2011/07/18

◎やった!!! なでしこジャバン、ライブで見たヨ


にしても、寝汗をかいて小便に起き、何気なく時計を見たら5時45分、ほう、もう、終わってるか、と思ったものの、ま、結果だけでもと念の為テレビのスイッチを入れてみたら、何と延長の前半戦が始まったところだった。いわずと知れたサッカー女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会決勝、「なでしこジャパン」VS米国女子。寝ぼけ眼でぼんやり見始めたら延長前半14分、米国は長身FWが勝ち越しゴール。この身長差、こりゃどうしようもないよなぁと諦めながらも、俄か女子サッカーファンとしては最後まで見届けてやるかと見続けたら、オヨヨ、延長後半12分、左CKから澤が決め土壇場で同点に追いつき、ついにPK戦に。さすがに目は覚め、やっとお肉も応援モードに打ち震えて、ピッチで円陣を組んだイレブンには笑みがこぼれていて、良い感じ、そりゃそうだろう、ここまでくれば上出来も上出来、大満足していい。ここでGKがシュート2本を止め、PK戦を3-1で制し、初のワールドカップ優勝を成し遂げた。いや、でかした、目出度いのだが、カメの感情移入はイマイチなのだ。というのは、このVがお為ごかしのマスコミの格好の標的、素材にされてしまい、全てに東日本大震災を絡ませ、勇気とか感動を云々するのは何とも見っとも無いし、身の毛がよだつ。特に、政府が機能不全に陥り、列島全体が閉塞感に覆われてしまったいまの日本では、虎視眈々とこの快挙を為にしようとする浅ましくもおぞましい所業が展開されるのだろう。