2009/05/09

◎タイ語の日常会話が二つ、三つ通じた・・・


にしても、ここ数日、タイ語の日常会話が二つ、三つ、何となく通じるようになって、何とも嬉しい。ちょっと信じられない思い・・・、ウフッ。
要は、タイ語を使おうとして、使ってみることか・・・。いままでは、そうは考えるものの、ちょっと怖気づいたり、恥ずかしがったりしていたようだ。そんなタマでもないのに・・・。
A羅さまと一緒に行動するようになって、カメはそれが自然に出来るようになったみたいだ。なんせ、A羅さまときたら日本語も含め7ヶ国語を操る。それが、カメの耳で聞いていても、怪しげなのだ。でも、A羅さまはそんなことには頓着せずに、疑問に思えば即座に声に、言葉に出して喋っては、相手を煙に巻いて、平然としている。その上、相手に通じていないと「クレイジー」と小声で切って捨てる。なるほど、なのである。
大規模な文具店をのぞいたとき、カメは若い男の店員に「ミー ナンスーカバー マイ?」と思い付きで声をかけたら通じていた、ね。ブックカバーはあるか、といった意味だが、店員は慌ててレジのところにいるベテランに説明して、ある場所を教わっていた、ヨ。ウッシッシ、だ。
不思議なことに、BTSと地下鉄の車内アナウンスで駅名がキチンと聞き取れるようになった。これは、いろんな意味で効果は大きいし、耳が少しタイ語に慣れてきた一つの証明だろう。それに、地下鉄の切符は自販機で買うのが普通だが、小銭がなく窓口に1000BT札を出して「Sutthisan」駅を「スティサーン」と2回繰り返して発音しただけで通じたのには、我ながら驚いたものだ。
それに、テレビに登場する女性の喋りだけを聴いていると、みんな黒柳徹子に聞こえてくる。
これまでは、それこそ誰でも知っている「サワッディー カップ(こんにちは)」と「コォープ クゥン カップ(ありがとう)」だけで、それもかなり意識して使っていたのに、である。
訪泰直後、ちょっと通った日本居酒屋で仲居の若い女性に「パイ キン カーオ マイ」と緊張して声をかけたのが嘘のようだ。直訳すれば「行く 食べる  ご飯 ?」だ。何とも、情がないよなぁ。で、その時は、約束した前日の夜になって、従姉妹が三人いて一緒に行ってもいいかと聞かれ、お断りしたものだ。
先ほどは、地下鉄の入り口のパイプに寄りかかって車を眺めていた、腕時計をした中年小父さんに「いま何時?」のつもりで「ギー モン アライ カップ」と声をかけたら不審な顔をされ、慌てたカメは腕時計を指差して事なきを得たのだが・・・。正解は「キー モーン」だけで良かったのだが、思い付きでも他人に声をかけられるようになったことは長足の進歩だと、自らを褒めてみた。
今度は、「トーンニィー キー モーン」と若い女性に声をかけてみるとするか。「いま何時?」の意味で、何のことはない・・・が。