2009/02/17

◎遅れず、休まず、仕事せず、走り続け、いま揺り篭


にしても、受付初日の16日に平成20年分の確定申告を終えたところで、意外にもちょっとした感慨に耽って・・・、これは何か、揺り篭から揺り篭まで・・・っていう感じか、再び揺り篭に戻った感じが強く、先祖返りとも・・・。うふっ、この不安定感、揺らぎが全身を包み込んでいるようで、たまらなく心地いい、って。
事実関係で振り返ると、今回の申告までは「原稿料」なる雑収入が発生していたが、年が明けてからはそんな予定は一切ないし、予定を作る気もない。今年の収入は、文字通り老齢福祉年金のみだ。その額たるや、何ともいいようがなく、まさに生活保護レベル、という厳然たる事実と直面して、茫然自失するなんていうこともなく、ただそれを淡々、粛々と受け入れてしまい、そこに、恨み、妬み、辛み、僻みが生じる余地もなく、揺り篭感に恍惚として・・・。

それはそれ、そんな事実は、承知の輔だったのだから・・・といいつつも、よくよく振り返ってみれば、大きな影響を受けたのは植木等の一連の無責任歌か。その中でも、ドント節はその後のカメのサラリーマン人生のレールを敷いてくれた。

サラリーマンは
気楽な稼業と きたもんだ
二日酔いでも 寝ぼけていても
タイムレコーダー ガチャンと押せば
どうにか格好が つくものさ

結局、そのまま、その歌詞を真に受けて、あれあれっと疑うこともなく、カメ流に「遅れず、休まず、仕事せず」の3ズ主義を掲げながら、そのレールを走り続けて・・・いま、揺り篭、というわけ。

で、確定申告書を日曜日にもう一度チェックして、ふっと思い出して、前年提出した控えと対比してみたら、寡夫控除(27万円)が記入漏れ。修正してみたら、申告額が当初の額よりマイナス5万余りになって、びっくりさせられた。急がず、焦らず、慌てず・・・の外道カメの箴言のおかげ、やった、よ。申告書のチェックだけで5万円の儲け・・・っていうわけだから、ねぇ。こんなことで、こんなに儲かるなんて、驚いた、ヨ。
外道カメの箴言にはもう一つ、無知は損・・・とも。