2010/08/31

◎旨かった!!! 骨付き豚唐揚げのせ麻婆豆腐ご飯


にしても、中華料理って一体何なんだ・・・、という気になった。東京で食う中華料理は確かに旨いし、横浜の中華街だって旨い。大好きだし、テーブル以外は何でも食うという食への貪欲さには頭が下がるし、空恐ろしい。その本場に行くのだから、さぞや旨い料理、舌がとろけるような食感を楽しめるのではないかと期待していたのだが、全て裏切られた。
何せ、3泊4日の上海パック、食事は朝3回(ホテルのバイキング)、昼1回、夜1回、機内食2回が含まれていて、自分で選んで食べられるのは上海に着いた夜と、3日目の夜の2回しかチャンスはない。それに、ホテルの立地がいくつかある観光スポットからは離れた下町のため、近所で歩ける範囲にはそうした中華料理のレストランとか、妖しげなネオンも見当たらない。

初日の夜、とりあえずはガイド本による上海の目抜き通り、レストランなどが立ち並び、夜はネオンの洪水という「南京東路」(東京なら銀座か)にタクシーで出かけたものの、どうやら地下鉄で一つ手前の人民広場辺りで降りてしまったようだが、もうそこはネオンの波がうねり、人の波が不規則に押し寄せて、老体にはいささか辛く、ヨロヨロ足をもつれさせながら歩く有様。新橋の俗にいう赤提灯の店ならば、外からでも何となく店内の様子はうかがい知れるのだが、上海ではビルばかりでビルを覆うきらびやかな電飾板に気圧されて、足はすくむばかりだ。そのうち、幾ら歩いても、疲れるだけで事態は好転しないと、目に付いた雑居ビルに入りエレベーターで5階の中華料理店に腰を落ち着け、とりあえず青島ビールを頼み、メニューを見たのだが、漢字ばかりで内容の見当もつかない。それでも、写真がついていた豚の角煮とふかひれスープをオーダーした。もう少し、あれこれ食べてみたかったが、近頃では食が細くなっていて、ねぇ・・・。料理は2品ともまあまあの味で、可もなく、不可もなく、か。上海ならではのインパクトはなし。

2日目の夜は、バスによる市内観光の最後のコースで、広東料理とのことで、種類はあれこれ出てきたが、味に特徴がなく、どれも同じよう。特に、旨いものもなく、やはり、可もなく、不可もなく、やはり、上海ならではのインパクトはなし、か。

3日目、ラストナイトは上海万博でクタクタになってホテルについた後、何を食うかとなったら、マックを食いたいと言い出した相方の後輩(済・還暦)とはわかれて、ホテルの近所を歩いて明るい中華食堂に入ってみた。ここで旨いものを食えるかどうかは、コミュニケーション次第と、少し気負いつつ、周りを見たら、日本風のラーメンを啜っていたり、麻婆豆腐かけご飯を食べている方を確認して、寄ってきたウエイトレスにメニューを要求したらメニューはなくて、指を差した先を見たら入り口のレジカウンターの壁に書き出してあって、それを目で追って、何となくわかった麻婆豆腐ご飯(17元)をオーダーした後、もう一つと思って、下の方の一品(4.5元)を指で指して・・・。合計21.5元、日本円で約300円。出てきたのは写真でご覧の、骨付き豚唐揚げのせ麻婆豆腐ご飯で、うふっ、結構旨いよ、やはり少しでもコミニュケーションが取れればといったところで、今回の上海行きでは何より一番旨かった。

2010/08/30

◎炎天下の上海万博、老体にさすが堪える


にしても、上海万博は海外行のきっかけで、万博自体が好きで、期待していたわけではないが、パック旅行で入場券付きとなれば、行かないのもバカバカしく、炎天下、丸1日を潰す結果となった。

万博会場の開幕当初の混雑は既に収まり、このところの入場者は1日約40万~50万人で推移しているそうだ。それに、毎日、開園時間にはかなりの行列が出来ているが、一時間も経てば、その列もさばけるので10:30分以降なら楽に入れるとの、添乗員情報によって出かけてみた。
なるほど、入り口に行列はなく、すんなり入れたが、何より、日差しが強く、暑い。日本館は3時間待ちとかの情報は時々、アナウンスがあり、重宝したものの、いずれにしろ会場か広過ぎ、移動する気力が続かない。


途中、昼飯ぐらい、少々高くても旨い物を食いたいなぁと小鼻を利かせていたつもりで、入ったところは、看板が目に付いた紹興飯店だったか、大外れ。インフォメーション館の2階、ちょっとした大食堂なのだが、入り口のカウンターでウエートレスと見事に話が通じない。メニューらしきものは掲げられていて、レジも設置されているのだが、何をいっても通じない。聞く耳持たぬ・・・という態度が歴然としていて、腹立たしいのだが、ここで怒り狂っては飯が食えない。なんだかんだ、メニューをとっかえ、ひっかえしていたら、何かAB二者択一風のメニューが出てきて、Aを指差して、やっと支払いが出来て、その出来上がったセット料理をそこで受け取って、っと食堂のテーブルにつけたのだった。
また、会場で見かける外人は少なく、大半は中国人で、それも家族連れが多かった。
結局、パビリオンに入ったのは、行列の出来ていないところばかり。あとは、涼みがてらに入り込んだところで、感動したり、感心した展示との出会いは何もなかった。

2010/08/28

◎上海から携帯電話をかけ東京の友人と話した・・・


にしても、ちょっとした上海ミステリーを体験した。上海から東京にいる友人に携帯電話をかけて、話が出来たのだ。
ま、海外でのその手の登録なり、契約をしていれば当然なのだが、何せ困窮甚だしいカメのこと、そんな気の利いたことをしているはずもなく、それどころか、昨年末、ほとんど使っていない携帯電話の使用料に悲鳴を上げ、dokomoとの契約を必死で見直し、電話の送受信だけの契約にしてiモードとかメールの契約は破棄、以降の月額使用料金を700円ほどに押さえ込んでいたのだ。でも、端末の携帯機器の性能は多分向上しているのだろう、カメラの機能は立派に作動し、何枚か撮影してみた結果、携帯端末で見る分にはいいのだが、これをPCと接続しても端末を認識せず、写真を取り込めない。また、時に、TV電話の機能が勝手に作動して、話している相手の顔が見えたりもして、驚かされたりしていた。ことほど左様に、せっかくの優れものの携帯端末を邪険に扱っていたのだ。
ただ、この端末は時計代わりにも使っていて、今回は羽田空港で電源を切り、上海のホテルに入った夜、時計がないことに気づき、携帯電話のスイッチを入れてから寝たのだ。で、翌日の昼下がり、マイクロバスでの上海市内観光の途中、ショッピングビルに入った際、携帯電話を開いてみたら、北京時間と東京時間がデジタル表示され、その上、何と、アンテナが3本も立っているじゃないか。どういうこと? ひょつとしてと、悪戯心を刺激され、東京にいる友人の携帯番号にアクセスしてみたのだ。その際、「変換して・・・繋げますか」とかの表示が出てOKしたら、友人の番号の頭に「+81」が追加されていた。「+81」は日本のコールナンバーだ。
友人は突然の電話に驚いていたが、とりあえずは話が出来たことを確認して満足、すぐさま電話は切ったのだが・・・。さて、はて、だよなぁと、首を捻りつつも、まずは良かったと安堵した。
市内観光を続けて間もなく、ちょっと気になって再び携帯電話を開いたら、アンテナの位置に何と赤字で「圏外」と表示されていて、1人大いにほくそ笑みながら、納得した。なるほど、なるほど、だ。何処で、誰が、何をどう間違えたのかはわからないが、完全にdokomoのコンピュータミスで、それも、ひょっとしたら賢い携帯端末が勝手に反応してしまったのかもしれないと思った。何よりの証拠に、その後も、携帯を開くと、時間表示は北京時間と東京の時間が併記されていたのだ。
ちなみに、羽田空港に着いて、通関を終えてから携帯を開いたら、確か「元に戻しますか」と聞かれ、「OK」をクリックした。さて、この上海→東京の一件の通話料金はどう請求されるのか、されないのか、或いは事故で処理されるのか。ウフッ、である。

2010/08/27

◎上海パワーが世界を席巻する!?


にしても、機内アナウンスで着陸20分前を告げられた後、小窓に顔を寄せて見た上海の景色、眼前に広がる街並み、住居ビル群の広がりは、久々のカルチャーショック、すっかり涸れていたカメの体の深奥から生じる血湧き肉踊る小刻みな震動を感じていた。2、30階建てか、整然と、そして延々と伸びる巨大な団地ビル群、そのエネルギーは半端ではない。入道雲のようにモクモクと湧き上がってくる無言の圧力が窓越しにも伝わってくる。そのオーラは何とも強烈だ。こりゃ日本なんてチャンチャラおかしい、勝てるわけがない、こりゃ歯が立たないと痛烈に感じた。と、同時に、この街で、つい、ひと勝負してみたくなった。この街でなら、まだ、あと、これから10年あれば、十分結果を出せそうな気にもなって、1人、苦笑いしていた。いや、はや、年甲斐もなく、お恥ずかしい。

ま、これが、お国柄というものか、とも思った。何度か訪ねたタイでは、こんな印象を受けたことはない。タイの上空には怠惰の空気が奥深く淀んでいて、怠惰なお肉に包まれたカメは、大好きな怠惰と絡み合ったまま滑走路に進入、怠惰では負けないぞと意気込んでみせたもの。この差は何たるチアだ。
さらに、驚いたことに、「中華」のプライドなのだろう。インターネットで世界中を席巻していると思っていた英語がほとんど通じない。何といっても中国、上海語であることを思い知らされた。空港での案内表示板も漢字ばかりで、英語はあくまでも補助的な表示で、カメなぞは飛び飛びに見覚えのある漢字を繋ぎ合わせて推測するしかない。一連の通関チェックは終始無言で通した。向こうは一言、二言何かいっているようだが、カメはチンプンカンプンだ。
空港だけでなくホテルでも同様に上海語しか通じない。というより、こちらからフレンドリーに拙い英語で話しかけても、表情も変えず、話に耳を貸そうとしない。ま、カメの目からすれば、ツンツンしているように見えるのだ。それは、1人2人ではない。ほぼ全員一致している。これが、 東夷を見る目なのかとも感じた。Googleが撤退したのも、むべなるかなだ。やっぱり、マイペンライのタイがカメの肌には合うと確信した。

2010/08/26

◎東方航空の機内食で今夏初のうな重・・・


にしても、今夏は高くなり過ぎてとうに諦めていた大好物のうな重を中国東方航空の機内食で食べることになるとは、何とも驚きと同時に感謝感激の一幕となった。パーサーが昼食の配布を始めてから、耳をダンボ状態にしていたら、メニューは牛焼きとうな重から選択、迷わずうな重を受け取り、慎重に恐る恐るアルミ箔を取り除いた。ほっ!!! うなぎの蒲焼は写真でご覧の通り、小さな切り身が3片だったが、カメにとっては、今夏初のうなぎだ。他に付け合せは、日本そば、どら焼き、かっぱ巻き、エビ、漬物、たまご焼きなどとミネラルウオーター・・・。おい、おい、こんなにサービスしていいのかい、と東方航空に聞いてみたくなった、よ。
何せ、フライトスケジュールによれば、羽田空港13:30発→(直行)→上海・虹橋空港16:10着。なるほど、この安いパック旅行(総額5万4000円)だから、飛行機もこんな時間帯に運航すれば、食事なしのお茶サービスだけで済まそうという魂胆、さすが中国商法と恐れ入り、何があってもいいように、とりあえずはチェックイン前に近所で食事は済ませておいたのだが、当てが外れてウハウハのサービス。これじゃ、JALの再建はママならないよなぁと、余計なお世話・・・な思いがよぎった。
また、上海万博の会場に行ってみたら、船で移動したE地区だったか、中国東方航空の豪華なパビリオンもあり、入場待ちの行列が出来ていて、カメの企業イメージは一気に上昇してしまったのだ。
ちなみに、上海・虹橋08:55発の帰国便でもそこそこの朝食サービスは提供された。この程度のサービスは、もう当たり前になっていたからか、デジカメを取り出すのを忘れ、報告の写真はご容赦・・・。

◎「羽田発着」気楽な上海の旅・・・


にしても、上海万博、おっと、頭に「羽田発着」ね、それが目玉なんだから、週末の上海4日間の旅から24日の火曜日の昼過ぎに帰ってきて、こりゃ、よかった・・・。ほんと、気楽だよなぁ。羽田発着、見事というしかない。カメのマンションから羽田空港まで京急で19分(乗車12分、ほか7分)、運賃360円(片道)なんだから、のんびり寛げ、それこそ海外まで遠出する気がしない。
ほんと、上海は、何か、あっという間、だった。旅行というより、旅(タビ)といった感じ・・・。何より、上海といえば中国なのだが、羽田から往路2時間40分、帰路2時間30分、大阪より断然近い。通関手続きも国際便が少ないからだろう、手際よく進んで苛々することもなく、そんな羽田空港を実際に体験して、これまで散々お世話になったタイには申し訳ないが、今度は台湾、ソウル、それに直行便が運航されるかどうか、ベトナム、カンボジアなども一度行ってみたくなった。
で、これから思い出すまま、上海カメの旅アラカルト・・・。
まずは、HISのパック旅行で、利用航空会社は申し込んだ段階では、中国東方航空、上海航 空のいずれかで<選択不可>とあり、出発1週間ほど前に 中国東方航空と知らされた。実は、初めて知った航空会社、果たしてどんな航空会社なのか、情報は一切なし。さて、はて・・・。

2010/08/19

◎特異なケースに見えても、実は普遍的な事象・・・


にしても、ニュースの価値観も随分と変化してきているようだ。かつては、その構成要素の一つに異常とか特異なケースがあり、普遍的な事象はニュースにならなかったのだが、近頃では、その辺りのバリアが低く、というより、なくなってしまったのではないかと思うことが多い。更にいえば、ニュースを伝えるメディアの目をはじめとして、世間一般の目も曇ってきているのではないか。その上、目の前に展開する事象に目を奪われ、みんなで慌てふためき、ニュースには何より必要で重要な洞察力に乏しい、というより、それに欠けるのだ。特異なケースとして報じられ、そんな馬鹿なことがとこれまでは驚いていたのに、実は、それが決して特異なのではなく、当たり前という事象が相次いで起こっている。特に、家族の問題でそれは顕著だ。
つい先日、生きていれば都内の男性最高齢となる111歳の男性が7月下旬、東京・足立区の自宅でミイラ化した遺体で発見され、ちょっとした真夏のミステリー騒ぎとなった。その後の調べで、その男性は、約30年前に「即身成仏する」と言い残してこの世を去ったそうで、約2年後に部屋をのぞいた家族は男性の死亡を確認していたにもかかわらず、放置したまま同居を続けていたという。俄かには信じ難い話で、こうした異様な家族関係や年金の不正受給といった疑惑まで浮上して、“現代の怪談”話となったのだが・・・。
これまでなら、こんな不思議な話もあるんだと、そのミステリーの謎解きに首を捻っていたのだろうが、今回は違った。ひょっとして、ひょっとして・・・と、他の自治体でも高齢者の行方を確認し始めたら、杉並区では113歳になる女性が数10年前から行方不明になっていたり、長野県や名古屋市でも長期にわたり行方不明の高齢者が問題になっていて、なんだかんだと、100歳以上の行方不明者は、これまでに明らかになっただけでもすでに全国で100人近くになって、海外のメディアからは長寿大国・日本は「嘘つき」とおちょくられたりもした。
そこで、なんとも納得し難いのは、住民登録などを残したまま家族の行方が分からなくなって何年も何十年もたつのに、残っている家族が何もしていないことだ。中には警察に行方不明として届けていたりもあるが、それは圧倒的に少数派だ。また、年金・医療を管轄する行政も、何ら問題にせず、生きているのか、死んでいるのか、まったく無関心のまま、無為に時間だけが経過 している。家族とは一体、何なのか。
16日には、プロ野球福岡ソフトバンクの王貞治・球団会長の母、王登美(おう・とみ)さんが肺炎のため死去。108歳だったという。まさに、古き良き時代の家族を象徴するニュースだろう、ほのぼのとして、羨ましくなるのだが、いまや、こちらの方が特異、稀有なケースで、ニュースの構成要素をいくつも備えているのに、メディアの扱い方を見ていると、まるで腫れ物に触るようで滑稽だ。

2010/08/17

◎酷暑に身を任せダラダラと・・・感謝、感謝・・・


にしても、この猛暑、おっと正式には残暑か、これでは暑く感じない?  なんて、今夏の暑さは、猛暑どころか、激暑、酷暑、いや激酷猛暑、超激酷猛暑か、いやはや老体には辛すぎる、腰にタオルを巻いて座っていると、背中に滝状の汗が流れ落ち、立ち上がってみると畳は濡れ小さな水溜りまで出来ていて、でも、その処理をする気力も残っていない、汗をかくのにもかなりのエネルギーを消費しているのだから、なおかつ、常時、呼吸はイヤでも続けなければならないのだが、それすら面倒臭くなってくる、面倒臭いからってやめられれば、それにこしたことはないのだが、こればっかりは思いに任せられなく、意思とは裏腹にひたすら続いていて、なにか、それだけが仕事であるかのように必死に取り組んでいると、達成感のようなものも沸いてくるというもので、時に、部屋に風を通し、エアコンを点けてみればヒンヤリ心地良い風に肌を撫ぜられ、ホッとするのも束の間、電気使用メーターが唸りを上げて回転する様が脳裏に浮かび、慌ててリモコンでOFFにして、ノートパソコンと向き合っていたら、やっぱりか、「クーラー使えず熱中症で死亡…10年間電気代払えず」のニュース、話によれば、さいたま市で76歳の無職男性が15日夕、自宅で熱中症で倒れて亡くなったとのこと、同居する無職の長男(48)によると、約10年前から電気とガスがストップ、市役所に生活保護の申請にも赴いたが断られ、自身も健康問題で仕事に就くことができず、父親の年金だけを頼りに2人で 暮らしていたといい、長男は「あの時、生活保護を受けさせてくれていれば違っていたかも」と肩を落としたそうだが、外道のカメはカメで生来の怠惰から仕事はせず、少ない年金で爪に火を灯しつつも、何かしなければならない、 ネバならないことがないいまの状態、そんな環境に感謝、感謝・・・(暑さに身を任せ、ただダラダラと、頭に浮かぶまま、句点も使わず、垂れ流してみたが、さて、さて)

2010/08/16

◎21日から羽田発着便で上海4日間・・・


にしても、21日の土曜日から少し日本を離れる。なんて、勿体をつけてみたが、何のことはないパックツアーによる上海万博見学。HISによるツアー名は、見所満載の上海観光付 羽田発着 週末利用 上海4日間スタンダードホテル・・・。旅行代金は1人52,800円。還暦を過ぎた後輩と飲んだ際、タイへ行けない鬱憤晴らしのつもりで誘ってみたら、OKだった。何せ、羽田発着が何よりの魅力だ。で、オンライン予約したのは7月3日、5日に旅行代金を銀行振込みして、「ご入金ありがとうございました」の受領メールをもらってからは、なしのつぶて。その後、「在上海日本国総領事館より注意喚起 」と「海外での事故が多発しています」とのメールが届いて、出発日まであと10日を切った12日夕方になって、やっと「日程表配送のご連絡」のメール。その内容は、佐川急便に届けたというもので、日程表の内容は依然不明のまま。
わかっているのは、オンライン予約の際表示されていた羽田空港からの出発時間、到着時間などで、利用航空会社は「中国東方航空、上海航空のいずれか」、利用ホテルは「スタンダードホテル<選択 不可>」のままで、航空会社も宿泊するホテル名もわからないのでは、テンションも上がらない。確実なのは、旅行代金を取られていることだけだ。後は、待つだけなのだが、これほど待たされるとは、実は想定外だった。何故、これほど待たすのか。
結局、日程表が届いたのは13日の昼下がり。早速、後輩に連絡して届けがてら生ビールとなったのだが、その日程表は日程表だけで、航空券などは入っていない。説明を読んでみると、出発日時の2時間前に羽田空港のHIS集合カウンターで渡すそうで、こういうのって何となく不安なのだが・・・でも、これが今の平成の世の「自己責任」っていうやつなんだろうなぁ・・・と一致した。

2010/08/12

◎国谷裕子キャスターは年齢詐称???


にしても、番組は夏休みらしく、姿を見ないがって、そう、国谷裕子さんのこと・・・、もう長いことファンを続けているNHK 「クローズアップ現代」のキャスター、なんて、アップしようとしたら、国谷さんがオカマをほったとのニュースが入ってきて、やっぱり有名人は辛いよなぁってところで、実は先だって、高齢化の何かがテーマだったとき、終了間際にゲストに向かって軽く照れながら「古稀が近くなると、私も・・・」と口走ったのにいたく驚き、そういえば、彼女に関しては珍しく年齢を気にしたことがなかったことに気づき、何だ、カメの先輩だったんだと、妙に得心、そのうち、確かな年齢を調べてみる気になっていたのだ。
厚化粧ながら、凛としてキラキラ瞳が輝いて、知的オーラを身にまとって、何とも格好いい彼女を見ていて、その確かなインテリジェンスにいつも惚れ惚れするばかりで、そういえば、最初から間違いなく、カメの性癖の埒外だった気がする。もう20年近く前になるか、「クローズアップ現代」だったか、彼女を最初に見た時、おっ、こりゃできる女だと直感、ちょっと調べてみたら、NHKの職員ではなく、元々は番組のコーディネーターを務めていて英語力抜群で、ヘッドハンティングされたと・・・。有能なスタッフを大勢抱えているNHKで、こんな美味しいポストを外部スタッフに取られて、NHKの職員は悔しくないのかねぇ、なんて思いつつ、彼女をずっと応援していたのだが・・・。
今回、Netで調べてみた彼女のプロフィールはWikipediaによれば・・・
国谷裕子(くにや ひろこ、1957年2月3日 - )は、日本のフリーのテレビキャスター。
大阪府出身。幼少期は日本、アメリカ(ニューヨーク、サンフランシスコ)、香港で過ごす。帝塚山学院小学校などを経て、アメリカのブラウン大学卒業(メジャー:国際関係学、マイナー:国際経済学)。夫は弁護士である国谷史朗。
NHK衛星放送のニューヨーク契約駐在キャスター、その後帰国して、総合テレビの『NHKニュースTODAY』『NHKニュース21』、衛星放送の『ワールドニュース』に契約出演。1993年からは総合テレビ『クローズアップ現代』のレギュラーキャスター。現在でもNHK職員ではなくフリー契約での出演である。
というわけで、腰を抜かすほどの内容でもないのだが、やはり、年齢にはこだわってしまった。
カメの空耳かどうか、「古希」と彼女が自から喋ったシーンは記憶に残っているし、といって、Netのプロフィールを鵜呑みにすれば、53歳となるのだが・・・。当時、確かめこそしなかったが、カメより少し下の正真正銘の団塊の世代かなとは、ずっと思っていたのだが、53歳となると、これでは、何ぼなんでも若過ぎるヨ。ま、厚化粧説も横行しているのだが・・・。なんて、先ほど見たオカマほりのニュースでは、確かに53歳となってはいた。
ま、年齢詐称とか、なんだかんだで問い詰める気はないが、彼女に関するNet情報を検索していて驚かされたのが、世の人々の性癖の多様さ、偏向の凄まじさだ。自らちょっと軽い変態かなと感じてはいたのだが、そうした対象に国谷さんを選んだことはないし、露ほどもそんな思いを抱いたことはないのだが・・・。これが、Net世界では違った。

「淫らに犯したいと思う俺はドキュン(頭の悪そうな人や非常識な人を指す俗語。 DQN )か?」に始まり、「国谷、広末親子との3Pがいいですね」から「熱烈国谷オタクの私はずっと彼女をビデオにとり続け、オナニーのおかずにしています」とか、 「クローズアップ現代のゲスト、解説者は大抵おじさんだけど、 みんな国谷さんと嬉しそうに話してるのがなんか可笑しい。 ファンなのかなぁ、ちょっと嫉妬する」「 赤い上着にびっくりしたのとムラムラとしたキモチが抑えられなくなりました。あの赤い上着の意味は何でしょうか?そのような女性と本当に、真面目に、性交をすることが夢になりました」「叶うか、叶わないかは、分かりませんが、どのようにしておつきあいしたらいいでしょうか?」などと勝手に妄想し、更にそれを膨らまして、「満員電車でスカートをまくられ、艶やかな太ももを露にする国谷裕子さん。助けを呼ぼうとした口を塞がれ、周りからのびてきた手が全身を這う! 」とか、「やめて。ヤング! 若いサラリーマンのキスで塞がれる裕子さんの唇。ブラウスの胸元は高校生がさわっている。裕子さんの手首を握り大学生が自分の股間に誘導…!」なんて。
そんなエロイ妄想がふんだんに飛び交っているのだが、残念ながらカメは反応できない。ま、エロの対象は人それぞれでいいのだが、カメの場合、このところ嗜好はロリコン風・・・とでもいっておく。
とはいえ、こんなエロ情報をインプットしてしまって、夏休み明けの国谷さんにカメはどんな目を注げばいいのだろうか、というか、これまでと同じ目で見られるだろうか、ちょっと不安になってきた。

2010/08/10

◎臓器移植って、くすぐったくはないのか・・・


にしても、テレビのニュース番組で、心臓など臓器を収納したアイスボックスを慌しく各地に搬送する映像を見せつけられて、不快に感じた方が圧倒的に多かったのではないだろうか。交通事故のため脳死状態になった20歳代の男性にまるでハイエナのように群がり、あちこちの臓器を引き千切って、アイスボックスに詰め、それぞれの患者の元へ一刻を争って届けている図なのだが、それはカメの目には滑稽にも映った。その時に備えて、カメは体のあちこちに臓器のプライスカードを貼り付けておこうかとも思ったし、実際にそうした若い活きのいい肉体の闇市場が活況を呈しかねないだろう。今回、5つの臓器は一体幾らで取引されたのか。気が遠くなるほどの金が動いたに違いない。
家族の承諾だけで臓器提供を可能にした今回のケースは、この7月から施行された改正臓器移植法に基づく初の脳死からの臓器移植で、全国の5医療機関で行われたという。臓器提供者(ドナー)の男性は口頭で提供の意思を家族に伝えていたが、文面は残していなかったそうだ。脳死判定から臓器提供までの細かい経緯は不明だが、こうした臓器移植そのものはまさに人間の驕りであり、人として許されるものではないと思う。臓器移植法が成立した際にも書いたが、第一、見ず知らずのドナーの臓器を取り付けて、何かくすぐったくはないのか。そんな、素朴な疑問がいまも解消しないまま、外道とはいえ、カメの脳裏から消えない。

2010/08/04

◎汗取りインナータオルだって・・・


にしても、うだる暑さに身悶えしているうちに、気がつけばはや8月、ワンルームの部屋でエアコンを点けたり消したりして、外気に触れていないと、肌の表皮が渇いて少しづつ剥がれ落ちてくるような兆候に気付き、特に掌は顕著で水洗いしたあとはボロボロ、こりゃやばい! と、日差しが弱まった2日の昼下がり、大井競馬場前に出来たホームセンターまで自転車で走り、クーラーの効いた店内で、ヒンヤリグッズをあれこれ探してみたら、ちょっとしたアイデア発明品が色々展示されていて、最も気に入ったのが穴の開いたタオル。何せ、安い。商品名は汗取りインナータオル。ちょっと長めのフェイスタオルの真ん中に穴を開け頭からすっぽりかぶるアイデアグッズというわけで、男物のランニングシャツなら両脇が開いたままの形だ。なるほど、これだと、出かけた先で、到着してから、上着を脱がなくても襟元から汗を吸ったタオルをさりげなく簡単に引っ張り出せるというわけで、何やら小学生のアイデアだとか。お値段は2枚セットで498円。
居心地のいいホームセンターで2時間近くウロウロしただろうか、そのうち、さすがにちょっとした立ち眩みを感じて、慌てて自販機でボトルウオーターを買って、傍のベンチに座ってそれを飲み、結局は汗取りタオル(2枚)だけ買って帰り、早速タオルを纏ってみたものの、噴き出す汗にあっという間にタオルはびしょびしょになって、もう1枚を取り出してはみたものの、それもたちどころに汗まみれになって、替え時が何とも難しく、悩ましい。