2008/10/23

◎ポール・ニューマンはやっぱアメリカっぽくていい


にしても、あれこれ考えることが嫌いで苦手なカメは、近頃いろいろと教わることが多い。これは、冥土の土産のメモといったところなのだが、追悼・ポール・ニューマンのメニューの一つで放映された映画「スティング」(米、1973年)を録画しておいて見て、久々に映画らしい映画を見た!!!と膝を叩いた。当然だが、まだ若いポールン・ニューマン、ロバート・レッドフォードらが出ていて展開する、映画ならではのアイデアいっぱいで、ハラハラ、ヒヤヒヤ、ワクワクの痛快ストーリー。 カメは若かりし頃、映画館で確かに見た気もするのだが・・・。やっぱり、ポールン・ニューマンは格好いい、あの透き通ったブルーの水晶眼が何ともセクシーで素晴らしいし、何より、アメリカ人らしいアメリカ人だと思う。
こうした痛快娯楽巨編、ま、巨編というほどのこともないか・・・、無条件に面白い、楽しい映画が多かったよなぁと、暫し、郷愁に浸りつつ、何となくユーザーレビューを見てみたら、「娯楽映画の到達点」と「superdely65」さんのレビューに、これまでモヤモヤしていた映画に対するわだかまりが氷解して、スッキリ、得心がいった。なるほど、ねぇ、なのだ。こうだ・・・。
「スティング」は1974年のアカデミー賞で9部門を制覇していて、最近のハリウッド作品でいう「エンタメ」とは多少違う意味で、「娯楽作品」としての到達点を示す作品。この作品の数年後に「スター・ウォーズ」が出現して以降、「娯楽作品」が変質し、現在の流れにつながっていて、その意味でも「スティング」はエポックメイキン グ的な位置にある・・・と。時の流れに置き去りにされたカメは恥じ入るばかりだ。

◎アルコールが抜け切らないお肉の虚脱感に耽る・・・


にしても、社会生活に復帰したような気になったことが、もう一つあった。先週金曜日の夜、例のサラリーマンの街・新橋に立ち寄り、いささか飲みすぎ、終電車で帰ったのだ。
その翌朝、本ブログの読者でもある同級生から久々に電話をもらって話をしたものの、フガフガとなって・・・、その件でメールで顛末を以下の通り説明したのだが・・・。

今朝ほどは、お電話での連絡ありがとうございました。また、その節は滑舌が悪く、申し訳ありませんでした。実は、前夜寝る前に外した入れ歯(上、11本)をセットアップしていなかったもんで、フガフガ・・・。

昨夜は、久々に新橋に出向いたもんで、せっかくだからと3軒も回っていささか飲み過ぎ、終電で帰ってきたもんで、体からアルコールが抜けず、ぼんやりしておりました。これが、また、心地良くて、珍しくパソコンを立ち上げる気にもならず、妙な虚脱感に耽っておりました。電話の後もパソコンはほったらかしで、恍惚としていて、その後自転車で予約していた歯医者に出かけ、ウロウロして時間を潰してから、ラーメンを食って、やっと落ち着いたところです。

で、釈由美子(8月30日付)に目をつけていただき、いや、はや、ご同輩・・・、嬉しいです、ねぇ。
いま、自分宛の別のフリーアドレスにビデオを送信、受信も確認、さらに、Windows Media Player で再生も確認済みです。いや、ほんま、よくできています。また、また、感心してしまいました。
本メールに添付いたしましたので、存分にお楽しみください。@カメ

◎私的資金のお代わりで通帳の底が透けて・・・


にしても、善行やデイトレは社会との確かな繋がりを自覚させているようで、最近は妙に何かと気忙しく、世俗の異腐臭が外道・カメの鼻腔を刺激し、これが何故か何とも心地良い。この社会に生きているという、実感なのか・・・。
善行はめったにないし、その時だけで、持続性はないのだが、デイトレは毎日24時間のべつ幕なしである。
金融危機下、これだけ乱高下が激しいと、そのチャートを眺めているだけで、刺激が強く全身のお肉がプルプル震える感じで、血湧き肉踊る。
報告がちょっと遅れたが、週明けの20日、私的資金のお代わりを証券口座に振り込んだ。ま、これで、後は野となれ山となれではある。ま、それでいいじゃないか・・・ってなもんだ。棺桶の中にまで持ち込めないから、ねぇ。といいつつも、実際、預金通帳をじっくり見詰めてみると、何かその底がうっすらと見えてきている感じだ。直ぐに通帳を畳まないで、ちょっと長く見ていると、もう、引き出せるだけの残高はなく、引き出すのが怖くなってくる。
ほんと、こんなことでいいんだろうかとも思わないでもないが、今回の株投資に関してはたまたま見つけたケン某の投資アドバイスに啓発、触発されて、実行している。
簡単に言えば、これまで、知ってはいるけど実行できない・・・ことを淡々と事務的に処理していく、ということだ。ま、わかっちゃいるけど体が反応しない、ゴルフと一緒だ。
株価が下がったら買って、騰がったら売る・・・。それだけ、なのだ。それを可能にする「株資金のマネジメント」というコンセプトを提唱していて、なるほどと納得して、実践しているつもりだったが、今朝の下げ、23日前場・年初来安値下回る、とはなんじゃい!!!
ん、もう・・・。