2012/03/24

◎タイ語はやはり耳から・・・と知る


にしても、羽田に予定通り帰って(22日夜)寒さに震え上がり、とんぼ返りしたくなったのだが、ま、今回の訪泰の成果の一つにタイ語の聞き取りを上げておきたい。タイ語はやはり耳から・・・ってことで、タラート(市場)の屋台で氷桶に突っ込まれたコーラ缶を抜いて小母ちゃんに「タオライ(いくら)」と聞いたら「フォーティー」っていったんだよなぁ。カメの耳には「フォーティ」、「フォーティっていったら、40BTかよ」と酢だちが目立つカメの脳はいささかパニック、「缶コーラが40BTなんてないよなぁ」と渋々、自分で缶を握っちゃったんだからしょうがないかと諦めつつも、意識して財布から100BT札を1枚抜き出して渡し、お釣りを待ったら、何と86BT・・・。えぇっ、ってなもんで、何だ14BTだったんだ、とホッと胸をなぜおろしながら、その日は珍しく冷静に復唱してみた。まずは14BTだったら、何枚もある20BT札を最初から使えば好いのに、そうはしないでカメは40BTかもしれないと思って、それを不審、不満に思いながらも、こんなことで揉めたくもないので、もう1度聞き返すこともせず、カメの学んだ柔和策として100BT紙幣を渡してみたわけで、これならもっと安いと思いつつも40BTにも対応している。60BTのお釣りなら迂闊なカメに自ら悔いるわけで、お釣りの多さからコーラ缶の実際の値段を知ることができるわけで、それまではそれで終わっていたのだが、その日は何故そんなことになったのか、ふっと思いついたのだ。それだけ、小母ちゃんの発音が耳に残っていたのかもしれない。そう、 小母ちゃんのフォーティ、フォーティーン、小母ちゃんは フォーティーンといったのだろうが、カメの耳には首を捻りながらもフォーティとしか聞こえていない。そもそもカメは フォーティーンと正しく耳にしても即座にそれが「14」とはイメージできない、ま、カメの英語力といってもその程度だ。それに、小母ちゃんもそうだが、タイ人の多くは語尾の「ティー」をはっきりいわないんだよなぁ、と気がついた。例えば 「ング」とか、そうした言葉が実は多くて聞き取れず往生しているわけで、フォーティーンもフォーティも、片仮名で発音を書けば少しは変わるが、耳で聞けばほとんど変わらないわけだ・・・と振り返って、カメは何か大きな自信が内から湧いてくるのを感じていた。