2015/04/06

◎凄速! 時の流れに身を任せ・・・

にしても、サクラはまだかいなと心待ちにしたのもつかの間、気がつけば、ポカポカ陽気の昼下がり、上野公園まで出向いて恒例の花見に浮かれ、宇奈ととで特上うな重を頬張り、アメ横をフラフラ、で、気がつけば、はや4月・・・、凄速とでも言うのか、目にも留まらぬ時の流れに身を任せて、フワフワ、フラフラ、軽い酔い心地、夢遊病者か、脳に霞がかかったようで、ユラユラ揺れるのも心地よい。妄想の中を彷徨い、幻惑の中を漂っているのか。
ただ、ただ、時の流れに、それもエライ猛スピードで過ぎ行く時に、ただもう呆れ、取り残されたまま、呆然と佇むしかない。何か、もう10年以上前のことも、まるで昨日のことのように、或いは一昨日のようにも感じられ、昨日は一昨日かとなっても、そこに何ら不都合は生じない。過ぎ去りし日々は、かように瞬時のことであって、時間軸では測れなくなっている。そして、今日もいつなのか、定かではない・・・なんて、近頃、呼吸している、生きている確かな実感がない。終日ぼんやり過ごすことが多い。集中しなければと思っても、集中しない。集中しようとしない。どちらかというと、集中したくない。漠然とした状態、混迷の真っただ中で目を回しているのが居心地がいい。
そんな環境を作り出したのは、どうやらこの2月にゲットしたChromebookのようだ。面白がって弄っているうちに、大好きなテレビ番組のダウンロードが簡単にできるとわかり、コレクターの血が騒いだのだ。放映直後のテレビ番組の録画がアップされるサイトもいくつもあって何とも頼もしい。普段見ていない番組や深夜番組なども手当たり次第、それも2本同時にダウンロードしてみたり、といって、同時に視聴するでもなく、後で再生することもなく、コレクターの達成感に充足しつつ、ただテレビをぼんやり眺めていたり、Diaryを埋めていたり、ただ、何となくだが、あれよあれよという間に時は流れる。そんな軽くソフトな快感が持続するのがいい。ウフッ。