2006/11/27

◆2DDフロッピーデスク読み込みソフトは断念


にしても、脳細胞がグズグズになったカメの場合、過去はモノで探すしかない。靴箱を空けたら懐かしの3.5インチのFDディスク(MF2DD)が大量に見つかった。机の引き出しからも出てきた。もう10年以上前に愛用していたワープロ専用機で作ったデータの数々である。
各種のカードリーダーが出回っているのだから、MF2DDをいま使っているパソコンで読み込む方法があるはず・・・と期待して、Webにあれこれアクセスしてみたら、なるほど、あった。ワープロ専用機で作成したMF2DDのデータをパソコンのアプリケーションに移すソフトだ。やっぱり、そうしたニーズはあるのだと嬉しくなった。で、そのソフトと外付けFDドライブのセット価格が1万7430円也。かなり高価だ。食指は動いたものの、とりあえず旧いワープロ専用機を引っ張り出して電源を入れFDを挿入してみた。もう、操作は完全に忘れている。といって、マニュアルはどこにいったものか、探す気にもならず、勝手にあれこれ推測しながらキーを押してみたら、やはり単純に反応してくれた。で、FD4、5枚の内容をチェックしてみたが、期待していたデータは見つからなかった。いずれも、仕事で作ったデータばかり。懐かしいことは、懐かしいが・・・、いまさらのデータばかりで、改めて、いまのパソコンに取り込んだところで意味なし・・・と気がついた。実は、その時代に個人的な徒然記など認めていたような気がしたのだが・・・、時間をかけて探しても、それは単なる郷愁でしかないと判定、よって、FD変換ソフトは必要ないと判断した。
確かに、過去は過去として存在したのだが、過去に遡ることは思いとどまった。
過去に遡るにも金がかかるとあっては・・・、やはりケチなのだろう。これで、ちょっとした出費を抑えられることにはなるか・・・と納得した。