2007/01/17

◇軽い脳梗塞では『政治家』引退は必至?

にしても、政治家・平沼赳夫氏はやはり『政治家』の看板を気の毒ながら下ろさざるを得ないだろう。軽い脳梗塞だそうだ。
昨夕、後援会幹部が地元の岡山県津山市内で記者会見して病状を説明、3月末までは治療やリハビリに専念するという。
会見によると、平沼氏は昨年12月6日、自民党に復党した郵政造反組議員らと東京都内で懇談会を開き、席上体調を崩してそのまま入院した。小脳の右側の梗塞と診断され、現在、声がかすれ、後遺症のため歩行に支障があり移動には車椅子を使用しているという。また、食べ物を飲み込むことができないため、点滴で栄養補給を受けていることも明らかにした。さらに、「頭脳は明せきで、家族や私とのジョークのやり取りもでき、主治医は『順調に回復している』と語っている」とも明かしたそうだ。
この内容をそのまま受け取っても、春先から政治家として活動を再開するのはちょっとハード過ぎると感じてしまう。
この時期、こうした会見をせざるを得ないのも魑魅魍魎が跋扈する永田町ならではだし、平沼氏自身と後援会などの再起に賭ける心意気、思惑はうかがえる。
脳梗塞とされた平沼氏にどんな治療が施されたのかは不明だが、カメの体験からすると脳細胞は完全に元には戻らない気がしている。
先日も拙ブログに投稿したが、脳細胞を使う、記憶をたどる、抽象的思考ができない・・・、ひと言でいえば「考える」ことが面倒臭く、集中できない。といって、脊椎反応だけは、確信できるのだ。
平沼氏の無念さを想うと、カメなどは言葉がない。