2009/02/24

◎金融シーソーゲームに勝つ妙手はないのか・・・


にしても、景気はどこまで落ち込んでいくのか、金融シーソーゲームに勝つ妙手はないのか・・・。
昨秋の金融危機に便乗してひと儲けと助平心を出し、少ない貯金を投げ出して、ゲットした株券の価値があれよあれよという間に、まさかまさかと思うまもなく、どんどん目減りしていく。昨秋の段階で、ここまで大幅に急落すれば、もうこれ以上は何ぼなんでも下がらないだろうとカメだけでなく、みなさんそう思ったはずで、個人投資家がどっと市場に戻ってきたのだが・・・。
象徴的なコメントが「あの世界のソニーを2000円以下で買えるなんて・・・」だった。その後は、2000円をはさんだ取引が続いて、一度だけ売買してプラスにして他に移ったが、今日、改めて確認してみたら、何と1,555円・・・。あぁ、何たることや、だ。
特に、2月に入ってからの下げ幅がでかい。ちなみに、カメのポートフォリオではこの3週間ほどで27万円のマイナス、どでかい赤字である。当座の現金に困っているわけでもないので、このまま塩漬けにしておいてもいいのだが、こんなシーソーゲームを続けていたら、そんなことはありえないと思いつつも、いずれ「ゼロ」になってしまいかねない。このまま手をこまねいていたら、それもありかなと思わす流れだけに空恐ろしくもある。
株に手を出して、はや6年ほど、最初の投資資金は既に7分の1に目減りし、昨秋に再度投入した資金も2割近くを減らし、いまや経済の構造、仕組みがどういうものか、さっぱりわからなくなってきて、現代の金融資本主義というものは、庶民が爪に火を灯しながら蓄えた貯金を根こそぎ吸引するバキュームカーなのかと思う。