◎フジTV秋元優里アナより可愛い26歳OL
にしても、バンコクの新しい高架鉄道には振り回されっぱなしで、最初にMRT(地下鉄)に接続するMakkasan駅で降りたのはいいが、MRTの Phetchaburt駅まで移動するのにひと汗かいて、よくよく考えたら、ホテルの場所がうろ覚え。タクシーの運転手に渡すつもりでプリントアウトした地図を確認してみたら、四辺の道路名だけで高架鉄道の最寄り駅が記されていない。こりゃ困った、ねぇ。「私は誰?」「何処へ行けばいいの」状態だ。方面だけは覚えているので、とりあえずはMRTに乗ってBTS(高架鉄道)に乗り換え、「チットロム」だったか、何となく覚えている駅で降りてみたが、ホテルはさっぱり見えない。とっくにチェックインしていていい時間だ。たまたま見つけた制服警官に地図を見せたら、近からず、遠からずの印象。意を決してタクシーに乗ってみたら、こりゃ歩くには・・・といった距離で、ま、それなりに正解だった。
ホテルのフロントに着いたのは午後5時50分。彼女が来るまでにはまだ間があるとホッとしてプリントアウトした予約メールを取り出して手続きしていると、フロントに新たにうら若き女性が現れて、カメのやり取りが聞こえたようで、その女性がニコッと笑って会釈してきたのだ。「rainちゃん」と確認するカメの声は乱れつつも、あまりの爽やかさと可愛い笑顔に、エロ爺の厭らしさはなかったと思う。というより、彼女の可愛さのオーラがカメの嫌らしさを一瞬にして掻き消し、深奥から湧き出すカメの淫らで邪まな気持ちまでも瞬時に封じ込めてしまったようだ。
街でよく見かける今時の若い娘・・・両脇に大きな花弁状のフリルを施した紫に近いブルーのノースリーブブラウス、腰にフィットしたGパンにローヒールで網目状のパンプスで、おじさんの目には格好いいのひと言。それに、柔らかく揺らぐ長めの黒髪、長めの眉にクッキリとした瞳、笑うと2つの笑窪がますます可愛く、形良く整った唇と・・・、第1感はフジテレビの女子アナで「ニュースJAPAN 」キャスターの秋元優里。まさに、驚きモモの木、Netの出会い系サイトでコンタクトできたとはホント俄かには信じられない。
ルームキーを受け取って5階の部屋まで一緒に行って、部屋に入って・・・ジャンボなダブルベッドが待ち受ける中、さて、さて、さて、なのだろうが、彼女はカメの姿をエロ爺と見るわけでもなく、日本から私に会いに来たおじさん? なのか、極々自然体なのが不思議でならない。
彼女は籐椅子に座って、屑篭を足元に置いて、お土産に持ってきた旬の果物「ランブータン」、表皮は赤黒く長い赤とグリーンの混じった毛で覆われた楕円形、これを一つづつ取っては真ん中に爪を立てて二つに割ってカメに渡し、自分でも食べ、なるほど瑞々しく、甘くて旨い。
で、結局のところ、初心なカメの行動は、何の知恵も工夫も、まして下心もなしのお粗末・・・。ホテル1Fレストランで食事というわけで、カメときたらメニューを見た挙句がチェンマイの宿近くの食堂でよく食べる豚挽き肉スパイシー炒めとタマゴ焼きのせご飯、それに、ビール小瓶だ。彼女はshrimp(小形のエビ)サラダとオレンジジュース。お酒は飲めない、気持ち悪くなる、と。「カメさん、顔が赤くなってる」「酔っ払ってる?」なんて、ポツン、ポツンと他愛のないコミュニケーション・・・。
で、5階の部屋に戻ってからも、「明日はどうしよう」「12:00がチェックアウト」「明日の夕方は、列車でチェンマイに帰る」「チケットは私代わりに買うよ」なんて、彼女はベッドの上にごろんとなりながらの会話。危ういよなぁとカメは内心ハラハラしながらの対応だが、これでいいんだよなぁ・・・って、独り納得して彼女を1階の出口まで送ったら、彼女、「明日、チェックアウトの12:00にホテルの外で待っているよ」って。
*rain-chanの写真は何点かシャッターを切りましたが、何とカメの不埒な倫理規定によりアップは見送り、秋元優里アナの写真で代行することにいたします。悪しからず、ご了承ください。ウフッ。