2011/06/08

◎迂闊!!! カメもカン総理も同じ穴の狢だった・・・


にしても、「死して屍拾う者なし…」のプロフィール画像を本編にアップしてからの2、3日、何故か思考停止に陥ってしまった。阿比留記者のカンカラカン叩きに乗っかったつもりだったのに、ふと、これって自家撞着ではないのかと我に返ったのだが・・・。カンカラカンの喉元狙って投げたつもりのブーメランが、何と我が喉元に戻ってきた感じ。クワバラ、クワバラであり、よくよく考えてみれば、なるほど、カンカラカンも外道のカメも、元をただせば同じ穴の狢かって・・・、それを鋭く指摘した阿比留記者には頭が下がる、よ。
確かに、比べてみれば、ほぼ同世代、片や理系だから少々カメよりも成績は良かったかもしれないが、ラルフネーダーが脚光を浴びている最中に、市川房枝女史の秘書になろうというのは、青雲の志とはとてもいえず、何やら魂胆が透けて見え情けない。それでも、潮流に身を任せながらも、周囲に権力志向の腐臭を撒き散らしながら、気がついたら目標としていた、権力の頂点、総理の椅子に座っていたという次第で、有頂天になり、我を忘れてしまうのも無理はないかもしれない。一方のカメはといえば、ノンポリの無気力、無能学生のまま社会人となり、サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ!!!と転職を重ね、行き着いた先はいまの年金難民、そこで、ひっそりと息をひそめる日々、これも気楽でいいと思っているのだが・・・。で、「首相の恐ろしさは特にやりたいことがない空虚さにある」との阿比留記者のもう一つの指摘は、実に含蓄に富む言い方で、深い意味合いを内包しているように感じ、カンカラカン総理に対して、そうした重厚で意味深い表現は使って欲しくなかったと思う。たとえば、『空虚さ』を『薄らトンカチさ』にするとか・・・。ウフッ。
そんなこんなでも、カンカラカン政権は発足からこの8日で1年を迎え、在職日数では小泉政権の後では最も長かった安倍元首相の366日に並んだそうだ。