◎老衰死は何歳から可能になるのか・・・

カメ憧れの自然死、老衰だ。枯れ木が朽ちるイメージで、死ぬとき苦しいことはなく、痛みも感じない、眠るがごとく、だ。そして、年齢は90歳は超えていなければなるまい。もっとも、死ぬとき「苦しかったか」とか「痛かったか」などと死者に聞いた強者もいないんだよなぁ。ま、それが、80歳を超せば可能らしいと知って何となく安堵し、あと10年かと独りごちた。ひょっとしたら、70代でもありかな、とも。
で、その老衰が実際はどんなものか、NETサーフィンをしてみたら、結構話題にはなっているが、学術的な定義は曖昧模糊として、まだ確固とした定義はないようだ。

Wikipediak のこんな定義が一番もっともらしく聞こえるのだが、果たしてそうか。あれこれ拾い読みしたところをまとめると、どうやら老衰とは正確には死因を表わす病名ではなく、細胞臓器の機能低下、衰弱により生命維持が難航している症状を指すようだ。で、そんなに衰弱した体で何か病気になって死ねば老衰死というわけで、それは死亡診断書を作成する医師の腹次第のようだ。そうか、老衰死とは痛みも感じられないほどお肉と脳の細胞が衰弱してしまったということ。カメは「寿命が尽きた」といって欲しいと思った。