2015/09/21

◎骨脆く 好きなゴロゴロ ままならず

にしても、いつから敬老の日が9月の第3月曜日になったのか、全く記憶に無い。老人の日だったんじゃないか、とも。これまで、ゴロゴロしながらぼんやりテレビのリモコンを握っているのが日々是好日だったのだが、72歳を超えたからなのか、今年はちょっと違う。6月に区の無料健康診断を受けてからというもの医者通いが絶え間ない。ゴロゴロできるなんて幸せよなぁ、だ。熱中症で椅子から滑り落ちて肩甲骨と肋骨を折ってからは悔しいことにゴロゴロがままならないのだ。
整形外科医院への通院は丁度1ヵ月になる。薬は痛み止めで、骨は自然治癒、くっつくのを気長に待つっきゃないようだ。それでも、Tシャツの脱ぎ着ができるようになっただけで有難かったし嬉しかった。洗顔時、無意識に手櫛もやっていて、自ら驚かされた。
 気管支炎の咳止め薬は服用して4ヵ月になるか。徐々に回復しているのは実感しているが、先夜はセレブ熟女とディナーのあと久々にカラオケで2時間、マイクを握り声を張り上げた。数日後、その祟りとしか思えぬ症状が現れた。薬局で薬を受け取る際、何か聞かれて答えようとしたが、喉がゼーゼー鳴るばかりで声にならない。声帯が潰れた感じだ。いつもの演歌を口ずさんでみるが声が掠れて音にならない。実は独り暮らし、喋る機会がない、喋らなくても生活に支障はないと気がついた。幸いなのかどうか・・・。Diaryにはこうメモしている。
「喉不具合。声が出ない。カラオケ歌い過ぎ、不覚やった。水の飲み込みが上手くできない。激しくむせる。食べ物はOK。ともあれ、参った」
シルバーウイーク初日の19日朝、彼女から電話が入ったものの、まともに話が通じない。声帯も自然治癒するだろうと気楽に構えていたが、ちょっと不安でもある。彼女は「医者に行った方がいいよ」と背中を押してくれた。カレンダーを見れば水曜日まで医者は休みだ。慌てて近所の耳鼻咽喉科に駆け込んだ。
鼻から管を差し込んで覗いた結果は「放っといて治るかもしれないし、検査によってはもっと怖いものが隠れているかもしれない」と。声帯××とかで、カラオケ、気管支炎は関係ないと、キッパリ。
CT頚部造影の検査項目が多いとかで、採血量が多く、参った、ね。で、撮影は連休明け。それから、診断だそうな。トホホ、トホホ・・・。