日は、BTSの駅から歩けるマンションを見に出かけた。リストはバンコクの小林不動産のHPにアップされている「1万バーツ以下の物件探しマニュアル」の中から・・・。
埃まみれになりながら歩くと、住所どおりというか、Soiの番号どおりにそのアパートメントはあった。管理人室に若い娘がいて、彼女に聞くと、デイリーユース(日貸)はしていない。1ベッド、28 ㎡の部屋で1ヶ月5,500~6,000BTだそうだ。契約に際しての必要書類や保証金などについては聞かなかったが・・・、立地を考えると、なかなかいいアパートに思えた。

本ブログでも画像をアップした3日間泊まったパタヤのゲスハは月極め1万BTで、お得感はあるのだが、いかんせん、予算オーバーで残念無念や。また、この街では俗にいう街の不動産屋が結構多く、そのガラス窓に貼ってある物件告知のチラシを丹念に探したら、100万BT以下の売りマンションが幾つかあった。69万~80万BTまで(写真)、さて、はて・・・。

もう1件、前回の訪泰で目をつけていた都心近くにあるゲストハウス街傍の高級マンションまでダメモトで足を伸ばしてみた。
きちんとしたフロントがあり、そこのスタッフに問い合わせると1泊1000BTで、1ヶ月月極めだと1万5,500BTとのこと。なるほど、いいマンションだもんなぁ・・・。見た目どおりに納得し、胸のつかえがおりた。ディリーユースで一度は泊まってみたい。

◎1泊135BT勘定のサービスアパートも・・・


にしても、見ると聞くでは大違いなのだろうか。
まず、日本にいるときからホントかなと気になっていた日本語HP充実で設備も充実というホテル&サービスアパートGHTを見聞に行くことにした。
なんせ、Netで予約可能となっていて、そのフォーラムもできているのに、送信したメールが届かない。直後に戻ってきてしまうのだ。
一体どうしたことなのか・・・。普通なら、そのへんで面倒臭くなって諦めてしまうのだろうが、HPの内容からすると、デイリーユース料金は500B/日(朝食クーポン又は、ビール一本付き)で、1ヶ月料金は4000B(スタジオタイプ、24㎡、1ベッドルーム バス・トイレ)ときては、どんなものなのか、この目で確かめたくなる。それに、付帯設備はエアコン・TV・冷蔵庫・ベットシーツ・家具等・・・。電気・水道代は料金に含まれるという。
何より、1ヶ月の家賃が何といっても魅力だ。8日分で1ヶ月入れるのだから・・・。1日ざっと135BTとは信じられないというか、何となく自慢してみたくもなる。ほんとなのか、ねぇ。これだと、バックパッカーのメッカ、カオサンよりも安くなってしまうのだ。何か、カラクリでもあるのではないか、とも。そんなこんな、HPには何から何までが魅力的にアップされていて・・・。

そのサービスアパートGHTへはとりあえず電話を入れてみたのだが、英語だけで日本語では埒が明かず、結局はBTSの最寄り駅からタクシーに乗ってみたが、50BT超と、ちと遠かった。見ると聞くでは大違いというか、バンコクの生活格差を感じさせられてしまうような住環境でいささか滅入った。それでも、家賃は魅力だよなぁ。
フロントに話し、念の為、部屋を見せてもらってから、とりあえず5日分の予約をすませた。予約内容は名前を署名するだけで、予約金を払うでもなく、何ともあっ気なかった。

◎ロングスティのプレ体験は気持ち良過ぎ!?

にしても、今回の訪泰、一体なんだったのか・・・。
なんか、空気は変わったが、基本的には東京にいる時と何ら変わらないような気がするのだ。何にもしないでゴロゴロしながら、食って、寝て、PCで遊んで・・・。これが、好きなんだよなぁ。
ま、ロングスティのプレ体験は確かにそうだが、それにしちゃ長過ぎるし、エロはゼロ・・・と洒落ている場合ではないが・・・。
それにしても、退屈しないし、かえって本ブログの所為だろう、何かと気忙しくもある。東京にいる時は、パスしてもどうということもないが、こちらにいると結構なプレッシャーになっていることは間違いない。というより、それがなければ、夜遊びにでも出かけないと示しがつかなくなるのだが・・・。いかんせん、このお歳ではねぇ。

確かに、部屋代だけは嵩んでくる。それに、ブログ更新のためのNet喫茶代・・・。ま、そんなこといっても、夜遊び1回を考えれば、とてもとても、追いつかないが・・・。
なるほど、夜がお盛んな街はナナだけだったが、そこのゲスハはなんせ珍しいことに門限ありやった。それを有り難がっているようでは、ねぇ、ホント・・・。

2007/08/06

◎気に入ったパタヤ・・・ゴロゴロにぴったり


にしても、パタヤは気に入った。もう、あちこち歩くのも疲れてきた。ここに落ち着いても良さそうな気がしてきた。
何より、何にもしないでゴロゴロするカメが大好きな生活にピッタリだ。ゲスハの住環境(写真)も良好で、これで500BTは断然安い。マンスリー契約なら、まだ聞いていないが、その手の看板も多く、かなり安くなるだろう。

今日(5日)は、湯沸かし器を使ってホットコーヒーを嗜んだが、旨い。Nescafeの粉末。これが、何故か旨い。街のコーヒースタンドでも飲ませているもん、ね。
これ、バンコクでは、実はコーヒーとは異なる飲み物のような気がしている。塩の味と同様、砂糖はあまり甘くないし、しつこさがなく、さっぱりしているのだ。それに、クリープとミックスすると絶妙の新しい旨みの飲み物に変わる。さっぱりしていながら、癖になる。何杯でも飲めてしまいそうだ。

で、ここパタヤでの滞在を一日延長するために、夕方1時間近くかけてPCで予約をキャンセルした。東京で、チャオプラヤー河近くの安宿を1泊だけ確保していたのだが、いまとなっては厄介な予約になっていたのだ。

◎塩は日本とちょっと違い甘さ感じる・・・

にしても、夜食のビールと魚唐揚げポテトチップ添えサラダは、ボリュームたっぷりで結構いけた。大皿に盛った唐揚げ、ポテト、野菜にはどうやら味付けはしていないようだ。
カゴに入れた調味料がプラー、ケチャップ、胡椒、塩、辛子などのほかスパゲッティでみかけるものを含め10種類は超えていた。
とりあえず、あれこれ試してみたが、塩がやはり一番旨い、口に合うとの結論にたどり着いた。
ここの塩は日本のとちょっと違うのではないか。今回の訪泰でそんな気がしていた。しょっぱさが少なく、甘さが少しあり、それに、しつこさが少なく、さっぱりしていると思うのだが・・・。
生野菜のサラダなどドレッシングではなく、この塩だけで食ってみたくなった。そうか、小瓶のタイプでも買って帰ろう。

◎ヘルメットをつけてのバイクは初体験・・・


にしても、ヘルメットをつけてのバイクは初体験だった。ほんと、こんなリスキーな初乗りになるとは・・・、最初は心の臓がパクパクした。
パタヤの立地から何から何までチンプンカンプンのままだったので、余計に時間を感じたのかもしれない。
長距離バスから降りると、いきなり酔ってきた男の「タクシー?」にうなづく。なんせ、Netで予約したゲスハのHPから案内図をプリントアウトしてきたのだが、わかり難いし、メインのビーチからはかなり外れているような気がするのだ。だから、ここからはタクシーでゆっくり・・・と覚悟していたからうなずいたのに・・・。彼は、バイクの仕切屋だった。渡した地図を見ていたがなかなか見当がつかないようなので、予約のメールの写しを見せたら納得。
というより、バッグパッカーのバッグともう一つバッグがあって、どうやってバイクに乗るのか。何より、大きいだけに、どうしょうかと苦悶していたバックをいとも簡単に処理されたのには参った。
オロオロ見ていたら、えぇっていう感じ。あっさり二人で腹に抱えて挟んで走るんだよなぁ。いや、驚いた。バスの長旅での疲れもあって、もはや、なるようになれ、や。
バイク・・・初体験・・・ヘルメットかぶって・・・風を感じるようになって間もなく、それでも大分走った感じだった。目指すゲスハは20階建て超の豪華ホテルだった。おい、おい、そりゃないよ・・・。このままここで放置されたら、あとの移動ができない。瞬間的にそう判断し、泣きそうな表情でここで待っているように頼み、フロントに行って聞くと、確かに違う。そのホテルに隣接するゲスハ、レストラン、バー街の中にあるとのこと。みんな、この界隈のビーチの名前をそのまま使って、住所地番だけで区別しているようなのだ。それからも、その一角を番地をたどりながら、やっとの思いでその番地を見つけた。といって、そのままバイクを放すわけにはいかない。再び、確認してくるからと待たせ、フロントを探すと、目立たない普通のOfficeだった。
ま、それでも予約がやっと確認できてHappyやった。
バイクのところまで戻り、バッグを受け取って「タオライ?」にニッコリ笑って「80BT」。で、80BTはしょうがないか・・・。もう一声という気にはならなかった。実は、100BTでもいいかな、と・・・。

◎真昼間の4時間、パタヤは遠かった・・・


にしても、バンコクからバスで行くパタヤビーチは遠かった。真昼間の4時間、クーラー付きだから良かったし、早めに、途中のバス停でサンドイッチと水を買えて救われた。これ、すきっ腹を我慢してでは、とても無理だったろう。

なんだかんだで、ON NUTは午前10時ごろチェックアウト。で、最終日25日の予約も入れて・・・。これから何処?と聞かれ「パタヤ」というと、なら、出て直ぐのバス停近くで待っていれば、バスセンターからのバスが来ますので、正面に「バンコク パタヤ」と書いてあります、それに手を上げればとまってくれますよ、行って戻ることを考えれば、1時間は得・・・と。
いや、はや、荷物の処理でどうなることか・・・だったのに、あっさり解決。でも、ホントかねの疑念も生じるが、この際は都合のいいように解釈。なるようにしかならない。
と、これが、ホンマもんやった。スクンビット通りに出てバス停の近くまで着いたら、大型バスが現れ・・・。といって、前面ガラスは大きなタイ文字だけで、アルファベットはなし。バスの出入り口が空いて車掌風の若い男が「パタヤ?」といっているよう。こちらも、手を上げ「パタヤ?」と叫ぶと手招きしながら、若い男はバッグのところまで駆け寄り、そのままバスの中へ。こちらはもう一つのバックを手に乗り込むが、お客は何と6人ほど。何だ、何だ・・・、どうなってんの? 若槻千夏風の車掌が寄ってきて、乗車券150BT。
このバス、パタヤまで直行便ではなく、あちこちで止まりながらパタヤまで走るバス。途中で何度も止まり、直ぐに座席は一杯になり、乗り降りがあるから、見た目にもかなりの現金収入になっている。
バンコクで目撃した数々の“商売”の中では稼ぎ頭に見えた。

◎バーツ高も、円より使いではありそう・・・

にしても、タイバーツ(BT)が高くなっているとの噂を聞いて少し不安になっていた。
これまで、成田国際空港で換金したことはなかったが、今回は何となく気が急いて初めて空港内で、1万円札をタイバーツへ換金。
窓口で51円ありませんか、あれば、ピッタリなんですが・・・といわれ、はいはいと小銭を差し出すところまではよかったが、貰ったバーツは2300ジャスト。
ほんとかよ。こりゃ、ちょい、なんぼなんでも、ショック、にしても、こんなはずじゃなかった・・・といっても、もはや手遅れ。現地で検証する必要ありだが、今回の訪泰に暗雲が漂い暗い気持ちに・・・。
バンコク国際空港に着いて、気になっていただけに、空港内の両替所に1万円札を出したら、2,767BTになって、ちょっとホッとした。
それにしても、成田との500BT近い差額は一体何処で誰が掠め取っているのか。何とも腹立たしい。
現地の日本語新聞でも「バーツ高」が長期滞在者の生活を直撃していると嘆いていた。

で、空港を出でホテルまでのタクシーを探す。新しい空港だし、この時間では少々ぼられてもしょうがないと思いつつ、ホテルの地図を寄ってきた仕切り屋に見せると、800BTだと・・・。なんぼなんぼでも高すぎる。そこで、タイ語で「ハァア ロォー(イ)」(500BT)と大きく口を開いていってみた。と、あっさり「600BT」に。もう一声の元気はなく、そのままOK。携帯で呼び出されたタクシーが間もなく現れ、一路BTSナナ駅近くのホテルを目指したのだが・・・。
新空港だからなのか、途中は何もない田舎町、荒原がこれでもかと続いて、いささか参る。旧空港のときはバンコクに向かうのにもっと広告などの明かりがあったように思うのだが、とにかく延々と暗い道のりをただ黙々と走る、走る。これだけたっぷり走れば、600BTも安いかな、と感じてしまった。
BTは円よりもずっと使いでがある、とも。

◎バンコク雨景で如何でしょうか?


にしても、カメラマンではないが、ちょっと写真の自慢がしたくなった。メモ代わりに毎日50~80回はシャッターを押しているが、やはり、所詮はメモでしかなく、作品と呼べるような代物は見つからない。
でも、やっと、1枚見つけた。ウフッ。
BTSのスクムビット線のとある駅舎からの雨上がりの光景・・・。最大の大きさでアップさせていただく。ウフッ。
タイトルは、バンコク雨景・・・あたりで如何でしょうか。雨情といきたいところでしたが、そこまではさすがに・・・。

2007/08/03

◎大好きな、なされるまま状態続く・・・

7時過ぎに戻り、シャワーでさっぱりしてからナナプラザへご出陣の構え。頃はよし・・・と。ソイの奇数番を11から辿って明かりのついたソイを確かめながら・・・、確かに俗にいう立ちんぼがやたら多い。それも、結構、上玉。いずれは一度お手合わせを・・・などと思いつつ、ソイの7番当たりか、ちょうどBTSナナ駅の西端辺りの人ごみから、人の良さそうな女性が微笑みかけてきて・・・、昨日のサロン女性やないかぁ。チラシを配りながら最後の一汗、といったところ。さすが、覚えているようで、ヒゲを当たっていないと指摘、それだけでもと店に同伴されては如何ともしがたく、はや、なされるまま。
ヒゲを当たった後は、いつのまにか、本格的なフェイスマッサージと相成り、途中で目を開いたら若い娘に変わっていて、自分は外で客引き。
あれこれ、何かわからないが塗りたくられ、完全なエステの世界に没入させられ、おいおいこりゃないよなぁともいえず、大好きななされるまま状態が続き、途中で顔に張り付いた何かの膜を剥がされて、女性心理の摩訶不思議をのぞき見た気になった。都合1時間はたっぷりで、500BTは高かったのか、まあまあだったのか。安かったとはいえないが、人知れぬ異郷でのチャイディー女性との出会いは大事にしてみたいとも・・・。ウフッ。

◎ナナプラザにかつての賑わいなし・・・


突然の雨。慌てず急がず・・・屋台は悠然と構えていた。大型の日傘ないしはビニールテントを張っていて、確かに雨はかっていない。で、おおきなビルで雨宿りと入ったが、どうやら高級ホテル。
ウロウロするも変化なく、地下にあったビアレストラン・・・。どうやらジョッキで飲む生ビールはないようで、シーハービールをグラスで飲むことに。
で、つまみにメニューからサラダ、それもサラダの中では一番高い(200BT)ビーフサラダを選ぶ。完全に夕食の時間帯だしもう一品、何かと迷ったが、ま、後からでもいいか・・・。
来て見たビーフサラダの凄いボリューム・・・、十分に腹一杯になる、よ。前回訪泰の教訓を生かす。
あと、ナナプラザでものぞくつもりやったが、まだ雨は止まず、ゲスハも何かとそちらにはうるさそうとあって、早々に戻り、これに向かうも・・・早寝。

翌日の夜、9時を回っていた。このゲストハウスは門限が10時とかいわれていて、妙なプレッシャーになる。それでも、ナナプラザだけは見届けておこうと、さらに歩くと、やはり一目でそれとわかる立ちんぼだらけ。その中に、昨日のID女が同混じっていたのは笑えた(別稿)。
で、横断歩道を渡ってみたら、やっぱりナナプラザはありました。やはり、ナナホテルの向かい側。なれど、ソイの入り口付近の店舗ビルが建て替えなのか、潰されていて、寂寞とした空気。昼間、ナナホテルを確認したときは気がつかなかったが、ナナプラザに明かりは灯っていたものの、かつての賑わいはなし。念の為、のぞいて見る気もおきなかった。立ちんぼが増えている遠因、というよりまさにズバリじゃないか。

結局、ゲストハウス近くのスーパーで鉄火巻きとスイカ、缶ビール(Heineken)を買って149BT。で、部屋で飲みながら、食いながら、このレポート・・・。

◎IDカードを振りかざす女・・・


にしても、値段の交渉ぐらいはしておくべきだったかと反省しきりだ。
ビューティサロンを出た直後、路上で愛くるしく、スタイルもいい若い娘に何やら声をかけられた。どうせ・・・との思いも強く、真剣に聞こうとしなかったのだが、どうやら立ちんぼ? まだ明るい、こんな時間からと訝しく感じたのだが、娘はあっけらかんとIDカードを持っていると、目の前に振りかざした。それではと、デジカメを取り出しシャッターを押させてもらったが、ご覧の通りのいい女だった(写真は目線を入れてからアップの予定)。
で、タオライカップ? と助平心丸出しで値段を聞いてみたいのにも関わらず、聞かないで、やっぱりそうかと勝手に思いつつ、それ以上の次の行動に移れないのがいまの情けないカメなのだが、それでもさして怯むことも、臆することもなく平常心を保ち続けられるのは、やはり加齢の故か。とほほ・・・。

と、翌日の夜、同じビューティサロンにつかまり、店を出たのはもう9時を回っていたか・・・。このゲストハウスは門限が10時とかいわれていて、妙なプレッシャーになる。それでも、ナナプラザだけは見届けておこうと、さらに歩くと、やはり一目でそれとわかる立ちんぼだらけ。その中に、昨日のID女が同じ服装で混じっていたのは笑えた。もっと上玉も何人か目に付いた。本来なら、愛嬌のあるそのID女と再会を喜び、斯く斯く云々とあることないこと話して濡れて見たいところなれど、カメも枯れたものよのう。
いまや、マッサージの方が心地良くなっているようだ。なんせ、安上がりやし・・・。ウフッ、フ・・・。

◎完全バージンの耳の穴まで攻められ・・・

にしても、耳の穴は完全バージンだった。
ネットカフェと同じ並びに、万国共通なのか理髪店の斜めバーが回転する丸筒があり、店内は全面ガラス張りで中に中年女性と若い娘の2人が揃ってにっこり例の王国の微笑み。カメは値段の確認もせず、吸い込まれるように店内へ。実は、そろそろの時期だったが、東京では控えてバンコクでと、いささか期待はしていたのだ。かつて、リクライニングシートに寝そべって、顔、両手の爪、フットマッサージにうっとりしている図を目撃したことがあり、その再現をというわけ。

でも、それらしい雰囲気はなし。普通に、ハサミだけで丸刈りに近くまで・・・。椅子を変え、リクライニング状の姿勢で若い娘に頭を洗っていただく。
オォー気持ちイイ!!!
洗髪が終わったら、フットマッサージをと勧められた。1時間200BT・・・。急ぐ旅でもないし、ま、いいか・・・。
それが始まったところで、手が空いた熟女からは新たに耳掃除を勧められ、ホイホイ応諾してしまう。
熟女が何とも可愛い、タイ語でいえば、チャイディーなのだ。一緒にいると、つい嬉しくなってしまう。
振り返ってみれば、カメの耳の穴は完全にバージンだった。カサカサ、カサゴソ、ザワザワ、ザワリザワリ・・・癒しの心地いい音にうっとり、官能の海を漂う表情をしていたのだろう。熟女からは何度も「可愛い」「可愛い」といわれてしまった。
癒しに癒され、天にも上る心持でチェックアウト。調髪+洗い=200BTとフットマッサージ200BT・・・、耳掃除150BTで合計550BT。
1000BT札を渡し、そのまま釣りはいいよといきたがったが、そこはケチなカメ、お釣りの中から50BT札1枚をチップに渡していたのでした。
そこを出てウロウロしたら同様の看板の店が数件あり、いずれも店の外で若い派手目な格好の娘が何人もたむろして客引きにあたっていた。
この手の店はどうやらBEAUTY SALONというようだ。

2007/08/02

◎人恋しくなっている?邦人単独男性・・・

昼飯でもと、フラフラ出かけると、暫らくしてご当地では著名なロビンソンデパート。地下の食堂コーナーを端の「ラーメン」から見て順に一通り見たが、いずれもしつこそうとあって、最初のラーメンカウンターに座る。単独の邦人男性が食い終わって立ち上がったところだった。話しかけたい? 話しかけられたい? そんな風情・・・。メニューを指差し醤油ラーメンとかいったら、クーポンを買ってきてくれといわれ、そこで行列して買って戻ったのはいいが、何故か50BTしかなく、ラーメンは60BT。現金じゃ駄目なの? 駄目・・・のやり取りの時には隣の席に邦人男性が座っていて、ここはクーポンじゃないと一切受け付けないんです、と。
ちょっとあれこれ話すうち、自分はここで日本語の講師をして2年になる、と。なるほど、羨ましい・・・。0000出身で、20歳代には中野の会社に勤めていたとも。XXXX氏だったか。現地の住宅事情などには通じていそう。ロングスティの道を探しているが、壁が何枚もあり、いずれも高く、クリアできない。となると、現地で結婚でも・・・といってみたら、お金を使えば誰でも大丈夫ですよ、と太鼓判を押され、Blogerの名詞は進呈させていただいた。
失礼ながら、どうせこれからの予定はないんでしょうと、日本関係の図書館に行くからと、歩いて10分足らずか、そこに案内してくれた。
国際交流基金バンコク日本文化センターの図書館とかで、なかなか蔵書も多く、ビデオなども見られる。ま、日本人の“お客さん”が十数人はいたが、カメには空気が真面目で、重苦しくて・・・1時間も持たずに、早々に退散させていただいた。

ナナ方向に見当をつけて歩いたら、ずいぶん離れていて、地下鉄のスクンビット駅に着いてびっくり。連絡しているBTSアソーク駅からナナ駅へ。15BT。

netカフェ 駅前ビルの1F、1B(/1m)の看板にひかれ、とりあえず、Net検索にトライ。も、タイ文字とアルファベットのキーボードでは完全にお手上げ。
Yahoo Japanにアクセスし、メールは見られるが・・・、それだけ。タイ情報を満載してきた4Mのフラッシュメモリーは感知するようだが、システムが違うため何かそれなりのことをしなければならないようで、結局はそれも役立たず。参った。
で、そんなこんなで36分、36BT也。

◎リピートしたい真っ当でお洒落なゲスハ


にしても、バンコクにも真っ当でお洒落なゲストハウスがあった。
Suk11 Hostelで、古色蒼然たるログハウス風、東京などで最近見かける個室居酒屋? インテリアと壁の落書きが独特の雰囲気、渡り廊下はスノコ状の板敷き・・・で薄暗く、ちょっとミステリアスな空間。
カウンターに若い女性が1人。日本語は全然駄目。予約の痕跡はあったが、チンプンカンプン。全てはパスポートが解決してくれた。
禁止事項が5つ・・・出入りはOficeを開けている8:00~23:00で、どうやらそれにまつわることがら。要は、連れ込みはするな、ということのよう。
あれこれ英語でのやり取りになったが、さっぱりマイカオジヤイというか、理解不能のまま、1100BTを払ったら400BTが戻された。一泊づつ清算するのか、或いは・・・。いささか不安なまま推移も、部屋はGood! 前夜と比べ値段半分、部屋の環境は倍以上良し。BTSの駅にも近く、ロングスティの長期契約割引など優待策などがあれば長居したい。

翌日は、起床8:00。朝食、1F食堂へ。念の為、いくら?に、フリー。good!!! チェックインの際、多分説明されていたんだろうが・・・。
朝はいずれにしろ、大して、食わない、食えないからねぇ。メニューは、トースト、菓子パン風、スイカ、パインなど果物の薄切り、インスタントコーヒー、紅茶・・・とあって、まぁ、これで十分か。

◎タクシーに乗るのは至難の業だ

ホテルを出てBTSのナナ駅までの方向を聞いて歩き始めたが、10mほどでギブアップ。大型Dバッグ1つにハンディなDバッグ2つで、この日差しと道路の埃・・・では、Netで予約してあるナナ駅近くのゲストハウスまでたどりつくのに、汗びっしょりどころか、かなり往生、難儀しそうだ。やっぱりタクシーかなと見回すと、既に5~6台が寄ってきている。この姿格好で歩いていたら、直ぐにダウンすることは確かに見えている。
中の1人が車を降りて迎えに着たので、プリントアウトしたゲストハウスの地図を見せたら、何と「100BT」だと。ふざけんじゃない、よ。初乗りの35BTあれば十分と踏んでいたところだ。でも、この状況を解決するにはしょうがないかと、オー、ノーと肩をすくめて50BTといったら、それでもちょっとほくそ笑んだ感じで交渉成立して、そりゃそうだろう。
で、ちょっと懐かしいナナの街をぐるりと回りながら、HPで見ていたゲストハウスへ到着とあいなった。
バンコクの市街地でタクシーに乗るのは、ある程度の土地勘がないと、他にもバス、バイク、トゥクトゥクなど選択肢が多いだけに至難の業だ。
カメの場合、運転手との料金の駆け引きを幾分楽しんでいる気配もある。

◎自らの禁を破り、缶ビールを開ける


2日目。Unico Leela Hotelで、1泊1200BT(朝食付き)。BTSのNANA駅に楽に行ける距離にあるとHPにはあった。NANA駅周辺の歓楽街は日本人が少なく欧米人が中心であとはインド、アラブ人?
2日目は7時起床、ゴロゴロも、かなりスッキリ、何時間寝たのかは不明も、すきっ腹は我慢できず、1F食堂へ。種類はさして多くないが、普通のバイキングだった。

前夜は、どこか他所にでも食いに出かけようかとも、ナナプラザでものぞこうかとも、そんな、あれもそれも可能な立地をイメージしていたのだが、とんでも8分、歩いて10分か、陸の孤島状態の環境に全ては諦める。いささか疲れも溜まっていたし・・・。タクシーを手配して出かけるほどのモチベーションもなし。
なんと、バンコク到着のその夜、夜の街に繰り出す気もなく、ただもうシャワーを浴びて早く寝たいとは、カメも枯れてきた・・・ことを自覚。ちなみに、初日は大半が機内で、ホテルに到着したのは日本時間で午前3時過ぎ。

結局シャワーを頭からたっぷり、じっくり浴びる。それだけでさっぱりして、たまらず冷蔵庫の中には絶対手をつけないとの自らの禁を破り、缶ビール(チャーング)を1本だけ開けた。朝、チェックアウトの際清算されたら、140BTとかなりの高額、といって買いに出られる環境にはなかった。
スーパーでチェックしたら1缶21BTではあった。今ここで円に換算してみると476円ぐらい。やっぱり高かったか・・・。でも、旨かった。

2007/07/30

◎マイペンライでよきかな・・・予約は8日間

にしても、これから訪泰というのに淡々として・・・、慌てず、急がず、焦らずの3ズ主義に慣れてきたようだ。
ここを13時30分ごろ出かけて、フライトは18:30発のUA837便なのだが、すでに小田原あたりでは豪雨で、それがどんどん近づいてきているとか・・・。早めに出かけたほうがよさそうだ。
今回の訪泰は28日間とほぼいっぱいいっぱいで、ロングスティ用のサービスアパートメントの下見がメインテーマ、あとはアユタヤとかパタヤビーチなども巡ってこようかというもの。
初日から8日間のホテル、ゲストハウスはNetで予約したが、いずれもカードによるもので、いささか不安。そもそも、いくらかかっているのか、暗算が不得手なんだよなぁ。引き落とされたのを見て、目を剥くに違いない。
ま、これも、マイペンライでよきかな・・・。ウフッ。

2007/07/29

◎日本の水道水だと金魚は死ぬ・・・

にしても、日本の水道水に金魚を入れると数時間から数十時間後には死んでしまうが、タイでは水道水に金魚を入れても気持ち良くスイスイ泳いでいるそうだ。
訪泰を前にWebで現地情報を検索していたら、飲料水の安全性についての記述にそうあった。
いやはや、訪泰の際はミネラルウォーターを飲んで、水道水でつくられた氷も止めた方がいいと聞いて実践してはいた。昨年の訪泰では、MPでビールを頼んだら、氷を入れたガラスコップと瓶ビールが届いて、氷はどうしますと聞かれ、いらないというと、氷をザザッとトレーにあけられたのだ。
もちろん、水道水は煮沸すれば飲めるのだが、金魚の話にはちょっと驚かされた。タイと日本では水に対する根本的な観念が違い、日本では水道水がきちんと消毒されているが、タイでは飲み水用には作られていないので、歯磨きや食器洗いも水道水は避けたほうがいいだろうともあった。

2007/07/24

◎お肉がクスリに正直に反応して・・・


にしても、カメのお肉が実に正直にクスリに反応するので、改めて驚いた。
歯科医に処方された鎮痛剤で、錠剤の商品名は「フロベン錠40」とあった。

このところ、歯痛が酷く、歯医者通いが続いているが一向に良くならない。特に食事のあとは、歯肉が疼いて疼いて、痛くて痛くて・・・。直ぐに歯ブラシを歯肉にあて、隙間を丹念に掃除して食べかすを取り除いてはいるのだが、追いつかない。
それに、訪泰を控えて回復するどころか、酷くなるばかり。海外で歯痛ではかなわない。医者にそう告げたのだが、この痛みをどうやら信じていないようなのだ。確かに、消毒すると一時的なのだが、痛みは治まる。歯肉の腫れもない。虫歯も見当たらない。
先日は、それでも痛いと予約日が決まっていながら、その前々日に飛び込んだりもした。その際、医者はいよいよとなれば神経を切るしかないでしょうね、といってくれていたのだ。
今日はそれに期待して行ったのだが、やはり消毒だけ。そんな、痛くてしょうがないのに・・・とアピールしたら鎮痛剤を渡されたのだ。
夕食後、案の定、酷い痛みに襲われ、それが5分、10分と続いた。歯ブラシで掃除をしてみても痛みはひかない。え~い、ままよ、と鎮痛剤を飲んでみた。で、30分ほど・・・。歯痛は消えていた。
それどころか、年明けから発症して酷くなるばかりだった俗にいう“50肩”の痛みも一緒になくなっていたのだ。症状は右腕だけで上がらない、回らない、曲げられない、屈伸させると痛む・・・。貼っても、塗っても、噴射しても、何をやってもよくはならず、薬品メーカーを喜ばせるだけで、何とも腹立たしかったのだが、これが何とたった一粒の錠剤で・・・。これまでの痛みが何だったのか、いや、はや、なのだ。

おっと、とはいえ、そう、そう、あのバイアグラにはピクリとも反応しなかったのだが・・・。

2007/07/08

◎「脳内メーカー」に見透かされる・・・


にしても、「嘘」だらけの脳内には驚かされた。あとは「食」「金」「変」「秘」が一つづつ・・・とは本ブロガーとしてはズバリ見透かされた感じで、何とも居たたまれない感じだった。
名前を入れるだけで、あなたの「脳内図」を作成してくれるというサービス「脳内メーカー」が人気と、先日ラジオで聞いて早速アクセスしてみた結果だ。
フォームに名前を入力し、ボタンをワンクリックすると、人の横顔図が表示され、脳に当たる部分に「食」「遊」「秘」「H」「金」「嘘」「悪」・・・といった文字が並ぶというもの。
超ビジィーで、アクセスするのに時間を食ったが、何とも面白い。
「安倍晋三」も入力してみたら、頭の中は「食」だらけ、真ん中に一つ「楽」が・・・。劣勢が伝えられる参議院選挙も意外や、こんな脳内イメージで押し切ってしまうかも・・・。
何となく、そんな気もして・・・、友人、知人の名前をあれこれ入力してみたが、そんな脳内図を見せつけられると、何となくそんな気もする。根拠はないが、そういわれてみれば、何となくそんな気にもなって・・・。
占いの摩訶不思議なところでしょうか。お試しあれ・・・。

2007/07/04

◎いいオンナ・・・若くて美形の検察官

にしても、若くて美形の女性検察官の登場には驚かされるとともに、淫らな妄想に駆られた。
先日、横浜地裁で出入国管理法違反と麻薬取締法違反の審理を傍聴しに行ったときのこと。タイ人女性が被告で、いま通っているタイ語会話教室の日本人講師が通訳を務めると聞き、生のタイ語を聞くのもいいかなと思い出かけた。

で、審理の内容はさておき、最も感動的だったのが検察官・・・。写真をアップできず申し訳ない(廷内での撮影は禁止)。
女性で30歳ぐらい、美形、スタイル良し。指輪が見当たらなかったので未婚?スーツが似合い、似た女優がいたようだが、誰だったか・・・。それだけでなく、ついつい妄想が広がった。
審理が終わって1Fの掲示板で確認したら、「検察官 HA」とあり、この日は午前中から夕方にかけて一人で7件ほど同じような事件を担当していて、不埒なことにストーカーをやろうかなとも、それも可能か・・・とまで心は揺らいだ。
あとで、Googleにそのまま「HA」と入れてみたら、N大法卒、札幌地検を振り出しに、鹿児島、横浜ときている様子。鹿児島地検のHPによると昨年、地元の高校でのイベントに参加し、平成21年から始まる「裁判員制度」について説明したそうだ。
ふしだらな妄想は膨れ上がるばかりなのだが、それ以上の個人情報は入手できなかった。ふっと目を閉じると女性検察官の姿が浮かんでくるのだが、いや、ほんと、いいオンナだった。
仕事の内容によって、それも権力を備えた仕事をこなす女性に対する妄想ほどエロく、淫らになるのは仕方ないか・・・。あぁ~~~

2007/06/30

◎古館一郎には超ムカツク・・・


にしても、世の中の不条理の全てを自分が背負い、その重さに押しつぶされそうになるのに必死に絶えているような古館一郎を見るのはもう不愉快でならない。超ムカツクっていうやつかも。
それも、首筋に血管を浮き上がらせつつ、空虚な美辞麗句をマシンガントークでわめき散らすだけ。それほど入れ込む必要性もないと思うのだが、中身が何もないんだよなぁ。それに、ヘアスタイルから眼鏡に至るまでキチンとスタイルを完璧に決めて、何とも辟易する。これって、スポーツ畑が長かったから、ニュースに対する構え方が肩に力が入りすぎて、右から左に流せばいいのに、それができない。まるで、歌舞伎役者を見ているようで、重々しく、時に痛々しくもみえ、いたたまれずチャンネルを変えることも多い。

古舘については、久米さん全盛のころから注目してはいた。ポスト久米は古舘しかいないな・・・と。でも、オファーがあっても断るだろうな、とも。ところが、どっこい、嬉々として登場して・・・。
直後、オノ・ヨーコへの独占インタビューが企画され、その席で古舘はオノ・ヨーコが取り組んでいる平和活動について「(イラクだったかのニュースを見て)空しくなることはありませんか?」だって。
煽りたいだけの愚問中の愚問・・・で、古舘のバカさ加減と器のほどを浮き彫りにもした。どうしてそんなことを聞くの? そんな聞き方をするの? と冷めた視線で、不快感を露にしたオノ・ヨーコの反応に共感、喝采したものだった。
そのやりとり以来、古館に成長は見られない。相も変らず・・・である。暗く、重々しく、仰々しい口調は変らない。
ただ、不思議なのは視聴率で、一向に落ちない。それどころか、久米時代よりもいいようだ。
といいながら、カメも時々だが、チャンネルを回しているように、古舘のこのキャラは「まあまあ・・・」が大好きな日本人の平均的な政治的凡庸さを体現しているのかもしれない。

2007/06/27

◎なぜ血圧がこれほど変化したのか・・・

にしても、血圧が100を切るのは初体験、「85-56」だった。どういうことなのか・・・。脈拍数は「115」と100を超していた。それから30分間ほど、それこそ1~2分おきに測定したが上が90代、下が60前後と不安は募る。脈拍数もずっと100超が続いた。
死に損なって以来、血圧の変動は気にして毎朝1回測定するのが習慣になっているのだが、その変化と体の関係について、実は何も理解していない。ただ、測っているだけで、普通は110代から80前後で推移している。

何故、血圧がこれほど変化したのか・・・。因果関係はハッキリしていた。梅雨入りしたというのに続くこの夏空だ。ムシムシしてカメの淫ら肉はじっとしていられない。夕方になって堪らず、缶ビールを開けて裏DVDをセットして、缶ビールをもう1本開けて・・・、ほぼ1時間かけて気持ちよくフィニッシュ。
そのまま、自転車に乗って近所の銭湯に行って、浴槽に浸かったらいつもと感じが違った。ちょっと、息が荒くなって、心拍数が増えている感じ。喉が渇いて水を飲みたくなるが・・・、なし。いつもの長湯は止めて、手早く体を洗って、脱衣場でクーラーの風にあたりながら、自販機で買ったペットボトルを口にしても、息は依然として荒い。
自宅に戻って、デジタル自動血圧計で測ってみたら、何と100を切っていたのだ。てっきり150位になっているのかと思っていたのだが・・・。
死に損ないにとっては、何とも割り切れない気持ちだ。

2007/06/19

◎自転車は卵と同様、物価の優等生・・・


にしても、自転車はタマゴと同様、物価の優等生だと思う。
雨ざらしの自転車、もう5,6年は乗っていて、まだ大丈夫と思っていたが、このところの雷雨に見舞われ、ついに不具合が発生した。何かが引っかかったのか、前輪がやたら重い。じっくりと見てみたが、見た目に異常は見つからなかった。でも、重い。やたら力がいる。気になってし方がない。
何故そんなことになったのか、やっと見つけた。多分、強風に煽られ、地面に叩きつけられたさい、前輪を挟むスポークが少し歪んで・・・。タイヤがそこでこすられているようだ。それが、どんどんと顕著になってきている。タイヤに擦過痕がはっきり残っている。

雨が降っていなければ、自転車には一日一回はお世話になっている。まさに、カメにとっては生活の足なのだ。となれば、買い換えざるを得ない。
もう、何台目になるだろう。スポーツタイプとか、特殊な用途の自転車をのぞくと、シティサイクルは一台一万円しない。防犯登録しても、1万円を超すか、超さないかの感じだ。
カメは最初から自転車は雨ざらしになることを想定しているから、安さだけを最優先する。近所のディスカウンターへ歩く。帰りは買ったばかりの自転車に乗って帰るつもりだ。
ある、ある、7980円・・・とは予想以上に安い。いささか、驚いた。もちろん、1万円超の自転車も展示してあるが、迷わず、最安値のシティサイクルを購入し、後ろのカゴは廃棄する自転車から外して自分で取り付けた。
いつまで、これに乗れるのかわからないが、安さだけで買うと、何となくまだ愛着が湧いてこない。

2007/06/16

◎もはやGパン穿くのは無理・・・?


にしても、このところの肥満には辟易していたが、ついに穿けるGパンがなくなって減量作戦を決意、ここに減量宣言することにした。
夢とか目標を持ったことがないカメが自ら「宣言」するのは始めてのこと、まして禁煙宣言など考えたこともない。
何ともお恥ずかしい、現況のデータは以下の通り・・・。体重75.75kg。ウエスト91cm。

ちなみに、昨年末退院したときは、体重68.0kg、ウエスト88cmぐらいだった。で、特にGパンはもう二度と36inになることはないだろうし、無理して34inを穿き続けてウェストをそれで維持して行こうと思い、持っていた36inのGパン3本は廃棄していたのだ。それが、な、なんと・・・である。
年初以来穿いていた34inのGパンを汚してしまい、同サイズのもう一本を穿こうとして、いやはや、写真でご覧の通りだ。ウフッ。目一杯、腹を引っ込めると、ボタンはOKだが、ジッパーが上がらない。締まったボタンはパンパンでいまにも千切れ飛びそうだ。それまで穿いていたGパンは退院直後から穿いているから、多分、生地が腹に馴染んで徐々に広がってきたに違いない。洗濯したあとも穿けるかどうかなのだが、やはり無理だった。

でも、Gパンが穿けないとなると、他の衣料品にも影響が大きい。いまさら、ネクタイもないし、その手のファッションに復活するとなると金もかかる。とりあえず、36inのGパンを買いに専門店へ行った。ウロウロ探していたら店員に聞かれたので、36inと告げたらこの辺は34inまでしかない、36inならあちら・・・と教えられた。もう選択肢は少ないのだ。その中で選んだ1本、やっぱりちゃんと入ったヨ。
ま、それで安心しないように、34inが穿ける腹に戻したいと減量宣言に挑んでみたのだが・・・。
いま考えている具体的な計画は一日3度の食事を入院前と同様2度に減らす。実は、退院後は朝食後に薬を飲むように指示されていて、頑なにそれを守っているため、食事が3回になっているのだが・・・。それを昼と夜を一緒にしてみようと思うのだ。それも朝食後、実はあまり腹は減らないので、腹が減ったところで食事すればいいかなと・・・。
この減量作戦、いま2日目に入ったところだ。とにかく、1週間は続けてみるつもりだ。

2007/06/14

◎頭皮の切れ目に沿って小さな凹凸・・・


にしても、頭にメスを入れて半年余が過ぎて、まだまだ回復途上にあることを実感させられた。写真でわかるかどうか? 頭の切れ目は谷になって両サイドが盛り上がってきている。指で触ってみると切れ目に沿って小さな凸凹ができていて、時間をかけてもっと大きなコブにでもなりそうな感じ。多分、切られた毛細血管が行き先がなくなって小さなコブを作っているのではないかと思う。時に汗ばむとこの切れ目の周囲が痒くなる。

このところ、自転車に乗って目一杯ペタルを踏み込んでみるが、あっという間に息切れしてしまう。その息切れが何とも大仰だ。深呼吸を何回も繰り返さないと回復しない。
風呂に入っても、熱い湯は避けている。ぬるい湯でも長湯はしない。長湯すると心拍数が増える。それに、陽気の所為もあってか、やたら喉が渇くようになってきた。風呂から上がって脱衣場で水を飲めないとふらついたりする。

時に、ちょっと難しいことを考えようとすると、頭皮の切れ目の一部が張り裂けそうに重く痛む。もちろんそこで、直ぐに考えることは止めるのだが、その問題というのが、問題ともいえそうもない問題でそうなのだ。最近テレビでよく見るクイズ番組の問題でも考えようとすると、ズシンと痛む。

確かにまだ医者に処方された薬を毎朝飲んでいるのだが、このままいつまで飲まされるのか、飲まなければならないのか・・・。

2007/06/12

◎どこのどなたが儲けているのか・・・


にしても、ワンルームマンションのローンがやっと完済したのだが・・・、所詮はワンルーム、中古マンション市場が活況といわれる中、昨日久々にポストに入っていたチラシによればその販売価格は購入価格の何と半分以下・・・で、首を捻っていたら今朝の産経新聞の見出しに「中古マンション活況」とあり、よくよくみたら「富裕層向け」で1億円超の高額物件のことだった。と、こちらはまた、格差社会の構築とその悲哀の構図を見せ付けられる結果となった。

生のデータを開示すれば、このマンションを購入したのは平成5年4月、1680万円だった。頭金少々で、ローンは約1200万円。これが先月完済、昨日法務局に抵当権抹消の申請をしてきて、戻ってから写真のチラシを手に、おい、おい、なんじゃい、こりゃ730万円だって・・・(790万円でもないんだよなぁ)。
もっとも、このワンルームマンション、実際には利殖用で住んでいるオーナーは少ないく、賃料は月額8万円前後で、そのチラシはよく目にしている。

結構優良物件だと踏んでいたのだが、やっぱり狭いのは駄目か???
ファイルを引っ張り出してみたら、3年前の平成16年2月のチラシによると、980万円と1000万円を切っていた。
雑で単純な計算によるとこの3年間で200万円損したことになる? 実は、恥ずかしながら振り返ってみれば、この間デイトレでも同じくらい損した気がしている。
どこのどなたが儲けているのか・・・。エェ~ン

2007/06/10

◎18歳ヒロインがホテヘル嬢に・・・


にしても、週刊誌の見出しを見てこれが日本マスコミの原点なんだよなぁ、と妙に懐かしく、久々に笑えた。
07年6月14日号の週刊文春で、その見出しは「あの『トリノ五輪の18歳ヒロイン』がホテヘル嬢になっていた! 」で、彼女の顔写真の目線には「源氏名コユキ」とあった。

カメにとってトリノ五輪といってももはやピンと来ない。多分、荒川静香が金メダルを取った大会かな・・・という程度の認識だが、それも自信はないのでWebで検索してみたら、確かに昨年2月にイタリア・トリノで開催された冬季五輪だった。荒川以外で覚えていたのは、安藤美姫と村主章枝ぐらいで、あとは誰も知らないし、興味もない。
18歳ヒロインと仰々しく謳われても、安藤美姫ならいざしらず、そんなヒロインを思いつくはずもない。
それに、ホテヘル嬢はどうなる? 何か道に外れたことでもしているイメージだし、そんな扱いだ。この落差が大きければ大きいほど、ニュースバリューは重く、深くなるわけだ。
実は、価値観が多様化、情報過多になったいまどき、そんな古臭いバリューは通用しないと思っていただけに、何とも懐かしかった。それだけで、週刊誌を買うことも立ち読みすることも考えなかった。

それでも、ちょっと気になって昨日Webで見出しを入れて念入りに検索してみたら、あるある・・・。この話、どうやら、ゴシップ月刊誌「BUBKA」がイニシャルで掲載した記事を見出しありき・・・で、週刊文春が何とか裏をとり、実名報道したようなのだが・・・。
ちなみにWeb情報によれば、ヒロインはスノーボード日本代表選手今井メロで、日本代表団メンバー紹介の写真も見たが、何とも、いや、はや・・・、やはり見出しのパワーは強大だ。

2007/06/08

◎「にしおかすみこ」は笑う女王様・・・


にしても、笑う女王様は何とも可愛く、笑える。先週日曜の行列に出ていた女王様「にしおかすみこ」で、実は初めて見る顔。井森美幸似か・・・。
何より、SMの世界に笑う女王様は存在してはならないのだ。それが、素人丸出しで、何より姿勢、背筋が伸びていないし、腰が入っていない。ピンヒールで歩き回って、ふらつくのだ。一生懸命やればやるほどチグハグになり、それは可愛いから全ては許される。インパクトがあったので、忘れないようメモしておいた名前を今朝検索サイトに入力したらあるは、あるは・・・。嬉しくなった。
「エンタの神様」で大ブレイク中とかで、そのままその動画を何本か見て、その後はパソコンテレビ GyaO [ギャオ] 無料動画で、にしおかすみこの冠ジョッキー番組「よがってんじゃないよ~!」シリーズが4本(60分×4本)もあって、ついつい全部見てしまった。
この女王様、プロフィールによると千葉県出身で青山学院大学文学部(英米文学専攻)卒業後、大田プロにお笑い芸人として入り、いまはワタナベエンターテインメント所属の32歳。青学出て、また何故・・・っていうところなのだが、こんないい女がもったいないというか、これも時代の流れなのか。
エンタメでのにしおかはSMの女王様のコスチュームで登場し、鞭を引っ張って「ア゛―――ッ!!!」と絶叫した後、「にしおかぁ~すみこだよ~」と自己紹介し、続いて「・・・ってのはどこのどいつだぁ~い? アタシだよっ!!!」という暴露話で始まっていた。
ま、これは例のレイザーラモンHGと一緒で瞬間湯沸かし器で幕引きをされるだろうが、それでもカメのようにコアなファンは多い。何とか、応援したいのだが・・・。

2007/06/06

◎見た目の判断が正しいことも・・・


にしても、規制緩和を裏付けるものは第三者機関による検査、検査・・・で、その最大の課題は検査の具体的な内容なのに、そちらが論議の対象になることはほとんどない。例えば、例の建築物の耐震構造についての検査システムをはじめ、直近のジェットコースターなど洗い直せば数限りない。

身近なデジタル体重計ではどうか。先日、自転車でウロウロした際、初めて入った銭湯にデジタル体重計があり、それに乗って驚いたのだ。
何と、77.0kg。信じられないというか、信じたくない数字だった。そうういえば、やたら太ったという感じは自覚していた。が、これほどとは・・・。
もう、長いこと70kg余で推移、70kは切らなかったのが、昨年末の退院時は68kg前後にまで減って、病み上がりで、見るからに痩せて見えた。
でも、真面目に1日3度、3度の食事をきちんととりだすと、たちどころにふっくらしてきて、Gパンのウェストがパンパン、無理やり前のジッパーを上げる羽目に・・・。どうしようか、参ってはいたのだ。
で、今春買ったままスリーピンググッズの仲間入りをしていた体組成ヘルスメーターの取扱説明書を引っ張り出し、体重を量ってみたら71.0kg。
実は、行きつけの近所の銭湯は昔ながらのアナログ体重計で、針は75kg付近で振れてなかなか止まらない。それでよしとしていたのだ。

今日、夕方、ちょっと遠いが自転車で先日の銭湯に行って量ってみると、75.4kg。自室に戻って量ったら、67.4kg。8kgほどの格差はどう判断すればいいのか。ま、見た目から判断すれば、75kgに軍配が上がるのだが・・・。
ヘルスメーター一つとっても検査機器の機能、精度、測定方法によっては、これほどの差が出てくる。

2007/06/04

◎週3発なんて、何10年ぶりだろう?


にしても、近ごろ荒ぶる心を鎮め難くなっている。因果関係で直感するのは、そう、裏DVD(1日付で報告済み)だ。何より作品は新鮮だし出来がいい。
陽気も良くなって、劣情も自然にたぎってくる。裏DVDは20数枚(写真は内1枚のカバー)ある。いつでも、その気になれば対応できる環境にある。ウフッ。
で、何と、先週は一週間に3発抜いてしまった。まさか、まさか・・・の3発だ。DVDはカメお気に入りのアメリカの某プロダクションのもので、基本的にファックはなく、ムーディというか、レズというか、妄想を視覚化したような作品。そう、いわばエマニエル夫人風の作品群だ。
登場する女優はいずれも美形、スタイル抜群、美巨乳の淫乱で好き者ばかり。その綺麗な体を撮るカメラがまた抜群ときて、カメは勝手に感じている。
とはいえ、アメリカものを欲しがる輩からは「抜けない」との声も多いが、カメなどマニアはその逆・・・、ファック、フェラの場面は早送りするタイプだ。
何より、週3発なんて、何年、何10年ぶりだろう。何かわからないが、理屈ではなく、無意識に体が勝手に反応した結果だ。もちろん、体だけではない。心も荒ぶるのだ。

2007/06/01

◎ニコチンは快感を増すカメの秘薬・・・


にしても、昨夜新橋の居酒屋で無性に煙草の香りが恋しくなった。10人ほどのお客さんのうち喫煙者は2人だけ。とはいえ、2人ともフィルター付きの煙草で、いまの煙草は軽すぎるのか、とんと匂わない。店の換気もいいのか、残念ながら香りが店内に篭らない。
カウンターの隣りの喫煙者の手元を見詰め、灰皿に吸殻が溜まっていくのを見ながら、カメの鼻先は無意識にニコチンの香りを追い求めていたのだが・・・。

クモ膜下出血で倒れて以来、何とはなしに、無意識のうちに、結果的な禁煙が始まって早半年、どうやらカメの腐ったお肉がニコチンを欲しがり始めたのか、と思う。それまで、何度も書いているが、これまで禁煙は考えたこともないし、ましてトライしたこともない。煙草はショートピースで、若いころからそれは一貫しているヘビースモーカーだ(写真は昨年10月)。カメのお肉はニコチン漬けになっていて朝起きてから4~5本吸わないと目が覚めないし、お肉も同様に活動を始めないのだ。そんなカメが禁煙しているのだから、カメ本人が不思議でならない。

それが、どうやらニコチンが恋しくなっているようだ。実は、その兆候はあった。先の月曜日に裏DVDが27枚通販で届いたのだ。合計で1万1000円(送料+代引き手数料)を単純に割り算すると1枚400円余と望外の激安。いや驚き、桃の木・・・で、真っ当な業者のカタログを見ると1枚3000円前後の品々でありながら、大きな声では言えないが、デジタルの有り難さで画質の劣化はなしの大満足なのだ。
これだけあれば一生間に合うなとほくそ笑んで、でも、ちょっと試しにと1枚セットしてみると、久々に接する新作だけに、お肉の反応も顕著で、何と何と・・・、ウフッ。ここで、カメは無意識にニコチンを探していた。これはより快感を増すためのカメ専用の秘薬になっているのだ。
それだけに、フィニッシュは久々に喘ぎ声を発し、腰を少しだが反らせた。ナニは少量なれど、余滴多。
昨夜の新橋の居酒屋での1コマ、こりゃ、まさに完治の予兆だと感じた。

2007/05/31

◎紀香&陣内の結婚披露宴中継でショック


にしても、限りなくふしだらな想いから例の紀香&陣内の結婚披露宴のテレビ中継を視聴したが、冒頭のシーンでふしだらな想いは吹っ飛んだ。
紀香が父と腕を組み入場口から登場、バージンロードを歩く光景に歓声が上がったのだが、テロップで父親の名前と年齢が流されたのを見たら、何と65歳。エロガメにとってはいま焦点の65歳である。一気に身が引けた。
いくら「割れ鍋に綴じ蓋」といっても、格別にいい女とダメ男のカップルだ。エロガメなぞ、ひょっとしてと淫らな妄想に耽るのも無理からぬところで、披露宴のテレビ中継は楽しみにしていたのだが・・・、テロップで知らされた親父の年齢は衝撃だった。エロガメは紀香の父親とほぼ一緒というわけで、父娘というタブーにはさすがに触れたくなかった。

ともあれ、二人の結婚がこれから何ヶ月、何年続くかは別にして(エロガメの予測では短期・・・)、紀香&陣内の結婚披露宴のテレビ中継はイベントとしては大成功だったのではないか。平均視聴率(ビデオリサーチ調べ)は、関東地区で24.7%、関西地区で40%に達したというから、世の中、助平がいかに多いことか・・・(写真はオリコン)。

2007/05/25

◎同級生も小沢一郎と同じ65歳・・・


にしても、65歳の誕生日を迎えられたのでしょうか。
同じ5月が誕生日の小沢一郎が衆院当選1、2回議員との懇親会で誕生日プレゼントとしてスニーカーを贈られたとのニュース(時事通信、写真も)に接し、やっぱり、聞いてみたくなりました。ウフッ。
なんなら、空路、札幌まで飛んで顔を見たいところなんですが・・・。

なんせ、カメはまだ64歳・・・、65歳っていうと、どんな感じなのかなぁと妄想しようとしても、もう酢がたったカメの脳では叶いません。それに、10歳代からずっと同級生でありながら年長の貴兄の背中を見ながら、受験・進学、就職、転職、結婚、マンション購入、子育て・・・とここまで人生の節目節目は全て貴兄の後から真似しながら、この歳まできてしまって、もう最後になるはずの「次」をもう何年も待っているのですが・・・。
かつて、確か、63歳では必ず「逝く」と目を輝かせて公言していたもので、カメごときは大いに期待していたものですが・・・。三途の川まで出かけながら戻されてしまったカメは、やはり貴兄の背中を追うしかないような気がしているのです。

2007/05/24

◎脳細胞が腐り始めている!?


にしても、やはりカメの脳細胞が腐り始めているとしか思えない。明日は昼前から雨・・・との天気予報を見て、近所のスーパーに出かけたところ、いつもは1箱50円のカイワレ大根が何と1箱「10円」。よし、カイワレ・ラーメンにしようと献立を決めたところまでは、ま、普通なのだが・・・。気が付いたら、スーパーのカゴにカイワレ大根を4箱入れていたのだ。1箱で50円、これでも40円か、となんとも不可解というか、不条理というか、奇妙な満足感に浸っていた。
これって、カメにとっては、物凄く得した気分になれるのだ。ほんとだろうか??? と思うのだが、ラーメンの買い置きは幾つかあるし、カイワレ大根は水差しを欠かさなければ、かなり長持ちしてくれるのだ。一週間はラーメンで過ごせばいいか・・・と。
何とも、情けなく、吝嗇臭い話なのだが、カメはこうしたシュミレーションは大好きだし、昔からこうした妄想に耽ることは大好きだった。それが、近ごろでは妄想が妄想というより、生々しくリアリティを生じ始めているようだ。その変化がカメの脳細胞の腐臭なのかもしれない。

2007/05/16

◎サマになっていたレ軍・松坂の顎ヒゲ・・・


にしても、俗世間と袂を分かつと無精ヒゲが気にならないようだ。そりゃそうだ、孤老の1人暮らし、別に誰かと会うわけではない。でも、時折、鏡をのぞいてそのヒゲに気付いて、触れてみることもあるが、心地良い感触を楽しむだけで剃ろうとは考えない。デジカメのシャッターを押してみたが、手入れをしていないからか、やはり、ご覧のように白いものも混じり、何とも薄汚い。
昨日午前、レッドソックス・松坂の完投勝利を衛星テレビで見ていて、気が付いたのだが、顎ヒゲが綺麗に揃えられ様になっていた。実は前回登板前から蓄えている顎のヒゲはチームメイトから「剃るな、剃るなと言われた」そうで、これからものばしていくそうだ。ちなみに、レ軍はベンチ入りしている25選手中15人がヒゲを蓄えているとか。宿敵・松井のヤンキースでは規律が厳しくヒゲはご法度なのだそうだ。ア東地区でぶっちぎりで首位を独走するレ軍の好調の秘密はヒゲパワーにあるのかもしれない。
その松坂は、日本にいるときも無精ヒゲはあったが、登板前夜には必ず剃っていたそうだ。
カメはいま週に一回、俗世間に戻るときだけ、シェーバーを使っている。じっくり、時間をかけて剃っていると身が引き締まるのを実感するのだが・・・。

2007/05/15

◎戸塚理論の精髄は快楽至上主義・・・


にしても、あの戸塚ヨットスクールの戸塚宏校長の最新著作『本能の力』(新潮新書)で展開される戸塚理論の精髄はエロガメの快楽至上主義と見事に合致するもので、何とも心地良く、心強く感じた。
本書は書評で初めて知ったのだが、帯のコピーでは「体罰は善なり。少年犯罪、ニート、いじめ……『無気味な若者』の増殖を止めよ。」といまも変わらぬ社会風潮の中での問題点に警告を発している。
そもそも、戸塚校長の事件は事故であって、マスコミの集中豪雨的なバッシングが戸塚校長を有罪に追い込んだとの忸怩たる思いもある。でも、カメは所詮野次馬にしかなれない。情けないかもしれないが、あくまでもカメは自分さえ良ければそれでいい快楽至上主義者なのだ。
本書のWeb立ち読みをのぞくと、人間の行動原理は「快を求め、不快を避ける」と。まさに、その通りで、戸塚校長は最も質の高い「不快」は死の恐怖であり、海へ連れ出すために有効な手段として体罰を後ろ盾に使ったという。
となれば、質の高い不快感を脱したときの快感、達成感、満足感は本能のままであり、本能の力・・・というわけだ。

2007/05/14

◎石原慎太郎に「ただの無知」とけなされる

にしても、カメは畏敬する石原慎太郎に「ただの無知としかいいえまい」とけなされてしまい、軽い快感に痺れた。
このひと言、産経新聞1面に月1回掲載されているコラム「日本よ」の14日付「現憲法の歴史的正当性」の閉めである。確かに、正鵠を得た指摘で、グウの音も出ない。
安倍首相の公約であった憲法改正についてようやくその議論がかまびすしいが、聞いていていささか空しい思いにさせられる・・・との書き出しで、法律は歴史の所産、いまの改憲論議にはそれを行うための大前提たる歴史認識が欠落している。そして、現憲法に歴史的な正当性があるかないか、全国会議員を対象に決を採り、正当性を認めなかったならば端的に破棄されたらいい・・・と。
確かに、そうなのだ。カメは憲法をはじめ法律というものは、その条文の解釈によっていかようにも運用可能なものだと思っていた。解釈の余地をなくし、厳密に規定した条文は法律に馴染まないのではないかと、長いこと感じてきたのだ。
その点、道路交通法だけは○○○をしてはいけないと禁止項目を列挙していてわかりやすいが、他の法律は色々な角度、視点からさまざまな読み方が可能になる。また、それは検察当局による条文の運用次第ともいえる。
一方、裁判の判決で社会の変化、背景を追認していると感じることが多い。かつては、特に公害関連で多かったが、バブル経済が弾けてからは「談合」裁判で、こちらは気の毒でならない。
カメは現憲法に関し、歴史的正当性は判断できないが、日本語の文脈からその解釈論は不思議でならなかったし、だから、運用でどうにでもなると思っていた。慎太郎に「無知」といわれ、その通りとカメはちょっと心地良かった。

2007/05/10

◎短縮言葉でオナチューは同じ中学!?


にしても、短縮言葉でオナチューが同じ中学校とは知らなかった。てっきり、オナニー中毒だと思ったのだが・・・。ウフッ、もちろん、こちらの方が大勢のような気もしている。オン・エアできないもんねぇ。
オナチューは昨夜、フジテレビのハネトビ(はねるのとびら)の「短縮鉄道の夜」コーナーでやっていた短縮言葉ゲームに出てきた言葉。回答した西野某は前の回答に引きずられたのか「オナ駐車場」と答えていた。こうだ・・・。
ルイトモ=類は友を呼ぶ、テニプリ=テニスの王子様、サプリ=サプリメント、アカプリ=赤坂プリンスホテル、そして、セカチュー=世界の中心で愛を叫ぶ、チカチュー=地下駐車場、そして、オナチューときたのだ。とくれば、カメはオナニー中毒で当然だ。それが、同じ中学校とは・・・、ほんとかどうか、カメにとってはちょっとしたカルチャーショックだった。
いつごろからか、短縮言葉が若い世代に溢れ出した。かつては、業界ごとにそうした隠語は存在し、通用していたものだが、それが差別用語につながったりして廃れていったものだ。いまは携帯電話が普及したことから、短縮言葉は喜怒哀楽などの感情を簡単に表現できるし、気持ちが入っていなくても表面的にコミュニケーションを取ることが可能とあって一気に広がったようだ。
イタメシ、プリクラ、ポケモン、アメフト、チャクメロ、ミスコン、エビタイ、エアコン・・・ていどならカメも耳にしたことがあるのだが・・・。
ハネトビのゲームでは初めて耳にする短縮言葉が圧倒的に多い。例えば・・・。
マルキュ=渋谷109、メアド=メールアドレス、スマスマ=SMAP×SMAP、アイルケ=愛の流刑地、ウラハラ=裏原宿、ゴマキ=後藤真希、ロイホ =ロイヤルホスト。昨夜の番組では、「足長おじさん」と若いOLから呼ばれるおじさんサラリーマンについて、その実態を種明かししていた。
足から生ゴミの臭いがするおじさん・・・のことだそうな。

2007/05/09

◎浅尾フィーバーに群がるパパラッチ・・・


にしても、テレビのワイドショーとフリーのパパラッチとは違うのか、どこがどう違うのか。昨日、昼のワイドショーでビーチバレーの浅尾美和に群がるカメラ小僧をレポートしていたのだが・・・。
浅尾フィーバーはカメもその一員になるほど、ビーチバレー界を超えて広がっている。そのスタイルといい、爽やかさといい、もう可愛くて可愛くて・・・。
国内ツアーの東京オープンが4日、東京・お台場ビーチで開幕すると、砂浜から約150メートル離れた陸橋に望遠レンズのカメラを構える盗撮カメラマンが出没し、主催者側は制服姿の警備員10人を配置するなど厳重な警備態勢が敷かれることになった。浅尾フィーバーも痛し痒しのようだが、何といっても浅尾あってのビーチバレーになっていることは確かだ。
テレビの取材チームは陸橋で望遠レンズを構えるカメラマンに接近したが、「撮るな」と他の仲間がテレビカメラを制し、「おれは、パパラッチ、あんた方と変わらない」「出版社に頼まれてる」などとほざくと、テレビのインタビュアーのトーンは一気に下がり・・・、勢い込んでいったのに何とも情けない幕切れになっていた。
テレビのワイドショーとフリーのパパラッチ、確かに根っこは同一ということで、思わず笑ってしまった。と、同時に、国家ニートのカメもやりたい、出来そうな仕事のような気がしてきた。
ちなみに、添付した写真はYahooスポーツから。

2007/05/07

◎東国原知事のテレビ露出頻度は異常

にしても、今年のGWはテレビのながら視聴漬けだったが、そのなかでテレビの番組制作の裏が見えてきた。それは、まさにいまの日本人とメディアの体質と知的レベルそのままだ。
某ニュースショーで紹介していたが、宮崎の東国原知事ブームは確かに凄い。いつまで続くか、完全に知事とメディアの合作だ。知事に就任して100余日、東国原知事に会えるかもしれない宮崎県庁のバスツアーまで企画されていて人気を集めている映像まで流された。また、テレビ番組表をチェックしたら、露出は全部で315回になったそうだ。
このところ、知事といえば談合などで逮捕される映像が続いていただけに、東国原知事の露出は異常といえる。
あと、あらゆる分野で幅を利かせているのが再現ドラマだ。安っぽい設定で、単純なタラレバをお為ごかしに臭く、臭く演じてみせる。確かにこのオーバーな演出の再現ドラマはわかりやすく、視聴者はそのテーマについて深く考えなくてもいい。その臭い演技に視聴者は一喜一憂していればいい。
そして、バラエティー番組やワイドショー、トーク番組へのお笑い芸人の進出にはもう辟易している。大した芸を見せるわけでもない、一発ギャグだけで、結局はプライバシーの切り売りとか、手の込んだどっきりドキュメンタリーの餌食になるか、だ。
最近では、一ヶ月以上も時間をかけたドッキリが放映されているが、これは笑えないどころか、プライバシーの侵害、いじめ・・・といった人権問題を引き起こしかねないケースも目にする。
でも、芸人がテレビ局を訴えたという話はまだ聞かない。

2007/05/06

◎安全が疎かになるのは経済原理・・・

にしても、大阪・「エキスポランド」のジェットコースターでの死傷事故は、安全・安心がいかにぞんざいに扱われているかの証左であり、安全論議には格好のテーマになる。
定期検査には金がかかる。例えば、法的にその検査を年1回としていた規制を撤廃すれば、どうなるか。年2回なのか、年3回でもいいのか。
実は、事故は何時どんな形で発生するのかはわからない。ひょっとすれば検査を一度もしなくても耐用年数を凌げるかもしれない。本当に、検査は必要なのか。問題は、回数だけではない。
検査の質とそのチェックも問題だ。プロの目とスキルで検査して、さらにその結果を専門家集団がチェックするシステムだ。
最近では、マンションの耐震強度偽装事件が象徴的だ。
ジェットコースターともなれば、GW中は年間通して最もフル稼動する時期だろう。その前に何らかの点検をしていても不思議はない。
その点検を省いて、GW中に負荷をかければ、どうなるか。稼働率も利用客数もふだんとは違うのだ。それまでは不具合が隠れていた車軸に負荷が集中して折れることもあるのではないか。

安全・安心については、それが当然のインフラ分野の規制緩和に絡み、ずいぶんと論議されたものだが、結局、安全が疎かになるのは経済原理の真理で、しょうがないのかなとも思ったものだが・・・。

2007/05/05

◎WASABIと靴に恋して・・・

にしても、好天に恵まれたこのGW、結局、いつもと変わらず、ゴロゴロしつつ、CATVなど映画三昧で過ごしている。
ランダムに挙げると、マルサの女、トロイ、新・日本の首領、阿部一族、靴に恋して、コラテラル・ダメージ、WASABI・・・。
まさに、何の共通点もない、デタラメな選択になってしまったが、やむを得ない。見たい映画ではなく、暇潰しの映画だからだ。ビデオテープに録画したものではなく、その時、その時間帯で放映されている映画を見るしかなかった。特に深夜の時間帯、つい眠れず、番組表をチェックしてみると、結構いい作品が並んでいるのだ。
これらの中で、最も儲けたと思ったのはWASABIと靴に恋して・・・。
WASABIは、バカバカしい話なのに役者で見せる、役者で見てしまう。ジャン・レノと広末涼子、いずれも格好良く、映画で珍しく癒された。
靴に恋しては途中から見たのだが、靴を履き替えるように人生をやり直すことができるのか? スペイン・マドリッドを舞台に、恋や仕事、家庭に迷う5人の女性の運命が交錯する愛の讃歌とかで、ちょっとした佳品。日本の諺でいえば、破れ鍋に綴じ蓋・・・といったところか。

2007/05/01

◎日がな一日、ブラブラ、ゴロゴロ・・・

にしても、寝ても寝ても眠い。朝起きて食事してウトウトして、昼飯食ってまたウトウト、夜も飯食い終わるとテレビを見ながら、ぐっすりだ。で、結局夜のニュースの途中で目覚めて今度は眠れない。
ま、当然といえば当然だし、いまのカメはそれで不都合はないのだが、生体のリズムが狂うし、深夜の時間帯、ぼんやりテレビを眺めていても面白くはない。何かしなければ・・・、といって、何もすることはないのだが、何か後ろめたさが生じる。
ただ、地デジのチューナーが設置され、BS、CSまで視聴可能(一部)になっているから、番組を吟味して選局すればいいのかもしれないが、何せ、テレビにそんなに真面目に向き合う気にはならないから、ぼんやり、ながら視聴にしかならない。テレビは所詮そんなもの、といって、もはや読書するほどのモチベーションは湧き上がってこない。
何とも困ったもので、自分でも手に負えない。だから、日がな一日、ブラブラ、ダラダラ、ゴロゴロ過ごして、寝ているのか、起きているのか、判然としないまま、いまも息を続けている。
そんな気侭でナマケモノな生態がカメには心地良く、気に入っている。

2007/04/30

◎どんな人生歩むのか「ハンカチ王子」

にしても、マスコミの無知蒙昧、付和雷同体質がまさに日本国の息の根を止めてしまいそうだ。
今朝のスポーツ新聞(東京版)、一面トップは全て「ハンカチ王子」。いわずと知れた早大の斎藤佑樹投手で、昨日、神宮球場で行われた東京六大学野球リーグの法大-早大戦に先発、七回まで1失点で開幕戦に続く2勝目を挙げた。神宮球場には2万8000人が詰め掛け18年ぶりの“大入り”とか。また、この日はプロ野球との併用日で、ナイターのヤクルト-巨人の観衆は実数発表で2万9654人だったそうだ。
これ、「ハンカチ王子」効果だそうで、確かにそうなのだが、煽っているのはマスコミだけだ。これから「ハンカチ王子」がどんな人生を歩むことになるのかを考えると、気の毒でならない。マスコミが無責任に描くシナリオに沿って生きるのか。また、それが可能なのか。何かあれば、バッシングされるかもしれない。
近ごろ、こうした安易なスターづくりが多い。マスコミの都合だけで、野次馬、覗きの興味が薄れれば、ハイそれまでよ・・・、いつも使い捨てだ。
しぶとく行き続けているのは松田聖子とか、カメ世代では石原慎太郎ぐらいか。
先に亡くなったあの植木等は「虚像を生きるしかなかった」といったことをかつて話していた。これは、結構辛いし、誰にでも出来ることではない。

2007/04/28

◎1人SMプレイで読売記者が窒息死・・・

にしても、週刊誌のえげつない見だしに煽られなくなって久しい。かつては、見出し1本で近くのキオスクまで走ったものだが・・・。いまや、社会から完全にドロップアウトしている証左なのだが、今月始めだったか、週刊文春だったかで、読売新聞記者の自殺の見出しが気にかかって、珍しくコンビニで立ち読みしてしまった。
SM愛好家・織原の判決で思い出したのだが、こちらは一人SMの挙句の窒息死だった。
亡くなった記者が総務省で郵政などを担当していたとあって、何やら事件の臭いが漂い、あれこれ憶測も呼んだようだが、単なる事故死。その死に様をWeb情報も含め、あれこれ収集するとこうなった。
読売の記者は36歳で、65歳の母親と文京区内のマンションで二人暮らし。変死体が見つかったのは、4月5日午後4時過ぎ。旅行から帰った母親が鍵を開けて部屋に入り、玄関に息子が倒れて死んでいるのを見つけ通報した。
息子は後ろ手に両手に手錠をかけ、口の中に靴下を詰め込み、その上から粘着テープをはってあった。頭部を玄関方向に向けており、左側体部を下にした状態で死亡。上下の服は着ていた、死因は窒息死とみられる。遺書はない。
 警視庁は当初、事件の疑いもあるとみて捜査したが、玄関は施錠され、外部からの侵入、物色された形跡もない。着衣の乱れもなく、現金は残っており、左手には手錠のカギを持っていた。
記者の肛門には大人のおもちゃ、いわゆるバイブレーションが挿し込まれ、自室からは手錠・ギャグボール・鞭・ろうそくなど多数のSMグッズが発見されていて、母親が外泊旅行に出かけた際の自慰行為中の事故とみられる。
何とも、お騒がせなオナニーなのだが、この記者は同僚らにも自らの性癖を喋っていたそうだ。
KC庁によると東京都での1人SMでの事故死は年間30件ほど。自戒・・・、自戒・・・、自戒・・・。

2007/04/26

◎2年で財産がなくなる勘定だが・・・

にしても、社会的な格差を改めて見せつけられたようで、カメはグウの音も出ない。4月21日号のメルマガ、「ロイター・ニュースメール・インフォメーション」にこうあった。

いわゆる「団塊の世代」が一斉に定年退職を迎える。あなたはこれからの第2の人生を、どのように過ごそうとお考えだろうか。今回はファイナンシャル・クリニック代表のH氏に、これから退職を迎える人へ、どのような資産運用を考えるべきか解説していただこう。
一例をシンプルに挙げると、定年を迎えた時点で退職金と預貯金を合わせて6000万円あるとします。金利がほとんどゼロの普通預金にいれておいて、毎年300万円ずつ使っていくと20年で財産がなくなります。

いや、はや、驚いた。一例をシンプルに挙げると、定年を迎えた時点で退職金と預貯金を合わせて6000万円あるとします・・・だと。カメの場合は、これより丸一つは少ないから、2年で財産がなくなる勘定になるのだが・・・、はて、さて。なんとも、いや、はや・・・なのだが、ま、落ち込むこともないだろう。まだ、しぶとく生き永らえているのだから・・・。
にしても、ねぇ~

2007/04/25

◎笑える「真価問われる日本の警察」

にしても、日本の警察の真価が問われている、といっても過言ではない・・・との社説には笑えた。
英国人女性ルーシー・ブラックマンさんら10人の女性暴行事件で、準強姦(ごうかん)致死罪などに問われた織原城二被告に対する裁判で、東京地裁は24日、検察側の求刑通り無期懲役を言い渡したものの、注目されたルーシーさん事件については「被告と犯行を結びつける直接証拠はない」として、同被告を無罪としたのだ。
この判決についての社説をチェックしてみたところ、朝日、毎日、読売、日経、東京新聞ではいずれも触れていない。産経新聞だけ「真価問われる日本の警察」との見出しで、千葉県市川市での英国人女性の英会話講師殺人事件も引き合いに出して檄を飛ばしている。
実は、織原被告の行為はSMプレイであり、それも多分対価を伴ったものと推測される。その世界を少しだけ垣間見たことがあるカメは、この事件の第一報に接した時、これは事件ではなく事故であろうと瞬間的に感じたものだ。
でも、現代の法治国家ではこうした行為は容認してはならない。勿論、温度差はあるが、そうした行為は理解できないし、理解したくもない人々が大半だ。
織原被告逮捕に至る捜査に無理があるのは当然のことで、恐る恐る見守っていたのだが・・・。公判も関心はあったが、一度ものぞいたことはない。
いわば、10人が織原被告の毒牙にかかり、うちルーシーさんら2人が死亡、ビデオはルーシーさんを除く9人の陵辱画像が残っているそうだから、逆に、殺されたのはルーシーさんだけ、という推測は無理だろうか。つまり、犯人は織原被告以外にいる。これが、カメの推理だ。

2007/04/24

◎硬度は足らず、漏出量は僅か・・・

にしても、春のポカポカ陽気に見舞われた先々週あたりから、やっとそれらしい手応えを感じはじめた。随分と、遠回しな言い方だが、ご存知、カメのお気に入りのアレといったらアレである。
何より、気温が18℃を超えれば、自然にカメの淫ら肉はうずき始め、恥ずかしながら下着が触れる度に乳首は勃起する。ウフッ。
で、あとはお気に召すまま。昼下がり、缶ビールをプッチンして、極上のDVDをセットし、30インチの液晶画面に見入る。久々の至福のひとときだ。
陽気のおかげで、中4日のシーズン・インで、いまのところそのペースは維持できている。
さらに、回数を重ねるごとに感度も上がり、徐々に官能色も甦ってきて、吐息が漏れることも・・・。でも、硬度はまだ足らず、要介護状態のままで、漏出量は僅か。早く「噴出量」を報告できる日を待ちたい。

2007/04/16

◎病後のケアに、タイ語会話教室に通う

にしても、病後のケアは面倒臭いし、鬱陶しい。
先日、定例の診断に行った。「何か特別なことはありませんか」「特に・・・」で、あとは「やはり、太りました、ね」「(アルコールは)無茶飲みしなければ・・・」「サウナには入らないで」と、そんなところで薬(これまでと同じ)を3ヶ月分処方されて、その薬が切れる直前を定例の診察日に指定された。
どうやら、そんな感じで、丸々1年は引っ張られそうな雲行きなのだが・・・、いつ、どんな状況でプッツンするのか、ちょっと気掛かりになった。
で、先週から週1のペースでタイ語会話教室に通うことにした。とりあえず、初心者コースで3ヶ月、一昨年に続き2度目の挑戦になるが、今回はちと真面目に取り組むつもりだが・・・。

2007/04/03

◎1日24時間では時間が足りない!?

にしても、1日24時間では時間が足りないのではないか、と思った。それも、寝ないでTVを見続けても・・・。
昨日、地上デジタル放送対応工事が終了し、チューナーも設置されたのだ。工事といっても、電波の受信状況のチェックと、チューナーと受像機を赤、黄、白の接続コードでつなぐだけだが、その作業を見ていてもチンプンカンプン。悪戯で外されたら、自分では元に戻せないだろう。
で、何より、チャンネル数の増加には驚かされた。一体、有料も含め全部でいくつになるのか? カメはパソコンで十分じゃないかと思うのだが・・・。何だかんだ契約していくと、すぐ1万円(月額)前後にはなってしまう。
また、今回の工事はマンションの管理組合が斡旋したものだが、「地デジ」を導入するということで、その工事費がこれほど高いとは説明がなかった。それに、チューナーのレンタル料が必要になる。両方を組み合わせて割引料金を6ヶ月間適用するそうだが、いずれにしろ、その段階で契約は解除するつもりだ。とはいえ、デジタルの画質、映画チャンネルなどを堪能しているうちに「地デジ」に取り込まれてしまう不安に駆られているものの、レンタル料は高いからなぁ・・・。

2007/04/02

◎ソメイヨシノは日本人の琴線に触れる


にしても、いつごろからか、年中行事の花見だけは欠かさない。時期、場所、環境はその時々で変わっても、どこかで満開のソメイヨシノを愛でている。
何より、ソメイヨシノは咲きっぷりがいい。華麗だし、散り際も潔い。
江戸時代末期に染井村(現在の東京都豊島区)の植木屋が「吉野桜」の名で売り出したのが初めとされるが、まさに江戸の文化、江戸っ子の心意気、粋に通じ、それが日本人の琴線に触れる。
カメも年々歳々、歳を重ねるごとにソメイヨシノへの想い入れは深まる。今春はこれが最後と、昼過ぎに近所にある大きな公園まで自転車を走らせた。散り始めのサクラの下ではビニールシートを敷いて、バーベキューやら弁当持参の家族連れ、ご近所さんなどのグループが大いに盛り上がっていて・・・、デジカメのシャッターを何回か押したが、結局、アップするのは帰る途中にあった団地脇のサクラにした。

2007/04/01

◎本宮明美さんから写真メール届いて・・・

にしても、13-19日の間に150万で貴方を買いたい・・・とのメールには、スパンメールとわかっていながらひょっとしてと、思わず反応してしまった。いまでも、それは無理もないと思っている。

出会い系サイトからカメ宛に届いたメールは以下の通り。
≪本宮明美≫さん[35才]から写真メールが届いています。
□タイトル□
13-19日の間に150万で貴方を買いたい
返信はこちら↓
http://sukebe.com/pc/mailbox.sukebe=4321&****
上のURLを押すと返事がかけます。

で、久々にこの手のサイトにアクセスしてみると、「完全無料」が大々的に謳われているのだが・・・、ポイント制で、なるほど、よく考えられている。
彼女のプロフィールとメールの文面を読むのにもポイントが必要になり、返信するのにもポイントが必要だ。その上、個人的なメールアドレスや携帯電話の番号をやり取りするにはポイントが大量に必要になる。
今回のアクセスは仮登録で、ポイントは少しだけプレゼントされていた。彼女のプロフィールとメールは・・・。
地域 東京
年齢 35歳
血液型 O型
星座 天秤座
□タイトル□ 11-17日の間に150万で貴方を買いたい □メッセージ□ のですが…貴方の出会いの目的は? 男性には風俗があるからいいですけど、私達女には風俗はありません。 ...

駄目もとで、スケベなカメは返信をしたため、フリーメールのアドレスも書き込もうとしたが、それを書くとポイントが不足するため、カメのプロフィールだけを送った。
その直後から、彼女のメールがさみだれ式に届き、2週間は続いただろうか。念の為、Googleで「本宮明美」を検索してみたら、結果は14件。要注意サイトのスパムメール集紹介と優良出会い系サイト・・・といったところでも紹介されるなど、ちょっとした有名人だった。
その後、カメは一切「無視」を通したが、その間に受信したメールの内容は心情に強く訴えたり、法令で縛りをかけるなど、その手練手管はなかなかのものでした。

2007/03/31

◎小俣雅子への想いを綴ろうとしたが・・・

にしても、吉田照美のヤルマン(文化放送午後12:57~4:00)が昨日で終了したのは残念だった。
何が面白いって・・・、ブロークン、メチャメチャの照美とノー天気の小俣雅子とのクロストーク。イヤー凄かった。小俣への突っ込み、ハラハラ、ドキドキ・・・。小俣の読みと滑舌は一向に上達せず、カミ、ボケは当たり前で、照美にバカ、バカヤローと罵倒されながらも、柳に風と受け流し、反省心も向上心もなく、自らの未熟さを逆手にとって開き直り、傍若無人のトホホ発言を続けて、何とラジオのカリスマとまで称えられるまでになっていた。
小俣雅子への想いを綴ろうと、とりあえず、Googleで「小俣雅子」を検索してみたら、結果は約 2万700件で、いずれも中身は濃いものばかり。新参者のカメが出る幕はなさそうで、お勧めのサイトは以下の通り。
http://homepage3.nifty.com/kdw/renga_g_255.htm
カメは3月に入ってからだったか、午後はヤルマン聴取のため完全にひきこもり状態になり、出かけるのは4時以降、結果、金を使わなくて済んだ。ま、カメのヤルマン終了余波といえば、そんなところか・・・。

2007/03/29

◎やっとわかった「地デジ」・・・

にしても、何のことやら、わかったような気がして実はわからないまま放置していた「地デジ」という言葉の意味がやっとわかった。
このほど、マンション管理組合を通して地元ケーブルネットから「地上デジタル放送対応工事のお知らせ」の案内が入り、明日30日午後に工事、翌日から1週間かけて全世帯の部屋のテレビ端子から電波出力を測定し、チャンネル調整を実施、地デジ放送が視聴できるようになるとのこと。
テレビ大好きなカメには、ただで見られるチャンネルが増えて、何とも嬉しく、楽しみ。ますますモノを考えなくても良くなるというわけだ。
それより、カメは一日24時間では時間が足りなくなるのではないかという懸念に捉われる。そんなに面白い番組、感動できる番組があるのかといわれれば、あるはずもない。でも、何より、全ての番組を見ていたいのだ。あれもこれも、物理的に無理とはわかっていても・・・、見たいものは見たいのだ。
また、この案内文中に「*NHK受信料のお支払は今まで通りの対応でお願いいたします」とあり、ほっとするとともに、秘かにほくそ笑んだ。

2007/03/25

◎高村薫女史のコメントに身が引き締まる

にしても、モノを考えたくないからテレビの“ながら視聴”を続けながらPCのカードゲームに耽っていたようだ。
今朝の産経新聞(25日付)で、あるある捏造問題での調査委員会の報告書の発表を受けた高村薫女史のコメントを読んで、身が引き締まる想いだった。
「私自身がどう考えるか」という作業の手間を惜しんでいる・・・テレビを見ながらモノを考えるのは難しい・・・テレビを消して考える、我に返る作業が必要・・・との指摘だ。
振り返ってみて、元々考えることは嫌いだったし、苦手で、逃げ続けていたように思う。何か問題を深く考えると、頭の芯が熱くなって、何より疲れる。それは、左脳と右脳、理と情、いずれも同じだった。
考えることが面倒臭いのだ。だから、外部からの刺戟に反応するのは生理的なものだけ、生死に関わるものと官能の渦というわけで、それらに対する反応は素直で、敏感・・・、お肉の反応は過剰にも映ったものだ。
時に考えたつもりでも、結果はやはり「つもり」でしかなく・・・、時の流れに身を任せ、翻弄されるだけで、黄泉の国を目前にしながら三途の川も渡り切れない有様だったのだから・・・。

2007/03/19

◎頭を使っていないと退屈しない・・・

にしても、ソメイヨシノの開花予想が出ているというのに、このところ冬に逆戻りの寒さと強風のため、引きこもり状態が続いている。
終日、パソコンと睨めっこしていながら、ブログへ投稿する気にもなかなかならない。出かけるのは夕方、近所のスーパーか99ショップぐらいだ。遠出する気もないからヒゲもあたらず、弱々しいながらも、白いものが目立ってくる。
時に、家庭用のシュレッダーを購入したので身辺整理をしてみるが、ダストボックスの容量は60枚余(A4)で、あっという間に満杯、裁断された用紙が嵩張るのには驚かされた。
先日は、ショッピングバック3袋分の書籍を近所で開店したばかりのブックマートに持ち込んでみたところ、値段が付いたのは23点で、買い取り価格は総額650円・・・。
朝昼晩と3度の食事をして、午前中はニッポン放送、午後からは文化放送、夜はTVを“ながら視聴”しつつ、ほとんどはパソコンのゲーム「スパイダ ソリティア」(中級)と向き合っている。単純・簡潔だけにはまってしまった。何より、頭を使わなくていい。このゲームもあっという間に時間が経つ。気がつけば昼食、夕食の時間で、退屈とか暇を持て余す時間とは無縁だ。どうやら、頭を使っていないと退屈しないようだ。
気紛れに、大好きなオナニーに耽ることもあるが、先般、本ブログでもご報告した通り、中身があまりにも希薄だ。
小人閑居してオナに耽る・・・は、日中の最高気温が18℃を超えてからだ。と、自然にソメイヨシノも花弁を開き、カメのお肉も疼いてくる。そろそろ、なのだが・・・。

2007/03/17

◎ホリエモンへの判決は厳し過ぎ・・・


にしても、新しい時代の寵児への判決は執行猶予がついて欲しかった。ライブドア(LD)事件で証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載、偽計、風説の流布)罪に問われた堀江貴文被告(34)に対し昨日だされた東京地裁の懲役2年6月(求刑懲役4年)の判決は厳しすぎる。
堀江被告の「無罪主張」は無理な話だと思っていた。代表取締役として決算書に署名押印していれば「知らなかった」ではすまない。ただ、長銀など他の粉飾決算事件と同様に執行猶予はついてもいい。なのに、堀江被告はそれはプライドが許さなかったのだろう、あくまでも無罪主張を貫いてしまった。法廷戦術で、潔いといえば確かにそうだが・・・、何とも悔やまれる。
アナログからディジタルへ、時代の流れが大きく変わりつつある時に登場したホリエモンは何しろ格好かった。颯爽として、これからの新しい時代の息吹を感じさせてくれた。特に、株式市場にちょっと首を突っ込んでいたカメは瞬く間にホリエモン、あと村上“信者”となっていった。
ニッポン放送株で散々煽られ、その学習効果もないまま、今度はLD株を握ったまま、地検の“強制捜査”をTVのニュースで「なぜだ!」と呻き見る羽目に・・・。
この間、損害は総額いくら・・・とご報告したいところなのだが、恥ずかしいだけで・・・。だからでもないが、ホリエモンを憎む気にはなれない。新しい時代の寵児として大いに応援したくなる。いいパーソナリティーだと思う。

2007/03/13

◎恐る恐るのトライ・・・枯れススキ現象???

にしても、ドバっと噴射はほんとに夢になってしまったのか。酒、煙草をやめて、残っているのはコレだけなのだが・・・。
ああー、どうすれば・・・。要は、再発覚悟でトライして噴射可能かどうかを確認することが緊急課題であり、最大の関心事なのだ。
ただ、体調に自信が持てない。回復途上だからこその現象と思うのだが、頭の張りというか、突っ張りが時々ズシンズシンとくる。切開した部分が軽石のようになっていて、弾くとコンコンと軽い反響音がする。気温の変化に晒されると傷口が時にツンツン、シクシク疼き、反応する。
特段、妙な症状ではないはずなのに、なぜかドキドキするし、いやな感じ・・・、不気味だ。根拠はないが、獏たる不安に捉われる。酒でも飲んで酔っ払った勢いでトライすればいいのかとも思うが、飲むのもやはり同様に不安なのだ。

それでも、好き者のカメのこと、ナニはすでに4~5回、恐る恐るトライしたが・・・、いやはやの結果だった。
なんせ、ナニに勢い、力強さがない。あまりにも弱々しい。棹に膨張感はないし、雁のテカリもなし。要介護チンだ。
その瞬間は、ヘチマを握り潰した感じというか、かさぶたが取れた感じで・・・、手応えはなく、それでも少量の液体がちょちょっと潜り抜けていく感じ。何とも情けなくも、お恥ずかしい限り・・・で、恐る恐るのトライ、まさに枯れススキ現象とでも呼んだ方がよさそうだ。

2007/03/12

◎隆と勃ってドバっと噴射なんて夢・・・

にしても、あれ以来ドキドキ感とムズムズ感が希薄になって、ブログの投稿回数も減ってしまった。反省!!!
カメのドキドキ感とムズムズ感は表裏一体のもので、辿ってみればナニなのだが・・・。とにかくモチベーションが上がらない。湧いてくるものがない。
TVのニュースで、早くも今夏の水不足が懸念されている・・・と報じていた。暖冬で雪不足のため、雪解け水がないからだ、と。なんて、ニュースじゃないよ、当たり前じゃないか・・・。
カメの場合は、ナニの樽が底の底まで空っぽになっている。それは、病気の所為もあるだろうし、栄養不良か・・・、それもあるし、単なる加齢も・・・。
この病気、完治までにかなり時間がかかりそうだ。再発も珍しくない。他の脳出血とか脳梗塞、心筋梗塞を発症することも多く、禁煙は欠かせないそうだ。
といって、大事に大事に、石橋を叩きながら生き長らえていく人生なんてねぇ、なのだが・・・。
身勝手に好き嫌い、快不快だけを判断基準、価値基準にして生きてきたカメは、いまさらボランティアだ、福祉だ・・・といっても、勝手気侭に生きてきた身にそれはない。
勃つか、勃たないか・・・。てかてか黒光りする雁、掌に馴染みそうな太棹にしか関心はないのだが・・・。
隆と勃って、ドバっと噴射・・・・なんて、もう夢の夢だ。

2007/02/27

◎「禁煙」継続には認知症の可能性も・・・

にしても、以前よりもモノを考えなくなったようだ。というより、考えることが面倒臭くなっている。
例えば、パソコンでカードゲームを始めると止まらなくなる。特に、賭けてもいないのに・・・である。単純なルールで、機械的に繰り返していればいい。それで、高得点が獲れれば嬉しいのだから、お目出度い。何も考えずに、あっという間に時間が経つ。昨日は丸一日それで過ごし、ブログを休む始末だ。それに、昼間、近所に映画でも見に行こうかとも思っていたのに、カードゲームに手を染めたら、まっ、いいか・・・となる。
この症状、ひょっとして認知症の兆候かとも思う。そのものの可能性もあり・・・なのだが、そこで、思い当たったのが「禁煙」である。
死んでも禁煙だけはできない・・・とカメは公言し、周囲もそうだろうなと感じていただいていたはずなのだが・・・。何故、カメは結果的に禁煙できたのか。散々考えた挙句、「禁煙」が生きていくための目標になったよう・・・などと分析していた。
確かに、その側面もあるが、何のことはない、認知症の可能性に思い至ってはたと膝を叩いた。なるほど、「禁煙」というより「煙草」そのものを認識していないのではないか、と。煙草を認識していなければ、喫煙も禁煙もない。最近も煙草を吸う方をあちこちで見かけるが、何をしているのか霞んで見える。
「禁煙」は本当にこの病気の所為なのか、はたまた認知症なのか、ちょっと不安になっている。

2007/02/25

◎死んでいてもよかったのに・・・

にしても、人生とは運動会のようなものなのかもしれない。競技種目がいっぱいあって、その選択は自在、変更もあり・・・だ。ところが、一途なカメは一つの競技しか選べない、選んではいけないと思い込んでいたようだ。
それは植木等の“気楽なサラリーマン稼業”であったのかもしれない。ちょうど高度経済成長の最中で、遅れず、休まず、仕事せず・・・で、それを何も疑わずに実践していた。
そうして、川の流れに身を任せ、カメは好き嫌いだけで4回も会社を変わり、それでも国家ニートの座に座って“お迎え”を待っていたのだが・・・。

それが突然、気が付いたら別のフィールド放り込まれても・・・、別のフィールド、競技があるとは考えたこともなかったし、信じられない。一体どうしたらいいのか? なぜ、助かってしまったのか? これから、どう生きていけばいいのか。なんて、考えるタマでもないのに・・・。
ハッキリしてはいないのだが、手術から3日後か、とにかくカメは全身麻酔から覚めた瞬間、「あっ、生きてる」と覚醒すると同時に「お、死んでいてもよかったのに・・・」という想いが咽喉のあたりをよぎった。
この想起は弱々しい記憶だが、いまだに忘れられない。

2007/02/24

◎禁煙は無意識、無思考、無葛藤・・・に

にしても、禁煙が続いているのが不思議でならない。
喫煙はもう45年間ほどになるか・・・。親父が吸っていたショートピースをいたずらしたのが最初だったろう。自宅に置いてあった缶入りのピースを抜いたような気がする。それが、高校生になっていたかどうかなど、その場面は覚えていない。カメの記憶力は実にいい加減というより、アホか!といわれた方が正しい。学校での授業内容にしても要するに覚えていないのだ。
予備校時代はパチンコ屋に入りびたって、もう煙草はショートピースだけではなく、光とか、新生だったか、珍しくてあれこれ吸ってみていた。
確か、その後、フィルター付きのハイライトが新発売されて一気に人気を集めたが、カメはやはりショートピース派だった。

何より、その香り、味は申し分なく、ニコチンの含有量は他のどの煙草よりも多く“煙草の王様”と昨年末に倒れるまでは自負していたのだが・・・。
また、この10年ほど喫煙がこれほど嫌われ、肩身が狭くなるとは考えてもいなかった。煙草の害ばかりが強調され、それが何故なのかわからなくはないが、その因果関係は疫学調査の結果が根拠で、極めて恣意的だ。そうした調査が大手を振ってまかり通るのは、まさに喫煙受難の時代といえ、カメはその風潮を苦々しく見守っていたのだ。

そんなカメが無意識、無思考、無葛藤・・・に、何となく「禁煙」していたのだから、何より本人が一番驚いている。多分、これは考えたり、相談したら、絶対に禁煙は出来ていなかったと思う。

2007/02/23

◎生きているってしんどいものだ・・・

にしても、生きているってことはしんどいものだと思う。
生きるか、死ぬか、いかに生きるか、いかに死ぬか・・・カメは、とうの昔にバーチャルでは解決済みのテーマを今更のように「本生」で蒸し返され、いささかパニクッていたようだ。
で、この2月、本ブログには永のご無沙汰になってしまったようだ。
反省!反省!反省!
そりゃそうでしょう、テーマがでかすぎだし、何より痛そう。考えようとしただけで、しかめっ面になる。それに、死ぬの生きるのと散々揉めたりしても・・・そりゃ、死んじゃうのが何より一番楽・・・だっていうのに、ねぇ。

三途の川で追い返されたカメはもう一度、まだ生きていなきゃいけない、生かされてしまったということで、いささか考え込んだ結果、それもやむなしと納得するのに意外と時間がかかっていたところで、たどり着いた結論が「禁煙」だった。
いつまで続けられるのか・・・。唯一、いまは、それだけが生きる目標になってしまったようだ。

2007/02/18

◎松坂大輔の偉大なブランドパワーは強大無敵・・・

にしても、今季メジャー1年目を迎えるレッドソックスの松坂大輔投手(26)は勝ち組、負け組の構図を浮き彫りにしてくれた。
18日配信のスポーツナビは「レ軍のキャンプで日本語が流行!?」の見出しで、キャンプインを控え、春季キャンプが行われる米フロリダ州フォートマイヤーズでは早くも日本語を学ぼうとする首脳陣やチームメートの姿が見受けられたと報じている。
いや、はや、松坂は大変なもんだ。もはや、偉大な『松坂ブランド』だ。そうなんだよなぁ。偉大なブランドパワーは強大無敵・・・、言葉だって、別に相手に合わせる必要はない。こちらの言葉で話せばいいのだ。その言葉は相手が理解しなければコトが進まない。だから、相手がこちらの言葉を積極的に学ぼうとするし、学んでくれる。
中田英寿(ヒデ)をはじめサッカー選手の何人かは、これまで現地での記者会見で流暢な現地語を喋り感心したものだが、松坂はいつ英語を喋るのか・・・。意識してのことかどうか、戦略なのかどうか、ひょっとして会見は日本語で通そうと思っているのではないかと思ったりする。もっとも、これは勝ち続けなければ通らないが・・・。
今夜、NHKのスポーツ番組でも、レ軍のキャンプ取材によるフィーバーぶりを紹介していた。
勝ち組、松坂の日本語がいつまでそれで通せるか、楽しみだし、本人にもそれらしい素振りを感じ、頼もしい。負け組・カメはカメで外道の道をはいつくばりながら、それに期待している。

2007/01/31

◎生ビールは飲んだが、禁煙はまだ続く

にしても、64歳の誕生日をきっかけにゴロゴロ、ぼんやり・・・しっかりリラクゼーションを確保している。
なにより、慎重に体のケアに取り組まないと、予期せぬ筋肉痛とか、面倒なリハビリを抱え込みかねない。
多分、快方に向かっているからだろうが、ほんのちょっとした行為に、つい無理をして、イテテ!という場面が増えている。脇の方に置いてある新聞や本を取ろうとして体を捻ったり、伸ばしたり・・・、これがいけない。手が届かない。でも、あと、ちょっとだからと、軽く腕を伸ばそうとすると、てき面だ。

一昨日は、仕事を早仕舞いして見舞いに現れた後輩にあれこれ奢られた。
個室居酒屋では、やっぱり生ビール1杯ぐらいなら・・・との想いはつのる。
ほんとに、生ビールとはいえアルコールを口にしたのは、ほぼ2ヶ月ぶり。ちょっと、まだ旨いとも何とも・・・、実は小心者故、医者への後ろめたさ?味はあまり感じられず。ジョッキのお代わりも遠慮してしまい、ちょっと悔いが残った。グイッと旨い生ビールが恋しく、早く思い切り飲みたくなった。

ところが、生ビールに散々ビビッたくせに、煙草には我ながら信じられないほどの強靭な意志が働いているのを感じていた。1本の禁を冒せば、あっという間に元の木阿弥になるのがわかっているからだろう、目の前で後輩が1箱空けてもさして動揺せず、なおかつ、この夜の禁煙は苦痛を伴うものではなかった。はて、さて・・・、驚いた。

2007/01/25

◎いまさらの64歳はぼんやりするしかない

にしても、すきやき弁当が一番性に合っている・・・
誕生日をどう過ごすか・・・。いまさらの64歳はぼんやりするしかない。
とりあえずは、お世話になった皆様方へのメッセージを時間をかけて認め、拙ブログに投稿して、ひと安心。久々にいい原稿になったので、ウフッ、これだけでもよしとするか、とも思うが・・・。
NHKのニュースを見ながら、昼飯を食って、やっぱりどこかへ出かけようとあれこれ考えた。一番近い繁華街は川崎、京急に乗って150円だ。ここなら、あれこれ、裏も表もないものはない街。
とりあえずは、ヨドバシカメラに行ってシェーバーを買うつもり。いま使っているのは、回転刃の交換までして、もう10年以上は使っているお気に入りなのだが・・・、最近はちと切れ味に不満が生じていた。
あと、今回はあまり伝わってこないWindowsの気になる Vistaの盛り上がりも見てみたかった。
整備された川崎駅前のショッピングモールはやたら広く、ただブラブラの無目的な歩きにはちょっと不向きだ。
それくらい承知のカメはとりあえずシェーバーのコーナーに足を向けたが、それでもなかなか見つけられず、たどり着いたときにはかなり草臥れていた。シェーバーは3枚の回転刃と決まっているので、選択肢は限られていて、なおかつ安い。逡巡してみたものの、ま、64歳の誕生日プレゼントにはうってつけか、と・・・。
で、店内をちょっとウロウロしただけなのに、いささか疲れを覚え、パソコンコーナーは素通りして、帰途に・・・。まだ、疲れやすいと、無理は避ける。
実は、川崎でブラブラしながら時間を潰し、何か旨いもの、というか、高いものを食おうかと思っていたが、それは叶わず。
結局、帰宅したものの、夕食が決まらない、決められないまま、外は暗くなって、寒々としてきて、改めて外に出るのはいささかしんどくなって・・・。
先日、食って旨かった、ほっかほっか亭のすきやき弁当(580円)を買いに自転車で出て、やっぱ、このへんが一番性に合っているか・・・と独りごちた。

2007/01/24

◎よくぞ、ここまで無駄に64歳・・・

ついに、64歳、本日、誕生日・・・。
よくぞ、ここまで無駄に生きてこられたものよ、と驚きます。

先月は、三途の川まで行って、戻されてきたのですが・・・。
以来、煙草は、まだ吸っていません。結果的な禁煙が継続しています。
旨いものは食っていません。というより、なかなか食いたいものが思い浮かびません。
医者から止められたわけでもないのに、ビールなどアルコールは飲んでいません。
退院してからの自然脱糞は、なかなかの快感です。量といい、形といい・・・。
入れ歯の噛み合わせは依然いま1、いま2、いま3・・・。異物感なしを希求しつつ、まあ、こんなもの? のままで、相変わらず推移しています。
目は相変わらず老眼だけ、「3」で変動なし。年齢による他の病因の出現も間もなく?ではないかと、その兆しは感じます。

朝食は、これも習慣? 食べられるようになりました。ベッドの上で食べる、その習慣をまだ維持しています。もっとも、メニューはパンに固定してきましたが・・・。
朝食は多分、カメの心身に色んな面でいい影響を与えている、波及効果は大きいような気がしています。カメの貧脳ではそれ以上は、とても思い至りません。
実は、脳にもA,B,C~Hカップなどの容量、サイズがあり、カメは今回の入院でお恥ずかしいことに貧脳を、思い知らされました。
同時に、こんな貧脳でも、脳細胞は完全には元に戻らないような気がしました。記憶をたどれない、抽象的思考ができない・・・、ひと言でいえば「考える」ことが面倒臭く、集中できない、病床でテレビを見ていて、そんな場面が急に増えました。それは、いまでも続いています。

朝起きて、3度の食事をして寝て・・・のゆっくり、ゆっくりしたリズムが何とも居心地がいい。天下公認の国家ニート、穀潰し、何もしない、何もしなくていい環境というのは最高のリラクゼーション・・・、何より気楽でいい。有り難いこと、と素直に感謝しています。

2007/01/23

◇早くセピア色の絵に染み込みたい・・・

にしても、セピア色の世界を楽しんできたカメに、いま流行のハイビジョンの世界は眩し過ぎて、恥ずかし過ぎ、やはり一日も早くリタイアしたいと思う。
前回は何時だったか、また、また、小学校のクラス会のご案内をいただいた。新宿で3月中旬、土曜日の昼食会のようで、会費は、8,000円とか・・・。
64,65歳が何人、参集するか。もう10年ほど前だったか、幹事が熱心に連絡を取ったところ出席者は30人を超していた。担任の先生が良かったからだと思うが、みんな不思議と仲良しで、卒業後もクラス会は長く途切れることなく続いている。時には特別に1泊旅行なども何回か企画してその度に10人近くが参加しているそうだ。
カメも実は一時このクラス会の常連になっていた時期もあるが、この5年ほどは全て欠席している。
出席して、時に珍しい顔を眺められればいいが、そうはいかない。常連の顔ぶれは変わらない。それに辟易してきてもいたし、クラス会の回数も増え、出かけるのが面倒臭くもなっていた。
そう、そんな大した理由もなかったが、振り返れば、会合での話題が「老後」に凝縮されてきたのだ。カメの大嫌いなテーマだ。おためごかしに話を進める・・・なんてカメの性には合わない。時間の無駄だ。ああいえば、こういう・・・、ああすれば、こう・・・のおためごかしはゴメンだ。
おためごかしの時間を過ごすのなら、やはり、カメは早くセピア色の絵に染み込みたい。

2007/01/22

◇「考える」ことが面倒臭く集中できない

にしても、いつでも、どこでも、目一杯生きていかなければならない人間は凄い存在だと思う。
街に出て人の流れを見ていても、店に入って見ても、人はそれぞれみんな一生懸命だし、何か、目標、目的に向かって進んでいる。そのオーラの外で、もちろん、見えない厚い壁に遮られつつ、カメなぞはその中には入っていけないし、ひたすら、なぜ、どうして・・・と問いかけてみたい衝動に駆られるものの、といって、その答えを待っているわけでもなく、つい、違う希少生物になったような気がしてしまう。
実は、街だけではなく、テレビのニュース画像に対しても、ドラマにも、ワイドショーにも、さらにビデオ画像にも同様の反応をしてしまう。みなさんと同じような格好はしているようにみえるが、もはや異次元の生物に変節してしまったのではないか、と。

脳外科病床のベッドに寝ていた時、何となく脳細胞は完全には元に戻らないような気がした。脳細胞をこれまでのようには使えない、といって、それを意識していたわけではないが・・・。記憶をたどれない、抽象的思考ができない・・・、ひと言でいえば「考える」ことが面倒臭く、集中できない。そんな場面が急に増えた。でも、それらは全て面倒臭くて、それ以上進展しなかった。
例が適切かどうか、例えば、足し算・・・6+2=ならOKだけど、8+6+2=になると拒否反応が強くなって、もう暗算にトライしないし、これが二桁、三桁の数字になると、数字を見ただけで全面拒否、もう足し算をする気にもならないし、個人的な体験からは軽い頭痛を催した。
この生体反応ってやつ、脳細胞とはつながらない脊椎反応だけは、確信できるのだ。

2007/01/21

◇息を吹き返してあたふたしてしまうよなぁ

にしても、生死の境を彷徨うような手術といわれ、ならば、そんな大手術から生還したのなら、神の啓示を受けたとか・・・それくらいのことはあって、その「前」と「後」とでは何かが変った、変わらなければならないとも思い込んでいたようだ。何も変わる必要はないし、そもそも手術(麻酔)そのものを覚えていないのに・・・と、いま首をひねりつつ、反省を重ねている。

歳を重ねてからの体験は人さまざまだし、それも色々あって、愉快で、楽しく、快感が湧いてくるような体験ばかりではない。できれば体験したくない、遭遇したくない、忘れたままでいたいものも少なくない。
三途の川の渡し場から戻るなんて、その際たるものではないか。いっそ一気に渡ってもらいたかった、と実は瞬間思ったが、当然、口には出来なかった。倫理観がまだ微かに生きていたわけだ。

いまもそうだが、その『前』も、国家ニートのカメにはやらなければならないことはないし、いまさらやりたいこともないし、やり残したこともないし・・・、で、身辺整理は着々と進めていたし・・・、そう、何か食いたいもの、飲んでみたいものもないし、見たいものもないし、行きたい所もないし・・・。
振り返ってみれば、できたら世間の風、世間の空気から一刻も早く遮断され、息を止めて楽になりたいと日々過ごしていた気がする。
それが、あれよあれよという間に、息を吹き返してしまったのだから・・・、あたふたしてしまうよなぁ。

2007/01/20

◇『選別』はもう避けて通れない道・・・

にしても、苦渋の表情を隠しつつ、人道・人権主義を唱えながら、間もなく人類は滅びる気がしてきた。
介護制度が機能し始めたからなのか、カメが入院したからなのか、昼間街に出かけて車椅子のお年寄りを見かけることが多くなった。自分のことを棚に上げて・・・カメはその高齢者の一挙手一投足には目蓋が篤くなる。
一体、何をしたいの、何をしようとしているのか・・・さっぱり見当もつかず、歯がゆく、もどかしい。
介護者とのコミュニケーションも取れていない。全ての動作がゆっくりしていてスローだ。それでも、久々に外の空気に触れた肌や筋肉が張り詰めているのは伝わってくる・・・。生きることへの執念は凄まじい。鬼気迫るものがある。もう、脳細胞が正常に機能していなくても、脊椎反応だけは敏感、強固になっているようだ。
介護者の目に映る車椅子に座る方々はモノであって、ヒトではなさそうだ。ヒトとしての意思はない。あっても、それは介護者に伝えられない。車椅子に座って、目は虚ろ、車の揺れに身を委ねているだけといった方々が圧倒的に多そうだ。こうした介護も全てがビジネスの対象としてしか扱われていない。
そんな光景を目にする度に、カメはそんなにまでして必死に生きるよりも、もう『お先に』と棺桶に入ってしまった方がいいんじゃないの・・・と秘かに思う。少子高齢化のこれからは、世のため、人のためになる方々をもっと救える施策を前向きに取り組むべきではないかと思う。

『選別』はもう避けては通れない道なのではないか・・・。人権とか、人道主義とかにいつまでもとらわれていては、そのうち地球上の人類は共倒れだ。この40~50年の世の流れに身を任せている野次馬のカメにはそう見える。それを見ていると、だから、みんなわかっていながら、言いだしっぺの役は買って出ず、どうやら、暗黙の了解の下にその方向に進んでいるようなのだ。
人道・人権主義を唱えて、苦渋を噛み締めつつ人類は滅びる・・・って、か。

2007/01/19

◇供給が需要を喚起する・・・福祉国家

にしても、三途の川から戻ってきたばかりに、人の命の何たるかをちょっと考えさせられた。何処かで、誰かに選別されたような気がしてならないのだ。
カメの場合、ほぼ身辺整理は済んで、いつお迎えが来ても、そのまま着いて行けるような状況にあった。それこそ、案内図でもいただければ一人で先に行って渡し場で待っていてもいいのだ。
そんな、心身ともに準備万端のカメが戻されてしまったのは何故? なのか。
この世でのお務めをまだ果たし終えていないとか、せいぜいその程度しか思い浮かばないのだが・・・。
先ごろ、軽い脳梗塞と診断された平沼赳夫元経産相(67)の無念さを思うと、お気の毒でならない。平沼氏とは60歳代というだけで個人的な関係は何もないが、それこそ、脳細胞の総取っ替えは無理にしても、平沼氏の悲願を叶える一助ぐらいは出来るかもしれない。
何より、カメはもう勝手ながら人生50年で終えていますから・・・、必要な細胞、使える細胞があればお使いくださいと思う。臓器移植法のようにがんじがらめにされては、実際の運用は難しい。それこそNetオークションにでもかけるほどの気楽なシステムになれば、人の命の軽重に応じたさまざまなランキングも作成可能になるのではないか。

こちとら、カメはこれからも、ずっと飲んで食って寝てだけの生活を続けられるわけで、天下公認の国家ニート、穀潰しだ。ボランティアとか、社会貢献なんていう高邁な理想なんて、頭ではわかっていても、実際にはそんな奉仕の精神は持ち合わせていないし・・・。
そのくせ、他人に面倒を見られるのは好きで、好きで・・・大好きだ。一度でもそうしたサービスを受けてしまうと、もっと、もっと・・・となる。
まさに、供給が需要を喚起する・・・のが福祉国家の鉄則だ。

2007/01/18

◇何より気楽に、ぼんやり、気侭に過ごす

にしても、何もしない、何もしなくていい環境というのは、最高だ。何より気楽でいい。有り難いこと、と素直に感謝できる。
幸いなことに、そんな環境にいられることに後ろめたさなども感じない。まして、当然だ・・・などと傲岸不遜に構えるほどの器でもない。

日々、ただ、ただ、有り難くも、ラッキー・・・と息を続けている。朝起きて、3度の食事をして寝て・・・のゆっくり、ゆっくりしたリズムが何とも居心地がいい。

この環境をちょっと振り返ってみると、カメは本ブログを立ち上げたころから、その環境にこだわっていたようだ。実は、クモ膜下で倒れる前と後で、その価値観に変化が感じられない。それどころか、三途の川端で見聞した体験がそうした価値観を裏付けしているようだ。

何もしない、しなくてもいい一日が大好き・・・、何より気楽でいい、有り難いこととぼんやり、気侭に過ごすカメなのだが・・・、「幸運にも生き返って、よかった」とお見舞いいただくことが多い。当然の文脈なのだろうが、カメは気恥ずかしくてならない。「前」も「後」も何も変わっていないし、何も変える気もない、変えようもない・・・のだから。

2007/01/17

◇軽い脳梗塞では『政治家』引退は必至?

にしても、政治家・平沼赳夫氏はやはり『政治家』の看板を気の毒ながら下ろさざるを得ないだろう。軽い脳梗塞だそうだ。
昨夕、後援会幹部が地元の岡山県津山市内で記者会見して病状を説明、3月末までは治療やリハビリに専念するという。
会見によると、平沼氏は昨年12月6日、自民党に復党した郵政造反組議員らと東京都内で懇談会を開き、席上体調を崩してそのまま入院した。小脳の右側の梗塞と診断され、現在、声がかすれ、後遺症のため歩行に支障があり移動には車椅子を使用しているという。また、食べ物を飲み込むことができないため、点滴で栄養補給を受けていることも明らかにした。さらに、「頭脳は明せきで、家族や私とのジョークのやり取りもでき、主治医は『順調に回復している』と語っている」とも明かしたそうだ。
この内容をそのまま受け取っても、春先から政治家として活動を再開するのはちょっとハード過ぎると感じてしまう。
この時期、こうした会見をせざるを得ないのも魑魅魍魎が跋扈する永田町ならではだし、平沼氏自身と後援会などの再起に賭ける心意気、思惑はうかがえる。
脳梗塞とされた平沼氏にどんな治療が施されたのかは不明だが、カメの体験からすると脳細胞は完全に元には戻らない気がしている。
先日も拙ブログに投稿したが、脳細胞を使う、記憶をたどる、抽象的思考ができない・・・、ひと言でいえば「考える」ことが面倒臭く、集中できない。といって、脊椎反応だけは、確信できるのだ。
平沼氏の無念さを想うと、カメなどは言葉がない。

2007/01/16

◇気になる平沼赳夫元経産相の重病説・・・

にしても、生き馬の目を抜く永田町への関心ではなく、あくまでも病気への関心から平沼赳夫元経産相(67)の重病説は気になる。
なんせカメより4歳年上の60歳代という程度で、他に平沼氏との共通項は何もない。ただ、Webの断片的な情報をまとめると、カメが入院していたのと同じ時期に平沼氏も同様の病気で入院していたのではないか。
「平沼氏が倒れたのは昨年12月上旬」「新幹線の中らしい」「脳梗塞のようだ」「入院していたのはK病院か」といったもの。地元・岡山では「重い肺炎」「言葉はしっかりしているが歩行が困難」との情報も流れているそうだ。
幸い、カメは暮れの仕事納めの日に何事もなかったように独り退院した。一方の平沼氏が年末年始に地元などで予定されていた数多くの会合を欠席しては重病説が流れても止むを得まい。
今日午後には、平沼氏の後援会幹部が地元の岡山県津山市で記者会見し、詳しい病状を説明するそうだが、平沼氏に近い関係者は「命に別条はないが、政界復帰にはかなり時間がかかる」としている。
人の生き死にの現場を微かに垣間見てきたカメの目には死の現場も生の現場と変わらず、裸で顎を引き両膝を抱え羊水に浸っているように見えたような気がした。
カメの略歴を書けば多分1~2行もあれば十分だろうが、平沼氏の場合なら単行本で何冊になるのか・・・なんてことが、ふと脳裏に浮かんだ。

2007/01/15

◇図らずも“結果的な禁煙”が続いて・・・

にしても、なぜ煙草は何時でも何処でも、ありとあらゆる場面で悪玉にされてしまうのか・・・。愛煙家として過ごしてきたカメには不思議でならないし、理不尽だと思う。ひょっとして、社会の苛められっ子役を担わされているのかもしれないとも・・・。
カメは一日、ショートピース20~30本余で推移していたのだが、今回の入院によって、図らずも“結果的な禁煙”が続いて、よくぞ・・・と本人が一番驚いている。
これは、朝昼晩と三食摂取の効果かと・・・。一日を通して、腹が減らない。振り返れば、空腹時に喫煙することが多かったような気がする。あと、独りでいるので、誰かに誘発されることもなく、背中を押されることもないからかな、とも・・・。
この“結果的な禁煙”があと何日続くのか、個人的な関心事にはなっている。
いまは、日に3~4回は無意識に煙草を探しているが、直ぐに気がついて、それ以上の、次の行動には移っていない。でも、それだけでも煙草の上品な芳香が鼻孔に懐かしく蘇ってきて、それで満足している。
なんせ、喫煙が悪いとはとても信じられないし、ここまで喫煙を吸いながら生きてきて、喫煙が悪いとされるのは「何故だ!」との思いも募る。そういえば、その煙を吸わされる周りの人の健康に悪いという。煙草に対するゆえなき苛めだろう。

2007/01/14

◇限りなくヒトに近い生物で、決してヒトではない

にしても、脳外科病床のベッドに寝ているとほとんど脳細胞を使わなくてもいいため、脊椎反射のみで生きている感覚だけは敏感になってくる。
ベッドにいると、脳細胞のほとんどが休息していることがわかる。全てはデジタル反応で、二者択一の選択肢にならないと脳細胞を刺戟しない。
将棋に例えれば「次の一手」の本当に次の一手だけで、三手先までは読んでいない。次の一手に対する相手の手も考えなければ、ましてその次の一手にまで想いが至らない。それをやろうとすると目茶目茶疲れるし、そう思うだけで面倒臭い。脳皮が突っ張り、脳の中にズシズシといったノイズというか、軋みを生じるのだ。
つまり、脊椎反射だけの生物というわけで、この状態では限りなくヒトに近い生物であって、決してヒトではない。
そんな脳の状態のまま、ボーっとテレビの画面を眺めていたら、前東京都知事の青島幸男さんが都内の病院で逝ったそうだ。74歳。青島さんは11月初旬、自宅で転倒し、頭部を強打。救急車で運ばれ、8針を縫った。その際、骨髄異形成症候群と診断され、入院。積極的な延命処置はしなかったという。
放送作家としてバラエティー番組「シャボン玉ホリデー」を手掛け、「意地悪ばあさん」では主演俳優、「人間万事塞翁が丙馬」で直木賞を受賞。また、参院議員として庶民の目線での政治を訴えるなど、昭和期を代表するまさに「マルチ人間」。
実は・・・当然ほとんど知られていないが、青島さんはカメと同じ高校の同窓生で、その中でも数少ない著名人・・・、カメは秘かにずっとそのマルチぶりに驚嘆し敬愛の念を抱いていたものだ。
とはいえ、テレビの画面で繰り返される青島さんの業績を見ていると、人の生き様、死に様は本人自身の評価、感想とは無縁のもの・・・。カメにとっては、いまでも「青島ダァ~」と顎を突き出しているような気がした。

2007/01/13

◇命の値段・・・100万円也は高いか、安いか

にしても、命の値段・・・100万円也は高いのか、安いのか。

銭湯から裸で救急車で運び込まれ、くも膜下出血の手術を受けたカメの場合・・・。余病を併発したわけでもなく、後遺症が発症したわけでもなく、多分、標準価格だったのではないか、と思う。
その価格は手術、入院(25日間)費の合計で約300万円。国民健康保険の適用(3割負担)を受け、退院時に100万余円を支払ったのだが、これが高いのか、安いのか? 何とも難しく、悩ましい。

命の値段・・・、事故の補償の際の逸失利益や生涯賃金などとは違い、直接、命を生で取り扱う価格だ。が、医者にとって値段は関係なく、現代医学の最先端技術を駆使して患者の延命策に奮闘するのが脳外科医だ。

ある日突然・・・の状態で、そんな患者が次から次から運び込まれているのが実状のようだ。特に、高齢者の生き様、死に様・・・は千差万別で、それこそ他人が口出しできるものでもない。そのレベル、温度差は実に人様々、何ともいいようがない。

昨年秋、カメは脊椎反射のみで生きている・・・と拙ブログに投稿した(06/10/7)。某氏のWebサイト「脳年齢チェック」体験で、「脳がかなり腐敗しています。もはや脊椎反射のみで生きているといっても過言ではありません。全てにおいて欲望のままに自由に生きている。」と解説されてしまった。
まさに、的中である。今風に国家ニートと称してみても、その実態は昔ながらの穀潰しだ。なのに、いまの時代、この歳になると、それを社会が容認し、サポートしてくれる。
これが、社会保障制度の充実なのだろう。脳外科病床での短期間の体験から見ても、これからは高齢者が1人生活するために最低でも1人の介護人が必要になるだろうと感じた。

三途の川から戻されてしまったカメなど、まだまだ穀潰しをしていいよとお墨付きを頂いたような気もしている。
こんなことを続けていて、この国は今後何年、立ち行くのか。みんな、わかっていながら、誰もまっとうに見ようとはしないし、発言しようともしない。
生きるべきか、死ぬべきか、その決断は医者個人に出来ないのは当然だが、当の患者本人には可能となるようなマニュアルを制度化しておくことはできるし、どこかでそうした線を引く政治的決断力がいま求められている。

2007/01/12

◇複雑怪奇、魑魅魍魎が跋扈する世界を垣間見る

にしても、脳外科病床で高齢者の生き様を微かながらに垣間見て、何ともいいようのない複雑怪奇、魑魅魍魎が跋扈する世界に目眩を感じ、このままでは圧死しかねないと一時は体が強張ったものの、直ぐにその世界からは目をそらし、その状態が依然として続いている。
50歳を超した男たちが救急車で運ばれてきて、脳外科の手術を受ければ、その結果について、その評価は本人も含め立場立場によって千差万別・・・まるっきり違ってくるだろうし、カメは他人様のことまで詮索しようとは思わないし、そんな余裕もない。でも、一人ひとりの命の重さは感じさせられる。

カメは麻酔から覚めて、くも膜下の手術を受け成功したと知らされ、ぼんやりとだが、自分の深層の血流の流れを感じ、生命力の紅い灯が灯るのを瞬間的に実感し助かったんだと思うとともに、このまま死んでいてもよかったんだとも・・・。命の不思議、命の神秘を感じさせられた。

4人部屋のカメの場合、同部屋の中でカメの症状が一番軽かった。それは、後遺症がまったく見られず、トイレも独りで用を済ませられたからだ。ことほど左様に、介護とはその程度の差でも大きな違いになってくる。
同室者の様子をうかがっていても、それぞれ個人的なバックグラウンドはわからない。推測では現役で仕事をしているのは50歳代の1人だけ。カメを含め他の3人は国家ニートにしかみえない。

2007/01/11

◇三途の川から戻されました

にしても、一ヵ月余りのご無沙汰となりました。
実は、この間、突然の病魔に襲われ、三途の川の渡し場まで行ったものの、乗車券を持っていないとかで、あっさり戻されてまいりました。

いや、はや、何と申したものやら・・・、ただただ、恐縮・・・お恥ずかしい限りで御座います。

12月3日の昼下がり、蒲田の銭湯で突然倒れ、そのまま救急車で病院に運ばれ入院、検査、手術・・・。病名はくも膜下出血で、動脈瘤にクリッピング手術を施し、成功。後遺症はなし。
手術は全身麻酔で、一週間ほどは個室で夢見心地。ここはどこ、私は誰???状態。状況が飲み込めるようになったのは二週間ほど経ってから・・・。
で、あとは、3度の食事と薬の規則正しい生活を続け、12月28日に退院。主治医からの注意は、禁煙だけ。入浴とか食事など他のことに関する注意事項はなし。
年明け5日にCTスキャンを撮って再度診察してもらいましたが、異常なし・・・とのこと。あとは、投薬だけで、次回の診察は2月2日、以後、診察間隔を空けていくそうです。

一ヶ月の入院生活からのリハビリにはまだ時間がかかりそうです。なんせ、すぐ疲れます。また、結果的に禁煙状態が続いていますが、まだ吸う気が起きてきません。このあたりが、回復度の目安でしょうか?

2006/12/03

◆拾い物だった「ALWAYS 3丁目の夕陽」

にしても、思いがけず良く出来た、いい映画だった。4chの金曜ロードショーで何気なく見た「ALWAYS 3丁目の夕陽」。拾い物だった。いつも夕食後にテレビで見る映画はほとんど途中でゴロンと寝てしまうのだが、しっかり見終えた。
カメが中学時代の昭和33年、東京・下町の庶民の生活と風景を再現してちょっと懐かしくはあったが、山の手育ちのカメの記憶からはほとんど消えている。都電も確かに走っていたが、その風景は覚えていないのだ。東京タワーは見えなかった。駄菓子屋で買い食いしたこともない。一体、カメは何をしていたのか。石原慎太郎が太陽の季節で芥川賞を受賞したことだけは記憶にあるのだが、他の記憶はすっかり飛んでいる。
予備知識なしに観たのだが、まぁ、旧いアルバムを眺めている感じだった。日本人が大好きなよくある人情話で、子役が何より良かったし、大人が食われていた。薬師丸ひろ子は母親役になっていたが、幾つになったのか、相変わらず可愛く、嬉しかった。ただ、集団就職で上京してきた堀北真希の容姿は貧しい時代背景とちょっと違和感があった。
また、ビッグコミックオリジナルの連載漫画「三丁目の夕日(西岸良平)」が原作とも知らなかった。何とも、情けない次第なのだが、もう30年ほど前から漫画のパワーを認識していたカメには、なるほどと納得できた。
邦画でも、これだけの作品を作れるんだ・・・と、世知に疎くなったカメはいたく感心しながらも、ロスタイムの長さについ溜め息がでた。

2006/12/02

◆慌てず、焦らず、急がず・・・がカメの流行語大賞

にしても、慌てず、焦らず、急がず・・・の方がカメの06年流行語大賞にずっと相応しい。昨日発表された恒例の流行語大賞のトップテンと大賞を見て、そう思った。
トップテンのうち「たらこ・たらこ・たらこ」「脳トレ」「ミクシィ」「メタボリックシンドローム(メタボ)」の4つは、恥ずかしながら聞いたことがなかった。脳トレだけは、聞いたことがあるような、イメージはできるが、その内容をきちんと捉えてはいなかったし、そんなに流行しているとの認識もなかった。アァ~、なんとも・・・。
イナバウアー(荒川静香)なんて、とても大賞に該当するとも思えない。マスコミで散々繰り返されただけで、首をひねってしまう。カメの耳は右から左に抜けていっただけだ。何より、言葉に新しい内容が何もない。トリノオリンピックの金メダルフィーバーの象徴なのだろうが・・・。
エロカッコイイ、エロカワイイ(倖田來未)は、カメの秘かなお気に入りだ。あの未成熟なエロサは下手なアダルト物などより役立ちそうで、一枚ぐらい買ってみようかと思いつつ、なんせレコード店などには足を踏み入れたことがないので二の足を踏み、いまだに手に入れていないが・・・。カメが流行語大賞の審査員だったら、間違いなく一票を投じていた。
シンジラレナ~イ(トレイ・ヒルマン)とハンカチ王子(斎藤佑樹)の2つは、いかにも流行語大賞らしくて、カメにもしっくりくる。居酒屋などでも口にしたくなる言葉だ。
あと、品格(藤原正彦)と格差社会(山田昌弘)の2つは、はてさて、元々ある言葉で、とても今年流行したとは、ねぇ・・・。数合わせ、苦し紛れに選定したとしか思えなかった。
やっぱり、繰り返しになるが、慌てず、焦らず、急がず・・・の3原則がカメの胸には最もズシンと響く。

2006/12/01

◆「1日は長いが、1年は早い」とはカメの箴言

にしても、はや12月・・・、時の流れは何とも速い。齢を重ねるごとにそのスピードは加速される。
かつて、仕事中に何気なく「1日は長いが、1年は早い」と呟き、耳にした同僚から「そうなんだよなぁ、箴言だな」といたく感心されたことがある。
当時はどうということのない仕事で、ただ待ち時間がやたら長い深夜勤務が続いていて、それは偽りのない実感だった。

光陰矢のごとし、ともいわれるが、時間の長さは時計の刻む物理的時間と、メンタルな時間の2つの時間がある。
子供のころ、早く大人になりたいと思っているときの時間は途方もなく長いが、いざ大人になってしまうと時間の経過はあっという間になる。これは、心理学的にいえば、外界からの刺激量の多寡によるものだ。
子供のころは、見るもの聞くもの全てが新鮮で、常に脳細胞が刺激されているのだが、歳を取るとともに外界の刺激は徐々に薄らいでいく。何だ、またか・・・となって、脳細胞は初体験の時のようには反応しなくなるし、さらに歳を経るとそうした外界の刺激にめったに反応しなくなってくる。
例えば、昨日の食事のメニューを思い出せるかどうか・・・。カメなどは思い出そうとしても、まったく覚えていない。加齢によるいわば脳障害の症状で、困ったことだが、生活に支障はない。
最近、体験したのが時空を駆ける、時空を飛ぶ感覚だ。先日の本ブログで報告したが、脳の時間軸がすっぽり抜け落ちる感覚で、ちょっとした快感だった。
1カ月ぶりで顔を出した居酒屋でも、何か昨日ものぞいたような気がすることがある。物理的な時間は1カ月のご無沙汰であっても、心理的には昨日もこうして女将の顔を見てビールを飲んだばかりのような気がする。女将にしてみれば、もっと頻繁に顔を出してよ・・・となるのだが、カメは毎日来ているはずなのにと勝手に思う。
今春、親父の23回忌をやったが、えっ、もう23年も経ったのかと、その長い時間の経過には思い至らない。もし、親父が亡くなったときに子供が生まれていれば、もう成人式も終わっているわけなのだが・・・。
人生50年、夢幻の如くなり・・・と、以降はロスタイムと決め込んでいるカメは、その物理的時間と心理的時間の乖離に唖然とするばかりだ。

2006/11/30

◆ロダンの考える人のポーズをとっていた・・・

にしても、気がついたらロダンの考える人のポーズをとっていた。右手の甲を右頬にあてウゥーンと呻きながら断続的に荒い息を吐き出し、洋式便器に座ったカメの目の前は霞んでいた。もう一度大きく吸い込み、息を止めて飲み込みつつ踏ん張ると、メリメリ音を立てるように太く硬いモノが押し出されてきた。
昨日の正午前のことで、便秘は前々日から始まっていた。
カメの場合、毎朝、起き抜けに座るのが日課になっている。歯磨き、洗顔の前、新聞を持ち込み、煙草に火を点け、一面下のコラムを読みながら・・・。それがないと1日が始まらない。
で、大体は快便なのだが、このところ年に2、3回は便秘するようになった。因果関係ははっきりしないが、寝酒のつまみにカシューナッツを食べると、便秘につながるような気がしている。前回の体験からの推測だが、今回もやはりカシューナッツを食べていた。
前日の朝も便意は催すものの排出されない。力むのは嫌いなため、新聞の一面に目を通しただけで無理しなかった。と、その日は一日中、残糞感につきまとわれ、突然便意に襲われる。その度に座り、時に力んでみるのだが、ウンともスンともいわなかった。さすがに、ヤバイと思い、寝る前にスティックパックの便秘薬を飲み、念のため牛乳を0.5Lほど飲んだ。
で、昨日朝、起きて座って、力んだものの駄目。そこで、便秘薬をもう1パック飲んで待つことにしたのだ。
その“作品”たるや、1回では流されず、さすがに見事なもので、われながら感嘆。ついデジカメを持ち出して収録、本ブログにアップしようとしたのだが、その画像を眺めつつ考えに考えた挙句、スカトロならいざ知らず・・・と、アップは断念した。
とはいえ、その見事さは何ともいいようがなく、露出癖もあるカメは誰かに見て欲しく、欲しくて・・・ウフッ。ご連絡をいただければメールに添付して送ることに致します。希望者はどうぞ・・・ウフッ。

2006/11/29

◆自民の復党問題は“悪女の深情け”

にしても、外道カメは「Web人間」を宣言したくなった。自民党の復党問題を見ていて、そう思った。
筋を通すとか、情だとか、いかにも日本的なやりとりを連日テレビで見せられていると、本当にイライラする。
そもそも、復党問題が起こってくること自体、あまりにも日本的な、日本人が大好きな情の世界であり、悪女の深情けなのだろうが、何ともみっともない。直後に新党を結成した造反組もいるし、その方がずっと潔いし、好感が持てる。主義・信条を貫くのが政治家の本分であるし、国士だ。
いまさら復党願と誓約書を提出するなんて、未練がましいし、それを求める方も求める方で、どっちもどっちだ。新党結成、或いは再編、院内会派など素人でも思いつく選択肢はある。そうした再チャレンジもしないで復党とは、情けない。
このコップの中の嵐、永田町だけの話ではない、夫婦、家族、学校、会社などあらゆる社会に共通する。そして、筋だ、情だ・・・といいながら、結局は情に流されてしまう。
あくまでも頑なに筋を通したのが小泉純一郎前総理であり、奇人・変人だからこそ筋を通せた。それゆえに歴代第3位の長期政権を維持できたのである。
いまの地球上に住む人間をまとめて地球人と呼べば、対するのは宇宙人かもしれないが、その中間にWeb人間が出現しているような気がする。
「Web人間」は一般の地球人とは価値観がかなり違う。どんな人間かといえば、地縁、血縁に頼らず、情に疎く、孤独を愛し、無情の世界に浸り、デジタル・マニュアル思考に耽り、無の空間であるWeb世界を遊弋し、ひたすらリラクゼーションを希求する、いまのカメが典型である。

2006/11/28

◆淫らな妄想に歯止めをかけ悶々と・・・

にしても、淫らな妄想に歯止めをかけ悶々とするのも、ちょっとした快感で御座います。
新橋のとある居酒屋が22日から28日まで丸々1週間店を休んでしまったので御座います。 他のお客さまはどうあれ、カメの行きつけの店で、カウンターに椅子が8つ、4、5人は座れるテーブル席が1つとこじんまりして、可愛い癒し系の女将が1人で切り盛りし、その女将の手料理が何といっても人気の店なので御座います。何より、これまでGWと正月を除いて平日に休んだことはないお店で御座います。
なのに、お店で一体何が起こったのか。こんな時期に、こんなに長期間休むとは、とカメは気がかりなので御座います。何か、それを決意させる何かが隠れている、と考えるのも自然の流れで御座います。 妄想のタネは幾らも御座います。
女将はいま・・・どこで、誰と、何を・・・と妄想が広がる、おっと膨らむばかりで御座います。当然で御座いましょう、何といっても横恋慕するスケベなカメなので御座います。
あの顔、この顔、ひょっとしてあの顔、いや、この顔と、次々と浮かんでは消える常連のお客さまの顔・・・、そんなお店ではないはずなのに・・・と。
といって、さてさて、どんな妄想が、どこまで許されるのか・・・。カメが勝手な妄想を膨らませれば、それはそれは嫌らしく、淫らで、ふしだらな官能の図が広がっていくので御座います。
でも、でも、次の木曜日、カメが恥ずかしくて顔を出せないようなことになってはと、つい歯止めをかけてしまうので御座います。ウフッ。

2006/11/27

◆2DDフロッピーデスク読み込みソフトは断念


にしても、脳細胞がグズグズになったカメの場合、過去はモノで探すしかない。靴箱を空けたら懐かしの3.5インチのFDディスク(MF2DD)が大量に見つかった。机の引き出しからも出てきた。もう10年以上前に愛用していたワープロ専用機で作ったデータの数々である。
各種のカードリーダーが出回っているのだから、MF2DDをいま使っているパソコンで読み込む方法があるはず・・・と期待して、Webにあれこれアクセスしてみたら、なるほど、あった。ワープロ専用機で作成したMF2DDのデータをパソコンのアプリケーションに移すソフトだ。やっぱり、そうしたニーズはあるのだと嬉しくなった。で、そのソフトと外付けFDドライブのセット価格が1万7430円也。かなり高価だ。食指は動いたものの、とりあえず旧いワープロ専用機を引っ張り出して電源を入れFDを挿入してみた。もう、操作は完全に忘れている。といって、マニュアルはどこにいったものか、探す気にもならず、勝手にあれこれ推測しながらキーを押してみたら、やはり単純に反応してくれた。で、FD4、5枚の内容をチェックしてみたが、期待していたデータは見つからなかった。いずれも、仕事で作ったデータばかり。懐かしいことは、懐かしいが・・・、いまさらのデータばかりで、改めて、いまのパソコンに取り込んだところで意味なし・・・と気がついた。実は、その時代に個人的な徒然記など認めていたような気がしたのだが・・・、時間をかけて探しても、それは単なる郷愁でしかないと判定、よって、FD変換ソフトは必要ないと判断した。
確かに、過去は過去として存在したのだが、過去に遡ることは思いとどまった。
過去に遡るにも金がかかるとあっては・・・、やはりケチなのだろう。これで、ちょっとした出費を抑えられることにはなるか・・・と納得した。

2006/11/26

◆至上命題はいまの体型維持なのだが・・・

にしても、ヘルスメーターを買わねばなるまい。Gパンを穿く際、腹の出っ張りがちょっと気になりだしたのだ。
Gパンのウエストは「33」インチで、この10数年変っていない。1インチ=2.54cmで計算すると83.82cmだが・・・、34インチはあると思っていた。で、先ほど確認してみたら、はて、さて・・・確かに33インチだったのでカギ括弧をつけた。
Gパン以外のスラックスは86cmか、92cmのものもある。かつて、82cmの時代が長くあり、その後86cmと92cmを行ったり来たりした時期があり、現在に至っている。さすがに、92だとブカブカ、86ではきつい。Gパンではウレタン混紡タイプに逃げ込んだこともあったが、やはり楽なためつい油断してしまうので、綿100%に戻している。
ただ、ロスタイムに入ったカメはウエストが入らなくなったからといって、新しいサイズのGパンを買う気はもうない。というより、買えないといったほうが正しい。もったいないし、1本買えば、2本、3本と買わざるを得なくなる。それに、Gパンのウエストが変るということは、あれも、これも・・・だ。
いまは、食つなぐだけで一杯、一杯だ。とにかく、カメにとっては、いまの体型を維持することは至上命題である。先日、有楽町に出かけた際、駅前の家電量販店をのぞいてみて、驚いた。せいぜい、5000円止まりと思っていたのに、体重のほか体脂肪率、筋肉率、骨格筋率、骨格筋レベル、内臓脂肪レベル・・・など検査項目の機能を増やし、品揃えは1万円前後から上になっていて、大好きな衝動買いはできなかった。
さて、どうするか? 
いまさら、食事に配慮したり、ヘルスメーターに乗ったり、体のケアーに励むなんて・・・、それより、好きなもの、旨いものを腹一杯食って、太りに太って、棺桶に収まりきれなくなってもいいんじゃないの・・・との声も聞こえてきた。

2006/11/25

◆死滅した脳で時空を飛ぶ奇妙な感覚を実感・・・


にしても、脳細胞の死滅度を自ら実感した。23日夜のこと。夕食時に発泡酒を飲んだら、そのまま1時間足らず寝込んでしまった。8時過ぎに目覚めて、おっ、そうだとテレビのチャンネルを「6」にして、ぼんやり見ていた。確か、9時から明石家さんまの新番組・・・と思っていたのだが、9時直前の番宣で流れたのは「渡る世間は・・・」だった。はて、さて??? そんなはずはないよな、放映時間が変わったのか、他のチャンネルだったか、と新聞のテレビ蘭を確認したら、9時からはやっぱり「渡る世間は」だった。またまた???
そんなぁと、脳細胞を揺らしながら前日22日の新聞を見たら、確かにあったのだが・・・。
さんまの新番組は昨日のことだったのだ。それにしても、なぜ・・・こんなことに!!! ちょうどカメの脳が24時間すっぽり抜けた格好だ。軽い目眩がした。それは、ちょっとした快感で、心地良かった。
前夜、何をしていたのか・・・。微かな記憶をたどってみると、前夜の食事で久々に豚バラの焼肉をたらふく食って発泡酒を飲んで、やはり寝込んでいて、目覚めたときにはさんまの新番組のことをすっかり忘れていたのだ。なるほど、なるほど、だ。
さんまの新番組はどうしても見なければならないテレビでもないのだが、このところ面白いテレビがなく、新聞のテレビ欄を眺めては、その日見たい番組をチェックしていただけに、ちょっと残念ではあった。
この奇妙な体験、22日夜から23日夜までの生活時間がカメの脳から喪失していたことになるようだ。
テレビ番組で時間を知覚している? カメの脳に時間軸はもはや喪失しているのかもしれない。「渡る世間」の番宣を目にしたときは、ボーっとした脳で何故、何故と、不思議な感覚に捉われた。
時空を駆ける、時空を飛ぶとは、こんな感覚をいうのかもしれない。

2006/11/24

◆狂犬病はマイペンライとはいかない?


にしても、邦人男性36年ぶり狂犬病発症とのニュースが相次ぎ、タイ・バンコクでの写真を思い出した(左)。
タイも野良犬は多い。写真はバンコクの市街地、高級デパートなどが林立する並びのショッピングセンターの入り口で日向ぼっこをする犬だ。他にも、街中いたるところに展開される屋台が並ぶ歩道には餌を求めてウロウロする犬をよく見かけたが、いずれもおとなしく、吠えたり、暴れたり、絡み付いてくるといったケースは見なかったし、怖いイメージはなかった。
今回、日本で発症した狂犬病は2人、フィリピンで犬に噛まれた京都市と横浜市のいずれも60歳代の男性だから、バンコク移住を目論むカメは無関心ではいられない。2人とも手を噛まれ帰国後に発症しているが、その状況は伝えられていないので、ちょっと気にかかる。頭でも撫ぜようとしたのだろうか。餌でも与えようとしたのか。
外務省・海外安全ホームページによると、狂犬病は南極大陸を除く全ての大陸で発生が確認されている感染症で、アフガニスタン、バングラデシュ、ブラジル、ボリビア、中国、コロンビア、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、ハイチ、インド、インドネシア、メキシコ、ミャンマー、ネパール、パキスタン、ペルー、フィリピン、スリランカ、タイ、ベトナム、イエメンでは感染のリスクが高い。
列挙された国名の順番に意味があるのかどうか、最初はタイの名前を見落としてちょっとほっとしたが、念の為、もう一度目を凝らして後ろの方に見つけ、やっぱり・・・だった。
また、毎年、世界中で5万人以上が狂犬病で死亡していて、犬に限らず、猫やイタチなど他の哺乳動物からも感染することがあり、狂犬病の動物から咬まれることで、その傷口からウイルスが体内に侵入。人の場合の潜伏期間は9日~数年(通常20~60日程度)で、発病した場合はほぼ100%死亡する。
症状は発熱、頭痛、嘔吐などに始まり、次いで筋肉の緊張、痙攣、幻覚があらわれる。犬の遠吠えのような唸り声をあげ、涎を大量に流し、昏睡、呼吸麻痺が起き、死に至るそうだ。
何とも恐ろしい病気のようで、マイペンライとはいかないようなのだが・・・、ま、恐いことを知っただけでも良しとするか。

2006/11/23

◆公然わいせつ罪で逮捕・・・なんて不運

にしても、公然わいせつ罪で逮捕・・・なんて不運というしかない。
さる18日夜、東京・池袋の「ハプニングバー」で、わいせつな行為を客に見せたとして、航空自衛隊の現役自衛官(30歳)が公然わいせつの現行犯で警視庁に逮捕されたという。
ハプバー大好きなカメにとっては見逃せない事件で、これまでにも何度か同様のニュースを目にしているが、その都度、ほんとにこれは犯罪になるのか、疑問に思いつつ、これは犯罪にはならないと固く信じているのだが・・・。
自衛官逮捕のニュースによると、自衛官は店内で知り合った女性と約1時間にわたりわいせつな行為をしていたところ同庁の捜査員に現行犯逮捕され、また、同様の行為をしていた客6人も逮捕するとともに店の経営者(63歳)も、公然わいせつほう助の現行犯で逮捕したそうだ。
その状況は目に浮かぶが、夕方の電車に乗っていて、サラリーマンが手にしている日刊ゲンダイの見出しが目に入ってきた。ハプバーで「ここまでやると捕まる」「やっていいコト、悪いコト」・・・だって。これまでにも何度かハプバーの摘発はニュースになっているが、これはKC庁に完全に狙われたとしかいいようがない。いわば、一罰百戒だろう。
公然わいせつは「6月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料」でしかない。逮捕されて、名前が載る方が痛手だ。現役自衛官となれば、なおさら、多分、懲戒処分の対象にもなるだろう。なんとも、不運としかいいようがない。
ハプバーでたまに、お客同士で公然わいせつが話題になることがあった。カメは、誰でも不特定多数のお客さんが入ってこられるバーではなく、会員制のバーだから「公然」には当たらない・・・と説明していたのだが・・・。それに対し別のお客さんから異論はでてこなかったが、といって、納得したようにも見えなかった。で、カメはそれでももし摘発されたら、法廷で「公然」について主張してみせるよ・・・とも。それは、いまでも変わらない。
特別な審査もなく事実上誰でも会員になれるような場合は「不特定」とみなされるようだし、ストリップ・ショーの場合など入場料を払えば誰でも入れるので「公然」に該当するそうだが、いずれもハプバー同様、被害者は存在しない。自衛官とわいせつ行為に及んだ女性も同意の上なのだ。それが、逮捕に至るのだから、何とも不思議なことだ。
「公然」に限らず、最近の法律の解釈、運用には不可解なことが多くなっている。特に、地検による「国策捜査」にいたっては、唖然、呆然といわざるを得ない。これは、何より、地検の驕りだと思う。

2006/11/22

◆氷雨、曇天から一転しての小春日和・・・

にしても、お天気、太陽光のパワーは凄い。氷雨、曇天から一転しての快晴、この時季は小春日和ともいうが、今日で2日目・・・。
お日様、ただ、それだけで起き抜けのカメはウキウキ、ワクワクしてくる。単純といえば単純だが、カメのお肉はそれに敏感に反応する。実に、太陽光に対する生体反応が正直で、カメはそれに素直に従っているだけだ。
さて、では、何をするかって・・・。国家ニートのカメに「ねばならない」ことはない。せいぜい洗濯ぐらい・・・、おっと、本ブロクのアップがあった。そう、この2ヶ月ほど、実に毎日欠かさずアップしている。飽きっぽいカメにしては珍しいこと。といいつつ、このところ、実はそれがプレッシャーにもなってきているのだが・・・。サイトマップも上手くアップできず、AdSenseも上手くいかない。英語の苦手なカメの悩みは多い。
この快晴、久々だと思ってメモで確かめてみたら、何のことはない、2日ぶりで、そんなに曇天や氷雨が長続きしていたわけではなかった。先の土曜の朝にはベランダに布団を干していたのだが、もうすっかり忘れていた。
ことほど左様に、いまのカメはその日その日のお天気のままに過ごしているようだ。ま、脳を全く使っていないということ。実のところ、脳を使いたくても、もはや脳細胞の140%は死滅しているとの脳細胞死滅度テストの結果もあって・・・。その評価によれば、もう既に死んでいるのに、それを認識できない状態なのだそうだ。トホホ・・・。
氷雨、曇天から一転しての小春日和、それに木枯らしが加わって、冬は間近かに迫ってきた。
東南アジアはタイ、バンコクなら、年間通してほぼ毎日が夏日だ。だから、カメは何よりバンコクを気に入っている。そろそろ、訪泰の準備にかからねば・・・なんて思いついた。バンコクなら全てはマイペンライでやり過ごせる。

2006/11/21

◆リアリティの質も時代によって変化する?


にしても、ビデオで映画を見て久々に癒された。チャールズ・ブロンソンの「狼よさらば」(1974年製作)で、映画館で見たような記憶もあったが、新鮮で、面白い、楽しめる人間ドラマだった。
主人公はニューヨークの会社員。ある日、電話が入り、妻と娘が病院に運び込まれたという。病院へ駆けつけた時には妻は死亡、妻が何者かに襲われた挙げ句に殺され、娘も暴行されたことを聞かされて憤り、悲しみに打ちひしがれる。そんな時、ひょんなことから銃を手に入れ、彼はその銃を密かに携え、公園で襲いかかってきたチンピラを射殺。これをきっかけに沈鬱な状態が吹っ切れ、以来、次々とチンピラたちを仕留めていく・・・。
何より、ストーリー展開にリアリティを感じ、何とも懐かしく、近ごろの映画と違い旧き良き時代の映画らしい映画で、嬉しくなった。
例えば、ダイ・ハードでのブルース・ウィリスのように目茶目茶タフなスーパーマンではなく、といってダ・ヴィンチ・コードのように難解ではなく、まさにカメが好きな浅田次郎作品の読後感に似ている。
近ごろの映画は、もう旧来のエンターティメントのネタが出尽くしたのか、奇想天外な作品を狙いすぎているようだ。それもSFX技術などの進歩によって可能になっている。
が、カメはそれら全てにリアリティを感じられない。文字通りの絵空事、バアーチャル世界であって、人間臭さを感じられないのだ。これは、エンターティメントに対する嗜好による差もあるだろうが・・・、なるほど70年代の映画は確かにリアリティがあった。
もっとも、リアリティも時代によって変容するものなのかもしれない。カメのセンスは70年代なのかもしれないと思う。
このリアリティは浅田次郎の作品群ではしっかりと継承されているが、その作品が映画化されるとそれは喪失してしまう。ま、映画なんてそんなものといえば、それまでだが・・・。
多分、いまはバーチャルの世界が本流となり、リアリティは過去の遺物になっているようだ。そう考えると、近ごろの殺伐とした世相も、おためごかしの連鎖も、なんとなくその構図が見えてくる気がする。

2006/11/20

◆懐かしの横浜・清正公通りは消えていた・・・


にしても、横浜・伊勢佐木町通りに近い長者町の清正公通りはアーチ型の看板と洒落た雑居ビルの名前にしか残っていなかった。それも、アルファベッドで・・・。
今日の昼下がり、伊勢佐木町にある有隣堂本店に行った際、懐かしの清正公通りに寄ってみたのだが、その景色は一変、かつての面影は何も残っていなかった。
30年ほど前、横浜勤務の3年余、清正公通りにはよく通ったものだ。当時はいまの洒落たビルの一角は細い路地が入り組んで、小さなスナック、居酒屋が軒を並べ、サラリーマンの憩いの場だったのだが・・・。ちなみに、清正公とはあの加藤清正のことだ。
再開発の話は当時から耳にしていたが、カメなど安サラリーマンは一様に、いつまでもこの小さな飲み屋の一角はなくならない、いつまでも続くような気がしていた。行きつけのスナックのママがお婆ちゃんになった姿も水割りの肴にわいわい楽しんでいたものだ・・・なんて思い出すうちに、当時の飲み仲間の顔なども浮かんできて懐かしさが募り、お目々がちょっとウルウル・・・。
この寒空の元、有隣堂へでかけたのには、朝刊で見たある雑誌広告の刺激的な見出しがきっかけ。ところが、その雑誌は年間予約購読制のため、簡単には手に入らない。とにかく、今日中に読んでおきたくて、ホームページをチェックしてみたら、テスト販売とかで、八重洲ブックセンター本店をはじめ都心のビジネス街にある書店の名前が挙げてあった。交通費を計算すると横浜・有隣堂が最も安いし、時間もかからない。
で、目指す雑誌を見つけたものの、定価1000円(税込み)に、さて、さて・・・。立ち読みしてみたら、おどろおどろしい見出しとは裏腹に、カメが知っていることばかり・・・、なんだぁ、とホッとして、雑誌は買わずに清正公通りに寄ってみた次第・・・。
パソコンで悟った、慌てず、焦らず、急がずの3原則を改めて認識した。

2006/11/19

◆Qちゃんの生写真をアップしたかったが・・・


にしても、氷雨にはさすがにカメも参った。今日昼過ぎにスタートした東京国際女子マラソン。Qちゃんの生写真をアップしようと意気込んでいたのだが、この雨と寒さに迷いに迷った挙句、テレビ観戦を決め込んだのだ。慙愧、慙愧ではあるが・・・。
実は、カメのマンションは第1京浜沿いにあり、国際マラソンの折り返し点である大森海岸交番までは自転車で10分足らず。これまでも、何度か自転車で出かけている。いつもマンションでテレビ観戦しながら、トップ集団が品川・八ツ山橋を通過したあたりで出かければ十分間に合っていた。
生のマラソン観戦は実に難しいが、一度間近に見てみると癖になる。何とも速い。選手は凄いスピードで目の前を通過していくから、人垣の隙間からいまかいまかとのぞいていて、あっという間だ。それでも、選手の息遣いは伝わってくるし、汗と水で体に張り付いたユニホーム姿は艶かしい。
Qちゃんが優勝した昨年も同じころ自転車に乗ったのだが、折り返し点に向かう自転車がやたら多く、Qちゃん人気の高さに驚かされたものだ。歩道に人が溢れていて、自転車の置き場所を探すのにひと苦労し、のぞき窓もなかなか見つけられなかった。
今回は行きつけの居酒屋でQちゃんを生で見に行くぞ!と吹聴もしていただけに、これまでの反省を生かし、国立競技場でのスタートをテレビで見届けて直ぐにでかけ、デジカメを手に最前列に座り込んで胸躍らせながらQちゃんを待つつもりだったのだが・・・。それに、ゴルフのラウンド前夜と同様、天気予報にも気を配り、雨の降り出しは昼過ぎ、それもレースが終了してからと勝手な予想をしていた。
確かに朝起きたとき、空は重く暗い雲が覆っていたが、やっぱり・・・だった。
テレビ観戦で、白い帽子を目深にかぶり、サングラス姿で土佐礼子の後ろにつけたQちゃんの走りにはいつもの軽快な爽やかさが見られなかった。後半、失速してから、アップでとらえられたQちゃんの表情に34歳の年齢を感じてしまったのは、カメだけだろうか。