2015/02/16

◎活字の方が一次情報として価値ある

にしても、近頃、テレビなどを見ていて、ふっと疎外感みたいなものを感じることが増えた。外道に足を踏み入れてはや10数年、世事に疎くなって当然といえば当然なのだろうが、テレビのワイドショーやお笑い番組などをパソコンしながら視聴して、真正面から見る気はない。右から左にながら視聴して時の流れだけを肌で感じて、これまでさして疑問なども感じていなかったのだが、最近、聞いたこともない固有名詞がやたら増え、見たこともない顔が登場していて、面食らうのだ。
毎日、日常生活のあれこれを日記に記しているが、もはや、あれこれというほどのことはない。寝て、起きて、歯を磨いて、テレビをつけて、飯食って、糞して、洗濯して、銭湯に行って、スーパーで買い物して、パソコンをいじったり、カード・ゲームに耽ったり、料理したり・・・と、おっと、あとGがあったかと、そんなもんだから、日記の内容は必然的にテレビの番組表がメインとなる。そう、一日のテレビ視聴予定表だ。毎朝、その日のテレビ番組表をチェックしながら日記帳にコピペ、時に午前中いっぱいかかることもある。
今朝はYahooニュースで「錦織が大会V3 世界15位を圧倒」の見出しに惹かれて本文まで読み、つられて「PL学園 受験生わずか28人」「元テニス選手 杉山愛さん妊娠」「森三中・大島美幸が妊娠」まで読んでしまった。読んで改めて気がついたのだが、こりゃテレビ井戸端会議や、同時に、どうやらアナログ人間にはテレビよりやはり活字のほうが一次情報として価値があるし、中身が脳に染み入ってくると思った。