2011/05/23

◎Watashi issyo gohan taberu ok desu.


にしても、浮いた話の一つや二つないのか、チェンマイに落ち着いて一週間、「バンコクに来たら一緒にゴハンしたい」と書いてきたバンコク在住のメル友のコ(娘)にメールしてみた。「いま、チェンマイにいます」「ゴハンはいつが都合がいいですか」「バンコクへ行きます」と。19日(木)午前中のこと。反応は素早く、その日の午後にはメールに携帯電話の番号を書いて「いつでもいい。電話して」。暗くなってから気付いて、夜8時過ぎだったか、公衆電話から携帯に電話したら、何か低い声で、ちょっと驚かされたが、いかんせんこちらの電話事情に疎く、コインを15bart分しか入れていないし、聞き取りにくいタイ語とあってあっという間に時間が経ち、「いつ来る?」という彼女の強い言葉だけがカメの耳に残った。折り返し、電話での非を侘び「これからバンコクへいく方法をNETで調べます」とメールすると、彼女からはメールで再び「Itsu bangkok kuru desuka?」 だ。
こりゃ、もたもたしちゃいられないと翌20日の朝、近所の旅行社でエアチケットを予約してもらおうと宿で聞いてみたら、即旅行社に電話して、朝が苦手なカメに合わせて21日の午後便の候補を4便ほど挙げてきた。距離は700km。14:00台は新興のBangkok airと老舗のTGで料金に150bartの差、迷わずBKKにしたが、それでも2300bart(6900円)とやはり、安くはない。それこそ、カメの家賃の半分近い。僅かかどうか、飛行時間は1時間20分だ。
とりあえず、彼女にはメールで飛行時間と空港への到着時間を連絡してから、今度はNETでホテルの予約だ。ちょっと見栄を張る誘惑にも駆られたが、やはり根がケチはケチ、バンコク一の繁華街に近い格安ホテルを予約して、彼女に連絡したら、明日も仕事で打ち合わせがあり午後6時30分ごろホテルを訪ねる、とメールが入ってひとまずは安心したのだが・・・。
とはいうものの、彼女って一体、何者なのか。タイ人と日本人の交流サイトで、登録していたカメに昨年秋アクセスしてきた女性だ。26歳、ニックネームrainで、rain-chanと呼んでいた。日本語少しだけ・・・。写真はなし。「GENKIDESUKA」とか「OHAYO GOZAIMASU」なんてメールを重ねているうちに、彼女の日本語はユニバーシティの第2外国語として履修、現在はバンコクにある会計事務所に勤めていて、恋人はいない。また、タイ人の男は嫌いとか。どこまでホントで、どこまで嘘なのか、お互いさまだが、真実のデータは何一つとして不明だ。でも、バンコクへは粛々と行って確かめてみるしかないが、このデインジャラスな冒険、まっ、デインジャラス・エイジってことか・・・。