2011/06/10

◎チェンマイと東京の距離が縮まった・・・


にしても、昨夜10:30pm、タイから羽田に着いて、一夜明けても、何となく大きな変化を感じなくなっていた。これまでなら、海外から帰国したとなればちょっとしたカルチャーショックが生じていたものだが、今回は1ヵ月とはいえ、新橋に行って戻ってきたような感じ、だ。チェンマイが、それほどカメの中では近くなっている。独りチェンマイ暮らしは面白いし、何より楽しい。今回は、何かブログに拘りすぎてしまった気はしているが、ま、なに、これも独り善がりの世界で、自分さえよければいいわけで、これもご愛敬といったところ、か。
実は、1ヵ月間世話になった宿の主人が誰なのかはわからないが、宿のスタッフよりも馴染みになっている、斜め向かい側のランドリーのちょっと太めの女将には、ほぼ一日おきには洗濯物を届けては、受け取るの繰り返し、1kgにつき25バーツ(75円)とは重宝しているし、有り難い、その女将にはチェンマイ人らしくなった、ね・・・といった意味のことをいわれたような気がしている。それは、カメにとっては嬉しい評価だし、自分でも積極的にチェンマイ人になろうとしたし、言葉はチンプンカンプンなのに、苦もなく、スムーズになれたような気がしていた。

何より、衣食住の「食」だ。チェンマイ風とかNORTH THAILANDとかいわれる料理をいや、はや、食った、食った。何せ、チェンマイソーセージ(写真左、クリックして拡大して見て)に象徴されるように、ドバッと味付けが濃くて、やたら、しつこい。これでもか、これでもか、だ。何より、中に何が入ってるのか、何を使ってるのかが、さっぱり見えてこない。食感でコリッとしたかと思うと、グチャッとしたりもする。時々、首を捻りながら、フォークで切り身を差し、赤いタレをつけてまで、口に運ぶのだが、何かわからないが、これがやたら旨い。癖になる。時に、製造現場を見せられたら、食えなくなるかもしれないなと、思ったりもした。
で、一夜明けた東京で、昼は近所のすき家で「牛皿豚汁セット」、夜はマルエツの「具だくさん天重」を食ってみたのだが、日本料理は醤油ばかり使ってねぇ、味がないっていうか、旨くないよなぁ。早くも、チェンマイ料理が懐かしく、恋しい、ヨ。