◎無残!!!紙文化の終焉にオメ目がウルウル・・・
にしても、改めて紙文化の終焉を見せつけられ、ちょっとした郷愁にとらわれてしまった。かつては、歌は世につれ、世は歌につれで、週刊誌の見出し一本に慌てふためき、右往左往し、七転八倒したことまであっただけに、である。例の花田紀凱の週刊誌ウォッチン(14日付産経新聞)で紹介していた日本ABC協会による本年上半期の雑誌部数(加盟155誌)だ。それによると・・・。
(1)『週刊文春』 502709
(2)『週刊新潮』 444114
(3)『週刊ポスト』 306010
(4)『週刊現代』 264389
(5)『プレイボーイ』 221209
(6)『週刊大衆』 210622
(7)『週刊朝日』 179338
(8)『週刊アサヒ芸能』 125082
(9)『サンデー毎日』 78353
(10)『ニューズウィーク』71883
50万部超は週刊文春だけ。誌名と数字を見つめていると、自然とオメ目がウルウルしてくる。何とも、無残な結果だ。特に、ヘアヌードで100万超を争ったポスト、現代の凋落振りは目を覆いたくなる。そうしたなかで、 かつて廃刊とか、なんだかんだと伝えられていた週刊朝日がその当時と変わらぬ部数を維持しているのは、驚き。頑張っているのか、やはり朝日の暖簾と威光なのか。
女性週刊誌はもっと悲惨で、気の毒この上ない。
「ちなみに」と花田氏は月刊誌でいちばん多いのは『月刊ザテレビジョン』で809484、『文藝春秋』は456543と報告していた。
(カット写真は、某週刊誌に持ち込まれたブレイク前の×××)