2006/12/02

◆慌てず、焦らず、急がず・・・がカメの流行語大賞

にしても、慌てず、焦らず、急がず・・・の方がカメの06年流行語大賞にずっと相応しい。昨日発表された恒例の流行語大賞のトップテンと大賞を見て、そう思った。
トップテンのうち「たらこ・たらこ・たらこ」「脳トレ」「ミクシィ」「メタボリックシンドローム(メタボ)」の4つは、恥ずかしながら聞いたことがなかった。脳トレだけは、聞いたことがあるような、イメージはできるが、その内容をきちんと捉えてはいなかったし、そんなに流行しているとの認識もなかった。アァ~、なんとも・・・。
イナバウアー(荒川静香)なんて、とても大賞に該当するとも思えない。マスコミで散々繰り返されただけで、首をひねってしまう。カメの耳は右から左に抜けていっただけだ。何より、言葉に新しい内容が何もない。トリノオリンピックの金メダルフィーバーの象徴なのだろうが・・・。
エロカッコイイ、エロカワイイ(倖田來未)は、カメの秘かなお気に入りだ。あの未成熟なエロサは下手なアダルト物などより役立ちそうで、一枚ぐらい買ってみようかと思いつつ、なんせレコード店などには足を踏み入れたことがないので二の足を踏み、いまだに手に入れていないが・・・。カメが流行語大賞の審査員だったら、間違いなく一票を投じていた。
シンジラレナ~イ(トレイ・ヒルマン)とハンカチ王子(斎藤佑樹)の2つは、いかにも流行語大賞らしくて、カメにもしっくりくる。居酒屋などでも口にしたくなる言葉だ。
あと、品格(藤原正彦)と格差社会(山田昌弘)の2つは、はてさて、元々ある言葉で、とても今年流行したとは、ねぇ・・・。数合わせ、苦し紛れに選定したとしか思えなかった。
やっぱり、繰り返しになるが、慌てず、焦らず、急がず・・・の3原則がカメの胸には最もズシンと響く。