◎タイ料理を一口頬張る度に、旨い!!!
にしても、チェンマイ(タイ)に着いてから、東京で暮らしている時はほとんどなかった空腹感に襲われては「生命」の躍動を実感して、、飯を一口頬張る度に「旨い」と言葉が自然に飛び出している。いや、ほんとに旨い、ウメェ・・・。高級、一流レストランではなく、屋台や店頭で調理するタイ食堂ばかりでヌードルとかご飯ものを指差しでオーダーしているから、この自然と口について発する「 ウメェ」なる嘆声は生物の営みそのもののような気もしている。ここチェンマイの匂い、空気がカメのお肉には何とも心地良いのだろう。
その日、宿について一息ついて、実はもうクタクタだったのだが、何せ羽田発0:20だから、ねえ、機中で軽食を含めて3回何か食っている、でも、宿でやっと落ち着いてみたら、まだ午後の2時だ。ちょい腹は減っていて、テンションは上がっていて、何かその日は時差の分、2時間得したような気がして、まだこんな時間なら、もうひと仕事というか、やっぱり郊外にあるスーパーへトゥクトゥク(3輪タクシー)で行ってみる気になったのだ。で、まずは、そこのフードコーナーで指差したのが骨付き豚肉ラーメン(35BT)だ。出来上がったラーメンの器を受け取ってから、最後の味付けはカメが見よう見まねで体得した知恵、砂糖、酢漬け、ナンプラー、赤唐辛子を適宜トッピング、や。この「適宜」がミソで、厳格なレシピなどでは仰天するだろうが、カメは「適宜」が如何にもタイ風味で好きだ。この感覚こそがまさに「マイペンライ」の世界のような気がする。
で、用意してある調味料を適宜振り掛け、混ぜ合わせると、味の濃いタイ風味を簡単に味わえる。なるほど、なるほどって、これが、ほんと、旨い。