◎カメは、それでも掻く・・・ってか、あぁ。
にしても、生きているっていうのは、ほんと、厄介だ。生き続けるっきゃないもんなぁ。明日、地球がなくなろうと、私は今日、リンゴの木を植える・・・って、ね。人生、これなんだよなぁ、生きているってやつは・・・。生き続けなきゃなんないんだよなぁって、わかっていながら、カメの場合、そんなに高尚にいかない、何とも、トホホ・・・で、お察しの通り、それでも掻く・・・って、ね。確かに、品性、下劣やが・・・、それはそれでカメらしいってか、それが、いき続けるモチベーションになるもんねぇ。
先夜、下町の居酒屋で、博覧強記の後輩に久々に奢られて、各種社会情報を伝えられ、社会情勢を解説されたなかで、じんわり効いてきたのがそれで、まぁ、年金受給額なんやが、カメの周囲のみなさん、どうやら月額20万を超している様子。ま、普通なら、そうなんだよなぁ・・・って、それで、聞き流してしまうのだろうが、そうはいかなかった。わが身を振り返って、わが身の不運を嘆いてみせても始まらないのだが、ねぇ。ほんまかいな、とカメはわが耳を疑った、ね。となると、何せ、カメの受給額は生活保護費並み、というか、それ以下やもしれぬ。タイの年金ビザの基準に達していないのも当然か。それでも、これからずっと、息の続く限り、ひっそりと息をし続けていかなければならないわけで・・・、グスン。
一体、いつ、どこで・・・、カメは、何を間違えたのか、っていうか、実は、そんなこと考えたこともなかったもんねぇ。いざ、厳然たる事実、現実に直面してみると、何となくだが、いささか、こたえて、息をするのが面倒臭くなって・・・、あぁ。