2009/11/10

◎指が喋って人力3輪車の小父さんを撮りました



にしても、人力3輪車は見る度に痛々しくなるのだが、きょう昼過ぎ、旧市街の堀沿いを歩いていたら、客待ちか、休憩かはわからぬが、客席の幌を日除けにしている小父さんがいて、ご覧の写真が撮れたのも、実は、指が喋ってくれたお陰だ。多分・・・
「人力3輪車なんて、凄いです、ね。このデジカメで、写真を撮らせてはいただけませんか」なんて丁寧ではなく、「このデジカメで、小父さんの写真を撮りたいんだけど、いいかな」の方が指が喋った内容に近いだろう。
ま、指の威力というわけで、カメなどはその威力には今更ながら平伏してしまうのだが、とりあえずは、こんな一方通行のコミニュケーションでもいいのかな、と思っている。楽しい・・・。

◎炎天下でも、日陰へ一歩入ると涼しい・・・



にしても、チェンマイに着いてから、ご当地の暑さ、寒さに全く触れてこなかったのは、実は、忘れていただけで、それほど暑さ、寒さが気にならないほど快適ということだ。
いまいるゲストハウスではエアコン付きの部屋はファンだけの部屋より100BT部屋代がアップするので、カメはずっとファンを選択してきて、多分、正解だったのだろう。強がりでもなく、暑くて、エアコンを欲しいと思ったことはない。街を歩いていても、そうだ。そもそも、高層ビルは少ないし、カメは出入りしたことがないから、エアコンが入っているのかどうか定かではない。タイ食堂はほとんどはオープンドアだし、締め切っていないから風が通る。先日は、タイ食堂の店先のテーブル席に座ったら、扇風機のスイッチを入れてくれ、命が蘇ったような気がしたのだが、といって、暑くて、その店に入ったわけでもない。
そういえば、カメが最初に泊まった、ホテルはどうだったかといえば、ロビーにエアコンはなかった。ホテルを名乗っていながらである。確か、エアコン付きの部屋は100BT高かったはずだ。
そう、何より、日陰がいい。炎天下でも、一歩そこへ入ると、涼しい。違う世界に来たようだ。最初は、冷たいくらいに感じる。いまいるゲストハウスは促成の緑に覆われたオープンレストランで、朝の7時30分に、珍しく贅沢をしてアメリカンのモーニングセット(120BT)をオーダーしてみたが、ちょっと肌寒く感じ、2日目以降は長袖に着替えた。

そういえば、東京ではよくある、うだるような暑さがここにはない。観光書にチェンマイの気候は高温多湿と書かれているが、エアコンは欲しくならない。気温は30℃を軽く超しているのに、湿度の質が違うんだと思う・・・なんていうようじゃ、気象予報士にはいまさら無理だよな。