2006/11/01

◆そんなに長生きしてどうするの?

にしても、これまで聞いたことのない病名を耳にすることが増えた。昨夕、TVニュースで加齢黄斑変性なる目の病気を紹介していた。黄斑の加齢に伴う変化によっておこる疾患で、高齢者の失明原因の一つだそうだ。取材を受けた若い医者は「私が医者になったころにはなかった病気・・・」と話していた。
高齢化による病気の一つで、何とも、やりきれない思いに捉われた。人生50年で終えていれば罹患しなくてもよかった病気だ。
もう何年前になるか、「骨粗鬆症」という病名を聞いて驚いたことがある。骨の内部がスカスカになるそうで、不謹慎は承知で、長生きし過ぎだ・・・と直感したものだ。背中や腰が曲がる老化現象も実は骨粗鬆症で、骨から少しずつカルシウムが失われていくのだという。予防法は食事・運動など日頃の生活習慣だそうだが、そんなことまでして長生きしてどうするの?と思ったものだし、いまもそう思う。
カメ個人についていえば、50歳を機に独立、フリーの身になって以来、健康診断なるものを一切受診していない。サラリーマンと違い、健康診断は本人の意思だけだ。それまで、健康診断で何かひっかかったこともないし、何か病気で入院したこともない。
この歳になって、この歳まで生き永らえてきて、もう十分じゃないか、いまさら・・・なのである。サッカーの試合なら既にロスタイムに入っている。たとえ、診断の結果、何か異常が見つかったとして、早期発見だが、その治療をして何年寿命が延びるというのか。ロスタイムが延長されたところで・・・である。
この歳だから、目、歯、マラは既にその症状が出ている。その他のお肉の不具合が自覚症状として現れたら、暫らくは我慢して、何処まで我慢できるかだが、いよいよ我慢できなくなって医者に駆け込むかもしれないが、その時は手遅れでいいと思っている。
で、実は一つだけ実践しているカメ流の健康診断、気持ちいい健康法がある。恥ずかしながら、ウフッ、週1回以上のマス・・・だ。マスについては改めて詳述したい。