2008/06/30

◎ワクワク、ウキウキ、デスクトップ待つ高揚感・・・


にしても、何年ぶりかのワクワク、ウキウキ、高揚感を噛み締めている。老いらくの恋か、とも思ってニンマリしてみたが、恋人はデスクトップパソコンだ。
ソフトメーカーの通販メールで見たCore 2 Duo搭載 超小型パソコン+19インチワイドモニタセットで、79,800円。
今春からじっと待っていたタイプ、あれこれ比較検討した結果、カメのチェックポイントはWindows Vistaのデスクトップ(同機能ならノートより安価)で、Intel® Core™ 2 Duo と19インチワイドモニタ(最近、動画コンテンツが増えている)のほか、もちろん総額で10万円切りだった。それが、何とDVD スーパーマルチドライブまでついている。
待っていた甲斐があった、買わないわけにはいかない、よなぁ。メールを受信した26日にいつものように「代引き」で申し込んで、いや、はや、知らずに笑みがこぼれていた。発送は30日とのこと。この、待っている気分も悪くない。多分、パソコンユーザーとしてビジターの域は既に卒業したと自負している。それだけに、待つ間もあれこれ楽しめる。
いま使っているノートパソコンにフリーのオフィスソフトやメールソフトをダウンロードして、フムフムと納得したり、書店でVistaの安価なハウトウ本を3冊も購入したり・・・と至上の快感を満喫している。さて、はて・・・。

2008/06/22

◎塩爺の箴言に目から鱗が落ちる・・・


にしても、目から鱗が落ちるとはこれか! と思った。
6月19日付産経新聞1面肩の元財務相・塩川正十郎のコラム「塩爺のよく聞いてください」で、タイトルは「人生に定年なし」だった。
何気なく読み始めて、ビックリが止まらなくなった。これまでカメがモヤモヤしていてはっきり見えていなかった、或いは見ようとしなかった、はたまた見たくなかった、戦後の昭和史を明快に解きほぐしてくれていた。
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080619/sty0806190218000-n1.htm
いまだに、かつての成功例に酔いしれ、その延長線でいいと思っていないだろうか・・・と塩爺は問いかけているが、何のことはない、ズバリ的中。まさにその通りだ。その痺れを抱き締め、その痺れが一日でも長持ちするように、しゃぶり尽されたスルメをまだ放そうとしない、それも未練たらしく、干乾びてきたスルメをいとおしんでいる。そんな不甲斐ないカメの姿が浮かんだ。
かつて、カメはその恍惚の渦に巻き込まれたまま溺れ死にたいと強く望んでいた。でも、いまだにそれが叶わず悶々としていることに改めて塩爺に気づかされたのだ。
振り返ってみれば、カメとて、そうした時代の大きな変化に気がつかなかったわけではない。談合とか、情報公開とか、世界標準とか、自由化とか、コンプライアンスとか・・・新しい時代の価値観、倫理、常識、制度も導入されだしたものの、カメとは別世界のこと、あくまでも別物として受け止めようとして、理解、納得したくなかった。それどころか、実際にはそうした変化を肌身で感じ、刻み付けられながらも、感じない、感じていない振りまでして、川の流れに身を任せ・・・とかいって、見て見ぬ振りを続けていたのだ。確かに、当時、後ろめたさはいささか、少なからず感じてはいたが、それまでの甘美な恍惚感に浸り続けていたかったのだ。
ただ、一方でカメの場合、そうした時代の変革はパソコンをはじめとした情報機器の日進月歩の技術革新に敏感、過剰に反応することによってバランスをとっていたような気がする。
「人生に定年なし」との塩爺の箴言に、カメは目を見開かれ、心身ともに広く、深く触発され、これも、やはり時間の流れ・・・かなとも思った。
時は万病の薬・・・とは、久々のカメ語録か・・・。

2008/06/20

◎1日があっという間に過ぎていく・・・


にしても、やりたいことはなし、やらなければならないこともなし・・・というのに、毎日がやたら気忙しくて忙しくて、一日があっという間に過ぎていく。
今年、5月の連休明けからそれが顕著だ。その一つの証としてブログの更新が少なくなっている。更新している暇、時間がない。思いついたりはするのだが、気忙しさに紛れて直ぐ忘れる。
何をして、何が忙しいのかといえば、ほとんどは自転車でスーパーを巡ってのショッピングだ。高価な品ではない。目指すのは、食い物・・・。その日、今晩何を食うか、何を食いたいのか、それを求めて徘徊する。
特に、夕方の惣菜売り場は大好きだ。並べられた惣菜を見て、あれが食いたい、あれは旨そうだと、あれこれ考える。実際には、入れ歯の噛み合わせが悪く、固いものはそれだけで口にできないから、ほとんどは残念ながら妄想に終わる。
夕方に作りたての惣菜が並ぶころ、昼間に調理したものには割引のシールが張られる。それも時間帯によって「5%」「10%」に始まり、「20%」「30%」、はては「半額」シールまで。日によって、売れ行きによっては「10%」で売切れてしまうこともあれば、「半額」がズラッと残っていることもある。
なんせ、「半額」が大好きなカメは、そんな夜は腹がパンパン、恥ずかしながら、どうしても食い過ぎになってしまう。
そんな時間帯でも、カメの最初の目論見が外れると、もう一軒、別のスーパーまで行くこともあるから、我ながら驚きだし、何とも情けないのだが、好きなんだよなぁ。
で、そんな忙しさから時間が足りなくなる、というわけで、トホホ・・・はトホホだ。

2008/06/19

◎「こっ恥ずかしい」なんて、久々にいい日本語を聞く


にしても、久々に懐かしい日本語を聞かせてもらって、カメも笑みがこぼれた。
「うれしい半面、こっ恥ずかしい」
そうなんだよなぁ、こんないい日本語があったんだよなぁ、と嬉しくなった。この4月に37歳で現役復帰した女子テニスの(クルム)伊達公子が、東京有明国際オープン・シングルス決勝でストレート勝ちし優勝、復帰後4大会目で初のシング ルス制覇を果たしたあとの記者会見での発言だ。
カメは現役時代から大好きだった伊達だけに、現役復帰には大いに驚き、注視してきたが、伊達を凄いといえばいいのか、現役がだらしないのか、いずれにしろ、カメは「サスガ!伊達」と応援、その結果を楽しみにしていたのだ。
そしたら、早々と「こっ恥ずかしい」なんて・・・、カメの好きなセリフが飛び出した。
この大会は賞金総額1万ドル(約108万円)、優勝賞金は1568ドル(約17万円)だそうだ。「今の私にとって5万ドル(大会)も1万ドル(大会)も一緒。テニスができることが楽しい」と笑顔で伊達は答えていた。何故、そんなことを聞くの? だから、こっ恥ずかしいといってるじゃない、というように・・・。
なんせ、カメなんぞはいま生きていることが、まさに、こっ恥ずかしくてしょうがないんだから・・・。ほんと、もう、辛いんだよなぁ。

2008/06/08

◎秋葉原の通り魔殺人、次は犯行予告の真似犯も・・・


にしても、日曜日の真昼間、秋葉原・電気街での通り魔事件はまさに末世、華々しいことをしでかしてくれたものだ。
赤信号を無視してトラックで突っ込み、あとは歩行者天国をサバイバルナイフを振り回しながら突っ走って、善良な市民7人が殺され、10人がケガした。
通り魔自体、珍しくもないのだが、秋葉原を選んだところが凄い。これは、確実に真似犯が出現する。それも、一人、二人じゃない。ちょっとした社会現象になりそうだ。
それも、犯行をさまざまなメディアを通じて告知する輩が増えそうだ。
特に、テレビ局に犯行を予告したらテレビ局はどう対応するのだろう。秋葉原でカメラをセットして待機するのか。いまのテレビの行動様式を見ていると、特種映像になるのなら、それもアリなのかなと思う。
イタズラの場合もあるだろうし、警察が動いて空振りになることもあるだろうし、メディアはこれから暫らくはそんな犯行予告に右往左往することだろう。賢いメディアなんて存在しないのだ。
まさに、何時の世も、愉快犯のタネは尽きまじで、刻一刻と、末世へ突き進んでいく。

◎息をするのが面倒臭くなる・・・


にしても、毎日やらなければならないことはないし、やりたいこともないのに、時間がない。毎日が日曜日で、やることがなく困っている方は多いし、そうした話は良く聞く。その点、カメの場合は元々、何もしないでボ~っとしていることが好きだったから、何もやることがないいまの状況は何ともいえず心地よく、嬉しくてならない。
実は、何もしないとはいえ、呼吸はしている。これが、カメにとっては、結構な大仕事なのである。ほとんどは、無意識にしている行為なのだが、時々、これが・・・、息をするのが面倒臭くなる。といって、簡単にやめるわけにはいかないのが辛い。カメの生を自ら意識する時だし、常に、何かしているわけだから、時間が足りないと感じてしまう。
何より、何も考えない。考えることは嫌いだ。川の流れに身を任せ、本能の赴くままに過ごしている。で、カメの唯一、最大のテーマは快感だ。
快感こそ人生、それを実践実証していると、カメはいつも時間が足りなくなる。
金はない、時間はある、岸部四郎と違って、カメは金はない、時間もない・・・。