2006/09/22

◆生身の肉片をちぎり捨てWeb空間に投棄・・・

にしても、本ブログに出会ってブログの何たるかがやっとわかった。いわば、カメの生身の肉片をちぎり捨てWeb空間に投棄する行為だ。そこには、カメの肉片がいつまでも「ウェブログ(weblog)」として残存するし、折りに触れ、世界中何処からでもアクセスできるから、カメが地上から消滅しても“霊魂”はWeb空間を浮遊しているという図になる。

この10年ほど、蔵書を何度か古書店に持ち込み処分している。身辺整理と居住空間の確保がきっかけで、最初の決断までには時間がかかった。まさに身を切られるようで・・・。が、2度目からはほとんど抵抗感はない。処分したあとはすっきり、何ていうことはなくなった。
蔵書は本人にとって思い入れたっぷり、分身のような気もするが、第3者にとっては邪魔な粗大ゴミでしかない。人生、生きているということは、ゴミ収集車のようなものか、とも思う。

ブログ歴は2年余り。最初の、1年以上続けていたブログは今春、ある日突然「削除」されてしまった。「公序良俗」に反していたようなのだが、理由の説明もなければ、是正の勧告もなく、一方的な削除の衝撃は大きく、1ヵ月ほどは悶々として過ごす羽目になった。
その後、別のサイトでブログを再開したのだが、何故か、更新がままならない。で、もう一つ、ブログをスタートさせてみたのだが、同様で、しっくりこない。
本ブログにいくつかアップして気がついた。他のブログサイトと違い、ここは簡便、単純にして・・・、だから、ワクワクする。
外道カメの死言状にはぴったり、だ。