2011/04/26

◎さて、はて、1万7000円の「決断」


にしても、1万7000円のちょっとした悲喜こもごも・・・、鍵は決断だった。訪タイを控えて、ちょっと小振りでお洒落なパソコン(10.1型ワイド液晶 WiMAX内臓、Windows 7 Starter)を買い、それまで使っていたノートパソコン(vista)はソフマップに買い取ってもらうつもりで、新しい Windows 7 Starterと嬉々として取り組み始め、当初はスムーズに作動していたのだが、肝心のソフトであるPC版の「旅の指さし会話帳 タイ」をインストールしても、何故か正常に動かない。何度か、ソフトを削除してインストールし直しても結果は変わらない。実は、このPCを買う前にタイ語会話に対応した電子辞書が欲しくなって、探してみたのだが、タイ語に関しては性能がいまいち、ちょっと決断が鈍った時に浮かんだのがモバイルPCとPC版「指さしタイ」の組み合わせで、Netで検索してみたら、あるわ、あるわ、それも驚くほど安い。で、3万円でお釣りがくるマシンをゲットした次第。ところが、「指さしタイ」をインストールしてクリックしてみても正しく反応しない。これまで使っていたvistaでは特別のことをしなくても正常に作動していたのだから、多分、コーデックか何かが欠落しているのだろうと、新規にあれこれフリーソフトをダウンロードして内容の充実を図りつつ、ソフマックにアクセスしてvistaの型番を入力して中古買取価格を見たら「上限価格 1万7000円」、まっ、一昨年に確か7万7000円ほどで購入してタイには2回とも同行した優れモノだ、早目に決着したほうがいいなと、思いつつ新マシーン馴らしに励んだが、多分、セキュリティソフト関連ソフトのアップデートが毎日のようにあり、その上、各種ソフトの起動がやたら遅いのが気になりだした。新マシーンを手にして10日が過ぎ、これでは訪タイまでに調教が終わりそうもないと感じた瞬間、まだvistaを手元に置いていた幸運に喜び、バックアップデータを復活して、元の通り動くことを確認してから、再びソフマックにアクセスして新マシーンの中古買取価格を見たら、「上限価格 1万7000円」と、何とvistaと同額。早速、川崎店に持ち込んだら、「マイナス点はありません。 上限価格で引き取ります」と上々の結果となったわけで、この間、優柔不断で軟弱なカメとしては珍しく、それこそカンからカンの菅を上回る「決断」の数を重ねていた。