2011/12/20

◎『金儲け』ウイルスの駆除に奮闘3時間


にしても、大好きな危ういサイトからご無沙汰してかなり経つのだが、つい先日、Yahooの検索ページから実に巧妙に誘われ、あれよあれよという間に気がついたら写真でご覧の「有料会員への入会手続きが無事完了しました!」のメッセージとともに「支払期限まで残り 84時間48分20秒10」と点滅するカウンター付きの有料アダルト動画サイトらしき料金請求登録画面が現れ、デスクトップ左下に貼りついて消えなくなってしまった。請求金額は確か12万円のところ、割引して7万5000円だったか・・・。いずれにしろ支払う筋合いのものではない。「×」をクリックしても、その画面は瞬時に再起動して、残り時間が点滅を続ける。何度かトライしてみたがその繰り返し、いったんPCをシャットダウンしてみたが、再び起動させると、やはりデスクトップの同じ場所に現れて消えない。5、6年前だったら、慌てふためいて、あちこちクリックして、パニックになっていたところだが、いまは慌てず、焦らず、急がず・・・、外道カメの箴言録に従い、沈着、冷静に駆逐操作を検索し、それから緊張と集中の3時間、やっとの思いで、この画面を消し去った。ウフッ。よくやった、やれたよなぁ。たいしたもんだ。やはり、腕を上げている。この達成感、充実感、満足感は久々、爽快やなと、侵入されてしまった甘さは棚に上げて・・・のこと。

振り返れば、それは例の『カトパン』が始まりだった。好きな女子アナ№1のニュースが嬉しくて、ちょっと動画でもゲットしたくなり、Yahooの検索ページに「加藤綾子」と入力してみたら、「放送事故」の動画がいくつかあり、その中に「YouTube」もあったのだが、ちょっと風変わりなサイトが目に付いて、そこをクリックしたら、よくあるエロサイトのトップページが現れ、それでも「カトパンの放送事故」の動画と思い込んでいて、例の「年齢」とか3項目ほど「YES」をクリックしたら、いきなり「有料会員・・・無事完了しました!」の画面と対面する羽目に・・・。もっとも、この間、カメの個人情報は一切、何も入力していない。特定されるとすれば、PCの端末番号だけだろう。で、画面を通じて脅されているわけだが、何とも腹立たしい。それでも、文面をじっくり読んで、やっとエロサイトの主宰者の名前が判明、検索窓に入力してみたら、出てきた、出てきた。ご親切な腕自慢が多いので、実に有難い。救われる、ヨ。それらの解説を読むと、これって、どうやら、アダルト動画エロサイトを装ったウイルス配信サイト、いわゆる”詐欺サイト”のようだ。指南格の方はこういっていた。「現在ウイルス攻撃の第一の目的は『金儲け』のための道具となっている。残念ながら、この手のソフトをインストールしたとしても、地球上のちっぽけな島国の辺境中の辺境にあるサイトで配信される超ローカルなウイルスには必ずしも対応してません」。
で、じっくりその駆除方法の教えの通り、慎重に慎重に、レジストリエディタを起動して不正な項目を削除し、引き続きタスクスケジューラを起動、不正な項目を削除して、ふぅ~~、半信半疑やったが・・・、PCを再起動させてみたら、エロサイトの料金請求登録画面は消え、デスクトップは元に戻っていた、よ。ウフッ。

2011/12/15

◎『好きな女子アナ』トップにカトパンは嬉しい


にしても、自然と顔がほころんでしまう、久々に嬉しいニュースに接し、わがコトのようにいまだにワクワク感が続いている・・・なんて、年甲斐もなく、前書きが長くなってしまったが、それでもなお、とにかく可愛くて可愛くてしょうがない、目の中に入れちゃいたい、食べてしまったらさぞ美味だろうなと不埒な妄想を抱いてしまうくらい可愛い女子アナ、フジテレビの加藤綾子アナが恒例の『好きな女性アナランキング』で初の首位を獲得したというニュースに、つい浮かれてしまった。入社4年目、26歳、このランキングには初めてTOP10入りした昨年の4位から一気に順位を上げ、早くも栄冠を手にしてしまった。 当然といえば当然、その爽やかな笑顔はもちろん、さまざまなジャンルの番組を見事に取り仕切る姿は初々しく、よくいる『ぶりっ子』ではない天然のボケがまた自然で可愛く、品格もあり、その上、機転の利いたアドリブは秀逸、天性の才能を感じさせ、カメときたら我が身を省みず、その都度抱き締めたくなってしまう。ウフッ。番組での共演者にも人気が高いことは画面越しにも伝わってきて、時にカメの淡い嫉妬心が首をもたげる事もある、なんちゃって。勿論、マイPCのデスクトップの背景画像にも、カトパンのとっておきの笑顔のアップを使って、PC起動時にそれとなく会釈してしているのだが・・・。
今年フリーに転向した高島彩アナ(08年同ランキング殿堂入り)を彷彿させ、“ポスト・アヤパン”の最右翼との呼び声も高いと聞くが、カメの目には、もう上回っているのでは・・・。ウフッフ。
なお、今年の『好きな女性アナウンサーランキング』は以下の通り(カッコ内は前年順位、* は初ベスト10入り)。さて、どれだけご存知か。
1:加藤綾子(4) 2:西尾由佳理(1) 3:生野陽子(3) 4:大江麻理子(5) 5:竹内由恵 (*) 6:中野美奈子(2) 7:滝川クリステル(*) 8:高橋真麻(*) 9:平井理央(6) 10:前田有紀(7)

2011/12/09

◎赤い靴♪♭ 履いていた♪♭ 淫らな娘♪♭


にしても、この寒さ、忘年会シーズンなのだろうが、こちとらそうした席とは無縁になってもう何年になるのか、何とも気楽・・・、そんな中、大好きな替え歌が一曲やっと仕上がったので、ご披露したい。自転車で出かける際、よく口づさんでいる「赤い靴」だ。
『赤い靴』は、野口雨情作詞、本居長世作曲による1922年(大正11年)発表の童謡。物寂しく陰鬱なメロディーに乗せて、外国人に連れられて行く赤い靴を履いた女の子の様子が描かれている。大正ロマンなのかどうか、カメの琴線にぴったりで、心和む。それだけでなく、この赤い靴の女の子にはモデルがいて、家庭の事情で3歳の時にアメリカ人宣教師夫妻に養女に出され、やがて夫妻がアメリカに帰国するのだが、その際結核に冒されていた女の子は東京の孤児院に残され、9歳で亡くなってしまったという聞くも涙、語るも涙、そして、替え歌はカメの手にかかると・・・、情感をたっぷり込めてお歌いください。

赤い靴 履いていた 淫らな娘(コ)
異人さんに 嵌められて 逝っちゃった

横浜の裸撫穂(ラブホ)から 手を曳かれ
貨物船に載せられて 行っちゃった

亜米利加の波止場では 裸に剥かれ
赤いお靴も脱がされた

丸裸の女の子 恥ずかしくて
早くお国に 帰りたい

赤い靴 見る度 そそられる
踏まれて 蹴られて 逝っちゃった(5番、2011/12/17追加)

*おまけ 近藤圭子が歌う『赤い靴』、この夏、DLしておいたのだが、先ほど検索してみたら、著作権云々で削除されていたので、この動画、ちょっとした『お宝』かも・・・。

2011/12/05

◎立川談志の芸はセックスである・・・


にしても、立川談志の訃報(11月21日 喉頭がん =享年75)を聞いて、「ほぉー、75かぁ」と軽く受け止めていたのだが、テレビニュースでの取り上げ方が存外に大きく、追悼番組も相次いで放映され、そんなに「大物」だったのかよと僻みつつ、そんな番組をチラチラ見ていたら、その生き様にカメとの共通項を幾つか見つけ、驚かされるとともに、こりゃ加齢によるものか、老いはやはり同じように訪れるのかと、感慨を新たにしたのだが・・・。なんせ、昔から談志は若いくせに高慢ちきで生意気だったから、カメはずっと大嫌いだったのだが、談志の派手な言動は嫌でも目には触れ、それでもなお生理的な拒否反応は生じていたのだが、テレビでドキュメンタリーの追悼再放送を見ていると、古希のころからの談志の生き様は何故そこまで、そんなところまで晒すのか、晒さなければならないのかとカメなどは羞恥心に舌を噛み切ってしまいたくなるのだが、談志が生と死に正面から向き合い悪戦苦闘する様は、何とも壮絶としかいいようがなく、不埒に生きるカメなどは目を背けたくなるのだった。
「人生50年、夢幻の如く也」と以降はロスタイムとしてG三昧の暮らしを満喫するノー天気な孤老のカメに比して、談志の場合は「人生65年、落語一徹」で以降はやはりロスタイムとしつつも、後には「人間未練で生きている」などとも宣(のたま)い、肉体の老いと病に見舞われながらも、枯れた老境なんぞクソ食らえといわんばかりに「俺様は立川談志なのだ」と稀代の天才落語家、落語界の異端児、反逆児、毒舌といった世に知られた「立川談志」をなお演じ続けていたわけで、こりゃ疲れるよなぁ、と不謹慎なカメは嘆息するしかなかった。
談志の"弟子"を自認するビートたけしは”師匠"の死について、TVのワイド番組で「立川談志は最後まで本当の立川談志ができなかったのが悔しかったろうな」と呟き、同じ毒舌で評価されていた爆笑問題の大田光は「立川談志の芸はセックスである・・・、気持ちイイという瞬間って、ほんと数秒でしょう? このために、何でこんなに苦労して追っかけて、血眼になって追っかけているんだと思いますよ」と、能天気なカメには嬉しいコメントをみつけた。そうだろう? 結果は、同じなんだよなぁ。人間、至高の喜びって「快感」しかないんだよなって、つい、カメの外道語録、箴言が思い浮かんで・・・改めて、カメは外道の道を再認識するのでありました。ウフッ・・・なんて、俺が死んだら新聞の見出しは「だんしがしんだ」だろうな、とも話していたそうだ。

2011/12/02

◎「なでしこジャパン」の熱気冷めやらぬ


にしても、はや師走、毎度のことながら、早いよなぁと嘆息していたら、これも恒例の今年の流行語大賞が「なでしこジャパン」に決まったとの発表があり、なるほど、なるほどと納得、そういえばと候補に挙げられた流行語を見ながら今年を振り返ってみると、やはり東日本大震災と原発事故に明け暮れたといっていい、中でも原発関連は今後も新たな流行語を産みながらあと何10年にもわたって続くかと思うと鬱陶しく、悩ましいだけじゃなく、何とも情けないよなぁ。
震災と原発事故がらみの話はもういいよ、いい加減にしてくれよと辟易しているだけに、女子サッカーW杯での快進撃と優勝という歴史的快挙を成し遂げた「なでしこジャパン」の大賞受賞は爽やかで素晴らしい。「女子サッカーが、日本女性の優雅な“美しさ”をたたえる意味として用いられている愛称まで国民的に共感されて“なでしこ”の呼び名が大合唱を巻き起こすことになった」との選出理由も不要なほど無条件に一気に盛り上がり、いまだにその熱気は冷めやらぬ、それほど閉塞感に覆われ続けているということで、改めて、衰退途上国って、もう救いようがないよなぁ、と思う。
「なでしこジャパン」以外の流行語トップテン(五十音順)は、「帰宅難民」「絆」「こだまでしょうか」「3・11」「スマホ」「どじょう内閣」「どや顔」「風評被害」「ラブ注入」・・・とのことだが、インパクトはない。時期が時期だっただけにノミネートされなかったが、大阪都構想を掲げて激突、圧勝した大阪維新の会と橋下徹会長には来年の大賞を荒々しくもぎ取って欲しいものだ。
引き篭もり症状が悪化しつつも、このトップテンに関してカメは何となく心当たりはあり、ひとまずほっとしつつ、もう一歩踏み込んで、流行語大賞の候補にノミネートされた全60語を見てみたら、半分は聞いたこともない、或いは耳にした気はするが内容はまったくわからなかった。アァ !!!

2011/11/24

◎「うつ」らしき症状が頻発して更新遅れ


にしても、ブログ更新が途絶えてもう2週間近く、流石に些か気になり始めたが、この間というより、このところ「うつ」とみられる症状が頻発していて、ブログの更新が面倒くさいなんていうのは序の口で、何もしたくない、息をするのも面倒くさい、手掛け始めたホームページG-Report
を開く気にもならない、腹が減らない、なんていいながら時に意味もないドカ食いに満足感を覚え、先日はホットマットの上で気が付けば1日に3回も昼寝して、ぼんやり意味なくテレビ画面を眺めながらパソコンと向き合い単純明快なカードゲーム「スパイダー ソリティア」にうつつを抜かして無駄に時間を過ごし、そんな引き篭もりを続けていては益々「うつ」が嵩じて脳に良くないと自転車に乗って出かけてはみるものの、もう寒くて寒くて早々に引き上げてしまう、そんな日々が過ぎて、もう今年も暮れていくののか思えど実感は湧かず、振り返ってみれば、これはタイの洪水のせい? 本来なら10月中旬からまた訪泰するつもりでいたのに、洪水のニュースを見て航空券の手配に躊躇しているうちにズルズルと時は流れ、悶々鬱々とする想いが滞っての「うつ」とも推察できるのだが、これから1年間は足止めを食うだろうと思うと、果たしてカメはまだ息をしているのかと、そんなことまで気になり、多分そうした想定はあたっているのだが、といって、対処法は思いつかず、目の前は真っ暗・・・といいつつも、「やっぱ、何だかんだといっても、やることといったら、これっきゃないんだよなぁ」とGだけは変わらず、いまも健在なり、か。

2011/11/11

◎巨人・清武球団代表がナベツネを涙の糾弾!


にしても、昭和の残滓を垣間見た気がして、暫し郷愁に耽った。古き良き時代の企業戦士というか、会社人間というか、一流企業とサラリーマン人生・・・。プロ野球・巨人の清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー=GM=(61)が11日、突然文部科学省で涙ながらに会見し、巨人の渡辺恒雄球団会長(85)=読売新聞グループ本社会長・主筆=が球団人事に不当に介入したとする内部告発の声明を発表。 あのナベツネを! と大騒ぎになったところで、桃井オーナー兼球団社長(64)が球団事務所で会見し、「(球団人事は)鶴の一声で渡辺会長が決めたことではない」と、清武代表の見解を否定したというのだ。ウフッ、なんともサラリーマン人情譚ではないか。
カメにとっては、巨人というより、読売新聞社の方が馴染み深い。知り合いも何人かいるし、ナベツネの凄さは耳タコなのだが、読売という会社、その前は「務台」そして「正力」といつも「天皇」が君臨している。そうした会社の空気、風土は改めて聞かなくてもわかる。涙の告発をした清武(61)が入社したころ、或いは桃井(64)が入社したころか、ナベツネは政治部長だったか、いずれにしろナベツネは雲の上の存在だったはずだ。その後、編集局の階段を1つづつ上り、その内気が付いたら同僚後輩からは「キヨベ」「モモベ」と陰口されながらも、ナベツネの覚えめでたく、球団役員にまで上り詰めたサクセスストーリーだったはずなのだが、いかんせん、時は平成、政権交代まで成し遂げられていて・・・、でも、昭和の妖怪、ナベツネはどっこい健在だった、と。
損失隠しで「飛ばし」を駆使したオリンパスといい、前会長が100億円を超える巨額融資を受けていたという大王製紙といい、日本企業では一流になるほど、いまも帝王が権勢をふるっているようだ。もっとも、カメはカメで息しているだけだが、こちらの昭和もまだ生きているってこと、か。

2011/11/01

◎100円玉の重さが何となく感じられた


にしても、銭湯に行って100円の重さを何となく考えさせられた。行きつけの銭湯にある脱衣ボックスは100円玉を入れて鍵をかける(鍵を開けると受け皿に100円玉が戻ってくる)タイプなのだが、昨日の昼下がり、人影もまばらな時間帯、脱衣ボックスを開けようとしたら100円玉が受け皿に残っているのに気が付いた。取り忘れだ。それとおぼしき人影がないのを確かめ、100円玉を指でつまんで、衣服を脱ぎ始めたのだが・・・。
振り返ってみれば、はや年金暮らしが板についてン年、微かな年金の銀行振り込みのほか収入はゼロだ。もちろん、現金を手にするといえば、スーパーのレジで釣りを受け取る位だ。それに、今年に入って、というよりこの2、3年で現金収入といえば、この100円玉一つじゃないか。咄嗟に指でつまんでしまったものの、存外、その重さを感じてしまった。
そう、単なる重さであって、現金の有り難さとか価値とかではない。年金暮らしが長くなると、年金は当然決められた日に振り込まれるもので、何か陽はまた昇るような気がしていて、金銭感覚は日々疎くなって、徐々に失せてくるものらしい。湯を浴びた後、着替えて小銭入れに100円玉をしまったら、その重みは消えた。

2011/10/26

◎ 死にたいというより、むしろ生きていたくない


にしても、凡愚の身は懲りもせず、NHKのハイビジョン特集「早過ぎたひと 世紀の伊達(だて)男 加藤和彦」なるドキュメンタリー番組を視聴してわが身の不明を恥じるばかり、ほぼ同時代の空気を吸ってきて、いまだに無駄に息をしているだけのカメより4歳も若い加藤は功成り名遂げ自死を決断、実践したわけで、加藤については「帰って来たヨッパライ」ぐらいしか知らないカメは番組で不出生のマルチ・ミュージシャンとしての輝かしい功績と強烈な美学に貫かれた生き様を見せられただもうひれ伏す思い、公開された遺書
には「死にたいというより、むしろ生きていたくない」なんてカメの思いそのままに、そして、淡々と実行してしまう潔さ、エッセイの中では「ワイルドは好きなことをする。エレガントはこだわり?」なんて分析して見せて、自らは生涯エレガントを貫いたわけで、浮世の淀みを、それにも気付くことなく、加藤流にいえばワイルドに、気侭に好き勝手に生きてきたつもりのカメにいわせれば「大変だったんだろうなぁ」と感嘆するしかなく、でも、加藤はそんなことはいとも易々と何事もなかったかのようにこなしてみせ、 世紀の伊達男を演じ切ってしまったんだもんねぇ、人生色々、人さまざまはわかるし、確かにその通りなのだが、長生きの厄介なところは、いったん幕を降ろしたつもりなのに、その幕が降りきらずに下の方が少し開いていて、本来なら見なくても良い、見ることも出来なかったはずの舞台がそこここに見えてしまい、心をいささか乱されても如何とも出来ず、加藤和彦の生き様死に様はカメにとってみればまさに理想形で、単純にやっかむしかないのだが、さて、はて・・・。

2011/10/18

◎時間で食うのではなく、腹が減ったら食う・・・


にしても、もはや「食」への関心も薄れ、旨いものを食いたい衝動に駆られることもなくなり、ただただ生きながらえるためだけに何かを口にするような食生活を続けていると、とんと腹が減らないことに気付き、でも、結果的には正午と午後7時のNHKニュースを視聴しながら1日2回、腹具合ではなく、決められた時間によって、スーパーの惣菜売り場で買いおいた、赤札が張られた弁当や丼、惣菜をがつがつ食って、いつも腹の皮を突っ張らせていたことに気付かされていたのだが、
10日ほど前、正午の昼飯をスルーした昼下がり、銭湯の道具を自転車のカゴに入れた自転車でJR蒲田駅近くまで出かけ、最近お気に入りのニンニクたっぷりのラーメン(650円)を食って腹を膨らませてハァハア喘ぎながら、行きつけの黒湯温泉(銭湯=450円)に行き、裸になってヘルスメーターに載ったら、な、何と、75.05kgのデジタル表示にびっくり、75オーバーは生まれて初めてじゃなかったか、36(吋 )のGパンがきつくなっていたわけだと納得すると同時に、これ以上腹が出るのは流石にヤバイと慄きつつ、老い先短いのかどうか、長生きするにしても、いずれにしろ体型はいまのまま保持していかなければならないのが鉄則で、で、思いついたダイエットが「減食」、これまでのように時間がきたから食うのではなく、腹が減った時に食う・・・と、はたして、食い意地が張ったカメにそんなことが出来たのかというと、翌日は不思議なことに空腹感はなし、ま、もう、こんな時間やし、そろそろって感じで・・・20:20、デリッシュリング、ビアサラミとオニオンスライス、潤い野菜ジュース といったさっぱりメニューですまし、その翌日も日記によれば 「ほんに、腹が減らない、ヨ。なぜか、ねぇ。でも、減らないからって、何も食わないっていうのは寂しいよなぁ。でも、こりゃ、減食は暫く続けてみよう」と、銭湯で量ってみたら「 72.35kgで、とりあえず、ほっ・・・。でも、ねぇ、これを継続? 難しいんじゃない?」なんていいつつ、夜9時過ぎてから夜食に冷凍の肉うどんと生卵、「無性に腹減ってきて・・・、旨かった」と・・・、ま、そんな按配でも、1回あたりの食事の量が減り、銭湯での計量で72kg台を維持していることを確かめつつ、減食ダイエットを始めて10日目にあたる昨日昼過ぎ、試しに例のニンニクラーメンを食ってから銭湯に行ってヘルスメーターに載ってみたら「73.40kg}で、入浴後は「73.00kg」、まっ、こんなもんでいいかな・・・。

2011/10/13

◎巨大津波に見舞われ、たまたま生きた・・・


にしても、3.11東日本大震災はどうにかならないのか、いまだに著名人によるチャリティ活動は続いていて辟易するのだが、さらに周章狼狽、無能無策、不作為によって災禍を拡大してしまった時の宰相は厚顔無恥にもSPを引きつれ四国をお詫び行脚とか、とんと消息を耳にしないが、何とも苛立たしい存在だったのだが、昨夜はテレビのSP番組に飽き飽きして、録り溜めたNHKの巨大津波ドキュメンタリーを何本か視聴させてもらった。なかでも、学者が登場してそのメカニズムを探り、検証を重ね、防災対策を説くものよりも、津波の牙に飲み込まれる生の映像の方がずっと見応えがあり、迫力があったのは当然か。
その日、テレビのニュース映像をリアルタイムで見ながら、カメは例によって「こんな災害に見舞われたら、死んじゃったほうが楽、生き残ったらひと苦労や」と思い、阪神大震災の時もそう思ったよなぁと、それは口外しないように過ごしてきたのだが、NHKの番組では津波に見舞われながら生き残った人々の証言をたくさん集めていて、そこで「生死を分けたものは?」なんてお為ごかしに一歩踏み込んでいるのだが、散々怖い思いをし、何度も死を覚悟しながら生き残ってしまった(?)人々の口から出てくる言葉は「安全なところなんてない」「流れに身を任せるしかない」「たまたま生きた」「見守るしかない」と、積極的に生きようとするより流れに身を委ねていた結果のように思った。何人かはその凄まじい威力に「何とかなるレベルじゃない」として、生存本能だけで生き残ったと振り返って、星の流れ、運命とか宿命といったようなものを感じさせた。
同時に、復興にあたっては防潮堤などは建設しないで、平野部には高床式高層住居などを建てて、津波を受け入れてもいいのではないか。今回の被災データなどを基にした防災対策などは無意味・・・と感じた。それは市場主義経済と一緒で、規制はなくても結果は変わらず、落ち着くところに落ち着く。それがどんな形、姿をしているかは見えないが、それが自然、宇宙というもので、運命とどう向き合うか、そりゃ、人さまざまでいいんじゃないの、と思った。カメのように・・・ウフッ。

2011/10/06

◎32in液晶TVがノートPCのモニターになった!


にしても、引き篭もり症候群から一時的に脱出、ビッグカメラ(川崎)の店内をうろうろしていたら、LANケーブルの隣に何の商品かは分からないが、興味津々のコピーが大きな文字で書かれたパッケージがぶら下がっていた。
「ノートパソコンの画面と音声を、HDMI変換してフルHDテレビに出力!」
そう、そうなんだよなぁ・・・。となれば、いま使っている32inの液晶テレビをパソコンのモニターに使えるんだよなぁ、と購買意欲をそそられた。なるほど、こういうふうに具体的に説明されれば、箱の中身が何たるかが良く分かる。そうなればいいなと以前から、考えていたことだ。パッケージを手にとって見ると、小さく「VGA to HDMI 変換アダプタ (オーディオ対応)」とあった。ヘビーユーザにはこちらの方がピンとくるのだろうが・・・と思いつつ、忘れないように「HDMI 変換アダプタ」とメモさせてもらった。

で、居室に戻った夕方からNetでそれを検索してみたら、店で見たままの現物が直ぐにヒットした。その機能をじっくり検証して、ますます欲しくなり、とりあえず、TVのマニュアルを探し出し「HDMI 」の入力端子があることを確認し、いけそうな気になって、今度は価格をベースに検索してみると、ほとんど選択肢はなく、早やその気になっているわけで、発注してしまった。
届いた変換アダプタはタバコの箱(フィルター付き)ほどの大きさで、テレビとはHDMIケーブル一本をつなぐだけだ。あとはアダプタとPCをVGAケーブル、3.5mmステレオミニケーブル、USBバスパワーケーブルで接続すればOKだ。あまりの簡単さに訝しい思いを募らせながらも、何はともあれ、TVとPCの電源を入れてみたら、驚いたことに、PCと同じ画面が32inの液晶テレビにあっさり表示されたのだ。なるほど、デカイ! 早速、PCにダウンロードしたお気に入りのお宝動画を再生してみたら、フム、フム、さすが、さすが・・・大満足!!! 勿論、DELLとacerいずれのPCでも同じように作動。カメは余りのあっけなさに驚き、煙に巻かれたようで、その時、達成感は湧き上がってこなかったのだが、2日、3日と日が経つにつれて、達成感がジワッときて、フムフムと自然に笑みが浮かんできて、いまは、デスクトップの背景をカトパンことCXの加藤綾子アナのベストショットに差し替えニヤニヤしている。何たって、可愛い、ウフッ。

2011/10/05

◎HTMLは「無」「空」の世界に通じる


にしても、HTMLの世界は奥深く、幅広い・・・、それだけに酢のたったカメの脳には桃源郷のようで居心地が良く、長居が高じて、どうやら極度の引き篭もり症候群に陥っていたようだ。朝起きてから寝るまで、ずっとノートパソコンと向き合っていて、その間、飯と糞でしか中座していない。そんな日々が続いていた。HTMLの何がそんなにいいのかというと、特に何も考えなくてもいいこと、だ。その上、結果はともあれ、何か目的達成のために精一杯日々努力しているように感じられることだ。この心境は「無」「空」の世界と通じるのではないかと思う。何か、達成感に近いものが、ふと感じられることもある。HTMLの世界に迷い込んで、あまりのことに眩暈を感じてそこに佇んでしまったことも多い。
そんなこんなで引き篭もり症候群が悪化していったようだ。肉体的に気になったのは、両足首周りの赤黒い血だまりだ。特に右足が酷い。何時ごろからなのかは記憶になく、大分古くからのような気もするが、我ながら気味が悪い。軽くマッサージしてみたが、改善は見られない。
パソコン環境を見ると、座卓にノートパソコンを置いて、座っていた。なるほど、長時間になると辛い姿勢だ。狭いワンルームマンションでは選択の余地は少ない。ベッドサイドに腰掛けて、サイドテーブルでパソコンをやろうと思い立ち、そのためにはもう少し長いLANテーブルが必要になるため、さる好天の午後、自転車で川崎駅前の量販店まで足を伸ばした。
ショッピングモールの華やかな照明にクラクラしながら人混みにまみれていると、徐々にウキウキ、ワクワクしてきて、引き篭もり症候群には何よりの薬になった。700円余の買い物だが、ちょっと社会復帰したような気がした。

2011/10/04

◎「暴力団は社会が排除」「子供は社会が育てる」


にしても、警察庁が全力をあげる暴力団排除の動きは亡国の末期症状といえるのではないか、そんな気がする。島田紳助の突然の引退劇に何となく胡散臭さを感じていたのだが、暴力団排除条例(暴排条例)がこの10月1日から東京都と沖縄県でも施行され、全国一斉に暴力団排除に積極的に取り組んでいくというのだが・・・、どういうことなのか。TVのニュースやCFでは明るく楽しい市民社会のムードを盛り上げながら「社会から暴力団を締め出そう」とか「市民の手で排除」とか唱えていたが、こりゃ、警察の職務怠慢、或いは職務放棄ではないのか。これまで一般市民が日常生活でほとんど無意識に接していた暴力団との関係を特定し、公にして、関わりを持たないようにしなければならないというのだから無茶苦茶だ。親が我が子に「あの苛めっ子と遊んじゃ駄目だよ」というようなものだ。噴飯物のこの条例、一体、誰の発案なのか、特に芸能界では戦々恐々として生真面目に取り組んでいるというのだから茶番も極まれりだ。暴力団排除をいうなら、パチンコの景品買いや風俗営業関係の取締りが先なのではないか、と思う。こちらを黙認していて、市民に排除の責務を負わせるとは何とも腹立たしい。大災害に被災しても、市民個人個人の命と財産を国は守ってくれず、安穏と市民生活を送っていても警察は市民の命も財産も守ってくれない、自己責任だよ、となれば、そんな国はやはり消滅していくしかないだろう。
民主党は「こどもは社会が育てる」といい、警察は「暴力団は社会が排除する」といい、「社会」さんって一体どこの誰? 何処にいるの?

2011/09/30

◎「土屋アンナさんの夫を逮捕」とは、さて・・・


にしても、何がニュースなのかも分からなくなっている、マスコミのお粗末さも極まれりといったところではないか、つい先ほど、Netにアップされた見出しを見て、ちょっと気を惹かれ、クリックしてみて唖然、呆然、、言葉を失った。その見出しは、「土屋アンナさんの夫を逮捕 カラオケ店員殴り警察官の服引っ張る」。出典は、産経新聞 9月30日(金)11時15分配信。長文ではないので、そのままコピペしてみる。
 タレントの土屋アンナさんの夫が、カラオケ店で店員を殴り、通報で駆けつけた警察官の服を引っ張ったなどとして、公務執行妨害と傷害などの疑いで警視庁麻布署に現行犯逮捕されていたことが30日、同署への取材で分かった。
 同署によると、逮捕されたのは、東京都渋谷区大山町、スタイリスト、菊池大和容疑者(30)。同署によると、菊池容疑者は「酒を飲んでいてよく覚えていない」と話している。
 逮捕容疑は29日午後11時半ごろ、港区六本木のカラオケ店で、カウンターを蹴って壊し、止めに入った店員の髪を引っ張るなど暴行。通報で駆けつけた麻布署地域課の男性巡査(29)の服を引っ張ったり、無線のイヤホンを引っ張ったりして、公務を妨害したとしている。 ・・・と。
ちょっと気を惹かれたのは「土屋アンナ」なのだが、事件は「アンナさんの夫」が六本木のカラオケ店で狼藉を働き現行犯逮捕されたというもの。妻の「アンナ」は出てこない。いったいこの話の何処がニュースなのかといえば、「土屋アンナ」だけだ。何とも、薄気味悪く、その奥に潜む不気味さを感じたのだか、考えすぎか・・・。

2011/09/28

◎同級生から 30万円で補聴器を買った・・・と


にしても、同級生からmailがあり「どうしようもなくなり30万で補聴器を買いました」「でも、以前より少しましという程度です」とあって、う~む、恵まれた?年金生活を垣間見た気がした。いやはや、わが身を省みて、お互いそんな齢、古希に手がかかる齢になってしまい、身体機能の劣化はご同様でままならず、確かにどうしようもなくなっているのだが、さて、はて・・・そこで大きな課題、機能回復の悩ましい問題が「金」だ。何せ、「死」と隣り合わせの齢だから、どうせ金をかけるとなれば、元は取り戻したいのだが・・・こればっかりは、ねぇ。
年金生活者にとって「30万円」となると、身を切られる思いとか、とても考えられない、はなから工面できない等々さまざまだろうが、カメの場合でいうと一括ではとても無理、死んだほうがマシ・・・となる。でも、月々3000円づつで100ヵ月なら、8年余の計算になるのだが、これなら酢がたったカメの脳では「30万円」に気が付くことはないだろうと思った。
実は、カメの入れ歯も深刻、もう10年以上になるか、上の前歯12本(ブリッジ)、グラグラで、少しも落ち着かないし、寿司の海苔巻きが切れない、ハンバーガーなど口を大きく開けて噛み切るものは駄目、入れ歯が食べ物にくっついて持っていかれてしまうし、口に含める大きさのものだと、入れ歯が外れてひっくり返っちゃう(転覆する)・・・等々、食事の度に、緊張して、慎重に、用心深く料理を口に運んでいて、何とも情けない悩み多き日々を過ごしているわけで、でも、歯医者には行かず、最近はクリームタイプの入れ歯安定剤のお世話になっているのだが、これは部分入れ歯には禁じ手だそうで、いつまで続けられるかなのだが・・・、入れ歯は直接イノチには関わらない・・・とあって、ねぇ。

2011/09/23

◎ 私の人生、メデタシ、メデタシ・・・


にしても、最近にしては珍しく爽やかな訃報に接した感じで、杉浦直樹さんに何となくひと言お別れをいってみたくなった。ひょっとしたら、カメは一番好きな俳優だったかもしれない。「軽妙洒脱」との言葉が最初に浮かんだ。そう、好きで映画館に通っていたころ、その後はテレビドラマで杉浦さんを随分たくさん見たような気がする。いつも脇役だったが、軽妙洒脱なその存在は際立っていたし、そんな姿を見てカメは何となく安心したし、勝手な仲間意識からか自然と微笑んでいたような気がする。最近ではまったく見かけなくなっていたのだが、この訃報で知らされたことも多い。簡潔な訃報はこう伝えている。
ニヒルな二枚目からコミカルな老人まで、円熟した味わいのある演技で活躍した俳優の杉浦直樹(すぎうらなおき)さんが、21日午後7時23分、肺腺がんのため亡くなった。79歳だった。告別式は親族で行う。喪主は妻、仁美(ひとみ)さん。
そして、最期は周囲に「私の人生、メデタシ、メデタシ」と別れを告げたという。 いまわの際にこれだけの言葉が出てくるとは、何ともいい話だ。羨ましい。いまさらながらだが、杉浦さんらしいのだろう、できれば生前、一度でもお会いしてお話をうかがってみたかったと思った。
略歴は、愛知県出身。1950年新演劇研究所を設立し、新劇活動に入る。『真空地帯』『検察官』『どん底』他多数上演。故石原裕次郎さん主演の映画「錆びたナイフ」(58年)で印象的な敵役を演じ、一躍脚光を浴びた。58年松竹に入社し、大船映画に多数出演。その後も映画、テレビ、舞台で活躍した。
2006年9月、杉浦さんは脳こうそくのため出演舞台の降板を発表。以来、リハビリに努めてきた。酒豪で知られ日本酒なら一升は軽く、両切りピースを愛飲。最近はどちらも控えめだったが、体調を崩して先月、都内の病院に入院したという。「両切りピース」とはカメと一緒で懐かしいし、これまた嬉しい。また、演技に生活臭が出るのを嫌い、5年前に脳こうそくで倒れる以前は都内の一流ホテル暮らしを続けていたそうだ。生涯独身としてきたが、看取ったのは同居する50代とみられる女性・・・とあった。

2011/09/21

◎東京でやっと烈風雨台風に見舞われたが・・・


にしても、昼寝から目覚めたら15時50分、暫しぼんやりしつつ、周囲を確認したら外は暗く、やたらうるさい。そうか、台風15号か。テレビを点けたらNHKのテロップに「 東京都も暴風域に」。やっとというか、ようやくか、今年に入って東日本大震災をはじめ、各地でゲリラ豪雨とか台風禍など豪雨による災害が増えていて、テレビニュースで見るたびに何となく申し訳なく感じていただけに、やっと災害日本列島の仲間入りができたかな、なんて感慨に耽ってしまった。
Netで確認すると「台風15号、浜松に上陸=関東、東北を縦断へ―広範囲で大雨、暴風・気象庁」とあった。何より、NHKが15時30分から大相撲秋場所11日目 の中継をBS1へ変更しての「台風15号」関連 ニュースだ。カメは相変わらず、ぼんやり14階建てワンルームマンション10階居室に引き篭もって、テレビを見詰めながら、ただ強風の薄気味悪い唸りに身を縮み上がらせているだけ、なんて、ね。で、唸り音をピィー、ピィー、ゴォー、ゴォー、ウォン、ウォン、グゴロ、グゴロ、グゴロン、フゥーン、フゥーンと片仮名にしてみたが・・・。
それにしても、今年の雨は、その雨量が凄いよなぁ。半端なくとでもいうのか。テレビでは盛んに水量が増える河川の波打つ映像を写しながら、避難だ、何だと注意、警戒を繰り返し呼びかけているが、庶民は所詮、ただ手を拱いて、豪雨を見ながら出来るだけ早く避難するしかないようだ。多量の水と向き合っては、人の力は無力で、何とも情けない。

2011/09/19

◎敬老の日 HTMLにはまりて 赤子の如し


にしても、 起き抜けのラジオで今日は敬老の日、休日と改めて知らされ、敬老の日って一体何やねんと、いささか腹立たしく感じたところで、一句・・・思い浮かんだ、ヨ。
敬老の日 HTMLにはまりて 赤子の如し
文字数は合わず、字余り、季語もなし・・・。といって、吟味・修正する気など露ほどもなく、語感もいいし、リズム感もよし、何よりいまのカメの日常が包み隠さず表示されているからいいよなぁって、ブログにまでUPしてしまう厚かましさ、よ。で、それも許されてしまうし、誰かさんからクレームがつくはずもなく、自己満足の世界にどっぷり浸れるわけで何ともはやお気楽なのだが・・・。
実のところ、老齢となり、PCと戯れるのはカードゲーム、スパイダー ソリティアがほとんど。単純明快な繰り返し作業で、長時間続けても飽きないのがいい。もう少し仕掛けがややこしくなると、脳細胞が蠢きだして混迷の度を深めてしまう。と、緊張感が高まり、続けられない。単純作業ほど人間は集中できるし、長時間続けられ、飽きがこないし、退屈しないとは古来よりの真理、や。PCがなければ、多分、写経にでも取り組んでいたかと思う。
当初、HTMLもお気楽と高を括っていたのだが、な、なんと、それが許されず、とんでも8分、新たに無料サーバーをレンタルしてみたというのに、画像が表示されないのだ。それに掛かり切りになって早や10日、考えられる限りのあんなことにもこんなことにもトライしてさすがに疲労困憊、もうこれを最後にと昨日、もう一つ新規にサーバーをレンタルして改めてHPの素材をアップロードしてみたのだが叶わず、ほとほと参ったのだが、ここで「最後まで諦めず」にもう1度トップページのHTMLを見ていたら、ふと気付いた。UPする写真の端子が「JPG」になっていたんだよ、なぁ。へぇってなもん、や。まさかとは思いつつ、1つづつ小文字の「jpg」に変更して、ちょいドキドキしながらアップロードしてみたら、な、何と、OKやった。拍子抜けやった。あまりのバカバカしさに脱力感、ヤ。これ、一体何日引き摺っていたのか。トホホ、やなぁ。ま、その写真のURLは以下の通りですので、手慰みにクリックしていただければ幸いです。
http://kitogenta.syakuhati.com/img/top/840-318sakura05.jpg

2011/09/14

◎フリーテンプレート探しにのめり込んで・・・


にしても、HTMLの魔界に迷い込んで、ウフッ、もう1ヵ月余は過ぎているというのに、もはやズブズブにのめり混んで身動き取れなくなって、イヤ、ハヤなのだが、これが存外と心地良く、何か、この先はどうやら三途の川の船着場に繋がっているようにも思え、朝から深夜までノートパソコンと向き合ったまま、ホームページのフリーテンプレート探しを続けていたら、昨夜、な、なんと、太平洋を超えアメリカまで到達、英文のテープレートの巣窟に辿り着き、そこは、さすがに神秘的な世界が広がっていて、インパクトがあり、強烈なテンプレートが多く、血湧き肉踊るまま、何点かダウンロードして感動、これを使おうと、ページのソースを開いてみれば、当然のことなのだが、漢字平仮名はゼロ、英語の海が波打っていて臍を噛んで、なるほどそういうことかと、我に返って、何時まで詮無いことを続けるつもりなのか、もうそろそろ決断しろよと自ら叱咤激励するものの、いったんこの世界に足を踏み入れ幻惑され目を回していると、ほんとに時を忘れ、恍惚感に耽りつつ床につき目覚めて・・・その繰り返し、何も考えなくてもいい迷路の中、蜃気楼か、 万華鏡か、ヨロヨロとこのまま船着場まで彷徨できないものかと・・・ウフッ。

2011/09/05

◎何が何でも聞きたがるマスメディアの罪


にしても、一体、何様のつもりか。近頃特にマスコミの傲慢さと愚かさが目についてならない。外道を名乗るカメが言うのも憚られるが、人の道に外れている、よ。ウフッ。昨夜、22:00からのNHK ETV特集「おじいちゃんと鉄砲玉」を見てそんな感想を強くもった。番宣によれば、 去年、太平洋戦争に参加した1人の元海軍航空隊員が亡くなった。孫であるNHKディレクターは祖父の遺骨から、金属の固まりを見つける。生前「敵の攻撃で受けた鉄砲玉が頭の中に残っている」と語っていた祖父は、いかなる戦争を経験したのか。戦友を訪ね歩くうちに、祖父が心に秘めていた意外な事実を知ることになる。7人乗りの一式陸上攻撃機で、生と死の境をさまよった元海軍航空隊員たちの知られざる戦場と心の闇をたどる・・・とあり、ちょっと好奇心をそそられた。
91歳で亡くなった祖父、金属の固まりは骨上げの際みつけたそうで、祖父が生前話していたように被弾した鉄砲玉のようだ。で、孫のNHK女性ディレクターは祖父がどんな海軍航空隊員だったのかを各地で生存する戦友を探しては佐賀、鹿児島、愛知などを訪ね、カメラを回しながら聞いて回る、そんなドキュメント・・・。評価はさまざまだろうが、カメは取材の狙いが漠然として不明確なため退屈な仕上がりで、本来ならボツにすることが妥当かと思った。同時に、人の生き死にをマスメディアの玩具にしてはならないと強く感じた。
登場した90歳前後の戦友たちの口は重いし、皆が皆、真実を語っているとも思えないし、その保証もない。もはやウラを取りようもない話も多い。聞いていいこと、聞かないほうがいいこと、でも、何が何でも聞きたがる罪、何故、どうしてと疑問をぶつける、当事者にとってはもう触れたくない、触れられたくない、それをほじくりかえすという無神経、無配慮、聞かないほうがいいよ・・・ってことも多い。事実はどこにあるのか、期待している内容がある一方で、マイナス情報が出てきても否定も出来ない。ウラを取りようがない、結果的にウラが取れないケースも多々ある。事実が灰色の闇にフェードアウトしていく。
「墓場まで、棺桶の中まで持っていく」という言い方があることを斟酌してみたい。パパラッチが全てじゃない。生身の人間のとめどない好奇心ってやつは始末に終えない。ナマの人生、生き様、死に様はパソコンゲームなんかじゃない。重い、重い、重厚で尊いものだ。娘っこディレクターの邪悪な好奇心ごときにおちょくられてはたまらない、といったところだろうか。ウフッ。

2011/08/31

◎川崎まで映画を見に行って、焼肉食って帰った、ヨ


にしても、タイトルに惹かれて昨日(30日)、久々に映画を見に川崎まで出かけたのだが、あまりにもお粗末、論評にも値しない駄作でガックリ、何なんだよといささか落ち込んでしまい、でも、せっかく川崎まで自転車で来たんだからと、安楽亭で焼肉を食って帰った、よ。ま、その一席・・・。
この10年ほどを振り返って映画館まで足を運んだのは、初の3Dとの触れ込みの「アバター」以来になる。それに、映画のタイトルに惹かれて見るのは初めて。ちょっと珍しい体験なのだが、勿体をつけたそのタイトルは「ゴーストライター」。ゴーストといえばかつていささか関わりを持ったこともあり、TVで紹介されたときに何となくそそられ、ひょっとして感情移入も可能かと期待してのこと。所詮はゴースト、お天道様の元には姿を見せられない、まさに文字通りのゴーストな存在だけに、そこにある生き様をどんな風に描いているのか、ひょっとしてとNetで検索してみたら、『戦場のピアニスト』などの巨匠ロマン・ポランスキー監督が、英国の作家ロバート・ハリスの小説を映画化した政治スリラー映画。元イギリス首相のゴーストライターとして雇われた平凡な男が、元首相の滞在する孤島を訪問し、取材をしながら原稿を書き進めていくうちにある秘密に吸い寄せられていくのを鮮やかなタッチで描く・・・とあり、Netで予告編まで視聴してワクワクして出かけてみたのが、とんでも8分というわけ。
これ、TVで紹介していたのは、このところカメお気に入りのMX「5時に夢中」木曜日のコメンテーター、新潮社の出版部長、中瀬ゆかり”親方”で、ついつい、その気にさせられてしまったのだが・・・、これからは話半分、或いは千三つ、か。ウフッ、不覚。

2011/08/24

◎パンドラの箱の上で島田紳助が引退会見


にしても、島田紳助の芸能界引退会見には驚かされた。21日の24時間テレビから引き続いて行列でも見たばかりで、今夜はヘキサゴンがあるじゃないかと、ちょっとキツネにつままれた感じで、Netであれこれ探索してみても、昨夜の紳助の会見場での独りトークの内容の域を出ていない。個人的なトラブルが何なのか、893との古いメールの交信記録が今頃何故出てきたのか、金銭授受はないとしているが黒い交際の中身など、闇は深い。「ルール違反」「俺のミス」で済む話ではないだろう。特にテレビ界ではレギュラー6本を持って、特番にも欠かせないMCとしてのポジションを確立、プロデューサーとしても活躍中だというのに、それら全てを突然投げ捨てるというのは、理解不能だし、業界はアタフタし、芸能界にもさまざまな衝撃波が広がっていて、テレビのワイドショーなど「紳助」1色、当然?とはいえ、「前原出馬」なんて吹っ飛んだ。昼下がりの4ch情報ライブ「ミヤネ屋」など番組予告では▽前原氏が出馬表明 候補者乱立?でどうなる民主代表選・・・なのに、冒頭から「紳助」オンリー、「前原」が出てきたのは途中のニュース程度だ。
で、あれこれ情報を総合すると、どうやら明日発売の「週刊文春」のスクープが今回の騒動の発端のようなのだが、そのスクープに驚愕して腰が引けた吉本に、紳助が過剰反応したのではないかといった構図のようだが、その内容を見ないことには軽々に云々できないようだ。Net情報では893だけではなく暴力団、右翼、それに同和を臭わす記述もあり、どす黒いパンドラの箱の上に 紳助が座り込んでいるようなのだが、さて、はて、これから何が飛び出してくるのか・・・。

2011/08/22

◎世はまさに末世の滑稽地獄絵図が展開され・・・


にしても、HTMLの洪水の中で蠢きつつ、ちょっと浮世の様をのぞいてみれば、いやはや、世はまさに末世の滑稽地獄絵図が展開されていて、まずは日本国の総理を決める民主党の代表選のドタバタ学芸会の幕が上がり、夏の甲子園で優勝した高校野球の監督までが「被災地に勇気を届けられた・・・」とかコメントして、日テレ24時間テレビではおためごかしの神妙、珍妙な光景をこれでもかと繰り広げ、その上、5ヵ月以上も経ってもういい加減にして欲しいのに、あっちでもこっちでもそれをまるで呪文のように唱えあって、ひたすら肩を落とし萎縮している姿を見せつけられては、少しは弾けてみろよ!!! と不謹慎ながら背中を押してやりたくなるのだが、それも叶わず、今朝テレビ番組をチェックしたら、さすがNHK、再放送なのかどうかは不明なれど10時からBS放送の「100年インタビュー」に「女優・黒柳徹子」が登場、半世紀以上にわたってテレビの第一線で活躍している黒柳に、テレビ放送黎明期の熱気やテレビの将来について思うことなどを石澤典夫アナが聞く・・・とあり録画をセットしつつ、90分間、ライブで視聴してしまい、10歳上の電気紙芝居の女権化の壮絶大胆不敵な生き様に感嘆、圧倒されるにつけ、昨日、Netでたまたま引っかかった「あやまんJAPAN ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」の摩訶不思議な動画に、コリャ何なんだと、被災・日本列島の衰退絵図が重なって、つい皮肉に微笑んでしまった。ウフッ。
そのYouTube動画にはこんな書き込みが・・・現代に生きる日本の女の集大成 誰にも怒られず、甘やかされた結果、貞操観念ゼロの人間なんだかよく分からない生き物が出来上がり・・・と。

2011/08/20

◎HTMLに四苦八苦も、なんとか・・・


にしても、先月中旬から思い立って取り組み始めたマイ・ホームページ作り、猛暑続きが幸いして、ダラダラ、焦らず、慌てず、のんびり、イライラせずにコツコツ続けたおかげか、トップページの構成がやっとのことで整ったようで、とりあえずのご報告・・・。
http://greport.web.fc2.com/
これからは、この中身の充実に努めていく所存なれど、Netの世界は際限なく広く、深く、濃く、どこまで・・・なのだが、ま、格好のライフワーク、未完で終えても、それはそれで退屈凌ぎにはなりそうな気がしている。
実は、HPは2006年に一時、闇雲にやってみたが、結局はチンプンカンプンのまま途中で挫折、簡便なGoogleのBlogに乗り換えて現在に至っているわけで、それでも驚くことに当時作成したトップページやデータ、画像は、いまもNet空間を浮遊していて、ま、これらを正しいシステムにのっけてカメの新しいHP上に復活させたいとの思いで始めてみたのだが・・・。
いや、はや、HTMLは何とも難しい。で、その基礎の基礎は「メモ帳」にありと体感、途中で迷ったり、不具合が生じると、その単純な構造に戻って「なぁ~んだ」と、ずっとその繰り返し。「メモ帳」を開き、何か「ごきげんよう」とでも記入(コピペで長文でも可)したら、メモ帳の「ファイル」を開き「名前を付けて保存」、「ファイル名」はアルファベット小文字で、最後に必ず「.html」とつけ、「ファイルの種類」は「すべて」、「文字コード」は「UTF-8」で、「保存」をクリックして終了。これで、何とHTML Documentの出来上がり。そのアイコンをクリックすると、メモ帳に記入した文字がブラウザで見られるというわけで、これがホームページの骨組み。カメにとっては何とも感動的な展開で、何度も繰り返してはニンマリして、時間をロスして、先に進めないでいるのだが・・・。でも、こんな簡単な作業がなかなかスムーズに行かないのが実態でもあり、とりあえずアップしたこのトップページにはいつでも戻って来れそうで、心地良い達成感に浸っている。ウフッ。

2011/08/19

◎ゲリラ豪雨は長く降る雨じゃない・・・


にしても、各地でさまざまな異常気象に見舞われているというのに、カメの棲家では猛暑だけで、他はまったくなく、些か甘く見ていて、でも、今日は月に一回のATM詣での日(20日だが明日は土曜のため今日)と決めていて、その上、今月は珍しいことに換気扇の交換工事の代金を振り込むことになっているため、ま、来週でもいいのだが、何となく社会的な決まりごとは決まりごととして守ってみたく、午前中に行けばいいかと思っていたら、起床時には確か晴れていたのに、直ぐに曇って、それでもまさかと安心していると、ラジオからはリスナーから凄い雨が降っていると各地から連絡が入るものの、浜松町にあるラジオ局では曇っているが降りそうには見えないとパーソナリティが怪訝そうな声を出していて、と、ベランダに出てみるとカメの棲家の上空は俄かに掻き曇り風雲急を告げるかの空模様、それでも、カメの観天望気によれば、降り出しはまだ先・・・と、午前10時、そそくさと自転車でATMに向かい、振込みも済ませて10:20、見上げるも暗雲立ち込める空模様にまだ変化はなし、これなら平和島のスーパーまで急げば行って戻って30分あれば、間に合うとふんで自転車を走らせ、環七の交差点で赤信号待ちをしていたら、ポツン、ポツンと雨粒が降りかかってきて、此処からだと行くも戻るも中間地点、そこは安売りスーパーだけでなく競艇場やドンキー、映画館、ボーリング場、天然温泉、レストランなども揃った、ちょっとしたレジャーランド、現地に着けば雨宿りには困らないし、この雨、突然の豪雨というのか、ゲリラ豪雨は長く降る雨じゃないことは知れていると、レジャーランドへ急ぐ、降りはあっというまに強くなったものの、幸いなことに雨に晒されている時間は短く少し濡れた程度で、ドンキーに飛び込み、うろうろして時間を潰し、そのままつながっているスーパーで食料品などを購入、12:00を過ぎたので、すき焼き丼(500円)を食って、外に出てみたら、雨脚は弱まり小降りになっていたので、思い切って自転車を走らせ棲家に着いたら、ほとんど濡れないですみ、TVを点けたら「笑っていいとも!」をやっていて、小倉優子がゲストで出ていた、よ。ウフッ。

2011/08/11

◎猛暑続きで左腕の内側に赤い湿疹広がる


にしても、猛暑、何日目? 酷い!!! 腕の内側と脇腹にまだら模様に赤斑点が出現、ムズ痒く、ムヒを塗るも効かず、ならばとキンカンを取り出すも効果なし、たまらずかいても、痒みは鎮まらず、あれよあれよという間に広がって、といって、その痒みは強いわけでもなく、どうも皮膚が乾いてくるとムズ痒さが始まる感じなのだが、何とも気味悪く、そうか、この猛暑のせいかと何となく納得したのだが・・・。実は、この症状、昨年から。発疹して痒く、広がったため、皮膚科に行ったら塗り薬をくれて、様子を見て・・・と診断され、塗ったら痒みは治まったので、もう1度行くことはなかったのだが・・・、酷暑との関連性を強く示唆していた。
今朝は、起きたら特に左腕の内側に赤い湿疹が広がっていて、昨年の塗り薬を塗りつつ、やはりこりゃ、猛暑のせいと決めつけ、朝から迷わず、60分のタイマーをセットしてエアコンを始動した。
狭いワンルームを冷やすのに時間はかからない。そして、ちょっと体が冷えてくるとムズ痒さは消える。Netで検索すると、症状から見て、どうやら紅斑(こうはん)らしい。近所に皮膚科の医院はあるのだが、昨年の経験からして、行く気にはならない。医者は湿疹をじっと見詰めるだけだもんねぇ。で、処方した薬が合わなかったら、また、来てください・・・だもんね。カメ、痛みにはことのほか弱く、ヒイヒイ呻きながらでも医者には行こうとするのだが、痒みというやつはちょっとの我慢ですむし、体が冷えると痒みは消えてしまう。何より、命に関わることはない。暫し、辛抱するしかないか・・・。

2011/08/06

◎スカッと爽やか・・・ MX TVの西部邁ゼミ


にしても、暗雲たちこめ閉塞感に息苦しい中、久々にスカッと爽やかな気分に浸れた。土曜のお気に入りテレビ番組、TOKYO MX の西部邁ゼミナール ~戦後タブーをけっとばせ、ゲストは歯切れ良く、鈍刀で相手をぶった切る勇猛果敢な論客、参議院議員、西田昌司氏、番宣によると、「首相の醜態、民主政治の断末国家全体、国際状況をおさえる力のない市民運動家▽首相菅直人とは何者なのか?▽道徳無くば闘う士気も高まらない延命▽自分の命が一番という戦後の日本人の価値観▽今の日本の国家状態を反省し覚悟すべき時」。となれば、見ないわけにはいくまい。西部邁ゼミ、実はアーカイブで、後日視聴できるのだが、何よりこいつだけはカメのデッキに録画しておきたかった。
西田氏が西部を相手に舌鋒鋭く述べた内容は、ほぼ番宣の通りで、付け加えれば敗戦日本を総括しないまま経済成長に邁進して行ったツケが溜まりに溜まって、民主党政権を誕生させてしまった、と。その責任は自民党にあり、民主党は菅首相だけがカンカラカンなのではなく、みんな酷い。かつて小学校の学級会レベルといっていたが、3.11以降はそれ以下。最近ではモノをいってもしょうがない、虚しいと思うようになった。菅を筆頭にみんな人相が悪くなっている。自分のことしか考えていない。本来、政府は国民の命と財産を守るのが使命であるのに、菅は自分の命を守ることしか考えず、汲々としている。菅をはじめ、民主党幹部のほとんどは市民活動家が多く、市民レベルの不都合に関し自治体を追及して気勢を上げ、国家レベルでの外交とか安全保障などについては目を向けることなく、また、大きな組織に所属したことがないから、組織の動かし方が分からない。さらに、献金問題にしても、法令に違反していないと開き直ってしまうのは、日本人として持っていなければならない倫理観、道徳観すら持ち合わせていないからで、危うくてならない・・・などと。良くぞいってくれた、まさにその通りなんだよなぁ、と頷きつつ、溜飲を下げた。

2011/08/05

◎オーウェン ザ セイント ♭ゴォー マーチィニィー


にしても、7月に入って猛暑続きのある夕方、蒲田から自転車での帰途、気がついたらちょっとしたメロディーを口づさんでいた。何と、ジャズ・・・。 ♭オーウェン ザ セイント ゴォー マーチィニィー  オーウェン ザ セィント ゴー マー ティニィ  ・・・ ♭アイ ウォントォ ビィー イン ザット ナンバー ♭オー ウェン ザ セイント ゴー マァー ティ ニイ・・・って、後は妙な節回しで、ひたすら繰り返すだけ。歌詞が正確かどうかは、どうでもいい。何となく、歌っているというか、唸っている感じがいい。自転車のペダルを踏みながら、何故か唐突に、 オーウェン ザ セイント ゴォー マーチィニィと口に出た。
自転車に乗っていて時々口づさむことはあるが、その歌は演歌で、♭ほぉーれぇえてぇ、ほれえてぇ、ほれていーながぁら・・・の哀愁列車か、♪知ぃーらなぁーい町ぁちを歩いてみたい・・・の2曲がほとんど。それも、歌詞はうろ覚えで、歌い出しだけを口づさむだけのことが多い。カラオケで歌ったこともないのに、何故かこの2曲が口をついて出てくるのだが、自転車のペタルと相性がいいのか、何故かは分からない。それが、今度はジャズを口づさんでいたのだから、本人が驚いた。ジャズなんて、若かりしころ、ジャズ喫茶みたいなところへ行ったことはあるが、こちらはコアなファンが多く早々に撤退、ジャズへの思い入れは薄く、ま、オーウェン ザ セィントは何となく歌いやすく、耳に残っていたようなのだが、それにしても・・・だ。何故、思いがけず、唐突に、何の因果関係もなく、口をついて出てきたのか。首を捻るしかない。
先日、手慰みに正確な歌詞を知りたくなって、Googleの検索窓に「聖者が町にやってくる」と入れてみたら、森山良子をはじめ日本人の歌手、グループによる演奏がyoutubeにわんさとUPされていて、驚きつつも、いくつか再生してみたのだが、どうにもピンと来ない。聞き覚えのある「オーウェン ザ セィント」じゃないんだよなぁ。思い付いて「 When The Saints Go Marching In」と検索窓に貼り付けたらどうだ。「Louis Armstrong」の動画がyoutubeにどっさり、「オーウェン ザ セイント」だけでなく、全部で30曲以上ダウンロードさせていただいた、ヨ。やっぱいい、よなぁ。でも、何故、いまごろになって「オーウェン ザ セイント ゴォー マーチィニィ」なのか。元々、黒人霊歌だけに、カメのお迎えがそこまで来ているのかな、とも思った。

2011/08/02

◎カトちゃん、やったネ、45歳年下の“幼な妻”


にしても、加藤茶(68)の再婚報道には驚かされると同時に「さもありなん」と力づけられた。ウフッ。
あまり意識したことはないが、加藤茶はカメと同い年で、カメがクモ膜下出血で入院したのとほぼ同じころ、5年ほど前に難病「大動脈解離」に襲われ生死の境を彷徨ったというのに、な、な、なんと、45歳年下、まだ23歳になったばかりという広島県出身の清楚な和風美人とコッソリ再婚していたというのだ。カメなら涎を垂らすような“幼な妻”だ。ゴクン。信じ難いのだが、知人の紹介で会い、わずかな交際期間で結婚したようだという。となれば、齢の差なんてはなから承知の介、となれば、下衆なカメは財産目当てかとも勘繰ったが、女性の実家は地元では知られた実業家だという。となれば、加藤茶の何処が、何が彼女の心を捉えたのか、誰かの紹介ということだから、加藤茶の齢も「カトチャン、ペッ」も知っていて、その気で会ったということになる。外道のカメながら、何とも、俄かには信じられないのだが・・・。
男と女の「齢の差」って、やはり日本の文化、日本人限定の価値観なのか、とは感じ始めていた。実は、本ブログでご報告した通り先日、カメはバンコクでカメより42歳年下のメル友、26歳美人スレンダーOLと、カメが泊まったホテルで会って、そう感じていたのだ。拙いタイ語と拙い日本語で、意思の疎通はままならず、カメは妙な道徳観、倫理のプレッシャーにとらわれ身動きがとれず、カメは彼女がどう感じているのか、聞くことも出来なかったのだが、カメが気にするほどに彼女は齢の差なんて気にする風はなかったのだ。アァー。

2011/07/25

◎アナログ放送と大関・魁皇と桂三枝と・・・


にしても、昨日は58年間続いたテレビのアナログ放送が幕を下ろしてデジタル放送が始まり、一つの技術の盛衰を初めて見届けた気がしてちょっとした感傷にとらわれたが、このところ人の生き様でそんな幕の上げ下げを見せていただき、少々感慨に耽った。あの大相撲の戦後最年長大関で通算最多勝利記録を達成して引退した魁皇(38)とカメと同じ齢で上方落語の大名跡、桂文枝を来年7月に襲名すると発表した上方落語協会会長の桂三枝(68)の2人。
相撲取りにとって栄誉といえば優勝回数であって、通算勝利数なんてものはおまけみたいなものだ。魁皇などは綱を張っていればこれほど長く土俵に上がれなかっただろうに、大関のセーフティーネットに救われつつだらだら務めていれば白星は自然に積み上がってくるもの。本来なら30歳を超えた横綱、大関なんて、力をつけた若手がどんどん土をつけて引退に追い込むようでなければならないのに、それを許してしまうところにも大相撲の衰退がうかがえるのだ。
当然の引退、やっと引退したかの魁皇と違って、桂三枝の文枝襲名宣言には心底驚かされた。何せ、カメの同級生、カメが社会人になった1966年に桂小文枝(五代目文枝)に入門して45年、カメがいまも楽しみにしている「新婚さんいらっしゃい!」などの司会を務めつつ「三枝」の名前をこれだけ大きくしてきただけに、もう大満足なのではないかとカメなどは感じていたのだが、先日、桂文枝襲名宣言のテレビニュースで「新しい『平成の文枝』をつくろうと思っています」と決意を述べているのを見て、とうに人生の幕引きを終えたつもりのカメはそのパワーに驚くとともに、それこそもう1度生きてみようとする三枝の生命力にただもう呆れるしかなかった。

2011/07/20

◎さっさと金を置いていなくなってくれ!


にしても、ボランティアという言葉を見たり聞いたりすると虫唾が走り、特にマスメディアでのお為ごかしの扱いを見るにつけ、そのおぞましさに背筋が寒くなる。今回の東日本大震災では各界の著名人が我も我もと競い合うように現地入りして、さまざまなボランティア活動に励んでいる様は、こりゃ何なんだというやり切れなさにとらわれるとともに、やはりお為ごかしの胡散臭さが漂ってきた。これじゃ、日本国中、良い人だらけじゃないか。何とも、空恐ろしい。これだけの大災害だから、何かしないではいられないという気持ちもわからないではないが、そうした覚悟は少しも伝わってこない。特に一流アスリート、アーチストは「出来る限りのことをします」と稼ぎの何%かは知らないが、庶民からすれば気が遠くなるほどの大金をはたいて見せる。でも、そうした善行は見ていて空々しいだけで、カメの目には本人のマスタベーションにしか見えない。今後の活動を担保する免罪符にしようとしているのではないか。そんな気さえしてくる。みんながみんなで、ただ見ているだけの庶民をも巻き込んでの良い人のオンパレードだ。自画自賛、もう、歯が浮く、地に足が着いていない。行かざるを得ない空気を蔓延させて、それでも、まだ手付かずの瓦礫の山が放置されたままの現実は一体何なんだと思う。
そもそも、ボランティア活動とは、古典的な定義では自発(自主)性、無償(無給)性、利他(社会、公共、公益)性に基づく活動とされるが、今日ではこれらに先駆(先見、創造、開拓)性を加えた4つを柱とする活動が一般的となっているそうだ。
例の西部進ゼミナール ~戦後タブーをけっとばせ~(TOKYO MX TV)のアーカイブ放送にアクセスしてみると、この5月7日に「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」の三浦小太郎代表をゲストに「ヴォランティア活動とは何か」をテーマに薀蓄を傾けていた。ボランティア活動は「自発的意志」だから、人間は素晴らしいと片付けてしまえば、似非ヒューマニズムになってしまうとし、「できる限りのことをやる」という科白に含まれる嘘を指摘、被災者にしてみれば、お為ごかしの親切をするぐらいなら、さっさと金を置いていなくなってくれと、そういうことでしょうと、いまのボランティア活動の欺瞞性を暴いてみせ、カメは大いに溜飲を下げた。

2011/07/18

◎やった!!! なでしこジャバン、ライブで見たヨ


にしても、寝汗をかいて小便に起き、何気なく時計を見たら5時45分、ほう、もう、終わってるか、と思ったものの、ま、結果だけでもと念の為テレビのスイッチを入れてみたら、何と延長の前半戦が始まったところだった。いわずと知れたサッカー女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会決勝、「なでしこジャパン」VS米国女子。寝ぼけ眼でぼんやり見始めたら延長前半14分、米国は長身FWが勝ち越しゴール。この身長差、こりゃどうしようもないよなぁと諦めながらも、俄か女子サッカーファンとしては最後まで見届けてやるかと見続けたら、オヨヨ、延長後半12分、左CKから澤が決め土壇場で同点に追いつき、ついにPK戦に。さすがに目は覚め、やっとお肉も応援モードに打ち震えて、ピッチで円陣を組んだイレブンには笑みがこぼれていて、良い感じ、そりゃそうだろう、ここまでくれば上出来も上出来、大満足していい。ここでGKがシュート2本を止め、PK戦を3-1で制し、初のワールドカップ優勝を成し遂げた。いや、でかした、目出度いのだが、カメの感情移入はイマイチなのだ。というのは、このVがお為ごかしのマスコミの格好の標的、素材にされてしまい、全てに東日本大震災を絡ませ、勇気とか感動を云々するのは何とも見っとも無いし、身の毛がよだつ。特に、政府が機能不全に陥り、列島全体が閉塞感に覆われてしまったいまの日本では、虎視眈々とこの快挙を為にしようとする浅ましくもおぞましい所業が展開されるのだろう。

2011/07/13

◎脳梗塞で倒れリハビリ中の野坂昭如はいま・・・


にしても、チェンマイから帰って、何故か野坂昭如のことが気になってきた。脳梗塞で倒れリハビリ中のはずだが、いま、どうしているのか。ひょっとしたら、鬼籍に入ったか。訃報は覚えがない。TBSラジオ『土曜ワイドラジオTOKYO 永六輔その新世界』の番組表を見たら「野坂昭如さんからの手紙」のコーナーはあったが、タイトルだけで手紙は届いていなかった。ならば、いまも奥さんに介護されながらリハビリに励んでいるのか。多分、具合は良くないのだろう。野坂昭如オフィシャルホームページにアクセスすると、トップページ中央に「野坂昭如、ただいまリハビリ中」とあり、コンテンツの1つ「旅の果て日記」をクリックしたら、2003/5/9(5/21公開)が最新で、その後は更新されていない。脳梗塞で倒れたのは2003年5月26日、72歳の時だった。
野坂はカメよりちょうど13歳上で、いま80歳。直木賞作家、歌手、作詞家、タレント、政治家・・・、男っぽく、才能に溢れ、無頼の輩然として何をやっても格好良く、その野坂流ダンディズムの軌跡はずっと輝き続けて眩しく、カメなどにはとても真似るどころか、はるか遠く手の届かない羨望の対象だった。その後、バブルが弾けたころ以降か、雑誌などで時折野坂のエッセイとか日記を眼にするようになり、その「焼跡闇市派」の呻きに共感を覚えるようになっていた。何より、エロ、性に対する貪欲なまでの欲望をあけすけに、オナニーであったり、デリヘルであったり、その妄想と体験を恥かしげもなく吐露し、悦に入っているのはカメの腐肉体質に近く、同質の臭いを感じていたのだが・・・。
実は、誰であれ、リハビリに苦闘する姿をカメは正視できないし、見たくはない。輝いている姿をいつまでもイメージしていたい。それが、何故か、野坂については気になりだしたわけで、蒲田・大森界隈で例のBook OFFを中心に大型書店などものぞいてみたのだが、並んでいるのは文庫の『アメリカひじき』『火垂るの墓』ぐらい、「野坂昭如」のタグも用意されていない惨憺たる有様。栄枯盛衰をキュッと噛み締めたカメだが、ひょっとすると、「ざまあ見ろ」と外道のカメは低く呟き溜飲を下げているやもしれぬ。いや、はや、何とも気の毒・・・、言葉もない。

2011/07/11

◎日曜日の混雑と賑わいが懐かしくフラフラ・・・


にしても、最新のノートPCが快調でウキウキしてくるとあっては、もう迷いは消し飛んだ。そもそも家にノートPCが3台あっても、どうしょうもない。中古で引き取ってもらうには、一刻も早く手放すことだ。で、どちらを売ればいいのか、でも、何となく、後ろ髪を引かれる思いなのだが、チェンマイに携行したacerのノートPC(vista、13.1inch)が妥当なところだろう。購入順だ。今春、Netでチェックしたら、最高限度額は15,000円だった。4ヵ月経ったいまチェックすると、1,000円下がっていた。急がなければ・・・って9日の土曜日はほぼ終日かけてバックアップするとともに、念のため外付けHD(1TB)にデータを移行、日曜日は避けて月曜日に川崎のソフマップに持参しようと思っていたのだが・・・。一夜明けたら、炎天下にもかかわらず、堪らず、自転車を走らせていた。
ソフマップは川崎・ビックカメラ2階にあり、もう何度かお世話になっていて、買取システムは知っているが、日曜日は初めて。受付の待ちが1人いて、受付時間は午後2時25分。査定の結果が出るのは午後6時になるとのこと。これまでは預けてから結果が出るのに1時間ほどだったので、ちょっと不満が表情に出てしまったのだろう、スタッフが指を差したところには査定待ちのPCがズラリ。4時間待ちもしょうがないかと諦めつつも、時間はあるが金はないカメのこと、いったん戻って、明日出直してくるかとも思ったが、ま、どうなるか、店内をウロウロし始めた。
何となく、この混雑と賑わいが懐かしく、そこに身を置くのもいいかなって・・・。なんせ、このラゾーナ川崎は何から何まであるビッグなショッピングタウンだ。とりあえずはPC本コーナーでウロウロした後、ビックカメラを出て1階の他の店舗、無印良品、フードコーナーなどをのぞいて、そうだ!野坂昭如本を買うかとMARUZENで探していた文庫本「妄想老人日記」を見つけて購入、続いて目に入った「ダイソー」に入って老眼鏡を購入、いずれのレジも行列が出来ていたが、面倒臭がらずに、その混雑が心地良いかのように並んだ。で、午後4時過ぎ、川崎でのお気に入り「レバ旨煮」を食いに歩いて東口に移り、京急川崎駅に近い中華料理店「天龍」でレバ旨煮とビール(大瓶)。これまで大きなレバがゴロゴロ入っていたのに、ユッケ事件の影響か、レバが小さく、量もやたら減っていたのには驚かされた。これじゃ、もうリピートはないよな。そこで文庫本の前書きを読み終えて、ほろ酔い気分になったところで、まだ午後4時45分。あとは、ぼんやり妄想に耽りつつフラフラしながらウインドショッピングを続け、午後6時前にソフマップへ戻ったら、待ちのお客さんが3人、整理券を渡されての待ちも苦にならず。結局、査定の結果はキーボードの汚れ(メモを貼るのに使った瞬間接着剤)がマイナスされ、譲渡価格はほぼ予想通りの12,600円で、まぁ、満足やった・・・。

2011/07/06

◎気分転換に、また新マシーンをゲット!!!


にしても、また通販でノートパソコンを買ってしまった。今年に入って2台目。1台目はチェンマイに持っていこうと思って購入したモバイルタイプ(Windows7)だが、期待外れでなかなか言うことを聞かない、あれこれトライしてみたが不都合、不具合が多く、使つていてもイライラするだけで少しも楽しくない。チェンマイにはこれまで通りacerのノートPC(vista、13.1inch)を携行すればいいわけで、せっかく入手したモバイルタイプは購入1ヵ月余りでソフマップに売却、予想以上の高値で引き取ってもらい、ホッとしたのだが・・・、チェンマイに携行したacerのノートPCが予想以上に重い。加齢による体力衰弱なのだろう、重くて重くて空港ではヨロヨロする有様、こりゃ、次回はもっと軽いのをゲットしておこうと秘かに心に決めていたのだが、東京に戻って、当座は、他にもう1台、DELLのノート(Windows7、15.6inch)があるから、別段、PC環境に問題はないのだが・・・。地震、津波、原発事故の三重苦に見舞われ3ヵ月余たった日本の惨状にはたまげた。いまなお、5万人前後が避難所暮らしを続け、瓦礫の山々は放置されたまま。原発にいたっては、闇雲の泥縄対策を繰り返し、収束の見通しもつかない。自殺者も出始めている。これは、衰退途上国とはいえ、もはや国家の瓦解絵図ではないのか。国家が機能不全に陥り、もはや国家の体をなしていない。お粗末過ぎる。そんな瓦解絵図を見続けていたら、国家ニートのカメまで鬱々として滅入ってくるばかりだ。こんな状態を打開するための特効薬が、新しいPCの購入である。価格.comなどで口コミ情報を中心に閲読した結果、まとめてみると、やはりacerは「この価格でこの機能はお買い得感がある」。
で、一気にモチベーションが上がり、先月26日に発注し28日午前中には新マシーンをゲットした。お洒落な薄型で軽量、直ちにフリーソフトのダウンロード、データの移行を始め、この2日にはほぼ引越しは終了した。新マシーンは実に気持ち良く、快調だ。とはいえ、PCはこれで合計3台になり、さてはて、どれを売りに出すか、やなぁ。

2011/06/23

◎久々に朝から晴れ渡り、気分爽快・・・


にしても、人間、お天道様には敵わないよなぁと思い知らされたのが、昨22日の朝からの晴れ間で、チェンマイから帰ってきてから、初めての快晴、何とも爽快・・・、それまでの鬱々とした湿った心身はともにあっという間に晴れ渡ったのだから、現金なもの、お天道サマサマ、だ。日記には、久々朝から晴れ渡り、気分爽快・・・と無意識のうちに記していた。
何せ、チェンマイから帰ってまもなく2週間になるというのに、カメのお肉には全然、力が湧いてこない。パワー消滅!!! 意気消沈、チン・・・、体は骨が抜けたようで、グンニャリ、クラゲ状態。脳細胞も死滅?してしまったかのように、脳内がスカスカで風が吹き抜ける。そんな日が続いて、いつも、まずは、食欲からとは思うものの、朝から腹は減らず、空腹感を感じないまま、夕方までいって、食事を抜いてしまうこともある。その日もやはり、昼のニュースをテレビで見たあと、腹が減ったらどこか途中で食うか、と自転車で大森方面に出かけたものの、結局は空腹感に至らず、何となく、スーパーを2つ、3つグルッと見て回り、何か買うわけでもなく、何か触るわけでもなく、でも、まだ朝からコーヒーを飲んだだけで何も食っていないので、何か食わねば・・・との義務感から、それならと目に触れた看板に触発されて喜多方ラーメンが思い浮かび、軽いからそれにするかと、店に入って腰を下ろしたのはもう16:00過ぎで、それが、ま、一応昼食と相成ったのだが・・・。夜は夜で、午後9時過ぎから優良作品が多い無料エロサイトにアクセスしてダウンロードを始めたものの、カメとしたことが、ちょっと、何度も苦闘、葛藤を重ねた結果、逝かずを選択。勇気あるというか、何というか、カメとしては非常に珍しい選択、ま、それだけ意欲の減退、意欲の喪失ともいえるか・・・と独りゴチていた。ほんと、参ったというか、困ったもんだ。昨日、今日と、お天道様に顔をのぞかせていただき、ひとまずは安心、か。

2011/06/15

◎終日ぼんやり、昼寝は昼食後と夕食後の2回・・・


にしても、毎日自転車でチェンマイ市街を走り回っていた疲れがかなり蓄積していたようで、帰国してこのかた、体を動かすのが億劫で、またムシムシ陽気で何となく気だるく、終日ぼんやりしているうちに、気がつけば毎日、昼寝、それも昼食後と夕食後の2回で、夜は夜でちゃんと寝て、結果、食っちゃ寝、食っちゃ寝ののんべんだらりとした生活習慣のリズムが定着してきている。チェンマイでも、東京でも、特にやらなければならないことはなく、敢ていえば、食うことと寝ることの2つだけなのだが、チェンマイではお肉の筋肉に血が漲り、全身の細胞が生き生き活性化していた気がする。何より、訪泰2日目に決断して安売りで知られるスーパーへ出かけて最安値の自転車を買い、毎日乗り回しては、疲れて当然の暮らし。とうに、自転車の元は取ったろうが、その代償として顔と手の日焼けはやむを得まい。元々、自転車での散策はやる気で、そのために長袖のTシャツを5枚ほど用意、チェンマイではカウボーイハットまで買ったものの、陽射しは強く、日焼け防止の役には立たなかったのだが・・・。東京では、そうしたちょっとした緊張感もたちまちにして失せ、全身の筋肉は弛緩し、脳細胞も活動を休止、そのうち腐臭を発する、そんなマニュアルが完成してしまったようだ。食う、寝るだけなのに、ねぇ。ウフッ。

2011/06/10

◎チェンマイと東京の距離が縮まった・・・


にしても、昨夜10:30pm、タイから羽田に着いて、一夜明けても、何となく大きな変化を感じなくなっていた。これまでなら、海外から帰国したとなればちょっとしたカルチャーショックが生じていたものだが、今回は1ヵ月とはいえ、新橋に行って戻ってきたような感じ、だ。チェンマイが、それほどカメの中では近くなっている。独りチェンマイ暮らしは面白いし、何より楽しい。今回は、何かブログに拘りすぎてしまった気はしているが、ま、なに、これも独り善がりの世界で、自分さえよければいいわけで、これもご愛敬といったところ、か。
実は、1ヵ月間世話になった宿の主人が誰なのかはわからないが、宿のスタッフよりも馴染みになっている、斜め向かい側のランドリーのちょっと太めの女将には、ほぼ一日おきには洗濯物を届けては、受け取るの繰り返し、1kgにつき25バーツ(75円)とは重宝しているし、有り難い、その女将にはチェンマイ人らしくなった、ね・・・といった意味のことをいわれたような気がしている。それは、カメにとっては嬉しい評価だし、自分でも積極的にチェンマイ人になろうとしたし、言葉はチンプンカンプンなのに、苦もなく、スムーズになれたような気がしていた。

何より、衣食住の「食」だ。チェンマイ風とかNORTH THAILANDとかいわれる料理をいや、はや、食った、食った。何せ、チェンマイソーセージ(写真左、クリックして拡大して見て)に象徴されるように、ドバッと味付けが濃くて、やたら、しつこい。これでもか、これでもか、だ。何より、中に何が入ってるのか、何を使ってるのかが、さっぱり見えてこない。食感でコリッとしたかと思うと、グチャッとしたりもする。時々、首を捻りながら、フォークで切り身を差し、赤いタレをつけてまで、口に運ぶのだが、何かわからないが、これがやたら旨い。癖になる。時に、製造現場を見せられたら、食えなくなるかもしれないなと、思ったりもした。
で、一夜明けた東京で、昼は近所のすき家で「牛皿豚汁セット」、夜はマルエツの「具だくさん天重」を食ってみたのだが、日本料理は醤油ばかり使ってねぇ、味がないっていうか、旨くないよなぁ。早くも、チェンマイ料理が懐かしく、恋しい、ヨ。

2011/06/08

◎迂闊!!! カメもカン総理も同じ穴の狢だった・・・


にしても、「死して屍拾う者なし…」のプロフィール画像を本編にアップしてからの2、3日、何故か思考停止に陥ってしまった。阿比留記者のカンカラカン叩きに乗っかったつもりだったのに、ふと、これって自家撞着ではないのかと我に返ったのだが・・・。カンカラカンの喉元狙って投げたつもりのブーメランが、何と我が喉元に戻ってきた感じ。クワバラ、クワバラであり、よくよく考えてみれば、なるほど、カンカラカンも外道のカメも、元をただせば同じ穴の狢かって・・・、それを鋭く指摘した阿比留記者には頭が下がる、よ。
確かに、比べてみれば、ほぼ同世代、片や理系だから少々カメよりも成績は良かったかもしれないが、ラルフネーダーが脚光を浴びている最中に、市川房枝女史の秘書になろうというのは、青雲の志とはとてもいえず、何やら魂胆が透けて見え情けない。それでも、潮流に身を任せながらも、周囲に権力志向の腐臭を撒き散らしながら、気がついたら目標としていた、権力の頂点、総理の椅子に座っていたという次第で、有頂天になり、我を忘れてしまうのも無理はないかもしれない。一方のカメはといえば、ノンポリの無気力、無能学生のまま社会人となり、サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ!!!と転職を重ね、行き着いた先はいまの年金難民、そこで、ひっそりと息をひそめる日々、これも気楽でいいと思っているのだが・・・。で、「首相の恐ろしさは特にやりたいことがない空虚さにある」との阿比留記者のもう一つの指摘は、実に含蓄に富む言い方で、深い意味合いを内包しているように感じ、カンカラカン総理に対して、そうした重厚で意味深い表現は使って欲しくなかったと思う。たとえば、『空虚さ』を『薄らトンカチさ』にするとか・・・。ウフッ。
そんなこんなでも、カンカラカン政権は発足からこの8日で1年を迎え、在職日数では小泉政権の後では最も長かった安倍元首相の366日に並んだそうだ。

2011/06/05

◎「死して屍拾う者なし…」とはオレのことかと総理いい


にしても、とうの昔に世俗を離脱しチェンマイ暮らしを安穏と満喫しているつもりだったのに、何と、何と、この『外道のカメ』が俄かに脚光を浴び、新聞の見出しになっているではないか・・・って、ちと戸惑い、驚き、魂消ている。その見出し・・・「死して屍(しかばね)拾う者なし…」 証明された「誠意なき」首相
外道のカメがプロフィールにUPしている、タンクトップの写真の血文字そのままだ。といって、これ、カメの専売特許でもないが、新聞の見出しに「死して屍(しかばね)拾う者なし…」とは、よくぞである。それも、缶カラ菅とはいえ、時の総理に対してである。まさに、『人としてどうか・・・』なのだ。カメは、総理と同列に論じられたようで、何ともこそばゆくはある。
この見出し、その缶カラ菅総理にとっては憎々しい、産経新聞、 阿比留記者による「政論」だ。その論の中で、「勝海舟は『世の中に無神経ほど強いものはない』とも述べたが、(缶カラ菅)首相の恐ろしさは特にやりたいことがない空虚さにある」「(かつての総理には)政治理念があった。ところが、(缶カラ菅)首相にはそれが全くない。だから国会で法案が通らず政策を実現できなくても、外国首脳にいくら『空手形』を切っても、へっちゃら。ただ、一日でも長く首相の座に居座ることができれば満足なのだ」「人心が離れた指導者の行く末はどうなるのか。国会中継を見つめる私の脳裏に時代劇『大江戸捜査網』のナレーションが流れ続けた」とし、「死して屍(しかばね)拾う者なし、死して屍拾う者なし…」と文末を締めくくったのだ。
おい、おい、こりゃ、外道のカメのことだぜ、時の総理に比し、論じられているようで、何とも恥ずかしい。その上、「首相の恐ろしさは特にやりたいことがない空虚さにある」とは、人間観察のけだし炯眼であろう。こりゃ、ハルマゲドンに通じる怖さだ。そんな、同じ俎上に載せられて、カメがジタバタするのも見苦しい・・・かぁ。大の字になって、マイペンライを決め込むのがよさそうだ。

2011/06/03

◎モノの本質を有りの儘に見たくない日本人・・・


にしても、昨日の内閣不信任案否決の茶番劇は、あまりのお粗末さ、情けなさに「またか」と言葉を失うとともに、タイ・チェンマイで目撃したタバコの警告表示の衝撃が強く甦ってきた。日本人は・・・と、大上段に振り被ってもいいだろう、やはり、日本人はモノの本質を有りの儘に見ようとしない、見たがらない国民性が生まれながらに育まれているようだ。醜ければ見られるようになってから、不利な状況や危機が及ぶ際は言葉をいい換えてそれを薄めて、或いは別物のイメージで伝える。そうしないと、心臓が飛び出しかねない。安心できない。その象徴が「自衛隊」の存在であり、そんな言葉のすり替え術には実に長けている。そして、その齟齬を埋めるためには100万語を費やすことも厭わない。「絶対安全」からスタートした原子力発電にそもそも「防災」なんて言葉は存在し得なかったわけだ。とってつけたように、後からあんなことも、こんなことも・・・では、文字通りの泥縄で、追いつくわけはない。
もはや、市民活動そのままの手法を導入して憚らぬ缶からカンへの危機感がつのるのは当然だが、実はそれも曖昧模糊として判然としない。メルトダウンした釜の底に本気で手を突っ込もうという骨太の将は現れない。与野党とも政局遊びが好きなだけで、それもお遊戯程度、それこそ時局を誰も見極めようとしないし、誰も事態をとことん詰めようとしない。尻軽なまま、結局は右往左往して、烏合の衆と化す。これなら、本質から目を逸らしたまま、傷は浅く、血を見ることもなく、また赤絨毯の上をのうのうと闊歩できる。そんな安穏とした政治活動に慣れ痺れてしまっているのだ。

先日、チェンマイの街角のタバコ店で見かけた販売ケース、思わずぞっとデジカメのシャッターを押していた。な、何なんだ、である。ほんとに、これ、タバコなの、と思った。衝撃のその画像を思い切って、アップする。タバコの警告表示写真版である。警告表示はタバコの包装やタバコ関連商品に表示されている健康に関する警告で、喫煙の危険性を広く知らしめるためのもの。写真入りのタバコ警告表示は既に世界30数ヵ国で展開されていて、最初に採用したのはカナダ(2000年12月)で、 ブラジル、シンガポール、ベネズエラと続き、タイは世界で5番目、2005年の3月に現行の絵入り警告表示を導入、2006年には「 喫煙は肺がんの原因となる」の他、 喫煙は「心臓病の原因」「肺気腫の原因」「麻薬的な依存症」「性的能力を減少」「老化を早める」「死を招く」「あなたの家族や友人に害を及ぼす」「胎児に害を及ぼす」の新たな9種類の警告表示を導入、実施している。

そうしたタバコの包装を見れば、一目瞭然、手にするどころか、見ただけで反吐が出そうになるし、ヘビースモーカーを自認していたカメがいうのも憚られるが、それでもなお吸う喫煙者の気が知れない。さすがに、カメはそうした過剰表現の写真がタバコの実像の全てだとは思わないが、禁煙に効果があるだろうとは感じるし、そうした調査結果も報告されている。
一方、日本の警告表示については財務省が所管し定めていて、例の「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つ・・・」の文言のみで、タバコの本質、実像とはかけ離れていて、何とも綺麗なパッケージで恐怖心は湧き上がってこない。日本では多分、それで、何となくバランスが取れているのだろう。危ないものほど美味しいとか面白いとかいう輩もいるし、ほんと、日本人って奴は!!!

2011/06/01

◎明かりが足りない夜は暗く、侘びしいだけ・・・


にしても、気がつけば、はや6月・・・、電力危機で節電、節電、クールビズといった言葉が飛び交う日本を離れてタイはチェンマイで暮らしていると、今日はこれから何を食うかで、当然ながら電力危機なんてどこ吹く風だ。
ただ、先夜乗車した、バンコク18:10発チェンマイ行き(07:45着)寝台特急の車窓からの景色はバンコクの光と陰が交互に現われ印象的だった。寝台特急の座席に座り、車掌がチケットを確認して、パンチを入れたら、スルスルっと定刻に出発進行・・・は、珍しいとか。寝台特急は薄暗い夕暮れ時のバンコクの光と陰の中をゆっくりと進む。

窓から外の景色をのぞくと、線路の中を普通に歩いている買い物帰りの小母さんもいれば、高校生ぐらいの少年もいて、線路脇に家畜舎とも見紛うバラックの住居が連なり・・・、コースは、さながら街中を走る江ノ電風なれど、いかんせん、どうにもならない貧困の格差を見せつけられた。時には、当然ながら、明かりを煌々と照らしている豪邸もある。旅情といっても、景色が貧困格差の図では、それに浸るわけにもいかず、移り変わる景色を黙々見続けているしかない。次の駅で、ボックス席の向かい(上段の寝台)に、体育会系のがっしりした男性が座った。教員か、綴じた厚いコピー用紙の束に目を落として動かない。

車窓の遠くには明かりの点いた高層ビルがポツンポツンと映し出され、並行して走る線路上では幼い女の子が3人しゃがんで、遊んでいるのだろう、何かしている。線路脇の空き地に明かりを煌々とつけた屋台群、やはり、これだけ明かりが豊富だと、貧しさもぶっ飛ぶ、印象・・・。明かりは豊かさなり、豊かさは明かりなりやな、と痛感。日本の現状に思いを馳せ、何せ、一時的にとはいえ、これでもかというほどの豊穣の世を体験したんだから、節電もやむなしかといえば、決してそんなことはない。街が暗くなって良いことは何もない。人の心も気分も暗くなって当然だし、いまや、ウオシュレットに尻を洗ってもらっているんだぜ、このカメは・・・。時間を巻き戻せるはずもないじゃん!!! 寝台特急が出発して30分余りで陽は落ちた。Gジャンに腕を通す。やはり、エアコンがそこそこ効いてきた。駅に止まるたびにお客が乗り込んできて、何だかんだ、けっこうお客はいる。この辺のクラス(2等、エアコン)にしておいて、正解だったかな。外は、完全に真っ暗・・・。また、線路脇に屋台群、今度は明かりが少ない。と、寂れて映る。明かりが煌々としていると、それだけで豊かで、愉しげで、賑やかそうで、人々の哄笑まで聞こえてきそうな気がする。そんな大切な明かりは安心して、思う存分、贅沢に使いまくりたい。節電の掛け声が聞こえてきそうな日本に帰らなければならないとは、何とも憂鬱だ。