2012/09/02

◎チェンマイ雑記つづけます・・・

にしても、滞在をまだ1週間も残して、チェンマイ集大全ともいうべき一句を図らずも披露してしまい、慙愧に堪えず・・・なんて、さて、さて、チェンマイ雑記つづけます・・・。

[存外に旨かった焼きバナナ] 初めて食った。甘みが増していて、香ばしく、癖になりそう。この10cmほどの焼きバナナ、お幾らだと思います? 大好きな「タオライカップ」に焼いてる小母ちゃんは殊勝にも「3バーツ(THB)」と。
本性ケチなカメもさすがに愕き、トイレのチップだって2バーツ取るぜ、1本10円しないってことかと声にこそ出さず些かうろたえ、なら3本貰うんだったとか、詮無いことにとらわれつつも、財布からは5バーツ硬貨を探し出し、それを1つ摘んで小母ちゃんに渡し、しっかり1バーツ硬貨2枚をお釣りとして受け取り、串に刺した焼きバナナを咥えながらその場を立ち去るなんてことが出来ますかっていいながら、それをやっちゃうんだから、ねぇ。小母ちゃんが何とも、健気で、いじらしくて、でも、何ともしてやれなくてカメは情けなく、つい涙腺は緩んでいました。
[アサガオの高さ]いつ訪泰しても感じるのが、ショッピングセンターなどのトイレのアサガオの位置だ。ひと言でいって、高い。えっと愕いてしまう。届くのかなって、瞬間戸惑う。タイ人だって、体型はほとんど日本人と変わらないはず。平均すれば、小さいんじゃないかと思うのだが、こんなところで見栄を張っているのかもと思ってしまう。かつて、ハワイへ行った際、公園の公衆トイレに入ったときは爪先立ちで用を済ませ、さすが違うといたく感心したことがあるのだが・・・。タイでのこの位置、誰がどう決めたのか定かではないが、欧米への羨望なのか、コンプレックスなのか、或いは日本人を含めたアジア人に対する秘かなる自惚れなのか、当て擦りなのか。一段低いアサガオも用意してあって、そこには「boy」のアイコン。大きさまで比べられているようで、思わず下を向いてしまった、ヨ。


 
[これもカメあれもカメかとカメがいい]宿の近くのウアラーイ通りで毎週土曜の夜開催されるサタデーマーケット(歩行者天国)で似顔絵を描いてもらった。道路の真ん中で低い椅子に座って画帳を携えている「似顔絵画家」が10人近くいるのだが、足元に「200THB」と書いた紙を置いた若い画家の前に座った。似顔絵は2度目だが、今回のポイントは結構気に入っている髭とシニアメガネ。椅子に座って、目線の位置の指示を受けて、遺影に代わる遺描かなんて結構緊張しつつもさぁどうぞだが、そのままの姿勢で20分近くはさすがにしんどいが、ま、辛抱、辛抱。とはいうものの、これって結構疲れる。人が流れていればそれほどでもないが、時々人だかりが出来て、絵と本人を一緒にデジカメに撮ったり、多分似てるとか似てないとかのひそひそ話は気になるもんだ。で、仕上がった似顔絵を見せられて、なるほど、それなりか。とはいえ、愕いた、よ。若くて、いい男過ぎないか。ちょちょっとなぁ。で、また一句口ずさんでいた。
これもカメあれもカメかとカメがいい・・・。
語呂が気に入っている。