2007/08/06

◎気に入ったパタヤ・・・ゴロゴロにぴったり


にしても、パタヤは気に入った。もう、あちこち歩くのも疲れてきた。ここに落ち着いても良さそうな気がしてきた。
何より、何にもしないでゴロゴロするカメが大好きな生活にピッタリだ。ゲスハの住環境(写真)も良好で、これで500BTは断然安い。マンスリー契約なら、まだ聞いていないが、その手の看板も多く、かなり安くなるだろう。

今日(5日)は、湯沸かし器を使ってホットコーヒーを嗜んだが、旨い。Nescafeの粉末。これが、何故か旨い。街のコーヒースタンドでも飲ませているもん、ね。
これ、バンコクでは、実はコーヒーとは異なる飲み物のような気がしている。塩の味と同様、砂糖はあまり甘くないし、しつこさがなく、さっぱりしているのだ。それに、クリープとミックスすると絶妙の新しい旨みの飲み物に変わる。さっぱりしていながら、癖になる。何杯でも飲めてしまいそうだ。

で、ここパタヤでの滞在を一日延長するために、夕方1時間近くかけてPCで予約をキャンセルした。東京で、チャオプラヤー河近くの安宿を1泊だけ確保していたのだが、いまとなっては厄介な予約になっていたのだ。

◎塩は日本とちょっと違い甘さ感じる・・・

にしても、夜食のビールと魚唐揚げポテトチップ添えサラダは、ボリュームたっぷりで結構いけた。大皿に盛った唐揚げ、ポテト、野菜にはどうやら味付けはしていないようだ。
カゴに入れた調味料がプラー、ケチャップ、胡椒、塩、辛子などのほかスパゲッティでみかけるものを含め10種類は超えていた。
とりあえず、あれこれ試してみたが、塩がやはり一番旨い、口に合うとの結論にたどり着いた。
ここの塩は日本のとちょっと違うのではないか。今回の訪泰でそんな気がしていた。しょっぱさが少なく、甘さが少しあり、それに、しつこさが少なく、さっぱりしていると思うのだが・・・。
生野菜のサラダなどドレッシングではなく、この塩だけで食ってみたくなった。そうか、小瓶のタイプでも買って帰ろう。

◎ヘルメットをつけてのバイクは初体験・・・


にしても、ヘルメットをつけてのバイクは初体験だった。ほんと、こんなリスキーな初乗りになるとは・・・、最初は心の臓がパクパクした。
パタヤの立地から何から何までチンプンカンプンのままだったので、余計に時間を感じたのかもしれない。
長距離バスから降りると、いきなり酔ってきた男の「タクシー?」にうなづく。なんせ、Netで予約したゲスハのHPから案内図をプリントアウトしてきたのだが、わかり難いし、メインのビーチからはかなり外れているような気がするのだ。だから、ここからはタクシーでゆっくり・・・と覚悟していたからうなずいたのに・・・。彼は、バイクの仕切屋だった。渡した地図を見ていたがなかなか見当がつかないようなので、予約のメールの写しを見せたら納得。
というより、バッグパッカーのバッグともう一つバッグがあって、どうやってバイクに乗るのか。何より、大きいだけに、どうしょうかと苦悶していたバックをいとも簡単に処理されたのには参った。
オロオロ見ていたら、えぇっていう感じ。あっさり二人で腹に抱えて挟んで走るんだよなぁ。いや、驚いた。バスの長旅での疲れもあって、もはや、なるようになれ、や。
バイク・・・初体験・・・ヘルメットかぶって・・・風を感じるようになって間もなく、それでも大分走った感じだった。目指すゲスハは20階建て超の豪華ホテルだった。おい、おい、そりゃないよ・・・。このままここで放置されたら、あとの移動ができない。瞬間的にそう判断し、泣きそうな表情でここで待っているように頼み、フロントに行って聞くと、確かに違う。そのホテルに隣接するゲスハ、レストラン、バー街の中にあるとのこと。みんな、この界隈のビーチの名前をそのまま使って、住所地番だけで区別しているようなのだ。それからも、その一角を番地をたどりながら、やっとの思いでその番地を見つけた。といって、そのままバイクを放すわけにはいかない。再び、確認してくるからと待たせ、フロントを探すと、目立たない普通のOfficeだった。
ま、それでも予約がやっと確認できてHappyやった。
バイクのところまで戻り、バッグを受け取って「タオライ?」にニッコリ笑って「80BT」。で、80BTはしょうがないか・・・。もう一声という気にはならなかった。実は、100BTでもいいかな、と・・・。

◎真昼間の4時間、パタヤは遠かった・・・


にしても、バンコクからバスで行くパタヤビーチは遠かった。真昼間の4時間、クーラー付きだから良かったし、早めに、途中のバス停でサンドイッチと水を買えて救われた。これ、すきっ腹を我慢してでは、とても無理だったろう。

なんだかんだで、ON NUTは午前10時ごろチェックアウト。で、最終日25日の予約も入れて・・・。これから何処?と聞かれ「パタヤ」というと、なら、出て直ぐのバス停近くで待っていれば、バスセンターからのバスが来ますので、正面に「バンコク パタヤ」と書いてあります、それに手を上げればとまってくれますよ、行って戻ることを考えれば、1時間は得・・・と。
いや、はや、荷物の処理でどうなることか・・・だったのに、あっさり解決。でも、ホントかねの疑念も生じるが、この際は都合のいいように解釈。なるようにしかならない。
と、これが、ホンマもんやった。スクンビット通りに出てバス停の近くまで着いたら、大型バスが現れ・・・。といって、前面ガラスは大きなタイ文字だけで、アルファベットはなし。バスの出入り口が空いて車掌風の若い男が「パタヤ?」といっているよう。こちらも、手を上げ「パタヤ?」と叫ぶと手招きしながら、若い男はバッグのところまで駆け寄り、そのままバスの中へ。こちらはもう一つのバックを手に乗り込むが、お客は何と6人ほど。何だ、何だ・・・、どうなってんの? 若槻千夏風の車掌が寄ってきて、乗車券150BT。
このバス、パタヤまで直行便ではなく、あちこちで止まりながらパタヤまで走るバス。途中で何度も止まり、直ぐに座席は一杯になり、乗り降りがあるから、見た目にもかなりの現金収入になっている。
バンコクで目撃した数々の“商売”の中では稼ぎ頭に見えた。

◎バーツ高も、円より使いではありそう・・・

にしても、タイバーツ(BT)が高くなっているとの噂を聞いて少し不安になっていた。
これまで、成田国際空港で換金したことはなかったが、今回は何となく気が急いて初めて空港内で、1万円札をタイバーツへ換金。
窓口で51円ありませんか、あれば、ピッタリなんですが・・・といわれ、はいはいと小銭を差し出すところまではよかったが、貰ったバーツは2300ジャスト。
ほんとかよ。こりゃ、ちょい、なんぼなんでも、ショック、にしても、こんなはずじゃなかった・・・といっても、もはや手遅れ。現地で検証する必要ありだが、今回の訪泰に暗雲が漂い暗い気持ちに・・・。
バンコク国際空港に着いて、気になっていただけに、空港内の両替所に1万円札を出したら、2,767BTになって、ちょっとホッとした。
それにしても、成田との500BT近い差額は一体何処で誰が掠め取っているのか。何とも腹立たしい。
現地の日本語新聞でも「バーツ高」が長期滞在者の生活を直撃していると嘆いていた。

で、空港を出でホテルまでのタクシーを探す。新しい空港だし、この時間では少々ぼられてもしょうがないと思いつつ、ホテルの地図を寄ってきた仕切り屋に見せると、800BTだと・・・。なんぼなんぼでも高すぎる。そこで、タイ語で「ハァア ロォー(イ)」(500BT)と大きく口を開いていってみた。と、あっさり「600BT」に。もう一声の元気はなく、そのままOK。携帯で呼び出されたタクシーが間もなく現れ、一路BTSナナ駅近くのホテルを目指したのだが・・・。
新空港だからなのか、途中は何もない田舎町、荒原がこれでもかと続いて、いささか参る。旧空港のときはバンコクに向かうのにもっと広告などの明かりがあったように思うのだが、とにかく延々と暗い道のりをただ黙々と走る、走る。これだけたっぷり走れば、600BTも安いかな、と感じてしまった。
BTは円よりもずっと使いでがある、とも。

◎バンコク雨景で如何でしょうか?


にしても、カメラマンではないが、ちょっと写真の自慢がしたくなった。メモ代わりに毎日50~80回はシャッターを押しているが、やはり、所詮はメモでしかなく、作品と呼べるような代物は見つからない。
でも、やっと、1枚見つけた。ウフッ。
BTSのスクムビット線のとある駅舎からの雨上がりの光景・・・。最大の大きさでアップさせていただく。ウフッ。
タイトルは、バンコク雨景・・・あたりで如何でしょうか。雨情といきたいところでしたが、そこまではさすがに・・・。