2011/05/15

◎タイ料理は「やはり旨い」と独りごちた・・・


にしても、タイ料理は旨い。カメの口に合う。チェンマイ入りした日の昼、かつて行ったことのあるゲストハウスの食堂を訪ね、ポーク焼きそばとシーハービール(小)を注文したのだが・・・。でてきた焼きそばは懐かしくもある太麺ポーク焼きそば(正確な料理名は知らない)は、やっぱり、文句なく旨い。ひと口含んでごく自然に、「やはり旨い」と独りごちていた。太麺はきしめん風、味が何とも濃厚、ナンプラー(魚醤)をベースにペーストを何種類か加えてナンプラーのしょっぱさを消し、唐辛子をたっぷり使った心地良いズンとくる辛さ、他の店で「ポーク焼きそば」をオーダーしても、同じ味にはなかなか出会えない。といって、それが不味いかというと、そんなことはなく、それなりに旨い。どうやら、タイの味は、限りなく濃厚、その微妙な濃淡が店の、シェフの腕、シェフの味のような気がする。
そして、それは特別なものでもないようだ。東京の居室でたまにタイ風味にトライしても、最近は調味料が入手し易くなっていて、割と簡単にタイ風味を味わっている。1度に4、5人前を調理して、残りは冷ましてから小分けにして冷蔵庫に保存し、何回かに分けて楽しんでいる。やはり、その味の決め手はニンニクと唐辛子で、それもたっぷりと使うのが肝要だ。