2007/02/24

◎禁煙は無意識、無思考、無葛藤・・・に

にしても、禁煙が続いているのが不思議でならない。
喫煙はもう45年間ほどになるか・・・。親父が吸っていたショートピースをいたずらしたのが最初だったろう。自宅に置いてあった缶入りのピースを抜いたような気がする。それが、高校生になっていたかどうかなど、その場面は覚えていない。カメの記憶力は実にいい加減というより、アホか!といわれた方が正しい。学校での授業内容にしても要するに覚えていないのだ。
予備校時代はパチンコ屋に入りびたって、もう煙草はショートピースだけではなく、光とか、新生だったか、珍しくてあれこれ吸ってみていた。
確か、その後、フィルター付きのハイライトが新発売されて一気に人気を集めたが、カメはやはりショートピース派だった。

何より、その香り、味は申し分なく、ニコチンの含有量は他のどの煙草よりも多く“煙草の王様”と昨年末に倒れるまでは自負していたのだが・・・。
また、この10年ほど喫煙がこれほど嫌われ、肩身が狭くなるとは考えてもいなかった。煙草の害ばかりが強調され、それが何故なのかわからなくはないが、その因果関係は疫学調査の結果が根拠で、極めて恣意的だ。そうした調査が大手を振ってまかり通るのは、まさに喫煙受難の時代といえ、カメはその風潮を苦々しく見守っていたのだ。

そんなカメが無意識、無思考、無葛藤・・・に、何となく「禁煙」していたのだから、何より本人が一番驚いている。多分、これは考えたり、相談したら、絶対に禁煙は出来ていなかったと思う。