2014/10/01

◎入れ歯更新に26万余円、 背筋凍った

にしても、はや10月、ブログの更新が滞りがちになってもさほど気にならなくなって、些か反省もしてみたが、ピンと来ない。さほど、脳の砂漠化が進行している証左かと思うと情けない。前回、新聞一面下のコラムを読む傍から忘れていく症状を愚痴って、それをアップした後で気がついたのだが、それって昨夜の食事の献立を思い出せないのと同じじゃないかと汗顔の至りなのだが、一面コラムの件が何故新鮮に思えたのかはいまだに謎だが、多分、ブログのネタに呻吟していたのかもしれない。
にしても、最近では珍しく正気に戻ったことがある。29日の昼下がり、JR大森駅近くの歯科医院でのこと。年初から始めた入れ歯の更新。月2回ほどの診断治療を続けながら何度か型取りをしてのやわらかい入れ歯、ループ・シリコーン義歯が、ようやく装着されることになり、窓口で次回の予約日を決めた後、「次回は、265000円、ご用意ください」と告げられ、一気に目が覚めたというか正気に戻ったというか、息苦しくなった。入れ歯の更新を決意したときに、まっ100万までだったらいいかなと覚悟していたのだが、それは半年以上も前のこと。26万円といえば、率直な感想では安く済んだといったところたが・・・。ちょっと振り返ってみても、10万円以上の出費といえば、20年ほど前のワンルームマンション(:現居住)購入を除いて思い当たらない。まっ、高額出費といえば5万円前後のノートパソコンと、7万余のタイ往復航空券ていどか。念のため、なけなしの預金通帳を開いてみたら、なるほど、まだ払えないわけじゃないが、ここから26万円を引いてみると、その残高はいかにも減った感じ、あと何年生き長らえるのか暗算できるようで、背筋が凍った、ヨ。