◎大枚はたいて24in自転車購入・・・
にしても、訪泰2日目にして、多分今回の滞在中で最大になるだろう、大散在をしてしまった。まっ、1500Bart(約4500円)でお釣りはきたが・・・。購入したのは自転車とチェーン付きの鍵で、帰国時は廃棄(宿に無償譲渡のつもり、まさか廃棄料が欲しいとはいうまい)するっきゃないのだが・・・。
当初、自転車はレンタルを利用するつもりでいた。レンタル自転車はゲストハウスが副業にしていたり、扱っている店は多く、これまでにもいっぱい見かけて利用していたのだが、今度の宿の周囲にはなかった。宿で聞くと、「あっちにある」と指を差して教えてくれ、その方向に行ってみるとバイクしか扱っていなかったり、それ以上足を伸ばすと、もう往復の距離を考え、ちと辛い。
そんなこんなで、やっと見つけた、若い可愛い娘が店番している店で、腰を下ろして聞いてみると、レンタル料金は1日に付き60Bart(180円)だという。で、デポジット(保証金)は本物のパスポートを預ければ「無料」とのこと。当然だろうが、こればかりは預ける気にはならないし、持ち歩いてもいない。ただ、万一に備えてコピーは持参している。と、コピーにプラス3000Bart(9000円)だそうだ。念のため、財布を開けてみたら、何と1000Bart札は2枚しかないじゃないか。あとは100Bart札と20Bart札が数枚づつ、何とも情けない。2年近く前、滞在したときは、レンタル料金は1日に付き50Bart(150円)で、デポジットはパスポートのコピーでもOKで、プラス1000Bart(3000円)だったのに・・・。「ざけんなよ」とは口には出さず、もう一つの選択肢、購入を決断していた。
数年前、バンコクで名だたるディスカウンター「Big C」がチェンマイ郊外に進出していて、前回滞在時、店をのぞいたところ、まさに自転車の特売品が確か800Bart(2400円)ほどで並んでいて、次はこれだなと記憶に刻んでいたのだ。勿論、こんな”たまたま”が今回も起こるとは思っていなかったが、3000Bartのデポジットはしゃくらせぇ!!! なのだ。
ターペー門そばのホテル前で客待ちのトクトク(三輪タクシー)が10台ほど、地図を広げて「BigC OK?」というと4、5人が寄って来て「OK」「タオライ(いくら)」「150BT」「そりゃ高い。100BT!!!」「そんな馬鹿な。130BT」の声有り、「ふむふむ、こりゃあかん」。それでもしつこくきたので「マイアオー(いらない)」と立ち去ろうとしたら、1人が寄って来て「100BTで行くよ」。ならばと、車に近づいたところで、小声で「120で」と縋ってきたが・・・「オー、無理無理」ってな具合・・・。で、20分余り走って、BigCへ。これで 100BTじゃ、確かに、ちょっと気の毒したかなと仏心も芽生えたが、そのままサラバ、店内へ・・・。
店内は左右を見渡せないほど広い。まずは、何より自転車コーナーへ。特売品は24inスポーツタイプ= 1,390Bart(4170円)と26inシティタイプ= 1,800Bart(5400円)の2機種。まだ、微かに1000Bart(3000円)以下に期待は残っていたが、ここまで来れば、少々高いが、ま、しゃあない、買うっきゃない。勿論、24inスポーツタイプ、安い方だ。で、あれこれ店内をウロウロしながら、気がついた生活日用品を少々買い揃えて、自転車を含めた総支払額は1,633Bart(4899円)となって、 24in自転車をひたすらこいで、でも24inだとスピードが出ない、それでも宿まで、どうやら30分ぐらいかかったか。
改めて、自転車とチェーン鍵代を合わせると1,465Bart(4395円)、1日当り、30で割ってみると48.8Bart、ま、約50Bart(150円)となり、これって、やっぱり安いのかなぁ。