2012/03/08

◎レストランを凌ぐ「名もなき食堂」健在・・・


にしても、チェンマイに来て最近気が付いたのだが、レストランにはまだ行ったことがない。当然ながら飯は食っている。振り返ってみれば、当初カメは日記メモに「タイ料理レストラン」と記入しメニューを併記していたのだが、何となく違和感を感じ「タイ食堂」と書いてしっくりきたのだ。
そう「食堂」なんだよなぁ。レストランじゃない。滞在が長くなると同じ食堂に何度も通うことになるのだが、メモは「タイ食堂」のままで、食堂に名前がない。といわれても、店の看板、外回り、店内、メニューなど全てタイ文字ときては、どれが食堂の名前なのかわかるはずもないのだが、真相はどうやら「名もなき食堂」のようだ。アップした写真にある「Kaow SOI」はチェンマイの名物料理で、その店固有のものではない。そもそも、徒歩圏に屋台や店先で調理するスタイルの食堂が多く、お客にとって屋号とか商号は不要だろう。名前はない、料理は旨い・・・それでいいじゃないか。また、こうした店は当然タイ語以外通じない。並べられている料理や食材を適当に指差すか、周りの人が食べているものと同じものを示せば問題ない。カメが大好きで得意な指差しコミュニケーションだ。その代わり、出てきたものについて当然文句はなし。文句をいおうにも、通じない。食堂でビールなどアルコール類を飲まないカメは大体1食50BTでお釣りがくる。満腹感まではないが、それで十分だ。ただ、名前もないのに凄く有名で旨いと評判になる屋台や食堂は数多く存在し、そうした店はクチコミによって広がることが多いそうだ。行列が出来る店で、カメも何度か目にしている。
実はNETでチェンマイ情報サイトのいくつかにアクセス、定番のレストラン紹介を見ていて、そういえばレストランって行ってないよなぁと気が付かされた次第・・・、そう、レストランは突っ掛けで気楽にだらしない格好で行くには敷居が高く・・・なんて、まっ、改まって出かけることもないか。