◎ニコチンは快感を増すカメの秘薬・・・
にしても、昨夜新橋の居酒屋で無性に煙草の香りが恋しくなった。10人ほどのお客さんのうち喫煙者は2人だけ。とはいえ、2人ともフィルター付きの煙草で、いまの煙草は軽すぎるのか、とんと匂わない。店の換気もいいのか、残念ながら香りが店内に篭らない。
カウンターの隣りの喫煙者の手元を見詰め、灰皿に吸殻が溜まっていくのを見ながら、カメの鼻先は無意識にニコチンの香りを追い求めていたのだが・・・。
クモ膜下出血で倒れて以来、何とはなしに、無意識のうちに、結果的な禁煙が始まって早半年、どうやらカメの腐ったお肉がニコチンを欲しがり始めたのか、と思う。それまで、何度も書いているが、これまで禁煙は考えたこともないし、ましてトライしたこともない。煙草はショートピースで、若いころからそれは一貫しているヘビースモーカーだ(写真は昨年10月)。カメのお肉はニコチン漬けになっていて朝起きてから4~5本吸わないと目が覚めないし、お肉も同様に活動を始めないのだ。そんなカメが禁煙しているのだから、カメ本人が不思議でならない。
それが、どうやらニコチンが恋しくなっているようだ。実は、その兆候はあった。先の月曜日に裏DVDが27枚通販で届いたのだ。合計で1万1000円(送料+代引き手数料)を単純に割り算すると1枚400円余と望外の激安。いや驚き、桃の木・・・で、真っ当な業者のカタログを見ると1枚3000円前後の品々でありながら、大きな声では言えないが、デジタルの有り難さで画質の劣化はなしの大満足なのだ。
これだけあれば一生間に合うなとほくそ笑んで、でも、ちょっと試しにと1枚セットしてみると、久々に接する新作だけに、お肉の反応も顕著で、何と何と・・・、ウフッ。ここで、カメは無意識にニコチンを探していた。これはより快感を増すためのカメ専用の秘薬になっているのだ。
それだけに、フィニッシュは久々に喘ぎ声を発し、腰を少しだが反らせた。ナニは少量なれど、余滴多。
昨夜の新橋の居酒屋での1コマ、こりゃ、まさに完治の予兆だと感じた。