2008/09/21

◎危機察知能力は備わったが・・・


にしても、このところ危機を直前に察知する予知能力、危機察知能力というか、霊感というか、危機の兆を感じる、そんなお肉の触覚が鋭敏になっているようだ。といっても、カメのお肉はその兆しを察知するだけで、何ともしがたいことに、その危機を管理できない、管理能力が備わっていないのだから、始末に終えない。
実際に危機に直面して、パニックになって、右往左往するばかりで八方塞、自縄自縛に陥ってしまうのだ。で、結局は、またまた僻み、妬み、嫉みの坩堝で、のたうち回ることになる構図なのだが、今回の場合は、まだ、まだ、愚痴の段階か・・・。というより、危機の全貌がまだ見えず、暗中模索が続いている。
危機の兆しは、例によって気紛れに再開した株・・・、4日付けの本ブログで“宣言”した通りなのだが・・・、ウフッ、たぶん、これで思いのままに、通帳の残高が増えていくとほくそ笑んでいたものだが・・・。やっぱりというか、これほどとは思わなかったのだが、アメリカでの突然の異変。流血の日曜日・・・とかで、リーマン・ブラザーズが経営破綻し、続いて保険会社AIGへの救済措置を受けて株価が乱高下するなど、アメリカの、いや世界の金融システムの崩壊とでも、大風呂敷も広げてみたくなるのだが・・・。
それが、カメの“宣言”からわずか10日後のことで、カメの安直で安易な企ては音もなく、もろくも崩れ、もはや茫然自失、まさかのまさかで、身動きも取れなくなって、カメのお肉も塩漬け状態なのだ。
こりゃ、結局、ドルの崩壊・・・、ドルが基軸通貨足り得なくなったということだろう。といって、ドルに代わるものがあるのかといえばモノ・・・、やはり金か、石油、天然ガスなどエネルギーか。とてもじゃないが、カメに扱えるものではない。このところの株価の乱高下を見ていると、急落しては戻し、また急落しては戻しの繰り返しで、結局のところ、ズルズル下がっていって、庶民のささやかな投資金などは気がついたら、雲散霧消する定めのよう。カメ個人のケースを振り返っても、株式市況に参入時の資金は、スタート時の6年前に比べて、すでに3分の一に減っている。あぁ~。
リーマン・ショックに見舞われているというのに、ノー天気に総裁選などにうつつを抜かせている場合じゃないと思うのだが・・・、もはや、日本は頼むにあらずか。カメはカメ・・・というわけか。と、ほほ・・・。