2010/06/02

◎鳩山首相はママから「辞めておしまい」といわれ!?


にしても、宇宙人然として強か、世間の声などどこ吹く風と、首相の椅子の座り心地を堪能しておられると推察していた鳩山由紀夫首相の突然の辞意表明には驚かされたが、第1感は昨夜、お母様から電話で「もう、いい加減にして、辞めておしまい」と叱責されたに違いない、だ。
首相の座に就いて、こんなに純に嬉しがった、素直に喜んだ、首相はいなかったのではないか。まるで、学級委員長に選ばれた小学生が喜んでいるように見えた。海外に出かけても、奥さん同伴で生き生きとしていたし、米大統領に向かって「トラスト、ミー」とのたまって得意顔にもなっていたし、国連でCO2の25%削減を約束する演説など首相の底知れぬ権限に自己陶酔していたのに・・・。
金の問題が出てきても、お金持ちのおぼっちゃまの金銭感覚ではしょうがないと呆れていたら、普天間問題では「腹案」があると粋がって、まるで悪戯っ子の得意顔を隠そうともせず、それら一連の言動が結局は自縄自縛となっていったことにも気がつかず、支持率が20%を切って、さすがに母上も放っておけずに優しく叱って、ママからいわれては仕方がないやと、2日午前、民主党の衆参両院議員総会で「職を引かせていただく」と辞意を表明して見せたのだが、その席での話も自己陶酔して夢見心地に見えた。
これからの複雑怪奇な世界を遊弋するには、こんな愛すべき、善意の首相が最適任だと思うのだが・・・。次がいない民主党だけに、勿体無いことをしたと思う。まだ、まだ、辞めないで、いろいろ楽しまさせて欲しかった。