2011/02/28

◎最新鋭機能に追いつかない?アプリソフト


にしても、昨秋、10月だったか、無性に新しいパソコンが欲しくなり、当時としては多分最新鋭タイプのつもりでDELLのノートパソコン(液晶15.6インチ)を通販で購入、OSは Windows 7 Home Premium 正規版 64ビット (日本語版)、CPUはインテル Core i7-740QM プロセッサー (1.73GHz, 6MB L3キャッシュ)、メモリ:4GB、ハードディスク:500GB・・・といった代物で、ちょっと自慢できそうと悦に入って、確かにそれなりに楽しみつつ、とにかく地デジTVで録画したDVDを他の再生プレーヤーでも見られるように変換するフリーソフトを探して、2つほどダウンロードしたものの何かが足りなくて完遂ならず、それでも金を払ってまでやる気にはならず悶々として、 ただ、年が明けてからは妙にあれこれ新しいソフトに目移りして、ずっと気になっていた「Google Chrome」をインストールしてみたら、なるほど、なるほどのサクサク感を体感して喜び、他にもあれこれアプリケーションソフトにトライしていて、つい先日、10日振りだったか、お気に入りのエロ動画サイトにアクセスしてなかなかの動画を再生してみたのだが、いつもはスタートと同時に起動するRealPlayerが現れずダウンロード(DL)出来ない、あぁー、せっかくの動画をDL出来ないでは・・・、で、検索サイトでDLの方法を探してみたら、先日、DLしていたOrbit downloaderを使えば簡単とのことで、そうしてみたら、多分、何か設定ミスか何か原因はわからないが、DLにやたら、異常といえるほど時間がかかって途中で寝てしまったほどで、どこがどうなっているのか分からないまま、とりあえず定石通りOrbit downloaderをアンインストールして、試してみたらちゃんとRealPlayerが出現、いままでのようにDLできたのだが、他のソフトでも機能しないものが幾つかあり、それはどうやら最新のタイプが先行していてソフトが追いついていないよう、というか、多分、金を支払えば一気に解消しそうでもあるのだが・・・。

2011/02/22

◎”NET革命”で独裁政権は崩壊したが・・・


にしても、チュニジアに始まったフェイスブックとツイッターによる長期独裁政権崩壊のドミノは止まるところを知らず、中東、北アフリカを次々と席巻してしまう勢いでNETのパワー、伝播力を改めて見せ付けられ驚き呆れているところだが、先の日曜日の夜、NHKスペシャル「ネットが革命を起こした~アラブ・若者たちの攻防~」を見ていてわかったのが、一つの情報発信が思い付きではなく、戦略を立て、戦術を練っている若者グループがいたことで、ただ、デモの実施日には予想を上回る人数が集まってしまい、収拾がつかなくなり、下手をすれば烏合の衆に化してしまいかねないことだ。で、よくよく考えてみると、将棋では素人でも「3手で1手」といわれるように「こう指せば」、相手は「こう指してくるから」、「その際は、こう指せば優勢・・・」といった「読み」に基づいて「次の1手」を選択するのだが、NETの場合は、どうやら「次の1手」だけで、その次の相手の「指し手」はもちろん、3手先までも読んでいない。現状破壊だけが狙いで、次を見ていないし、見えていない。先の展望がないわけだから、もっと悪くなる可能性も大きい。マイナスの選択になりかねない。とにかく、いまよりは良くなるだろうと・・・。それも、3年ほど前にフェイスブックでアラビア文字が使えるようになったことが大きい。
但し、その破壊力は半端じゃない。徒手空拳で時の独裁政権を叩き潰してしまうのだから・・・。ところが、どっこい、そこで快哉を叫んで、叫び疲れて辺りに目を配ってみると、多分、確かに独裁者はいなくなったが、次がいない。どんな国家、どんな政治体制、どんな社会をつくっていくのか、誰がそのリーダーシップを取っていくのか、何も決めていないし、想定もしていない。現状破壊、打破に力は発揮できても・・・、その後の混迷、無秩序ははかりしれず、無政府状態も出現、広がるかもしれない。
電子革命は、ことほどさように危うい。ここまでNETの力が世界中に蔓延してくれば、あとは人みな「地球人」にならなければ生き抜けない。電子ツールは現状破壊だけで、次の手は見せてくれない、見せられない、その人そのまま、生暖かい肉体と脳そのものなのだ。

2011/02/18

◎調査捕鯨打ち切り、泣く子とNPOか・・・


にしても、シー・シェパード(SS)による妨害が続いている南極海での調査捕鯨について政府が予定を1カ月余り残して打ち切りを決めた・・・とのニュースに愕然とし、腹立たしく、強い憤りを感じるとともに、衰退途上国・日本の臨終も近いなと、情けなくなった。SSなんて、反捕鯨を謳う
NPO(非営利団体)で、その目的のためには逮捕も辞せずの荒っぽい手法をとることでも知られるものの、国家でもなければ、国際機構でもない。捕鯨船の周囲を小型高速船で巡航し、暴力的手段もいとわぬ過激な行動を展開し 、「エコ・テロリスト」と指摘する向きもあり、昨冬の狼藉では高速船の元船長が海上保安庁に逮捕され、 同庁は元船長に妨害を指示したとして、SSのワトソン代表について威力業務妨害容疑などで逮捕状をとっているというのに、この体たらくだ。中国、ロシアと対峙しているのではない。国際的なNPOごときに振り回され、尻尾を巻いて震え上がっている。 これでは、国家としての矜持はなく、キャンキャン吠えるだけの負け犬だ。
で、この日の閣僚発言を拾ってみると・・・。当事者の鹿野道彦農水相は「日本の乗組員や船団の安全を確保することが困難になった。やむをえず調査を切りあげる」
枝野幸男官房長官は「大変残念だが、乗組員の安全確保の観点から判断した。遺憾を超えて怒りを禁じ得ない。こうした妨害に屈することなく、調査捕鯨が進められる構造にするためにどうしたらよいか、省庁横断的にしっかりとした対策をつくっていきたい」
前原誠司外相は「公海上で合法的な調査活動を行っているわが国の乗組員の生命、財産、船舶の航行の安全を脅かす危険な不法行為で、断じて許されない。極めて遺憾だ。調査捕鯨は極めて合法的で、阻止する権利はシー・シェパードにない。法的に認められたことが不法な妨げでできなくなるのは筋が通らない」
と、まあ、定番の「遺憾、イカン」「議論、ギロン」では、ねぇ。結果は、もう見えている、ヨ。カメにしてみれば、日本固有の文化「相撲」よりも「鯨」の方を大事に守って欲しいのだが・・・。

2011/02/17

◎確定申告、e-Taxにトライしてみるか・・・


にしても、確定申告が始まったことを不覚にもテレビのニュースで知り、社会のおちこぼれを実感、疎外感にとらわれたのだが、実は昨年までは税務署から申告用紙が郵送されてきていたのに、気がつけば今年は受け取っていないし、でも、そういえば、確か社保庁から、おっと、いまは企業年金連合会か、平成22年分公的年金等の源泉徴収票が届いていたのだが、引き出しに入れっ放しで、すっかり失念していて、おもむろに開いたままのパソコンに『確定申告』と入力してみると、世はネット申告の時代? e-Taxとかで、ちょっとそそられてそちらのページに飛んでみると、何か手取り足取り、いらっしゃいいらっしゃいと手招きされているようで、釣られて奥に踏み込んでみたら、さすがというか、なるほどネェ・・・、まず何より本人確認の手続きが、これまたIT技術を導入していて、事前の準備が少々必要とのこと、カメの場合、まずは住基カードは既に取得しているから、それを読み込むICカードリーダライタが必要で、そうしたパソコンの新しい周辺機器には目がないカメのこと、そこですかさず価格.comに飛んでみると、「接触型」、「非接触型」、「共用型」があって、値段は980円から数万円まで、2000円前後が中心のよう、で、e-Taxだけでなく、何か他のカードとか携帯でも使えそうな感じで、ま、現金至上主義のカメには無用の長物となりそうなのだが、何せ新しいもの、新しいメカ好きとあって、直ぐに欲しくなって、勿論980円の最安値に飛びついてみたのだが・・・、クチコミによれば、Windows7-64bitでは使用不能(製造中止)とかで断念、手数料を加えて2000円をちょっと超す「公的個人認証サービス e-Tax対応 接触型ICカードリーダライタ」を発注、明日あたりに届きそうなのだが、そのクチコミで「これくらい、還付金で十分買えるでしょう」とあって「還付金」など期待できないカメは、ただもう「・・・」や、ウフッ。

2011/02/12

◎「沈まぬ太陽」なんてないんだよなぁ



にしても、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した「沈まぬ太陽」(山崎豊子原作)を昨夜TVで4時間かけて真面目に視聴、週刊新潮連載時の騒ぎとは裏腹なのか、ひと言でいってかったるい、つまらなかったのだが、話の時代背景はカメもサラリーマンをしていた高度経済成長期とオーバーラップして、ちょっとした郷愁に浸りながら見ようと思って見てしまったわけで、それは叶わなかったが、ま、それも途中で頻繁に挿入されるCMにも救われながら、いつもなら夕食後であっさりダウンしてしまうところなのに、何とか最後まで持ってしまったのは奇跡としかいいようがなく、『サラリーマンは気楽な稼業』で『遅れず、休まず、仕事せず』の3ズ主義を貫いたカメと違って、大企業に勤めるステレオタイプなサラリーマンの生き様を見ても辟易するばかり、カメの周りにも同じような輩がいっぱいいたぜって、我慢!我慢!って、ストレス溜めてナンボやって、映画はありきたりの人情話を貼り合わせながらの展開では、あまりにも単純、お粗末ながら、最後まで見続けてしまったものの終わって呆気にとられていた、ヨ。「沈まぬ太陽」なんてないんだよなぁ・・・。 

2011/02/11

◎そんな人には見えなかったコメント・・・


にしても、東京に大雪予想がでて小雪舞う昼下がり、たまたまテレビのワイドショーを見ていたら、例の<目黒夫婦殺傷事件>で殺人容疑などで福島在住65歳の無職男を逮捕して、いわき市にある無職男の自宅周辺での人物像取材で男を知るという近所の小母さん、首から下しかブラウン管には映っていないが、ちょっと声を潜めて「わざわざ、こちらから目黒まで行って、人を殺してくるような人には見えなかったですけど・・・」って、定番の『そんな人には見えなかったコメント』が健在で、可笑しかったネェ、当然、カメもそう思うけどって、思わず、声を出して笑っちゃった、ヨ、この手法って、昼のワイドショーの真骨頂ってところなんだろうなぁ・・・。ホント、笑える。
その後、動機や犯行状況などについて「高速バスで東京に」「高級住宅街で金欲しい」「たまたま行き、抵抗され刺す」「面識ない」等々の供述内容の他、容疑者に数百万の借金か、といった観測記事まで登場して・・・。ま、今回の事件では防犯カメラの威力、怖さが浮き彫りになった気がする。

2011/02/07

◎コースターから転落死の会社員は可哀相過ぎ・・・


にしても、このところ政界だけでなく社会現象までがアナログからデジタルへの移行を済ませたようで何から何まで、その構図が透けて見えるようになって、特に、この1月30日の日曜日、東京ドームシティのコースターで会社員(34)が転落死した事故とその原因は思った通りモラルハザードが横溢した遊園地の現場にアルバイトばかり・・・といった按配で実に単純明快、まさに衰退途上国・日本の構図と怖いほど符合、ニュースの見出しを拾っていくだけで、安全バー不完全?/「同乗者のロック確認せず」女性アルバイト /安全バー、確認方法記載なし…東京ドームシティ /「安全バーがグラグラ」同乗者が証言 /東京ドーム社捜索へ 安全バー固定不徹底 /「日ごろからロック未確認」=社員も把握、安全意識不足か /バー確認、統一指導せず /カーブで男性の体揺れる=「安全バー下りない」―コースター転落死・警視庁 /安全バー確認は日頃から目視…聴取でバイト説明 /口頭引き継ぎ途絶える 安全バー確認 /1人で座席確認、走行監視=実務上無理な規定で業務か/「手でロック確認指導受けず」=体格で乗車拒否経験なし―コースター転落死でバイト /輸入元仕様書「手で確認」=ドーム側マニュアルで欠落か /手でバー確認「客の苦情でやめた」/仕様書「触って確認」明記 /「日ごろからロック未確認」等々・・・警視庁の捜査が進展するたびに明らかになる事実関係は、経営と相反する安全・安心が如何になおざりにされているかの実態・実情で、事故が起こらなければ儲けもの、遊園地を現代日本に置き換えればそのまま、特に永田町の体たらくはもう目を覆いたくなるほどで、現政権にいたっては論評にも値せず、バカバカしくて、まっ、やりたいんだろうから、やってみれば・・・って、末期症状を呈しているのだから周囲は身を引いて、直接火の粉は被るまいとの自己防衛のみ・・・、これで亡くなった会社員は運が悪かったでは、何とも可哀相過ぎる、ヨ。

2011/02/01

◎芥川賞受賞作『苦役列車』を読んでみた・・・


にしても、かつて芥川賞は候補作を読んでいた時期もあるのだが、受賞作品すら読まなくなってもう何年になるのか、インターネットの擬似空間がすっかり居心地が良くなって、読書とは無縁の生活を続けていたところ、つい先日、例の TV 5時に夢中 ! でコメンテーターの新潮45と週刊新潮の中瀬ゆかり元編集長が芥川賞について触れ、今回受賞した西村賢太さんを中卒フリーターで前科者、友達が一人もいない・・・と紹介、「平成の私小説作家、ついに登場!!」と帯にある新潮社刊の単行本『苦役列車』を手にウハウハしつつも、相方のコメンテーター、エロ作家、岩井志麻子の問いかけに「最初の作品からずっと読んでるから・・・」と答えているのを視聴していて、どうやら、「友達がいない」と「私小説家」という言葉がキーワードになったのか、何故か無性に読んでみたくなり、といってTUTAYAまで行って探す気にはならず(品切れ情報あり)、NETでと、このところ書籍で利用することが多い近所のセブンイレブンで受け渡しするセブンネットショッピングで検索、在庫があるのを確認して発注、今日届いたので、開いて読もうとしたところ、何と冒頭書き出しの2文字が「曩時」と初めて見る漢字、「のうじ」とルビはあるものの、これが私小説家流かと、先行きが思いやられたのだが、ま、夕方のTVニュース、食事、定番のTV番組を挟んで、珍しく4分の1日かけて読み切ったその感想は「ふぅ~ん、何だ、大したことないじゃん」、何せ、西村は受賞会見で「自 分よりもだめな人がいるんだなと思って、少しでも救われた思いになってくれたら、うれしい」なんていってたんだからねぇ、カメをはじめとして、もっともっと性質の悪い箸にも棒にもかからない輩はわんさといるんだから、やっぱり、もう私小説が棲息できる環境は失われているよなぁ、と改めて感じたのでした。
ちなみに、帯には「友もなく、女もなく、一杯のコップ酒を心の慰めに、その日暮らしの港湾労働で生計を立てている十九歳の貫多。或る日、彼の生活に変化が訪れたが・・・・・。こんな生活とも云えぬような生活は、一体いつまで続くのであろうか------。昭和の終わりの青春に渦巻く孤独と窮乏、労働と因業を渾身の筆で描き尽くす」とあるんだが、ねぇ。平成の老醜、孤老、年金格差、老老介護、介護保険・・・等々、一体いつまで生きるのであろうか、生きればいいのかって、ねぇ。ウフッ。