2006/09/21

◆カードゲームの魅力、魔力の根源は至高体験?

にしても、単純、簡便なものほど奥深い魔力を秘めているようだ。
パソコンにインストールされているカードゲーム、スパイダソリテリアには驚いた。畏れ入った。何も考える余地なし。使うのは、目と指だけ。目はしょぼしょぼ、かすんできても、それでもなおもう一度・・・で終日にらめっこすることも多くなった。
何ともお恥ずかしいが、去る日は出かける予定の銭湯温泉、食品スーパーは中止、出かけたのは腹が減ってきた夕暮れ・・・、近所の99円ショップのみ。唯ひたすら単純複雑なスパイダソリテリアの中級に繰り返し挑んで飽きない。

この魅力、魔力の根源は???
単純でありながら複雑・・・達成感だろうが、ご褒美は何もなし。
例のドク数?だったか、数字のクロスワードパズルも同様な快感があるのだろうと思った。

最近努めて頭を使わないように、考えないですむように過ごしてはいる。もっともそれは生来のものでもあるのだが・・・。
特にスパイダソリテリアにあたってからは、それが楽に出来る。知力は露ほども使わず・・・朝からニッポン放送、昼からは文化放送のやる気満々・・・をバックMにゲーム三昧の日々・・・、やみくもにただカードを撒いているだけであっという間に一日が過ぎていく。

これって、多分、写経にも通じる心境、境地だろう。パチンコもそうだろうが、この手の単純なゲームに集中していると、それを繰り返していることで「無」の境地に限りなく近付ける。これは至高体験・・・ともいえるだろう。