2008/02/24

◎タモリも井上陽水も涙腺が脆くなって・・・


にしても、歳をとって、特に還暦前後からやたら涙もろくなっているなと感じることが多くなっていた。
といって、号泣したり、魂を揺さぶられるような涙ではない。ただ単に涙腺が弱くなって、目頭が熱くなる程度のことだ。特に、ひたすら一生懸命な姿を見ただけで、ウルウルしてくる。
もっとも、最近は水枯れか、涙腺が詰まったのか、それほどでもなくなっていた。

ニッポン放送で昨日から続いているオールナイトニッポン40周年を記念した40時間ぶっ通しの特別番組で伝説のパーソナリティの1人としてタモリが登場、そのゲストに福岡県出身同士とかで井上陽水が招かれ対談を始めたのを聞いていたら、北杜夫のこんな話を紹介していた。
テレビで時代劇を見ていたら、城が炎上した時、家老が「殿、落城で御座います」と言上するのを見て、涙が出てしまうというのだ。
これまではこんな話と思っていた井上も、北と同様に涙もろくなっているそうで、たいしたことでもないのに、何故か、ただ泣ける、泣けてくる、特に昔話にと、話していた。
その話にタモリは、母校で講演し最後に校歌を合唱されると何故か込み上げてくるものがあり、うぅっと涙、涙が溢れてきて・・・と。
タモリ(1945年8月22日)と井上陽水(1948年8月30日)が淡々と話す対談は聞かせた。ひたむきで、一生懸命な姿を見せられると、つい、もういいっていうのに・・・、何故そんなに頑張るの?と、涙するそうだ。同感、同感・・・。

続いてのパーソナリティ、吉田拓郎(1946年4月5日)も最後のまとめで、泣く、涙が出てくる、星を見ても、空を見上げても、風になぞらえても、水戸黄門を見ても・・・と。で、健康が何より、頑張らない。そんなに頑張れない、適当に・・・と話した。
やっぱり、これって、還暦涙??? というより、涙腺が弱っているだけのようだ。締まりがなくなっているのは、実は涙腺だけではない。あぁ~。