2009/10/31

◎生まれながらのケチ、ポケットティシュにも迷う・・・


にしても、Netで知った、タイで最も嫌われる男のタイプはケチだそうで、それはタイに限ったことではなく、まさにグローバルスタンダードな評価だろうと思うのだが、何とも困ったことに、カメはどうやら生まれながらのケチのようで、この性根は直しようもない。
先日、パソコンでプリントアウトしたチェンマイのA4地図の拡大カラーコピーをとろうと近所のコンビニに入って、「A3カラー/1枚80円」と知って、そんなバカなとうろたえ、最初の1枚は縦横の置き方を間違えて失敗、結局2枚、たかがカラーコピーに160円も払う羽目になって肩を落としたのだが、二、三日後、新たに見つけたチェンマイの地図の拡大カラーコピーがまた欲しくなったものの80円が惜しくなって、思い出したのが図書館のコピーサービス、まさかA3カラーに80円は取るまいと出かけてみたら、な、なんとカラーコピーはなく、白黒オンリーで用紙はA3を含めオール1枚10円で、ま、いいかと、納得して10円で済ませたのだが、さすがに自らのケチ臭さにウンザリするとともに、余計なお世話だろうが、このデフレスパイラル、どこまで進むのか、「貧困ビジネス」なんていう言葉まで耳にして、ちょっと心配になった。
何ていいながら、あの激安の殿堂・ドンキホーテが昨日、蒲田駅前にオープンしたと知って、早速出かけ、4階までひと通り見回して、結局は入り口に戻り、目玉品コーナーで、1袋10円のグミミントを5袋手にしてレジに並び、袋に印刷された若句「瞬間、息スッキリ!」に、そうタイでは必需品なんだよな、と1人ごちながら、50円玉1個プラスチック皿に置いた。
もう一つ・・・、Netで見つけたチェンマイ情報によると、ゲストハウスの中にはトイレに紙を用意していないところがあると・・・。心配性でケチなカメは、そりゃ一大事と即反応して、JR蒲田駅前を通るたびに、手を出してポケットティッシュを集めまくって、バッグに詰めるものの、さて、どの程度持参すればいいのか迷いつつも、ケチ故に、この手のものを現地で買うのは何か損した気になるんだよなぁ。

2009/10/29

◎英国の携帯電話番号をゲットしたカメ・・・


にしても、日本はグローバルな国際電話業界の蚊帳の外にいるようで、何とも心もとない。チェンマイ行きが迫ってきて入手した携帯電話を手にして、そう感じた。海外の滞在地で、日本の高機能の携帯電話が使えないわけではないが、要は、あれこれ、それこそ馬鹿馬鹿しいほどお金がかかるのだ。その点、カメが購入した国際電話サービス「モベルコール」では通話料だけで、月々の基本使用料とか請求書作成などの手数料は一切なし、だ。端末の携帯電話は「NOKIA」で、送料などを含めた支払い金額は6000円ほど。後は、現地での通話料金だけで、日本に帰国時は、他に料金は発生しない。現地でのレンタルなどもチェックしてみた結果、このモベルシステムが最も安く感じたのだが・・・。
昨日、届いた携帯端末を手にして、はて、さて、困った。PCと違い、携帯電話を使い慣れていないからチンプンカンプンなことが多い。日本語の簡易取説は付属していたが、ピンと来ない説明が多いし、端末自体はアルファベットによる英語表記だ。カメが受け取った端末の電話番号だって『英国』籍だ。それでも、何だかんだ、と操作しているうちに、日付と時刻の設定はできた。でも、それだけで、もうクタクタ。いや、はや、疲れる。集中力が続かないヨ。
で、ドコモの携帯からカメの「NOKIA」の英国ナンバーに電話してみると、オペレーターに切り替わって、英語で「・・・impossible, かけ直してください」と繰り返された。同じ操作を3回やって、いずれも同じ結果にちょっと不安になり、日本支社のサポートセンターに問い合わせてみたら、日本国内では繋がりません、とのこと。で、英国の番号に電話してみたら、斯く斯く云々の応答があったと伝えると、それは多分、「圏外ですので繋がりません。後で、かけ直してください」といっているのでしょう、圏内のタイではOKです・・・といわれて、ひとまず安心したのだが、ほんとかなぁと、カメはあくまでも小心な現実主義者なのだ。

2009/10/26

◎ 国際電話のかけ方と滞在地での携帯電話・・・


にしても、携帯電話の世界がこれほど複雑怪奇とは思わなかった。液晶表示が小さ過ぎて見難く、ボタンも小さくて扱い難いと、これまで敬遠していたが、メル友がいるチェンマイ行きがあと一週間と目前に迫っては、避けてはいられない。メル友がメールで携帯番号を知らせてきて、カメからの電話を待っているのだ。かけないわけにはいかないのだが、実は、海外への電話のかけ方がわからない。情けないことに、KDDIに中継してもらう、その程度のとんちんかんな知識しかない。
その点、Netは有難い。国際電話のかけ方・・・だったか、検索窓に入力したら、手取り足取りのマニュアルがどっと表示されて、その幾つかをじっくり読み込んだら、カメがいま使っているドコモの携帯でタイまでつながりそうだ。煩雑な手続きとか、新規の利用料金を課金されるのではないかと、二の足を踏んでいたのだが、それは杞憂のようだ。
日曜日の昼下がり、頃は良しと、「001」とKDDI経由でタイの国番号「66」、そしてメル友の番号を押し終わったら、即座にKDDIのオペレーターに切り替わって、この電話を使うには「利用登録が必要」とその説明をされて、なるほど、そういうことなら、カメが使っているNTTドコモでも同様のサービスをやっているだろうからと、いったん電話を切って、改めてドコモのHPにアクセスしてみたら、いや、はや、面倒くさいこと・・・、でも、じっくり読み込んだら、特別の手続きなしに、いまのままで使えそうな気がして、メル友の番号をプッシュしたところ、いきなり、鮮明なタイ語が聞こえてきて、びっくり。「カメです」と挨拶し、その節は宜しく・・・また、連絡します、と早々に電話を切ったのだが・・・。
確かに、この携帯で日本からタイへは電話がかかったが、その逆、タイから日本にかかるのかといえば、それは出来ないな、とカメの貧脳がうごめいたのだ。そうか、そうか、そういうことなのか、と海外の電話事情が一気に氷解した。通信ネットワークのインフラが違うのである。だから、日本で使っている優秀な機能を備えた携帯電話を海外に持参して使おうとしても、無理なのだ。技術立国を標榜する日本の狭い了見が、やはり世界標準の前には尻尾を巻くしかないといった按配だ。
国際電話を海外にかけるには、滞在地でかけるには、海外から日本にかけるにはと、そのマニュアルに翻弄されていたカメは、引き続き、Netでタイの現地で使える携帯電話をあれこれ調べてみて、夜になって、やっと納得して、国際電話サービス「モベルコール」に「NOKIA 1208」の購入申し込みをしていた。ウフッ。ただ、Net情報によると、海外で使う携帯電話によるメール作成で文字化けしないタイプの開発競争が火花を散らしているようで、日本の技術開発の行方にちょっと愕然とした。

2009/10/24

◎両チームに胴上げされ、ノムさん良かった・・・


にしても、何となくだが、74歳、ノムさんの最後の仕事にとうとう付き合ってしまい、改めてノムさんの呆れるほどの辛抱強さに驚かされた。パ・リーグのクライマックスシリーズ第2ステージは第1戦で勝負あった・・・だったのに、その後3試合もノムさんは針の筵に座らされ続けて、ほんと、カメはノムさんの胸中を斟酌して、もうブチ切れてもいいのにと思いつつ、毎日BSテレビを横目で見ながら、特にマー君の頑張りには頭が下がりつつも、ノムさん劇場の幕引きが1日伸びてお気の毒にと同情したのだが、最後となった第4戦終了後、楽天、日ハム両チームに胴上げされたのは、何としても良かった。その光景を珍しく時事通信が、こう伝えている。
「・・・楽天は試合後、全員が右翼側のグラウンドで観客席のファンに向かい整列。日本ハム側からも梨田昌孝監督、ヤクルト時代に師事し た吉井理人投手コーチが野村監督に歩み寄り、抱き合って慰労。その後、やはりヤクルトでまな弟子だった稲葉篤紀外野手らも交じり、この日戦った両チームが 一緒になって胴上げした。野村監督は「感無量。プロ野球界に(育てた)人を残し、少しは貢献できたかなという心境」と喜び、「本当にありがたい。敵地で声援をもらえて」と感謝した。」
と、まあ、ノムさんには「お疲れ様でした」なのだが、第2ステージの第1戦は、9回裏、まさかのはずが、まるで筋書き通りのような逆転満塁サヨナラホームランで決着したのだ。その夜、カメは日記にこう書いた。
「永井と心中するっきゃなかったのに、ねぇ。福盛、9回火達磨、復活のメはない、ね。ノムさん、赤っ恥かかされた!!! 気の毒に・・・」そして「中継ぎ陣は予想以上にガタガタ。八回は小山、有銘がとんでもない暴投。そして九回に福盛が大炎上。八、九回で8点を失う惨状」と。試合後のノムさんの談話は「お見事だね。これがチームの実情だから仕方ない。打つ手は全部打ったんだから。」
で、最も印象に残ったのが、試合終了直後の楽天ベンチ、山崎のカットが映ったが、もう呆れて呆然、8、9回の成す術なく、ビビリまくる投手陣をまたまた目の当たりにして、もうど うしょうもないなと、燃え尽きた表情だった。

2009/10/21

◎coffee一杯の自由とバンコクでの極上の自由・・・


にしても、自由とひと言でいっても、色々な自由があるし、自由の感じ方も人さまざまだと思った。
「足利事件」の再審公判が宇都宮地裁で始まった21日昼のTVニュースで、6月に釈放された菅家利和さん(63)が喫茶店でコーヒーを飲んだ直後のインタビューで、そのコーヒーの味を聞かれ「完全に自由の味」と答え、得もいわれぬ笑みを浮かべた映像を流していたのを見て、そんな感傷に耽った。17年間も汚名を着せられ拘束されていたことを思うと、不運としかいいようがないし、あってはならないことだが、現実にはそんな理不尽なことがまかり通っていたのだ。そのコーヒー一杯の香りと味がいかほどのものであったか、想像に難くない。自由とは、それほど重いし、貴重なものだ。
それが、いまは、あまりにも軽々しく扱われていないか。自由の有り難味を感じていないし、感じようともしない。塀の外では、当たり前過ぎて、それこそ大安売りなのである。自由がぞんざいに扱われているし、自由そのものの意味すら忘れられているように見えるのだ。そんな中で、いま本当に自由を謳歌し、満喫している輩は何人いるのだろうか。
カメの自由体感は振り返ってみれば、やはりバンコクだ。まるで迷路のようなバンコクの街路を歩いていると、いつも「ティーニィー、ティーナイ」(ここはどこ? )「ポン ペン クライ」(わたしは誰?)がついて回る。迷い込んだ迷路の一角で足を止め、周りを見回して、途方に暮れて、そんな台詞を口ずさむときはちょっとした快感だし、不思議なことに不安感は湧いてこない。それは極上の自由だと感じる。何の束縛もなく、地球の迷宮に迷い込んだ子羊がうろたえている様はまさに自由を満喫している図だ。うふっ。
なんて、今度はチェンマイへ行く。あと、12日・・・。

2009/10/19

◎加藤和彦さん、格好いい奴は死ぬ時も格好いい


にしても、格好いい奴は死ぬときも格好いい・・・と思った。
「もうやりたいことがなくなった」と親しい友人らに言い残し、長野県軽井沢町のホ テルで首をつって死亡しているのが見つかった加藤和彦さん、62歳。まさに、デビュー歌「帰って来たヨッパライ」の通り「おらは死んじまっただ」「天国に行っただ」 「ワーワーワッワー」と早回しのテープ声で歌い「雲の階段を おらは登っただ・・・」と別れを告げているようだ。
「帰って来たヨッパライ」がリリースされたのは1967年(昭和42年)の12月25日、カメが広告代理店に入社して2年目のクリスマス。社会の右も左もわからず、右往左往しながらも、退社後は久保田宣伝研究所(現・宣伝会議)のコピーライター養成講座(7ヵ月で終了)に通っていた頃だ。突如現れ、あっという間に一世を風靡した京都の若い3人組は何とも格好良く、それだけにカメは理不尽な嫉妬心を抱き、嫌いになっていった。もっとも、歌は好きで、時には口ずさんでもいたのだが、3人の動向は時々ニュースなどでウオッチはしていた。さすがに3人とも才能豊かで、他の芸能人たちとは違って、自立していて、自己主張できるアーティストとしてそれぞれに確固とした地位を築いて行くさまは、さすがに凄く、カメなぞはその都度、羨望の眼差しを注ぎ、自らの浅学菲才、無為徒食を棚に上げ、おだを上げるしかなかったのだが・・・。
6年前に還暦を迎えてからは、浅学菲才、無為徒食に怠惰無策を加え、さらに、文字通り、小人閑居して不全を為す日々の恥ずかしさから、1日も早く「雲の階段を登る」欲求に苛まれることもあるが、簡潔にいってしまえば「死ねないんだよなぁ」で一件落着、「これでいいのだ!!!」なんていってみて・・・。
加藤和彦さんの今回の死に様をニュースを通じてみてみると、やはり「孤独」がキーワードになっているようだが、この「孤独」という言葉、外道の世界には存在しない。真っ当な加藤さんは「もうやりたいことがなくなった」というのが本当のところだろう。で、その想いを自らの手で実践してしまう、実践できる決意の固さは立派で、頭が下がった。

2009/10/17

◎凄いヨ74歳、ノムさんの楽天、ヤクルトと対戦も・・・


にしても、野村克也・楽天ゴールデンイーグルス監督はさすがに凄い、よ。74歳だぜ。何という執念深いおじさんなんだ・・・。昨16日夕と今日17日の昼下がり、仙台市のクリネックススタジアム宮城で行われたパリーグのCS第1ステージ でソフトバンク を下したのだが、その2日間、カメはライブで第1ステージを中継したNHK/BSに釘付けだった。 次に楽天は、21日に札幌ドームで開幕する第2ステージでリーグ優勝の日本ハムと対戦することになったんだから、こりゃ、この勢いなら、ひょっとすると、日本シリーズで古巣のヤクルトと対戦することもあるなと、独りごちて、ニンマリした。
実は、 野村克也監督の選手時代はほとんど知らない。好きになったのは、ヤクルトの監督になってからだ。「長嶋がヒマワリなら、オレはひっそりと日本海に咲く月見草」とか「生涯一捕手」など味わい深い箴言には共感していたが、何故か、他人には公言することはなかったし、カメの周辺で野村監督を好きだという言葉を耳にしたこともない。何となく、公言することが、憚られたとしかいいようがない。それも、全てはヒマワリ・長嶋のオーラ、威光だろうと思った。
真っ当なサラリーマンにとって長嶋は憧れであり、目標になったが、野村は所詮、月見草で、目標には上げ難いし、それでも上げれば反動分子と見られかねない。ただ、どんな会社にも野村タイプの愚痴の多い駄目がつくようなサラリーマンは何ぼでもいた。でも、野村は、そんなひねくれて見える損な人生をこれでもか、これでもかと徹底して生き抜いてきて、選手時代には幾多の勲章・・・、三冠王をはじめとして、 MVP5回、本塁打王9回、打点王7回などの他、ベストナイン19回とキラ星の如く、だ。
それをいい得て妙なのが「月見草」というわけで、それらを承知の「監督」業もその延長線上にあり、何だかんだと五月蝿がられながらも、野村再生工場などと揶揄されながらも日本一に輝き、リーグ優勝も重ねてきて、いま74歳、楽天を第2ステージ進出にまで育て上げてきたというのに、何と、「今季限り」とのご託宣・・・。やっぱり、所詮は「月見草」って、救われないよなぁ。

2009/10/11

◎毎日更新、ハイテンション続き、もうクタクタ・・・


にしても、このハイテンション、いい気になって、何となく一人ではしゃいでいたら、「凄くハイですね。毎日更新。」と友人からメールが入り、「それにしても、嬉しいのか、不安なのか分かんないね。」と続いていて、そうか、と膝を叩いた。どうやら、本ブログを熟読していただいているようで、カメは、そのあたりの機微に疎くなっていた。核心を突いた、的確な指摘に、カメの目はちょっと覚めた。
どういう事かといえば、チェンマイ行きの往復航空券をゲットしてから、何かバァーチャルモードに突入してしまったようなのだ。それも、どっぷりではなく、中途半端な形で・・・。出発まで時間がありすぎたからで、本来なら120%チェンマイとなるところ、その半分ぐらいで推移している結果だろう。暖簾に腕押しとか、糠に釘とか・・・、実態がないから妄想が浅く、リアリティに欠けるのだ。だからだろう、浮ついていて、確かに嬉しさが乏しいし、逆の不安も迫真度が低い。
こんな調子が続いたら、成田空港に着く前に、ダウンしそうな気がしてきた。ここいらで、一度、リセットしてみたい。ウフッ。

2009/10/10

◎宇宙を遊弋するような恍惚感に浸って・・・


にしても、チェンマイ行きまで、まだちょっと時間があるような、ないような、このハイテンションがいつまで持続するか、何せ、ブログの更新がもう11日間も続いていて、さすがに、ちょっと心配になってきた。このハイテンション、多分、持たないし、持つはずもないよなぁ。でも、このハイテンションがもたらす恍惚感は心地いいし、さあ、どうする? ってか。といって、やたら疲労感が積み重なったお肉が緩んだフニャフニャ感に、三半規管に由来する眩暈、ふらつきといったクラクラ感と、脳神経が弛緩してのダラダラ感も、それぞれ味わい深く、相乗効果を強めて、宙を遊弋しているようで何とも心地よく・・・、まさに、自由闊達、気儘放題なリラクゼーションを満喫しているわけで・・・。
とまあ、いまはそれでもいいのだが、このままでは、チェンマイへ行く前に疲労蓄積でダウンなんていうことにならなければいいが、と自問自答している。

2009/10/09

◎ヤバ! お金持ち日本人を演じられるか?


にしても、ちょいヤバ!のチェンマイや、ここで見栄を張るか、地のまま行くか、いま、ちょっとした決断を迫られ、頭を痛めている。何かといえば、実は、チェンマイに到着した日から5日間のホテルの予約を済ませて、メル友に泊まるホテルの名前と住所をメールで知らせたところ、返信が来て、いつもは使わない英語で「Hotel is not good enough」とあり、続けてタイ語で「ไม่สะดวก อันตรายนะคะ」とあって、翻訳してみると「不便で、危ない、ヨ」といった按配。さらに、英語で「I can help you when you arrive chiangmai」。そして、「ราคา 800-900 บาท 」とは「価格800-900バーツ」、日本円にすれば2400-2700円。ま、それくらいのレベルのホテルを探しましょう・・・と。
カメにとっては、さて、さて、なのである。Netで十分検索しているので、そのへんの事情は百も承知だし、Webにアップされた写真で見る限り、不都合、不具合は感じられないので、予約したのだ。ちなみに、そのホテルのランクは☆二つで、1泊340BT(1000円余)。確かに、安く、カメにしてみれば、お得感いっぱいなのだが・・・。チェンマイのホテルで☆2つは2カ所しかなく、800-900BTになると☆3つ以上にランクされて、選択肢は一気に増える。
カメは元々500BT以下で探すつもりで、ゲストハウスならその価格帯でもよりどりみどりなのだ。ホテルは到着時だけで、あとはゲストハウスを渡り歩くつもりだったのに、のっけから、ホテル探しを「ヘルプ」されても、ねぇ、というわけなのだ。でも、メル友にしてみれば、そんなお金に不自由な年寄りじゃ、関わりたくはないだろう。
で、ここで、カメは見栄を張るか、或いは、お金持ち日本人を演じるか、なのである。カメは生まれてこの方、積極的に見栄を張った記憶はない。それどころか、見栄を張る奴は嫌いだった。見栄を張ってどうなるものでもない・・・と思っていたし、いまも、それは変わらない。でも、なのである。今回、露骨な狙いもある。それを達成するには金持ち日本人を演じなければ成立しない。演じる期間は短くてもいい。金持ちが、とりあえずの必要条件。で、どうする・・・なのである。ウフッ、とはしていられない。

2009/10/08

◎猛烈台風18号の置き土産、スポーク描画・・・


にしても、久々に猛烈台風18号を身近に感じ、出かけなくてもいい我が身の幸せを噛み締めながら、テレビの中継画面をぼんやり眺めるのもいいもんだ。それでも、スーツにネクタイのサラリーマンは黙々とひたすら会社を目指す。気の毒に・・・ねぇ、何て、お為ごかしに一人ひとりの顔を覗き込んで言ってみたくもなった。ウフッ。
で、昼前、ちょっと外の様子を見てみたくなって、といって、ドアを開けてベランダに出ただけだが、眼下はご覧の通り。総倒れの自転車が描くスポーク描画は見事なもんで、アップしてみたくなった次第・・・。さて、さて? 

2009/10/07

◎傘差し自転車走行で三半規管は機能不全・・・


にしても、体が鈍っている、というより、何となく腐ってきているような気がした。先日の夕方、雨が小降りになってきたので、何としても銭湯に行きたくなり、自転車に乗って傘を差そうとした時のことだ。スッとスタートできない。ヤバイ・・・ふらつくのだ。傘をきちんと差して、いったん集中してからペタルを踏んだのだが、走っていて、ちょっと怖くなった。向こうから人が歩いてくると、それを見ただけでハンドルが揺れてしまう。自転車とすれ違う際は息を詰めて、赤信号で止まる時も、動作が大袈裟になる。で、再スタートするのにも時間がかかる。
部屋の中で移動するのにも、ふらつくことが多く、耳鳴りも気になることが多い。さらに、体に力が入らない。踏ん張れない。脆くなっている。
そうか、そうか、この症状は三半規管の不調、不具合に違いない。当然、めまいはあるし、時折り、耳鳴りはするし、目は霞む・・・。さらに、Netで三半規管に由来する症状をチェックしてみると、疲れやすい、頭がふらふらする、肩や首筋がこる、舌がもつれる、息苦しくなる、動悸がする、性欲上昇(成人)、感情が働かない、集中力低下、気力が無い、多汗症・・・等々、何か、ありとあらゆる病気に関連しているようにも見える。
さて、どうするかって、カメにとって雨の日の自転車ほど危険なものもない・・・なんて、ね。

2009/10/06

◎時の流れは日々速くなり、脳には恍惚感が漲る


にしても、時の流れは速い、脳で感じる時間、体で感じる時間、時計が刻む時間、それに太陽の活動と地球の動き、いずれもスピードアップしているように感じる。先日、タイ・チェンマイ行きの往復航空券を手に入れたが、その時、出発まで「まだ1ヵ月以上あるナ」とニンマリしていたのだが、あれよあれよという間に、カウントダウンが始まり、いまは1日の時の流れが2、3日まとめて過ぎているのではないか、と思えるほどだ。ちょっと振り返ってみれば、今年は何があったのか、確かに総選挙があり政権交代が成ったが、個人的にみれば夏はあったのか・・・といった程度で、1ヵ月が1日程度の記憶しかない。脳神経を刺激するような驚き、サプライズがなくなるからという定説はあるが、ならば、新鮮さが続けば・・・となるが、確かに、Netでチェンマイのホテルやらゲストハウスを探索していると、これが、何とも面白く、楽しい、ほんとワクワクして、あっという間に1日が過ぎていく。テレビをつけていても、ながらで、目はもちろんだが、耳もテレビの音はやり過ごしている。
で、いまは、故知らず、急かされ、追い立てられているような気がしてならない。このソワソワ、ワクワク、ウキウキした感じ、悪くはない、どころか、快感、恍惚感に近いな・・・と思う。ウフッ。

2009/10/05

◎中川昭一氏の急逝・・・代わってさし上げたかった!


にしても、自民党の中川昭一元財務相 の急逝の報には驚かされるとともに、まだ56歳 、惜しい、これからもうひと仕事あっただろうに、できればカメは代わってさし上げたい・・・と、珍しく、そんな感傷にとらわれてしまった。死因については、あれこれ取り沙汰されてはいるが、単純に、俗っぽくいえば、飲み過ぎが祟ったとなるのだろうが、この8月の衆院選で「断酒」宣言までして、もし、それを実践していたとなれば、カメの見立てでは酒絶ちが悪かったのではないか、となる。それは、そうだろう、酒乱と呼ばれるほどの飲み方は一朝一夕でなるものではない。それなりのキャリアを積み重ねているわけで、そのリズムを突然変えてしまっては、体の方が戸惑ってしまう。40歳を機に禁煙して、太りはじめ2~3年後に亡くなったという話はよく聞く。それと、同じような現象なのではないか。酒は、元々好きだったのか、飲まずにはいられなかったのか、量も徐々に増えたとしても、それはそれなりに心身のバランスは取れていたのではないか、と思う。落選、政権交代等々心労が重なっても、そんなものは酒で紛らわせればいいのに、生真面目に断酒を続けていたのだろう。
カメのように功なし、名もなし、スキルなし、意欲なし、金なしの輩が生き長らえているのは、何とも恥ずかしく、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

2009/10/04

◎もう引き返せない外道の道にどっぷり・・・


にしても、本物の外道になったと思い、ちょっと身震いした。いまさら、もう引き返せない道にどっぷり浸かった気がした。そう、それで正解とカメは自らに言い聞かせ、得心した。
昨夕、土曜日の午後4時ごろのこと、雨は上がって、もう降らないだろうなと見極め、このままPCと睨めっこも疲れるし、気分転換に平和島のドンキーでものぞくかと自転車ででかけ、旧東海道の三原橋商店街を走っていたら前方に大きなスポーツバックを肩に、横一列になって歩く10数人のおじさん軍団を抜き去り、環七交差点の赤信号のちょっと手前にある座り石に足をかけて待っていたら、おじさん軍団の先発組み4、5人がカメの先、3mほどのところで談笑しているのをぼんやり見ていたら、そのうちの一人が、な、なんと、カメがかつてネクタイを締めていたころ、大変お世話になった大会社の、いまは50歳ぐらいの方とそっくりだよなぁと、そんな郷愁に駆られていたら、後続組みがカメの横まで来て、何気なく見たら、カメと同年輩で多分いまはOBの方の顔がはっきりと認められて、カメは思わず口をすぼめて、思わず挨拶しそうになったのだが・・・。
自転車にまたがったカメは野球帽を目深にかぶり、Gパン、Tシャツの上にデニムのアウターといった姿、なるほど、これじゃこちらから声をかけなければ、カメとはわからないよなぁと、ちょっと躊躇ったら信号が変わったので、カメは自転車のぺダルを強く踏んで、皆さんの視界から完全に姿を消したのだが、それでも2、3回は後ろ髪を引かれた気がした。
そう、その一団はその会社の野球部に所属していて、この平和島近くに大きなグラウンドがあったことを思い出して、カメのハートは千路に乱れたものの、直ぐにそんなことがあったことも、ドンキーの看板が目に入ってきた時には、なるほど忘れていた。
そんなもんなんだよなぁと、いまその時を思い起こしながらこれを入力しているのだが、ま、まさにそんなもんでいい・・・、で、それが正解だよなぁと得心している。うふっ、だから、これが外道ヨ。

2009/10/03

◎タイ語にも対応していたGoogle翻訳サービス


にしても、タイがメジャーになったのかと勘違いしたいところだか、やはりNetサービスの充実、拡大に感謝するのが、カメにとっては妥当なところだろう。
語学が特に苦手なカメですら、Netにアクセスする頻度が増えてきてから、やはり英語は必要だなと思うようになったものの、もはや手遅れ、にもかかわらず魅力的な教材が次々に登場してくるのを見ると、ついつい目を取られつつ、タイ語も、せめてこの百分の一でもいいから使いやすい教材なり学習する環境が整って欲しいもんだと、ないものねだりをしていたのだが、メル友とメール交換を始め、そんな必要に迫られて探してみたら、な、なんと、凄いことにGoogleが最近になって、翻訳サービス(無料)を始めていたんだよなぁ。44カ国語の言語に対応しているといっても、タイ語はまだ? と半信半疑で探してみたら、何と、ちゃんと入っているじゃないですか。驚きました、ねぇ。いま出回っている各種自動翻訳と違って、Googleが独自に開発した統計的翻訳システムだそうで、翻訳のスピードは速く、精度もそこそこか。タイ語に関して、カメはまだ評価できるほどの能力は備わっていないが、英文に関しては、日本語の例の翻訳調を脱していて、こりゃネイティブかというほどで、カメの英語力のレベルでも面白いし、それほど良く、出来ている。

2009/10/02

◎チェンマイのメル友女性は50歳代、日本語少し


にしても、チェンマイのメル友女性が今回の訪泰のきっかけになったことは間違いないが、彼女に関するデータ、裏が取れた事実はまだ何もないのだが、カメにとってそんな事実関係は重大事ではない、というより、どうでもいい、訪泰の決意を後押ししてくれればいいと思っているから、メールの内容はタイ語の勉強がメインで、プライベートな話題にはほとんど触れていないし、写真交換などについても、まだ触れずにいる。
で、ま、知り合ったきっかけは・・・。タイ人の友達を作ろう! タイ人と日本人の最大コミュニティを謳う「サワディカッポン」というWebサイトのFRIENDS SEARCH(友達探し)というコーナー。カメが2年ほど前に登録したときは1000人余だったが、いまでは約4500人が登録している。選択肢は年齢、性別、国籍などで、カメが登録したとき、カメが最高齢でプロフィールには「バンコクでのんびりと、エロチックに漂いたいです。心身ともに相性のいい友達が欲しいです。」と書き込んでみた。で、その後、何人かからアクセスはあったが、いずれも続かず、放置していたのだが、この8月末、思い立って、探してみたら女性の最高齢(51-60)欄に1人見つかったのだ。その彼女は「初めまして。。。楽しい幸せ、人生にしましょう。友達になるように。」と書き込みをしていて、ひょっとしたらと、彼女宛にメールを送信してみたら、「tomodachi ni narimasho」とローマ字表記の日本語で返信があり、その後、週に2、3通、タイ文字も交えてメール交換が続いているのだ。 
その内容によると、彼女は1990年ごろ、文部省の語学留学生として1年半ほど大阪で勉強したそうだ。その後は地方公務員を経て、いまは日本人にタイ語を教えているとか・・・。ま、これから、おいおい詰めていくが、いずれにしろ、いい取っ掛かりが出来たと、思う。ウフッ。

2009/10/01

◎映画「プール」はリラクゼーションの一つの表現・・・


にしても、タイのチェンマイ、ゲストハウスにある小さなプールの周りに集まる5人、好きな場所に住み、自由に生きている人たちの素朴な心の交流・・・「プール」のそんな惹句に惹かれたわけではなく、チェンマイのいまの風景、ゲストハウスの様子に期待して、何と日曜日(9月27日)にもかかわらず、無性に見たくなって、さすがに自転車はやめ、京急電車に乗って川崎の映画館まで出かけ、シニア料金で最終回を観賞した。
小林聡美、大森美香監督ら「かもめ食堂」の癒し系スタッフによる作品、漫画家の桜沢エリカが映画用に書き下ろした原作とか。 タイの古都、チェンマイを舞 台に、それぞれの事情を抱えた5人の男女の6日間の人間模様をさらりと映し出す癒し系人間ドラマ。
その夜、観客はガラガラで20人程度。いまだに感心しているのは、やはり、チェンマイ情報に飢えていた? ウトウトもしないで最後まで見通したことだ。
これを良質な文芸佳品とでもいえば、いいのか。もうちょっと、チェンマイ風景を期待していたが、それらしい風景は空港と、どこででも見られる市場だけ。あとは、プールのあるゲストハウスが舞台。こりゃ、結構、辛い描写・・・、何せ、お客は日本からゲスハに勤める母親を訪ねてきた娘一人、これでゲスハを経営できるはずもないのに、何となく話を進めてしまう、製作スタッフの甘え、独り善がりは、いささか滑稽ではあるのだが・・・。ゆったりと流れる時間、しがらみなし、自分一人、自然と同化、共生している実感がいい。これが、リラクゼーションの一つの表現やな・・・と、贔屓目に観賞した。映画で見るチェンマイは、まさにのどかな田園風景で、カメのこれまでのイメージ通りだったが、このところNetで頻繁にアクセスしているチェンマイ情報、風景とはあまりにも懸け離れていて、いささか首を捻った。