2006/11/09

◆これが見納め? 夕陽と富士山


にしても、夕陽を浴びる富士山の雄姿は、怖れ多くも悠然として、何ともいえず恭しい。アップした画像は昨夕、東京・蒲田にあるマンション10階からデジカメで撮った。
夕陽と日の出はどう違うのか。カメは断然夕陽のほうが好きだ。今春、ホームページを立ち上げようと、その背景に夕陽のイメージを探したが、フリーのサイトだからなのか、なかなか見つからない。やっと見つけて、どれにしようか迷ったのだが、夕焼け空と朝焼け空の区別がつかなかった。
結局、不満なまま選んでみたのだが、居酒屋でよく一緒になるビデオプロダクションの社長に聞いてみると、その区別はつかない・・・とのこと。
なぁ~んだ、なのだが、カメには朝焼けにはギラギラした透明感があり、夕焼けはギラギラ感がなく、落ち着いて穏やかな温かみを感じるのだが、如何だろうか。
竜巻から一夜明けての秋晴れの夕方、カメの住むマンションから富士山が見えることを思い出し、日の入りの時間を新聞で探したが、これまで天気図の下あたりにあったはずなのに見当たらない。はて、いつからなくなったのか。
Webで天気のコンテンツを探してみたが、日の出、日の入りの時刻は、やはりない。結局、天文台のホームページで見つけたのだが、一体どうしたことか。釣りのページなら掲載されているのかもしれないが・・・。
富士山はマンション10階廊下の外れから、西方に望める。デジカメを持って待機した画像は、ご覧の通りだ。欲をいえば、富士山の背後に夕陽が沈むカットが欲しかったのだが・・・。
やはり、富士山に注ぐ夕陽はあくまでも暖かく、優しく、心が和む。富士山には悠々自適の余裕まで感じた。
太陽は何事もなかったように、また明日の夜明け、日の入りを未来永劫に知らせてくれる。カメは、この夕陽と富士山をあと何回見ることができるのだろうか。これが、見納めになるかもしれない。あぁ~。