2010/03/04

◎のんべんだらりとしていられる幸せ・・・


にしても、今回の確定申告はあまりにもあっけなく終わって、拍子抜けした。昨21年は年金収入だけで、その額たるや、生活保護を受給した方が間違いなく多いに違いないと憶測できるほどだから、申告書への記入はいとも簡単に終わってしまった。源泉徴収額もなければ、必然的に納税額もゼロというわけで、気がかりなのは地方税と固定資産税、国民健康保険料の額といったところ。先の気温が2桁半ばになった昼時、自転車で届けてきたが、受け取った職員はノーチェック、受領印を押した控えを受け取って、何となく物足りなさを感じると同時に、何か身軽になった気がした。
まさに、天下晴れての国家ニートというわけで、初めて国家というか日の丸に対する帰属意識の萌芽を感じた。この国家への依存感というか、もたれかかる心情、安心感というのは、相手が国家だけに、家庭とか会社などと違って、大いに頼りがいがあり、それを意識するのはちょっとした快感だ。セイフティーネットの張り巡らされたところで、のんべんだらりとしていられるというのはこたえられない。といいつつ、この寒さは何とかならないか。何とかしてもらえないものだろうか。ない知恵を絞ってチェンマイに避寒してみたわけだが・・・。