2009/08/30

◎アラサーティ男女に脳の縮小が始まっている・・・


にしても、日本社会の近未来図をのぞいた気がした。それは、旧知のマスターから「今週土曜日、時間があれば遊び来ませんか? S女が来ます。素人ですが…」とメールで誘われ、29日夜、六本木のSMバーに出向いての事。集まったのはカメを含め男5人、女は3人グループと2人組の計5人。カメ一人突出した高齢者で後はアラサーティといったところで、最初からカメは浮いていたのだが・・・。一体、何をしたいのか、何をしようとしているのか、さっぱりわからない。マスターの人柄なのか、仕掛けもなく、お客さん任せにしていて、何も始まらない。
男たちは黙ったまま、女たちは勝手に「Sだ」「Mだ」と喋っているのだが、その内容たるや空疎で、底も浅く、その上、範囲も広がり過ぎで、何度かチャチャを入れたくなったが、あまりのレベルの低さに、それも大人気ないと自粛、結局、日付が変わりそうな時間になっても、何も起こらず、終電がなくなっては困るカメは店を出たのだが・・・、世の中、完全に変わってきているのを実感させられた。
今の若い連中は、男も女も何か勘違いしている。それは、特に女が凄いし、男はそれに甘んじている構図で、もはや、救いようがないと強く感じた。はすっぱな知識だけで、イメージし、そんな浅薄な範囲で、さもそれらしくはしゃぎまくって、楽しんでいる。カメが一喝したら、パニックを起こすと思う。何とも、阿呆らしい。
もう少し、深く考えてみると、何となく、生物学的に脳の縮小現象が始まっているのではないかと感じた。面白ければ、似非現象をも信じて疑わず、女は強がって、周りは困惑しながらも、それを容認し、持て囃す・・・、見ているカメは情けないし、それどころか恥ずかしい。
でも、このレベルの連中が社会の中枢を占めてくるんだから、こりゃ「政権交代」なんて民主党は浮かれてはいられない、よなぁ、いまの民主党もそんなレベルだ・・・と、そんな感じを受け、いささか不安になった。