◎e-Tax 無知蒙昧を 曝け出し・・・
にしても、大きな声では言いたくないが、確定申告初日の16日、パソコンで電子申告しながら、赤っ恥をかかされ、首を竦めつつ、それでも一句詠んでしまった。
e-Tax(イータックス) 無知蒙昧を 曝け出し
実は、訪泰の日程もこの確定申告を済ませてからにして、準備万端怠りなく、この日を待ちかねていたのだ。電子申告(e-Tax)は昨年初体験し、今年は2回目だから、本人確認のために必要となる電子証明書は取得済みだし、ICカードリーダライタも購入して、いささか元手がかかっている。収入は公的年金(雑所得)だけで、源泉徴収票は手元にある。それでもイザとなると、昨年の感触は消失していて、パソコンと睨めっこしながら、昨年より慎重に行きつ戻りつを繰り返し、その間、何度かキレそうにもなったが、手順を進めていたら別画面が現われ、こんなメッセージが表示されて・・・。
平成23年分の確定申告から、公的年金等の収入金額の合計額が400万円以下で、かつ、公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が20万円以下である場合には、所得税について確定申告書の提出は不要となりました。
「納税額は0円です。」
納税額0円はわかっていたとはいえ、こう目の当たりに突き付けられると「ウヒョ、ウヒョ」だ。その上、「提出不要」とは、踏んだり蹴ったりだ。年金だけの収入になって早や数年、確定申告は義務感からずっと続けていたが、いつから「提出不要」になっていたのか・・・。この文面からだと、今年度分からのようでもあるが、判然としない。
あれこれ検索してみると、「住民税」は地元自治体に申告しなければいけないようなのだが・・・確定申告してあれば、自動的に連絡されるとか。
にしても、改めて「提出不要」とされる「公的年金等の収入金額の合計額が400万円以下」とは何とも厳しい、残酷な年金格差、チェンマイ難民もやむなし、か。おっと、避寒やった・・・。