2010/06/05

◎樽床首相が誕生していたかもしれない・・・


にしても、良く考えてみたら日本の総理大臣の選出方法たるや何とも危うい・・・、初めて聞く名前、初めて見る顔の樽床伸二氏が「ピンチはチャンスに」と民主党の両院議員総会で10分間演説しただけで、ひょっとしたら今ごろ総理大臣の椅子に座っていたかもしれない、というか、その可能性はあったのだから・・・。
といって、菅直人氏だって、名前と顔は結構昔から知っているが、所詮、市民活動家あがりで、大臣なんてとてもと思っていたのだから・・・。これからは、例の”上から目線”と無知蒙昧、特に外交、経済でのとんでも発言は気がかりでならない。
一方で、菅氏が第94代首相に指名された際、テレビにコメンテーターとして出演していた、首相に人一倍なりたくて自民党を飛び出した、菅氏より2歳若い舛添要一氏の落胆を隠せない「まさか」の表情は印象的だった。ほんと、人間の運、不運、時の流れ、星の流れ、人の生き様は面白い。で、こればっかりは、その人の才能、努力とは関係なく、持って生まれた星としかいいようがない。何て、思いながら、やはり、総理大臣は自治体の首長のように直接選挙の方がしっくりくると思うのだが・・・。