◎ガンだもの 軽く一杯 ならいいか
にしても、冬の晴れ間「軽く一杯」とのメールに誘われ、渋谷のKirin Cityで同級生2人と生ビールを飲んだ。もちろん同じ歳で現在は無職なれど、生まれも育ちもご近所さん。
カメの勝手な視点から紹介すれば、一人は戦後の経済白書を忠実になぞってきた男、もう一人はノーベル賞をつかみそこねた男、そして、かくいうカメは、勝手気侭に生きて、いまは流行りの下流老人、という3人。
まっ、みなさん本ブログを読んだ上での「軽く一杯」だから、カメは、いわば「見世物」、痩せたとか、顔色が悪いとか、体が小さくなったとか、興味津々だろうが、外見上の異変は無し。でも、声を出そうとすると思うように言葉が発せられない。何とももどかしい。用意してきた小さいメモ帳にボールペンで書いての筆談も時折挟んで、何とか、何となく意思の疎通はできたかと思うのだが・・・。決めなければならない案件があるわけでもなく、同級生の近況報告がメインで、あとは懐かしい誰それのエピソードか。一人は、やたら政治向きの話をふってきたが、ねぇ、テレビを眺めているだけでは何とも反応できないよ。
で、不思議だったのが、同級生の新しい訃報の少なさ。ということは、少子高齢化を身をもって体現している感じ。それでもこの中ではカメが一番早く逝くだろう、もうあと2~3年かな、とのご託宣もいただいたのだが、さて、どうなりますか。