2012/03/31

◎ちょっと小賢しいのか、間抜けなのか・・・


にしても、ちょっと小賢しいというか、小利口というか、抜け目ないと思っていたカメなのだが、それは単なる間抜けと思い知らされてしまった。昨30日夕、銭湯で回数券(11枚=4500円)を買い黒湯温泉に浸かって戻り、ポストをのぞいた時のこと。大田区福祉部高齢事業課からの封書が届いていて、上書きに「いきいき入浴引換券在中」とあった。はて、さて、何事かと開けてみたら、70 歳以上の高齢者に入浴引換券をくれるという。おいおい70歳は来年なのにと思ったが、どうやら24年度中に70歳を迎える人が対象とのことで、はや、また「古希」を知らされてしまった。「還暦」の時より「古希」の方が何故か重く感じるこのごろ・・・。
これ、 いきいき高齢者入浴事業とかで2年前から始まっていて、狙いは区のホームページによると「70 歳以上の高齢者に入浴証を発行し、公衆浴場利用料金の一部を区が負担することにより、健康維持や地域でのふれあいを推進しひきこもり防止を図ります。」とある。予算は9,487万円。
銭湯に入浴引換券を持って行くと、1回200円で入浴できるシールが36枚(1ヵ月3回まで)ついた入浴証と引き換えてくれるそうだ。区のHPはまだ更新されていないようで、「年間60 回、1 回150 円の自己負担」(多分、昨年度)となっているから、サービスは後退というわけなのだが・・・。
身銭を切って銭湯の回数券を買ってしまったばかりのカメにとっては何とも切ない、1回約410円になる回数券を10枚も握り締めて、何たる間抜けと泣き笑いするしかなかった、ヨ。