◎残り時間を見ながら歯医者に行った・・・
にしても、寿命がわかっていれば、迷うこともないのだが、今回はちょっとした決断を下してしまった。歯というか、入れ歯の問題で、歯医者に行かなくなって、もう2年以上になるのか・・・、依然として噛み合わせが悪いだけでなく歯周病も酷く、でも、命に別状もないので食べ物を選びつつ過ごしていたのだが、つい先日、区の成人歯科健康診査受診票(無料、期限は平成23年1月末)が送られてきて、このまま食べたいものも食べられずに長生きするのもどんなものかと、指定された近くの歯科医で受診してみる気になったのだ。その結果は、ほぼ予想通りで、健全歯は8本だけで、欠損補綴歯(入れ歯)11本など散々、口腔清掃状態は不良、健診結果は、要指導が「歯周治療」とあり、その時予約していた今日の夕方、もう一度、その歯科医院を訪ねてみたら・・・。
当然のことながら、レントゲン写真を撮って、そのネガを見ながらの面談、その歯を抜くかどうか、抜かずに治療するか、歯周病の進行状態の説明など医者の指摘はいちいちもっともで、納得できるのだが、最大の関心事である入れ歯の処置について言及しようとはしない。要は、入れ歯を新しく作り直すのかどうかなのだが、素材とか新技術の導入によっては選択肢があっという間に増えるし、もちろん、治療費もピンキリになる。この歯は、こうすればもう少し長持ちするけれど、結果的には抜くしかないとかいわれても、ねぇ、「治療して長持ちしても、こちらの寿命との兼ね合いもあるし」と呟いたら、中年の医者はびっくりしたように「そんなことはないでしょう」って明らかに戸惑っていた、よ。医者としては、高額の治療をしたいところだろうが、それは口には出さず、そんな腹の探り合いの過程で、入れ歯の継ぎ足しもあると聞いて、とりあえず、その線で治療することにしたのだが、さて、はて・・・。